2012年12月15日土曜日

伝国座稽古納め

一昨日はよねざわ市民ミュージカル「伝国座」
今年最後の稽古場に行って参りました。

みんなでストレッチをしたあとは、
今月初めの公演で使用した衣裳の返却作業です。
場面ごとに返却衣裳をならべてチェックしていきます。


それが終わると、会場を移して
楽しみにしていた「納会」です。
亀岡実行委員長からご挨拶を頂いたり、
梶賀先生からの「冬休み中の宿題」も出されました。
実行員会やご家族の方に準備して頂いたごちそうを前に
子どもたちはしばし、おおはしゃぎ



ただ、ちょっぴり寂しい場面も。
震災後、福島から米沢に移り住んでいた
小学生のA子さんが
福島に戻るため今日で伝国座を卒業する事に。

彼女の挨拶のなか、
「米沢に来てよかった」
という言葉に
僕は目頭が熱くなりました。

A子さんが大きくなったときに
短い期間でしたが伝国座3期生として
1日も休まずに稽古場に通った、
楽しいミュージカルの思い出。
それが
どこかで必ず
彼女の支えとなりますように。

祈るような気持ちで米沢を後にしました。

東北はまだまだ復興途上。
しかし、
言葉にできない事情を抱えたまま
無情にも時は流れ、
今年も暮れて行きます。



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