2013年1月27日日曜日

現在震災形

この週末は、四谷→有楽町→赤坂と移動しながら、打合せやインタビュー、懇親会などをこなし、大急ぎで仙台に戻りシンポジウムに出席、そして、夜は、ライブを聞きに行きました。


ちなみに写真の「なんのためのアート」というのは、4時間半という長丁場のシンポジウム。
しかし、この一連の仙台と東京を往復しながらの慌しい行動、よく考えてみると、全て東日本大震災と何らかの関係があるものばかりです。
仙台の中心部を見る限り、復興しているような感じもありますが、僕たちのこころや環境、お仕事にもまだまだ震災は大きく影を落としたままです。

全くもって、震災は現在進行形というか、
現在震災形。
沿岸部に行く度に感じるのはその景色が、
復興中であることは間違いないけれど、同時に
「震災中」
と感じるのは、私だけでしょうか。

さて、土曜の夜聴いたライブは横浜から東北に目を向けてくださっているミュージシャンのひとり、滝ともはるさんのステージ。


このブログでもちょっと触れたことがありましたが、昨年の9月に滝さんがオーナーを勤めるライブバーで、ひょんなことからワタシも2曲ほど飛び入りで歌わせて頂いたご縁です。
滝さんの熱いステージに、しばし大雪警報も忘れて、笑ったり涙したりのいい時間を過ごしました。
いい加減、震災がらみの話から一旦離れたいと思っていただけに、救われた思い。

帰り際今月発売したというCDを買い求めたところ、滝さん、サインまでしていただきました。
1度しかお会いしていないのに、ちゃんと私の名前を漢字で覚えてくださっていたことに感激!
情熱的かつまじめな音楽へむかう姿勢を持ったミュージシャン。見習うべきところの多い先輩でありました。

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