2012年5月30日水曜日

月末の怪人

5月ってえのは、3月決算の企業にとって、いろんな税金を支払う期限となる月でもあります。
国民としての義務ですから、税金を支払うのは仕方ありませんが、近頃のニュースを見ていると、税金の使われ方が、納得いかない。「国民の生活が第一」とかいう政権政党は、一体どこの国民の生活を第一にしているのか、と考えてしまうようなニュースが多いですね。
「正直者が馬鹿を見る」世の中になってはいけまん。

そんなことを考えながら、零細企業のシャチョさんも兼務する僕が銀行に納税に出かけている間、事務所ビルの衣裳部屋で衣裳整理をしていた社員のFくん、10年前に作られた「キャスター」というキャラの衣裳を発見したそうな。
情報をキャッチするアンテナや、それを放送するマイク、大きなTV型の耳、パラボラアンテナの手。ボディの素材には活字情報が見て取れます。梶賀センセのデザインです。


さて、それをためしに着てみたFくん。まじめな納税者の気持ちをキャスターになって発信しようとしてくれたのか、衣裳をつけたまま、近くをお散歩したらしい。


事務スタッフのHちゃんが、その模様を撮影しておりました(笑)


Hちゃんのリポートによれば、通りを歩く人たちはみな、キャスターに目を合わせないようにしていたとか。

僕も、この場面に遭遇したら無関心なふりしてしまうかも(笑)
しかし、税金の使われ方に無関心でいることは、良くありません。
例えば時給1000円で週35時間まじめに働く人や、まじめに働いて受け取る年金受給者よりも、生活保護を受けるほうが手取りのお金が多いなんて、どう考えてもおかしな仕組み。年金や働いたお金の内容は、生活保護費などとは、全く違うと思いますが、金額だけに惑わされる若年層が懸念されます。

マスコミの情報だけを鵜呑みにしてはいけません。キャスターの様にアンテナをいつも張って、情報に耳を傾けましょうね。
とにかく、政治は納税者が得をする仕組みをきちんと示して欲しいものですね。


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