さて、どうしようかと、周囲をうろちょろしていると、
こんなバス停に出くわしました。
ここは、麻布十番と南麻布の境目。
えっ?仙台?
仙台坂?
確かにゆるかかな坂が続いています。
道路沿いに上ってみることにしました。
のぼりつめたとこに写真のような名称を記した木製の標識が。
なるほど、ふむふむ…ついつい取材モードに入ってしまいます(笑)
ちょっぴり昔人になった気分。
手元のiPadで、検索してみると、七十七ビジネス振興財団さんのホームページの中に「江戸・東京の中の仙台」という記事をみつけました(こちら)。読んでみると、なかなか興味深いものがあります。
仙台坂って、都内にもうひとつあるんですね。
ちょうど、今年は慶長遣欧使節出帆400年の年。
SCSミュージカル研究所でもこの年にちなんだミュージカルの制作に入ります。
伊達家の下屋敷があったあたりを散歩しながら、偶然とはいえ、またまた伊達家についてのお勉強の日となったのでありました。
昨日の東京はとても良い天気。
風はかなり冷たかったけれど。
中身の濃い会合を終えて、一路東京駅へ。
丸の内ハウスからは、美しい夕焼け。
えっ!よく観ると遠くに「富士山」が。
ビルの谷間からこちらを見ています。(写真ではかなり小さいですが)
昔は江戸からいつもこんな風に富士山が見えていたのでしょうね。
この「夕焼けビル」(僕が勝手につけた名前)内では、発車の時間まで友人と会食。
多分、20年ぶりくらいで「タイ料理専門店」に入りました。日本でタイ料理専門店に入ったのは初めてだったかも。東京じゃこういうお店いっぱいあるんだろうけど、仙台にもタイ料理専門店あるんかなぁ?
出てくる料理はすべて、なかなかのお味。
「辛いね~」などと言いながら、お互いの専門分野にとどまらず、文学や哲学、禅、歴史…、様々な話の飛び交う楽しい時間を過ごしました。そのうえに友人にご馳走にまでなってしまいました。申し訳ない…。
食後は再会を約束し友人と別れ、新幹線の改札をくぐりました。
「今年一番の寒波」の影響で、山形や秋田の新幹線は運休、東北新幹線にも遅れが出ましたが、なんとか無事仙台に到着。
東京とはまた違って 、春が少し後ずさりしたような寒さです。
到着後立ち寄った昨夜の事務所前風景の写真。
通りに人影はほとんどなく、キンキンに冷えた空気と、カチンカチンの白い道路。
静かな街なか。
クルマを車庫から出して、
荷物を積んで…
帰ったら風呂を沸かしてあったまろう…
震災直後を思うと同じ寒い夜でも夢のような生活です。
こうして
2月最後の日曜日。
僕の小さな旅は
キンキンの夜とともに
帳が下りたのでありました。
2 件のコメント:
http://www.banthailanna.com
事務所の近くのおススメのタイ料理のお店です。
ttyryさん、
近くにも「タイ料理専門店」あったんですね。教えて頂きありがとうございます。灯台下暗しって、このことでしょうか。
機会があれば行ってみようと思います。
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