2013年4月29日月曜日

清掃奉仕

先週の土曜、よねざわ市民ミュージカル伝国座の有志が、神社の清掃活動を行った。
ミュージカルグループが清掃活動というのは唐突な感じであるが、米沢市にある愛宕神社の境内にひっそりとたたずむこの神社、その名も「日本芸能神社」。
 
 
昭和50年代の初めに東京の湯島から米沢に移された神社とのこと。御神体はアメノウズメノミコト。
 
 
米沢出身であるにも関わらず、恥ずかしながら小生、伝国座のあるメンバーに教えて頂くまで、この神社の存在を知らなかった。
 
 
しかし、米沢の地で「伝国座」というグループの立ち上げに関わったひとりとして、彼らが「芸能」と名のつくその神社の清掃活動をするとなれば、駆けつけずにはいられなかった。
当日は朝からあいにくの雨模様であったが、不思議と清掃活動を行った時間帯だけは太陽が顔を覗かせた
清掃が終了したのちに、子供たちは宮司さんから、お礼のお土産を頂き大喜び。
 
本当は花見をしながらお弁当を食べる予定を、雨を避けて近くのコミュニティセンターに移動しての食事に変更。
 
 
子供たちのことお父さんやお母さんたちも、一品持ち寄って駆けつけてくださった。
 
心強い「伝国座サポーター」である。
 
この神社と私たちが今後どんな関わり方をしていけるのかは、今のところ具体的なものはないが、少なくとも今回の清掃活動を契機に、何かしらのご縁が続き、故郷のお役に立てることが出来ればと願っている。
 

2013年4月26日金曜日

合縁奇縁

合縁奇縁」。
本来は男女の関係によく使う言葉であるが、本来の意味を辿れば、通常の人間関係にも当てはめられるような気がする。

今週は、実に多くの方々との出会いがあった。
ざっと思い出しただけでも、200人以上の方に話をしている。
話をしたというだけなら先週は講演会があったので、その数は1500名近くになるけれど、今週お会いした方々はインタラクティブな場面での出会いが多く、大いに自分の考えや感覚を刺激された.
偶然2日続いた東京からのお客さまとの話の中では、初対面にもかかわらず、共通の知人、場所や体験など、共有できるものが次々と出現する楽しい時間を持つことができた。
まさに合縁、そして奇縁の連続であった。

一方、今日は事務所へのお客様もあったけれど、打ち合わせにも出かけた。
写真は、この秋に上演予定のオペレッタ「こうもり」のスタッフ打合せの一コマ。
 

制作スタッフの進行のもとに、クリエイティブスタッフと、テクニカルスタッフが知恵を絞り合いながら、現実的な稽古日程などが組まれて行く。様々な制限のなかで、それぞれの立場の方々が「最高の状態」を目指して突き進む姿は、実に美しい時間。

誰もが、はじめは初対面であったはずだけれど、こうして一つの目標に向かってチームとなって行く姿も、まさに合縁奇縁。そしてその発展形でもある。
今週は、そんなことを強く感じる週であった。

週といえば、世の中は明日からゴールデンウイーク(NHK的表現では大型連休)で、巷は何だか落ち着かない。

しかし、僕は、この期間も、
ただただ自然体で
仕事や日常、
そして大切なひとと向き合う。
今は、そこに幸せを感じている。

2013年4月25日木曜日

方言

「津軽弁で『こんにちは』っていう時に何か特別な言い方ある?」

講義の前に、大学の食堂でM教授がS教授アシスタントのキンちゃんに質問していた。
M教授は、関西生まれだが東京生活が長い。通常の話題では関西弁は出てこない。
一方のキンちゃんは青森生まれの若者。言ってみれば、青森弁がネイティブタンのイケメン。

3人で昼食をとりながら、方言の話題に花が咲いた。

講義を終えて夕方事務所に戻ると、「山形の米沢(置賜)弁を教えて欲しい」という女優さんが、わざわざ東京からお越しになった。何でも東京の劇場で上演されるお芝居での必要性があるとか。

18歳までしか米沢に居なかった私が、方言指導などをして良いものかどうか迷いつつ、考えてみれば近年、米沢に通いながら舞台のお仕事をしている身でもあるし、その米沢市を中心とする置賜のためにもと、出来るだけのお話をさせていただいた。

