一昨日の金曜日は、昼前に仙台を発ち米沢市に向かいました。
米沢市立万世小学校体育館で行われる「ユタと不思議な仲間たち」米沢公演を見学するためです。
劇団四季さんのこの被災地公演、昨年は南三陸町(歌津)そして、今年は米沢の公演地決定のお手伝いをさせていただきました。
ここ米沢市では、未だに3700名を超える避難者(主に福島から)を受け入れています。
そんなこともあり、ヒロセの故郷、米沢市で上演されるこの作品には、感慨深いものがありました。
台本は、SCSミュージカル研究所主宰の梶賀千鶴子。
写真は、現地で配られていた下敷き。
役者さんの台詞ひとことひとことが全て、震災を体験した我々のこころに深く染み込んで来るような印象をもちました。後半で、涙ぐむ方もちらほら。何度も観ている作品ですが「ワダワダアゲロジャガガイ」の謎解きのシーンでは、ひときわ感じ入るものがありました。
同席させていただいた安部三十郎米沢市長も、終演後、役者さんたちに感謝と感動のことばを、述べられていました。
「ユタ~」の観劇を終えて、 我々SCSスタッフは米沢市中心部にある「伝国の杜」へ移動。
途中、ぬかりなく米沢ラーメンを頂きました。
久しぶりの梶賀先生の直接指導。
舞台上の役者を集めてダメだし風景。
そこへ、ダンジャ役の柏谷巴絵さんが稽古場に遊びに来てくれました。
彼女はSCS出身。
今日の観劇お礼と、梶賀先生への挨拶に立ち寄ってくれたというわけです。
今日の「ユタ~」米沢公演の舞台を見た子も数人混じっています。
帰り際、楽屋でその子たちが、サインのおねだり。
柏谷さんは、笑顔でそれに応じてくれていました。
万世小学校でも、稽古場でも、
子どもたちの笑顔が印象的な一日でした。
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