昨年、河北新報社から出版された
「ありがとうの詩」という詩集。
YouTubeで詩集の紹介をご覧いただくことができます。
(中ほどにヒロセ純の映像もチラリと)
http://youtu.be/vG6o7hAhPT0
さて、その詩集に付属のCDから、暮れのJUN_harvest LIVEで「空を見上げて」というナンバーを生演奏でご披露しました。
初めてのバンド演奏での歌で、内心ドキドキでしたが、思った以上に「良かった」との反響があり、もう一度あらためて「ありがとうの詩」を手にしてみました。体験者の生の言葉で綴られたものには、色褪せない迫力を感じます。
いま、私たちは、あの日から二度目のお正月を迎えています。
しかし、私にとっては、まだ生々しい記憶。
被災地に出向くたびに、復興のスピードの遅さに戸惑いを感ぜずにはいられません。
ゆえに、風化させてはいけないと感じつつも、私に何が出来るのだろうと、戸惑いは倍増する時も。
そんなとき、自分にできることの原点に立ち返らせてくれるのは「子供たちの笑顔」そして音楽です。
詩集と共に河北新報の紙面で、内藤淳一先生や佐藤達哉さんと対談した時のことも思い出していました。
http://www.kahoku.co.jp/arigato/skikyoku-seisaku.pdf
そして「自分の記憶を風化させない」ことが、まずは必要なのではと感じるようにもなりました。
時間は、人を癒していくこともありますが、事態を悪化させて行くこともあります。
実は、先日、そんな自分を風化させないためのきっかけになるかなという時間を頂きました。
今月はズバリその詩集タイトルと同じ
「ありがとうの詩」と題したFMラジオ番組にゲスト出演いたします。
「空を見上げて」も一部オンエアして頂く予定です。
1月9日(水) 11:30〜
Date fm(FM仙台)77.1MHz
宮城県全域で受信可能です
パーソナリティは和太鼓ユニット「族-yakara-」の三浦公規さん。
あんまり話が得意じゃないヒロセ純ですが、どうか聴いてやってくだせいっ。
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