そんなわけで、
昨日は「方言」の話題で暮れた一日。

東北弁に限らず、方言は、
知れば知るほど深く、暖かく、そして面白い。

2013年4月24日水曜日

SCS新作Musical「ちきゅうのこころ」

来月、5/11(土)・12日(日)、エル・パーク仙台スタジオホールにおいて、オリジナルミュージカル「ちきゅうのこころ」を上演いたします。
今回はSCSマスターコース、プライマリーコース、キッズクラスほか総出演。SCSならではの幅広いジェネレーションの競演をご堪能ください!



SCSミュージカル研究所公演
オリジナルミュージカル
ちきゅうのこころ
- Heart of eartH -
   
【日 時】
2013年5月11日(土) 開演①15:00 ②18:00
       12日(日) 開演③11:00 ③14:00 ⑤17:00 

             (開場は各20分前)

【場 所】
エル・パーク仙台 スタジオホール(仙台三越定禅寺通り館[141ビル]6階)

【チケット】
前売 2,000円 当日 2,300円(全席自由 消費税込み)

【出 演】
 SCSミュージカル研究所ドリームキャスト
(マスターコース、プライマリーコース、キッズクラス ほか)

【おはなし】
宇宙の神さまから、この世でいちばん美しい星をつくるように命令を受けた5人のきょうだい天使がおりました。苦心してなんとか「ちきゅう」という星を誕生させましたが、あらそいごとが絶えません。つくりかたがちがったのでしょうか……。いえいえ、5人は、宇宙の神さまから託された大切なメッセージに気付いていなかったのです。

【スタッフ】    

作・演出・振付: 梶賀千鶴子
音 楽 監 督: ヒロセ純

照  明: 間宮庸介(彩創屋)
音  響: 緒方晴英(コルチバーレ)
制  作: 廣瀬 純(純クリエイション)
主  催: SCSミュージカル研究所
制  作: 純クリエイション (電話022-213-6789)

【お問合せ】
SCSミュージカル研究所事務局/純クリエイション
電話:022-224-7051または022-213-6789
FAX:022-213-7789
e-mail:info@scsmusical.com


2013年4月23日火曜日

30年前…

昨日のブログで、仙台に住んで30年以上…ということを書いた。
30年前って、何をしていたんだろう。

私はまだ大学生をやっていた。
因みに居合わせた事務所スタッフに
「30年前って何してた?」
聞いてみると、
2人は
「まだ生まれていません!」
他は
「幼稚園」
「中学生」…

ふむふむ。

何だか、やはり遠い昔になってしまったんだ、と思う。
私が仙台に住み始めた1980年頃は、まだ新幹線も地下鉄も無かった。

先日、とある場所で見つけたと、
スタッフの一人が僕の机上にある雑誌を持ってきた。
「プレジデント」(1984年1月号)という雑誌。


まさに30年前のもの!

「他の古い本と一緒に廃棄しようと思っていたのですが、中の記事を見てびっくりしました!」と。

なんと、ミュージカル「キャッツ」の日本初演時(1983)の記事が載っているのである。
主に劇団四季代表の浅利慶太氏の人物を特集しているその記事には、浅利氏のとなりに、現SCSミュージカル研究所主宰の梶賀千鶴子の若かりし頃の姿が!


意外に知られていないことであるが、当時梶賀千鶴子は演出補という立場で演出の浅利慶太氏を支えていた。
劇団四季による「キャッツ」日本初演時の重要なスタッフの一人でもあったのだ。

奇しくも今日は劇団四季ミュージカル「キャッツ」仙台公演の初日
「シアター・イン・シアター」という方式、つまり劇場の中にさらに劇場を作ってしまうという大掛かりな仕込を経て準備される今回の作品。ロングランを前提とするこうした大型ミュージカルを東北で見ることができることは貴重なこと。とにかく東北の舞台関係者は一見の価値あり。

この作品で最も気に入っているのは、舞台装置と音楽。
作曲のアンドリュー・ロイド・ウェーバー氏の音楽は「オペラ座の怪人」のもの素晴らしいが、個人的には「キャッツ」での表現のほうが好みである。
舞台装置については、とにかくご覧頂ければご理解いただけるかと。
学生時代、英文学をかじった身としては、TS・エリオットの詩も興味深く、観る度に発見がある。

