2013年1月9日水曜日

時空を超えた感謝

朝起きると一面真っ白な雪景色となった仙台。
今日は、かつての事務所の長老であった猫のロクさんが天国に召されてからちょうど1年。
この1年の出来事をいろいろと振り返ってみる日になりました。
昔は、僕がちょっと席をはずすと、すかさずこうしてロクさんは僕の椅子で瞑想にふけっていたものでした。


まるで「ちゃんと仕事しなさいよ」と、言われているようで、いつしか事務所のみんなは「哲学者」と呼び、必ず「さん」付けで彼を呼ぶようになっていました。
今日は、天国のロクさんと会話する日でもあります。
ロクさんのことは、いまでも近くに感じています

昼前に、昨日このブログでも告知したFM仙台の番組を聴きました。事務所のラジオがあまり調子よくないので、ドコデモFMというスマホアプリをダウンロードして聴きました。
今時は、こんな風にしてラジオを聴けるんですね。
曲名まで表示されています。


震災後の「ありがとう」は、本当にいろんなところで聞かれます。
自分とかかわりのある全てのいのちに感謝の気持ちを忘れずにいたいものです。

さて、業務の合間を縫って、SCS研究生たちが提出してくれた大量の読書感想文にコメントを書きました。


昨年半年間にわたり行ったReading Marathon の成果物です。

子どもたちの純粋な、時には微笑ましい文章に触れていると、なぜか自分のほうがいろいろと教えられているような気分になります。
こうして、子どもたちの感性と向き合う瞬間があることを幸せに思います

午後からは、旧友のお見舞いに出かけました。
彼は、必ず快復すると不思議に確信を得、
彼の笑顔に二十数年前の懐かしい空気を感じ、
夕焼けの丘を越えて事務所に戻ってきました。

一見変わり映えのしないような一日、
しかし、
生きているということに、
時空を超えた感謝の念を抱いた一日。


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