2013年3月16日土曜日

集中稽古、米沢にて

昨日から
我々SCSスタッフは、泊まり込みで、よねざわ市民ミュージカル「Faith」(フェイス)の稽古に立ち会っています。






市内中心部にある「伝国の杜」が、彼らの活動拠点。
昨夜は遅くまで細かな確認が行われました。


このミュージカルには、米沢市を中心とする置賜地区の住民役40名が出演します。
3月24日の東京公演は、米沢市にある山形大学工学部のサテライトキャンパスが荒川区にあるというご縁によるものです。


ミュージカル「Faith」の主人公、秦逸三(はたいつぞう)は、山形大学工学部の前身となった大正時代の学校の教授。人造絹糸(人絹)の商品化に尽力し「テイジン」の創業者の一人。
稽古場では秦教授役の古川さん、主演者では最年長でありますが、年齢を全く感じさせない熱演です。


日付が変わって、同じ「伝国の杜」施設内にある大会議室に場所を移して、「小返し稽古」が始まりました。
梶賀センセの厳しい指導の声が響き渡ります。
いくら稽古を重ねても「完璧」は、ありません。
しかし、完璧を目指して、場面ごとの稽古は続きます。

一方今日は、
米沢市内公立中学校の卒業式。式を終えた子供たちも、息を切らして稽古場に駆け込んできます。


伝国の杜の外に目を移すと、だいぶ溶けてきたもののまだまだ雪景色。


けれどもよく見れば、桜の蕾は少しづつ膨らんできています。東京じゃ、もう桜は咲き始めたようですが、米沢の春はこれから。

それにしても、今日中学を卒業した伝国座メンバーのこの二人。
笑顔はすっかり春爛漫であります。


卒業おめでとう!

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