小生、劇団四季からも、仙台・宮城DC事務局からも、一銭のお金も頂いておりませぬが、立ち上げ時にSCS主宰が関わったこの作品でもあり、引き続き応援していくつもりである。

「キャッツ」公演の詳細は劇団四季HPにて。


2013年4月22日月曜日

仙台・宮城デスティネーションキャンペーン

所用で宮城県庁へ出かけました。
時間調整のために、初めて1Fにあるカフェに立ち寄ると、何やら奥の方に伊達政宗の甲冑らしきものが見えます。

近寄ってみると、なんか雰囲気が違います。
これは紙で出来ている甲冑なのだそうです。

近くの職員の方に「写真を撮ってもよいですか?」と尋ねると
「どうぞどうぞ」との回答。

 
それにしてもよく出来ています。
まるで鉄の質感。かなり近づいても紙だとはわかりません。

一方、その周囲では「仙台・宮城ディスティネーションキャンペーン」の文字が目に付きます。
そう、今月からキャンペーンが始まっています。
観光情報やイベント情報はこちらからアクセスできます。

パンフレットもいろいろと取り揃えてありましたので、頂いてきました。


今晩、じっくり読ませていただこうと思います。

私も仙台に住んで30年以上、すっかり仙台、宮城県になじんでしまいました。
ここは、よいところです。
このキャンペーンを契機に沢山のお客さまがこの地を訪れてくださいますように。

仕事先とはいえ、たまにちょろちょろすると、それなりに発見があるものですね。
人生、ちょっとした余裕が大事ですな。

2013年4月21日日曜日

霙桜

午前中、打合せのため仙台から一関市へ移動する途中、
雪が激しく降ってきました。


長者原PAにて。


せっかく咲いた桜の花に、
雪がかぶさって、
寒そうに、

うなだれていました。

2013年4月20日土曜日

やすみ

昨日、一昨日と、とある企業からご依頼を受けて、この時間(午前9時)には、仙台市内のホテルにてそれぞれ500名と600名の方々講演。震災後の舞台制作を通じて感じてきたこと、特に子供たちのことをお話ししました。
 
両日の夜の時間帯は、それぞれ七ヶ浜町、米沢市と移動しており仙台に居りませんでした。
仙台では桜の花びらがひらひら舞う一方、昨夜の米沢は、雪がチラチラ舞っていました。
そんな具合で、このところ移動が多く、メールや電話のレスポンスが遅れ気味になってしまった方もあり申し訳なく思っております。
 
今日は久しぶりにゆっくりです。
でも会社には出かけます。
もちろん稽古場も通常通りレッスンが行われます。
 
普通の会社員(僕もその昔はサラリーマンでした)なら、土日は仕事から離れてリフレッシュするものなのでしょう。そんな方々や初対面の方から、よく「お休みはあるんですか?」と問われることがあります。
基本的には年中無休です。
休みを作るのはスペシャルな時です。
 
しかし、仕事上あまりストレスを感じることもありません。
 
自分の仕事の休みが無いことを
年中夢休」と書いていた友人が居ました。
オヤジっぽいけど、
ちょっぴり、なるほどな、と思いました。
 
そして、
お仕事があること、
お仕事ができることに、
支えてくれるスタッフに
日々感謝しなくちゃね。
 
 

2013年4月19日金曜日

ねがい

昨夜は七ヶ浜国際村にて、定例のレッスン日。
ミュージカルグループのNaNa5931は、相変わらずの元気な声を響かせ梶賀センセのレッスンを受けています。
一方、パーカッショングループのGroove7には、それぞれ高校生と大学生の体験レッスンが2人。さっそく楽器に触れながら、楽しそうでありました。
 
