来年3月24日(日)、よねざわ市民ミュージカル「Faith」東京公演が開催されます。
主催は米沢市と荒川区。
山形大学工学部のサテライトキャンパスが同区にあることがご縁での開催です。
その会場となるサンパール荒川に、米沢市教育委員会の皆様と出かけてきました。
年の瀬、駆け足での出張、しかし、とても充実した内容となりました。
下の写真は舞台から観た客席の様子。
この日はオーケスラピット部分の椅子が取り外されていましたが、1120の客席を有するホールです。
荒川区役所の職員の皆さんのご協力を得ながら、打ち合せは順調に進みました。
この施設は荒川区民会館として地域文化の活動拠点となっている施設。会議室も充実しています。
その会議室を案内して頂くためにエレベーターに乗って建物の4階まで行くと、ふと右手のガラス窓に美しい夕焼け!
思わず、カバンの中のカメラをまさぐりながら窓辺に吸い寄せられて行く自分。
思わず、カバンの中のカメラをまさぐりながら窓辺に吸い寄せられて行く自分。
美しくちょっとセンチメンタルになる景色。
年の瀬のせいかな。
さらに、このフロアには日本庭園もありました。
夕焼けと反対側の空には満月に近い月。
写真だと小さく見えますが、実際はもっと大きく見えました。
くるりと回れ右して西の空。美しい東京下町の夕焼けです。
夕焼け空とお月様。贅沢なお膳立ての空です。
しかし、観るタイミングが 1分違っても夕焼けの表情は変わってゆきます。
まるで女心?いや、男心…
どちらにも似ているな。
さて、荒川といえば、都電。
帰り道に、(かつて上野が勤務地だった)教育委員会M課長の案内で都電駅まで。
これ、実は生まれて初めて乗車しました。
先にお金払うんですね。
suica使えました。
「夕焼け」「鉄道」
出会うたびにどちらも、僕に時の流れについての実感や、ある種詩的な印象を与えてくれます。
「夕暮れの時はよい時、限りなくやさしいひととき」(堀口大学)というの詩の一節や、吉野弘のあの有名な詩の一説を思い出していました。
そして僕の脳みそはどこからともなく流れてくる甘美な音楽に浸されてゆきます。
それにしても
今年は夕焼けをたくさん観たなぁ
などと、思い出しながら、
都電→地下鉄→山手線→新幹線と乗り継いだ帰路でありました。
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