2013年4月12日金曜日

三人寄れば…

昨年暮れに仙台駅近くのとあるバーで、とあるミーティングを行った。


集まったメンバーはこの3名。
中央が下館和巳氏(東北学院大学教授、シェイクスピアカンパニー主宰)、向かって右側が宮武久佳氏(東京理科大大学院教授、前横浜国立大学教授、元共同通信社記者、デスク)、そして、あろうことか小生。
写真を見ると何やらちょっと怪しげというか、楽しげというか…、かなり中身の濃いミーティングであった。

そのミーティングを皮切りに、下館教授を中心とし、練りに練ったプログラムを打ち立てて、ついに昨日から、東北学院大学教養学部にて「文化プロデュース」という新しい講座がスタートした

専門科目でかつ今年初めてお目見えする授業ということもあり、 私たちの予想では受講する学生さんたちは20~30人程度と予想していた。

しかし、
甘かった。

最初に用意して頂いた教室では収まりきれない約160名の学生さんたちが教室に集まってくれた
嬉しい悲鳴である。

と同時に、思い責任を感じながら、1回目の授業を終えた私たち3人は「三人寄れば文殊の知恵」とばかりに、名掛丁の小柳で「三人寄ればもんじゃ焼き」を楽しみながら、これからの授業や展望について「三人寄れば姦しい」ほどの激論を交わした。
(それにしても、この「姦しい」って文字、見れば見るほど怖い)


それでも収まらない3人は宮武教授の新幹線の時間まで場所を移して、討論と情報交換を行うのであった。

ひょっとしてこのブログを読んでくれる学生諸君も居るかもしれぬゆえ、写真がなぜか2枚とも酒場situationというのは少々不埒な気もするが、不思議とこうしたオトナの時間から、それぞれの専門分野をクロスオーバーする珠玉のアイディアがポンポン飛び出してくるものなのである。
尤も、くだらないことや、実現不可能な話題もあるが、実はそれが後々会話の中で重要なキーワードに化けていったりもする。

これから半年間、小生が担当する時間では、各界のトップランナーの方々を教室にお招きして、学生諸君を大いに刺激していこうと思っている。
一方で、学生諸君にとってはオヤジの世代にあたるこの「三人寄れば…」のメンバーが、この授業を通じて一体何を考えているのか、是非楽しんで探っていただきたい。


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