休憩時間、ロビーに行ってみると、何やら見慣れない展示物が。
 
 
子供たちが育てたというひまわりのタネです。
 
そのタネの入った袋にはそれぞれメッセージが記されていました。
 
 
子どもたちの書いたその文字面を眺めていると、
文章の奥にある、彼らの「ねがい」が伝わってくるようでした。
 
震災から2年1ヶ月。
意に反して被災地と呼ばれるようになったこの土地に住む子供たちの心を想いました。
 
そんなことを考えながら事務室に戻ってみると、今度は職員が子どもに群がっています。
 
 
何事かと聞いてみれば、
ある団員の女の子の手のひらに「トゲ」が刺さったんだそうな。
 
暫くして、無事に若い職員が抜いてくれました。
安心したその子の顔が印象的でした。
 
国際村の職員の皆さんは、子供たちに対していつも「みんなをちゃんと見ているよ」というメッセージを、ごく自然に送ってくれています。
 
 

2013年4月18日木曜日

花びら舞う

「暖かい日中に桜を見られるのは今日が最後となる可能性」というお天気キャスターの言葉につられ、昨日は日中ほんのわずかの時間であったが東北大学の片平キャンパスを散歩した。

天気予報通りに、昨日に比べると、今日はぐんと気温が下がり肌寒い一日となった。昨日の行動は正解であった。

満開といってよい桜が見事。


桜と学校の建物って、なんだか似合うと思うのは、小さな頃の刷り込みのせいか。
一昨日も亘理町のある小学校にお邪魔したときにそんなことを思った。

しかし、花のいのちは短くて、すでに散り始めている桜の木も。
数枚の花びらの舞う中を歩き、
花に近寄ってみると、

微笑みかけてくれているように感じた。


「かわいいね」と言ってあげた。

2013年4月15日月曜日

青い空、桜、校庭の子どもたち

とあるミッションを帯びて
名取市にある小学校にお邪魔した。

(教頭先生に許可を得て撮影した校庭と桜の写真)


青い空

満開の桜

校庭の子どもたち


私には
それぞれが象徴的なものとして
目に飛び込んでくる
しかし、次の瞬間
それらが一体化して
風景となったときに

過去に味わった
過去に味わわせてしまった
色々な想いが交錯して

哀しく
いとおしく
美しい記憶となる

そういう瞬間の連なる
静かな空を
小型飛行機が一機
音を立てて横切っていった


2013年4月14日日曜日

「くるみ割りカラス」公演無事終了!

良いお天気とたくさんのお客さまに恵まれて
SCSミュージカル研究所古川教室公演
「くるみ割りカラス」が無事に終了致しました。
 
 
お客さま、そして関係各位にこの場をお借りして心より感謝申し上げます。
(上の写真は、お客さまお見送り風景の一コマ)
 
終演後は、観劇にいらしてくださった七ヶ浜国際村パフォーマンスカンパニー
「NaNa5931」メンバーとの交流会も開催いたしました。
 
 
お互い同じ師匠の元で研鑽を積んでいるNaNa5931とSCSミュージカル研究所。
短いながらも、お互いを刺激しあえる貴重な交流の時間となりました。
 

SCS古川教室公演いよいよ本番!

お天気にも恵まれ、
 
 
いよいよ今日はSCSミュージカル研究所古川教室公演「くるみ割りカラス」の本番です!
 
下の写真は、昨夜の通し稽古の一場面。
 
 
 
いよいよ残り2時間弱で開幕。
役者もスタッフも気合入ってま〜す!
 

日付が変わって

法律的には
日付が変わった瞬間から
 
 
有無を言わさず
年齢が一つ増加する
 
誕生日
 
しかし私は
この世に生を受けた瞬間の記憶はない
そして
この世にお別れする時も同様であろう
 
しかるに
生とは何処から何処までを言うのであろうか
 
だたひとつ
この日に想う
 
生を与えてくれた父母に
「ありがとう」
 
誰かの記憶にあるうちは
私は死んではいない
 

2013年4月12日金曜日

三人寄れば…

昨年暮れに仙台駅近くのとあるバーで、とあるミーティングを行った。


集まったメンバーはこの3名。
中央が下館和巳氏(東北学院大学教授、シェイクスピアカンパニー主宰)、向かって右側が宮武久佳氏(東京理科大大学院教授、前横浜国立大学教授、元共同通信社記者、デスク)、そして、あろうことか小生。
写真を見ると何やらちょっと怪しげというか、楽しげというか…、かなり中身の濃いミーティングであった。

