小雪の舞い散る土曜の昼下がり、塩竈市にある遊ホールにて「海に浮かぶ月」という舞台を拝見しました。
作、演出は劇団IQ150の丹野久美子さん、そして音楽は我らが只やんこと只野展也。
塩竈・夢ミュージカル2013とサブタイトルのある塩竈市の市民ミュージカルです。
満員となった会場。とにかく、満席での観劇は気持ちの良いものですね。
そして、長くコンビを続けている丹野、只野ご両人の創り出す独特の舞台は、見応えがありました。
特に、お米が出てくるシーンはユーモラスで印象的でした。
塩竈も東日本大震災で大きな被害を被った町です。作品の中にもその事が描かれており、被災地において、住民自らがこうした表現活動を続ける事の重要性をあらためて認識した時間。
塩竈・夢ミュージカルの皆さんが、今後もずっと、海に浮かぶ月のように、暗い夜を照らし、輝く存在となって欲しいと願いました。
いつか南三陸で見た、海上に続く月への道。
Moonlight Reflection on the Sea...
あの日僕は、この道を歩いて渡っていけるような錯覚に陥っていました。
夜の海は不思議な魔力を持っています。
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