2014年3月27日木曜日

別れの季節

弥生も残すところあとわずか。
今夜は七ケ浜国際村で今年度の活動の最後を締めくくる成果発表のステージがありました。
NaNa5931の発表に続いてGroove7の演奏が披露されました。
NaNa5931は、宮沢賢治の「貝の火」をモチーフに、梶賀千鶴子先生が台本を書いて下さった「きらきら」というミニミュージカルを披露。


特筆すべきは、NaNaメンバーは全員で振り付けや演出に挑戦したことです。今夜は無料で家族や関係者、出演者の友人の皆さんを客席にお招きしていました。開演前に、台本と音楽以外は全てメンバーが考えて練習してきた旨の説明がなされ、終演後は客席から、感嘆の声と大きな拍手が沸き起こっていました。
一方、Groove7のメンバーは、マリンバやジャンベの演奏の他、プラスティックカップを使った新しいパーカッションの曲にも挑戦。それぞれに個性あふれるパフォーマンスに、こちらもまた、大きな拍手。

そして、今日はサプライズコーナーがありました。
これには、私も知らされていなかったので、びっくり。
2つのグループの発表が終わり、終わりの会に入ろうとしたその時に、突然、5年間この七ケ浜国際村でパフォーマンスカンパニーの担当としてご尽力頂いたOさんへ、子供たちから感謝の歌が贈られたのです。
Oさんは、この春人事異動で国際村を離れるために、今日が最後の子供達との時間でした。


歌われたのは「KIZUNA」「ゴーへ」「ほんとうにありがとう」。


子供たちの粋な演出に、本人はもちろん、客席の私も涙。

Oさん、ほんとうにありがとうございました。
震災という大きな出来事に子供たちが負けないように、
あなたが心を尽くし、時間をかけて育ててくださったこの2つのグループは、
今後さらに羽ばたいていけるように、引き続き力を合わせていきます。

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