そのミーティングを皮切りに、下館教授を中心とし、練りに練ったプログラムを打ち立てて、ついに昨日から、東北学院大学教養学部にて「文化プロデュース」という新しい講座がスタートした

専門科目でかつ今年初めてお目見えする授業ということもあり、 私たちの予想では受講する学生さんたちは20~30人程度と予想していた。

しかし、
甘かった。

最初に用意して頂いた教室では収まりきれない約160名の学生さんたちが教室に集まってくれた
嬉しい悲鳴である。

と同時に、思い責任を感じながら、1回目の授業を終えた私たち3人は「三人寄れば文殊の知恵」とばかりに、名掛丁の小柳で「三人寄ればもんじゃ焼き」を楽しみながら、これからの授業や展望について「三人寄れば姦しい」ほどの激論を交わした。
(それにしても、この「姦しい」って文字、見れば見るほど怖い)


それでも収まらない3人は宮武教授の新幹線の時間まで場所を移して、討論と情報交換を行うのであった。

ひょっとしてこのブログを読んでくれる学生諸君も居るかもしれぬゆえ、写真がなぜか2枚とも酒場situationというのは少々不埒な気もするが、不思議とこうしたオトナの時間から、それぞれの専門分野をクロスオーバーする珠玉のアイディアがポンポン飛び出してくるものなのである。
尤も、くだらないことや、実現不可能な話題もあるが、実はそれが後々会話の中で重要なキーワードに化けていったりもする。

これから半年間、小生が担当する時間では、各界のトップランナーの方々を教室にお招きして、学生諸君を大いに刺激していこうと思っている。
一方で、学生諸君にとってはオヤジの世代にあたるこの「三人寄れば…」のメンバーが、この授業を通じて一体何を考えているのか、是非楽しんで探っていただきたい。


2013年4月11日木曜日

「くるみ割りカラス」公演もうすぐ!

今月14日(日)に予定されているSCSミュージカル研究所古川教室公演ミュージカル「くるみ割りカラス」
本日付の河北新報広域交流版に掲載されました。


この広域交流版は宮城県沿岸・県北、岩手県南の地域に配布されているもので「人むすぶ、三陸応援メディア」と称して、震災後に発刊されたものです。

震災後の同地域における復興していく地元の方々の姿などが、記事になっていたり、地元企業の広告などによって、復興の様子が想像できたりします。今回の上演場所、大崎市も配布エリアとなっていますよ~。

今回の広域交流版の中には、南三陸町歌津地区で、ワカメ収穫体験企画の記事が載っていました。歌津地区は、歌津町であった頃に、SCSのメンバーが子どもたちとミュージカルを作るため、11年間通った場所です。
当時、小学生ミュージカルのなかでワカメに関する場面や歌もつくったことを思い出し、何だか懐かしく、そして、嬉しく、記事を拝見しました。

おっと、大事なことを忘れていました。
ミュージカルは、今度の日曜日ですよ~みんなで観にきてね(^^♪


桜の木の下に





咲き誇る桜の木の下に

たくさんの小さき可憐な花たちを見つけた


踏んでしまわないように

気をつけて 歩く


誰かに踏まれないように

振り返って 祈る



(仙台、片平丁にて)

2013年4月10日水曜日

門外不出

昨夜は、かれこれ13年目のお付き合いとなる七ヶ浜国際村の歓送迎会にお招きいただきました。
 
 
上は、多賀城市の某ホテル。
写真では、超固い雰囲気の宴会のように見えますが、
国際村の職員の皆様方、ほんと芸達者な方が多いことにあらためて感服。
 
小生はカラオケのトリのご指名を受けましたので、門外不出の「松山千春と谷村新司が歌うジュリーの危険な二人」をご披露させていただきました(^_-)
(門外不出につき写真はありませぬ。悪しからずご容赦を)
 
二次会は塩竈に移動。
馴染みのバーで、しっかり酩酊してしまいました。
七ヶ浜と、塩竈の皆さんの暖かい人柄が身に沁みる宵でありました。
 
 

