2013年3月27日水曜日

尼崎→仙台→蔵王

とある目的を帯びて、昨日は兵庫県尼崎市にある「ピッコロシアター」へ表敬訪問と視察をさせていただいた。
素敵な方々との出会いがあった。
いずれ、またこのブログで話題にすることもあろうかと思う。
今日は、その尼崎から、電車、バス、飛行機、自家用車、友人のクルマを乗り継いで、山形県の蔵王温泉にやってきた。
休暇ではない。東北学院大学下館ゼミ合宿のヘルプである。
シェイクスピアの作品をめぐる、若者たちの真摯な取り組みと討論が心地よい時間であった。
実は私、来月からこの大学の教養学部で、毎週水曜日の1コマを講師として受け持つこととなった。
自分がどんな授業を展開できるのか、責任は重大であるが、こうした学生のいる大学で過ごす時間が楽しみでもある。
今夜の宿、蔵王温泉「故郷」のロビーから観た夕焼け


震災以降、夕焼けに出会うと必ずある人のことを思い出す。
そして、
自分の人生の黄昏時を思ってみたりする。
10代や20代の頃には想像もつかなかったある種独特な気分が黄昏時と重なる。
しかし、
陽はまた昇る。
気がつけば今日も、演劇や舞台作品のことで一日が過ぎていった。
報告メールによれば、仙台のスタッフは今日もしっかり本拠地の稽古場や事務所を守ってくれていたようである。
ありがとう。
そうした頼れるスタッフあって、自分が存在していること、まさに色んな方々の支えによって自分が生かされている…。

仙台を離れている時間は、そんなことを痛感してしまう時間でもある。

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