伊達政宗の親書を携えた仙台藩士支倉常長(はせくらつねねが)の一行です。
今日はNHKでそのことに関する番組が放送されたので鑑賞しました。
サムライたち スペインへ渡る~慶長遣欧使節 400年の謎~
当時の台本には「今から380年前〜」というくだりがあります。
あれから20年、かつてのミュージカル制作の経験から、400年にあたる今年はまた新しいことをやりたいなぁと昨年夏頃から模索を続けてきました。私共SCS主宰の梶賀千鶴子も同様の考えで、今年は何らかのかたちで、この記念すべき年に支倉常長をクローズアップしたいと考えております。今日の番組の中でも触れられていましたが、実はサンファンバウティスタ号の出帆の2年前にも三陸では大津波の被害があったそうです。記録によれば、沿岸部の村は壊滅し、5000人もの人々がいのちを落としたということです。
奇しくも東日本大震災から2年目の今年が、出帆400年。
当時の時代背景を考えると、想像を絶する大事業を震災から2年目で実行した伊達政宗と城下の人々の凄さを痛感します。
現代の私たちにとってみれば何か400年の時を超え、復興への力強いメッセージを受け取っているようにも感じられます。
そうした意味においても、僕らがこの年に伊達政宗と支倉常長の思いに心を寄せ、今の自分たちに可能な表現で三次元化することは、とても重要なことのように感じています。
写真は20年前に上演したミュージカル「ビバ!支倉」のチラシ。
なお、紹介した番組は東京地方での再放送もあるようです。
お時間のある方はぜひご覧ください。
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