2013年4月9日火曜日

咲きました(^^♪

本日、仙台でも桜の開花宣言がありました。
平年より2日、昨年に比べ9日早く、満開は1週間後の16日ごろになりそうとのこと。
仙台市内の中学校では入学式も行われ、子どもたちにとっても素敵な春の一日となりました。

昨年SCSミュージカル研究所では、電力ホールにて「sakura」という新作ミュージカルを上演しました。
震災の年、七ヶ浜町の瓦礫の中で凛と咲いていた桜の花をテーマにしたミュージカルです。
あの桜はもう枯れてしまいましたが、最後まであきらめずに花を咲かせて見せてくれたあのsakuraを想いながら、ちょっと、事務所を飛び出して桜の花を探しに行ってみました。
やっぱり、桜の花はいいもんです。


「咲き始め」@東北大学片平キャンパス

2013年4月8日月曜日

ふぅ

風の強かった一日が暮れてゆきます。
 
 
 
今日の日中は、事務所の窓からも、体をかばうように前かがみ30度ぐらいになって歩く人たちの姿が目につきました。
紙やビニールが空中を飛び交い、ニュースによればトラックが横転したり、電車や飛行機、高速道路などにも影響が出たようです。事務所の入っているビルでも上の階では「揺れ」を感じるほど。休暇をとっていたスタッフからも移動の電車に影響が出て難儀した報告メールが届きました。
夕方になって少し収まってきたようですが、 今夜いっぱいぐらいは東北地方でも注意が必要だとか。
 
風。
風には何かを動かすという重要な役割がありますし、私たちの住む地表では、これがないと大変なことになります。 歌詞などでも良く使われたりしますが、実際の風は…僕はあまり好きにはなれませんねぇ。そよ風程度なら歓迎なんですけど。
 
でも、風を使った言葉はたくさんあります。
試しに風を用いた2文字の熟語をちょっと調べてみると…
 
風味
風土
風体
風呂
風刺
風水
風物
風味
風俗
風疹
風流
風習
風情
風景
風采
風評
風葬
風雅
風鈴
風塵
風貌
風潮
風化…
 
はて、必ずしも爽やかなイメージではありませんねぇ。
日本人の風に対する感覚が独特なのでしょうか、僕の感覚がおかしいのでしょうか。
そういえば昔、ボブ・ディランのBlowin' In The Windを聴いたときも、その対訳を見て、何だか答えをはぐらかされたようでピンと来なかった記憶があります。
大人になってからは、特に政治家が「風」という言葉を使うと非常に胡散臭く感じてしまっていた、その理由がここにきて少しわかったような気が…。
 
やっぱり、実態の伴わないものは僕の性に合わないのかも。
表現者という立場になると、その端くれとして少し見解は変わりますが、
実生活は、ストレートで、解りやすい、正直なのが好きなのです。
政治や報道なども、風の影響を受けないものをお願いしたいものですなぁ。
 
風(ふぅ)。
 

2013年4月7日日曜日

本番まで1週間!~稽古場にて

来る4月14日(日)に行われるSCSミュージカル研究所古川教室公演ミュージカル「くるみ割りカラス」(詳しくはこちらのブログ記事
稽古が佳境に入っています。
古川教室のメンバーも仙台の稽古場に合流して、一緒にがんばっちょります!
昨夜は暴風雨を警戒して、少し早めの稽古場上がりとなりましたが、その分、中身の濃い稽古となりました。



一方、本日はの第42期生SCSマスターコース・オーディションも行われました。


半年に1度だけ行われるSCS研究生のトップクラスとなるマスターコースオーディション。
合否については厳正な審査のうえ、各人に結果が郵送されます。
どんなメンバーが新しいマスターコースの顔となるのか、楽しみであります(^^♪

2013年4月6日土曜日

よねざわ「伝国座」も新学期!

