2019年4月30日火曜日

さよなら平成

今日で「平成」が終わると思うと様々な思いが胸を去来します。


言葉に出来ない時の流れを感じています。


あっという間の気もしますが、写真はちょうど30年前の1989年、平成元年の今頃。
確かに時間が経っていることを感じますね。

昭和から平成に変わった春、私は28歳のサラリーマンでありました。
あれから30年、時代は移って明日から「令和」。私は子どもたちとともに稽古場に居ます。

さよなら平成



2019年4月28日日曜日

『カモメに飛ぶことを教えた猫』を観た

劇団四季が26年ぶりとなる新作のファミリーミュージカルを制作し、その全国ツアー公演が先週から開始されました。
『カモメに飛ぶことを教えた猫』


幸運にも今日は仙台での舞台を観劇させていただく機会を得て会場のイズミティ21へ。
ネタばれになるといけないので、内容については劇団四季のホームページなどを参照頂ければと思いますが、とにかく今日は、後味の清々しい、とても良い作品に出合えました。劇団四季でなければつくれない、素敵な新作ミュージカルを目撃。
途中客席で「かわいい」という声が聞こえたり、後半舞台を観ながら目元を拭うようなしぐさの方もちらほら見受けられ、多くの感動を呼んでいたことは間違いないでしょう。実はこのミュージカル、我がSCSミュージカル研究所出身の狩野勇人(かの・はやと)さんが初演キャストに抜擢されたこともあって、その喜びもあいまって忘れられない舞台のひとつとなりました。


このところ、SCSミュージカル研究所出身の俳優たちの活躍がめざましい。本日の時点で劇団四季の舞台には、この狩野勇人さんのほか『リトルマーメイド』に柏谷巴絵(かしわや・ともえ) さん、『パリのアメリカ人』に渡邉寿宏(わたなべ・としひろ)さん、『ライオンキング』に安倍大夢(あんばい・ひろむ)さんが出演中です。

もちろん劇団四季以外でも宝塚歌劇団月組の「蓮(れん)つかさ」さんや、そのほかに、多くの商業劇団、そして東宝さんや松竹さん、ホリプロさんなどが制作する舞台に出演すプロとして成長したSCS出身俳優たちは、それぞれほんとうにがんばっています。お客さまに夢をそして楽しさを伝えるために日夜努力を積み重ねている彼らを誇りに思う今日この頃です。

梶賀千鶴子さんと仙台でSCSミュージカル研究所を立ち上げ、彼女が主宰し本を書き、不肖ヒロセ純が拙い曲をつけ、ミュージカルづくりを始めて30年になろうとしておりますが、研究所で学んだ経験や稽古場で磨いた感性を発揮してくれる教え子たちには、ほんとうに励まされています。彼らの輝きは、現在の研究生たちの光となり、研究所運営スタッフを兼ねる我々に希望に満ちた空気をもたらしてくれています。

みんな有難う。

2019年4月19日金曜日

次なる色に

美しい桜色を楽しませてくれた花びらが散り始めて、仙台のあちらこちらは花吹雪です。
少し淋しい気もしますが、その枝を良く見れば、柔らかなそれでいて元気な緑の若葉が。

若葉を観ると、お稽古場にいる子どもたちのことを連想します。今度の日曜日は、そんな元気な子どもたちが活躍するSCSキッズの発表会。
春の色から五月の色へ。
仙台が最も仙台らしい彩りとなる季節がやってきます。


2019年4月13日土曜日

今年の5月は『ことばの島』

令和元年、最初のSCSミュージカル研究所公演は
ミュージカル『ことばの島』です。

チラシが出来ましたので公開いたします!
(ダウンロード可)
新緑の美しいこの時期にSCSオリジナル作品を毎年「いのちのシリーズ」としてお送りしています。今年は31歳の若さでこの世を去ったある女性が最後の3年間にホームページに残した詩や童話を、SCSミュージカル作品のかたちで梶賀千鶴子が新たにつむぎます。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております!



2019年4月3日水曜日

塩釜にて

塩竃には何度も足を運んでいるが、夕暮れ時に本町辺りを歩いたのは初めてである。いつもの行動範囲は本塩釜駅前か尾島町あたりで、つまりそこには美味しいラーメン屋さんやホルモン焼きのお店、コージーなバーなど、いわゆる私にとって「行きつけのお店」となっているところがあり、それらのお店に行きたいがために、仙石線に揺られて仙台からやってくる私、というわけである。
けれども昨日は、別件(歓送迎会)もあり、いつもとはちがう冒頭の通りを歩いて目的地へと向かった。


この通りの向こうには、鹽竈(しおがま)神社。東北鎮護・陸奥国一之宮の神社である。実はそこに咲く有名な「塩竃桜」をまだ見たことがない。
いつの日か見てみたいなと思いながら卯月の空を見上げると、青い色と夕焼け、そして風には小雪の混じる不思議な夕暮れ時となっていた。

2019年4月1日月曜日

『忘れたい忘れない』舞台写真(2)

 前記事に引き続き『忘れたい忘れない』の舞台写真です。
お楽しみください。









尚、本ブログに掲載の写真、文章の無断転用は法により禁じられております。あらかじめご了承ください。

『忘れたい忘れない』舞台写真(1)

 世の中がまだ「令和」という元号を知らない状態での最後のSCS公演『忘れたい忘れない』。
 文字通り、次代は変われども忘れてはいけないこと、伝えていかなければいけないこと、沢山の祈りを込めた作品でした。1回をのぞきすべて満席となり、多くのお客様にご来場いただきました。SCSミュージカル研究所を代表しこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
 本ブログではこの公演写真(撮影:柏谷潔)を2回に分けて、ご紹介いたします。お楽しみください。









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