今年最後の稽古場に行って参りました。
みんなでストレッチをしたあとは、
今月初めの公演で使用した衣裳の返却作業です。
場面ごとに返却衣裳をならべてチェックしていきます。
それが終わると、会場を移して
楽しみにしていた「納会」です。
亀岡実行委員長からご挨拶を頂いたり、
梶賀先生からの「冬休み中の宿題」も出されました。
実行員会やご家族の方に準備して頂いたごちそうを前に
子どもたちはしばし、おおはしゃぎ。
ただ、ちょっぴり寂しい場面も。
震災後、福島から米沢に移り住んでいた
小学生のA子さんが
福島に戻るため今日で伝国座を卒業する事に。
彼女の挨拶のなか、
「米沢に来てよかった」
という言葉に
僕は目頭が熱くなりました。
A子さんが大きくなったときに
短い期間でしたが伝国座3期生として
1日も休まずに稽古場に通った、
楽しいミュージカルの思い出。
それが
どこかで必ず
彼女の支えとなりますように。
祈るような気持ちで米沢を後にしました。
東北はまだまだ復興途上。
しかし、
言葉にできない事情を抱えたまま
無情にも時は流れ、
今年も暮れて行きます。
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