2013年8月19日月曜日

オトナの楽しみ

昨日のオペレッタ「こうもり」の稽古場には、SCSミュージカル研究所のメンバーも合流し、関連するダンスシーンや、芝居部分の一部のリハーサルを行わせていただきました。


ふと、制作のデスクに目をやると、今回の作品のためのTシャツとワインが出来ていました。
この作品、最終的に「全てはシャンパンのせい!」と、あっけらかんな一面もある喜歌劇。乾杯!と歌うナンバーは有名です。
欧米の劇場の周辺には飲食店もたくさん立ちなんでいる光景が良く見られます。本格的な舞台には、お酒はつきものなのですね。
まさにオトナの楽しみ。
Tシャツも黒をベースに白地のタイトル、かっこいい!


それにしても名作と言われるオペラのほとんどは、テーマが男と女。さらにそのほとんどが、不倫です。なんでやろ?
一方、この「こうもり」という作品は、言うなれば男対男のいわゆる復讐劇。しかしながら、やはり色っぽい場面はございます。「男と女」の関係、きっとニンゲンにとって永遠の関心事なのでしょうな。

昔から音楽作品やそれをとりまく話には、官能的なもの、倫理に反するもの、果ては麻薬のようなものが出てくるものが多いですね。日本ではオペラ作品なんていうと、何か品格や敷居が高いイメージがありますが、表現されている内容や、ストーリーには、とんでもないものが沢山あります。そんな危なっかしさを客席から眺めるのもオトナの楽しみなのでしょう。


私自身はそれほどお酒が得意というわけではありませんが、たまにはワインを傾けてオトナの楽しみに耽ってみたい日もございます(^^♪

しかし、今宵も私は稽古場。
せいぜい、こうしてボトルを眺めるのが関の山かな。

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