2012年12月29日土曜日

今年の稽古場は子どもたちの笑顔で〆

2012年SCSミュージカル研究所の稽古納めと納会を行いました。
大掃除、最終レッスンを終えた後、稽古場は年に一度のパーティー会場に変身。
テーブルは、舞台に使う平台の上にクロスを敷き詰めたもの。片付けに便利な伝統のお手製パーティーテーブルです。

納会では、主宰の梶賀千鶴子先生によるお話のあとに今年活躍した研究生に対して、表彰が行われます。副賞として梶賀先生自ら選んで買い求めたプレゼントがつきます。


今年の優秀女優賞は36期生の渥美可奈さんでした。
おめでとうございます。
(優秀男優賞の該当者はなし)

今年は、ヒロセ純もそのイベントに加わりました。
というのも、今年6月の本ブログでもご紹介したように、この半年間、研究生を対象としてSCSリーディングマラソン(読書量コンテスト)の表彰の日でもあるからです。
僕もセンセに倣い暮れの街なかを走って賞品の文房具を買ってきました。


約束どおり、結果発表と上位者に対するプレゼント贈呈。


チラリと見えるのは、お金では買えない子どものための特別な世界地図。

実は、未来を担う子どもたちに「世界」を意識して欲しいとネットで世界地図を探していました。
なかなかどれが適当なのかわからず、思案の末、地図のようなものをご紹介いただけないかとミュージカルの外国人キャストの件でもお世話になったMIA(宮城県国際化協会)の方にご相談したところ「それならばこんなものもありますよ」と、快くご提供いただいたものです。
JAICA(国際協力機構)さんにによる子どものための啓蒙グッツとのことでが、地図の中には各国のご挨拶や、絶滅した動物たちなどが描かれており、子どもはもとより大人たちが見入ってしまいそうな地図です。学校の勉強以外でも目標を持ってがんばる子どもたちに、MIAの皆さんからの素敵なプレゼント。この場をお借りして心から感謝申し上げます。

さて、一連の表彰が終わると、いよいよ一品持ち寄りの大パーティーです。差し入れの高級マグロや、手作りの料理やお菓子など、沢山のおいしいものに群がる研究生。


大いに盛り上がった納会の終盤には研究生の出し物も飛び出します。
体じゅうで表現する子どもたちに、反応してセンセもビックスマイル。こどもたちは、いつもセンセに見ていて欲しいんですね。


目線が物語っています。
そんな姿を僕もたれ目になってカメラで…まるで孫を撮影しているよな姿(笑)

そして
今年最後の稽古場は、この夏に電力ホールで上演したSCSミュージカル「sakura」からネバー・ギブ・アップ(梶賀千鶴子作詞、上田亨作曲)を大合唱しました。


こうして笑顔で締めくくった2012年の稽古場。
あの日から二度目の年の瀬です。

子どもたちの様子を眺めているとき、
ある瞬間、稽古場の子どもたちの声が遠くなり、
子どもたちのなかにふとあかねちゃんを見たような気がしました。
だいじょうぶ、忘れてないよ。

いまこのブログを書いているときに
また福島では震度4の地震。
(仙台は体感的に震度2~3くらいかな)

ひとりじゃないよ、大丈夫だよ。

どんなことがあろうと、
愛する人たち、
そして
この子たちの未来を
確保しなければなりません。
必ず明るいものとして。


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