七ヶ浜の新年度稽古始めに引き続き米沢(山形県)のミュージカルグループ伝国座(でんこくざ)の新年度もスタートしました。

まず、伝国の杜ホールで東京公演衣裳回収作業をし、今月中にクリアする課題をセンセから授かりました。


その後、場所を大会議室に移し、伝国座新年度開始の会。
亀岡実行委員長、米沢市教育委員会の村野課長よりご挨拶を頂いて、乾杯。


今年度も私たち指導員は月に1回程度のペースで米沢に通うことになります。
梶賀センセから、メンバーが指名され、東京公演やこれからの取り組みなどについてコメントを求められました。


あんなに雪があった米沢も、すっかり溶けて、春模様。
外の桜はまだのようですが、会場内の子どもも大人も、その顔には春の喜びが溢れているように感じました。

2013年4月5日金曜日

かわいい&グレイトなニューフェイス

昨夜は七ヶ浜国際村において、新年度レッスン開始の会がありました。
高橋勉新事務局長、NaNa5931、Groove7各先生方のご挨拶のあと、第2部は、オーディションに合格してこの春から新しくメンバーに加わった7人と現メンバーの対面式が行われました。

新メンバーの、とっても可愛らしく、希望に満ちた表情に、その場は一気に春めいたような雰囲気に。


一方、七ヶ浜国際村事業協会の新事務局長の高橋勉氏は、油絵画家という一面もお持ちです。
昨年は、二紀展において準会員優勝を受賞されるなど、震災後も役場職員としての責務を全うされながら、プライベートでは精力的な創作活動を継続され、文字通り七ヶ浜町を代表する画家でもいらっしゃいます。

かわいい新メンバーと、グレイトな新事務局長を迎えて、国際村の事業展開は今年度も益々わくわく!そして、うれしさいっぱいの春です。

2013年4月3日水曜日

♪月に一度の贅沢だけど~

昨日は月例の会計監査の日。
顧問税理士のT先生においでいただき、月末、そして年度末の経理状況のチェックをしていただきました。

決算処理も加わり、いつもより少し長い時間をかけての監査が終わると、いつものように役員、担当者と遅い晩御飯をいただきます。
昨夜は、仙台名物「牛タン」をいただきました。


みんなで牛タンを食べるなんて、月に1度ぐらいの贅沢であります。
「月に一度の」というフレーズで、ふと思い出すのはかつてかぐや姫というフォークグループが歌った「赤ちょうちん」という歌。

♪月に一度の贅沢だけど~お酒もちょっぴり飲んだわね~
ちょっと調べたら、1974年のヒット曲だそうですね。当時僕はまだ中学生。歌詞の意味などほとんど解りませんでしたが、なぜかこうした「四畳半フォーク」と、レッド・ツェッペリンなどに代表されるブリティッシュロック、キング・クリムゾンなどのプログレッシブロックを、同じ感覚で聴いていたのを覚えています。
そういえば、英語の授業時間にレッド・ツェッペリンのポスターの一部をノートに落書きしていて、先生に叱られたっけ。でも、その先生は、落書きしていたスペルの間違いをそっと指摘してくれました。今考えてみれば、先生に叱られたことより、ミスを指摘してもらって落書きの完成度が上がったことに感動し、その後、その先生の授業は、よく聴くようになった、つまり、かなりいい先生だったんですね。

さて、一方でその赤ちょうちんの歌詞の中には「雨が続くと仕事もせずにキャベツばかりをかじってた」という一節があります。 このフレーズは当時の僕にとって衝撃的でした。普段はキャベツを喰って、月に一度の贅沢でおでんを食べる。東京の若者って大変なんだなぁと思ったものです(笑)

わざわざそんな大変な世界に飛び込む必要もないな、と、そんな調子で、僕は少しずつ四畳半フォークの音楽は聴かなくなり、生活の中の音楽はロックが中心となっていったのでありました。
クラシックやジャズを聴くようになったのは、ずいぶんとあとのことです。

しかし、未だに会話のなかで「月に一度の贅沢だけど」というフレーズを聞いたり、居酒屋さんでおつまみに生のキャベツが出てきたりすると、例の「赤ちょうちん」のメロディーが浮かんできます。

ヒット曲というのは、それだけ人のこころに染みているものなのでしょうね。
牛タン食べたってことだけで 連鎖的にいろんなことを思い出すものです。

2013年4月1日月曜日

晴れやかに!

新年度のはじまりです。
社員全員が揃ったので記念撮影してみました(^^♪
 
 
みなさま、今年度も
どうぞよろしくお願い申し上げます!
 
 
ビルの谷間からのぞく狭い空も、新年度のスタートにふさわしく、晴れ晴れとした色です。