2013年3月31日日曜日

大晦日…のような

先週、よねざわ市民ミュージカル東京公演の際、会場周辺で満開のさくらを観て「仙台ももうすぐ開花だろうなぁ」などと感じておりました。

ところが本日の仙台は雪模様。
積もるほどではないものの、冬に逆戻りしたような空です。
朝の天気予報では予想最高気温が4℃。

本日、3月31日といえば会社(純クリエイション)的には大晦日のようなもの。
明日からは会計も新年度に入ります。
決算、たな卸し、請求書作成等様々な作業が山積しております。

そんなわけで、終日事務所でデスクワーク。春まだ浅く、気分は雪の大晦日って感じですが、正月が来るわけでもありません。
窓の外を見ると、街路樹が寒さで震えているように見えます。


しかし、よく観ると、こんな雪模様の寒さの中、新しい葉っぱたちが空に向かって手を広げようとしています。


(↑写真を拡大したところ)昨年、ばっさり切り落とされた枝の切り口も生々しいまま、そんな傷を物ともせず街路樹たちは新しい季節に向かってしっかりと準備をしているんですね。

年度末と作品稽古が重なり、スタッフは事務所と稽古場をエレベーターで何度も行き来して慌しいけれど、今日もSCSキッズたちの元気な声が稽古場に響いて、僕はちょっぴりその声で和んだりしています。進級や進学を決めた研究生たちの顔も心なしか晴れやかです。

一方、七ヶ浜町からはイベントの報告写真が届きました。


「ボランティアきずな館」閉所式において、地元のミュージカルグループNaNa5931と、パーカッショングループのGroove7が、アトラクションをつとめた様子です。Groove7は、昨日の東京でのイベント参加に続いて連日の演奏。写真をメールしてくださったOさん、ありがとうございます。時計を見ながら気になっていましたが 写真を見て安心。さすが七ヶ浜の子たちです。立派に務めたんですね。


沢山のみなさまに支えられながら、雪の中でもしっかり次の季節への準備を進めてゆく木々たちのように、子どもたちも力強く季節の歩みを進めているように感じた一日でした。

ところで、僕のデスクから間近に見えるこの街路樹の種類はトウカエデ(唐楓)っていうのだそうな。
名前からすると、はるかむかしに唐からやってきたのかな。
異国からやってきて、こんな環境の良くないところに植えられても、しっかり生きて、少なくとも僕の目を楽しませ、考えさせてくれる「いのち」に感謝。

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