2019年1月15日火曜日

お湯

「聖域としての温泉」(梅原猛著『日本の深層』縄文・蝦夷文化を探る 集英社文庫より)
湯殿山のご神体は湯の出ている岩である。私はあちこちの縄文遺跡を回ったが、不思議に近くに温泉のあるところが多い(中略)いまの日本語では熱い、水を沸かしたものも湯というが、それは本来は湯ではないのである。湯はあくまで自然に出現している湯のみ、温泉のみをいう言葉である。湯の湧く岩に古代人がどんな神秘を覚えたか、察するにあまりある。(以上抜粋)

この文章に初めて触れた時には、私はほとんど温泉などに興味のない生活をしていた。
ところが最近はすっかり温泉づいている。先日も、とある温泉で湯につかりながら空を舞う雪を観つつ、先の一節をぼんやりと思い出していた。


梅原先生の本には随分と刺激を受けることが多かった。
そんな折に昨日の報道で梅原先生の訃報に接した。
なんだか気持ちが少し落ちた。
奇しくも写真にある著書を昨年の暮れから読み直していたところであった。
ついぞお会いすることはなかったのだけれど、私にとっては、いつかお会いしてお話をお聞きしたい巨人の一人であった。
仙台生まれということで、親近感が湧き、ずいぶん梅原先生の文章を読ませていただたいた。その文章からさらに親近感をもっていた。そして先生が示された学説や推察は私の仕事にも関連付けられる多くのヒントが隠されていた。
東北の地より静かにご冥福をお祈りするばかりである。

やはり、会いたい人には会っておくべきだ。



2019年1月7日月曜日

ジャンプ!

SCSミュージカル研究所は5日に稽古初め。そして先週から今週にかけて仙台で5クラス、七ヶ浜町と米沢市でそれぞれ1クラスずつお稽古場が始動いたします。

仙台のお稽古場では、ジャンプ!からはじまりました。
みんな嬉しそう。


ことしも全員が健康で楽しい舞台がつくれますように。

2019年1月4日金曜日

リーディングマラソン

2019年のSCSミュージカル研究所。
お稽古始めはまだですが、今年のリーディングマラソンはもう始まっています。

昨年の優勝者は一年間でで119冊読破!もちろんそれぞれに感想文または絵を添えて私に提出してくれました。


毎年「納会」の席でその結果発表します。
沢山がんばったひとには、ご褒美です。
表彰状+副賞として、役員たちがポケットマネーで買った文房具なんかを添えて。

リーディングマラソン。
今年も研究生たちが、どんな感想文や絵を書いてきてくれるのか楽しみです。
我がSCSでは、ミュージカルに関するレッスンはもちろんですが、本を読むことを大変重要なことと位置付けています。すなわち読書は、ダンス、歌、お芝居、それぞれの読解力を高め、あらゆる表現力を磨くために手軽にできる最良の手段だと考えているからです。そして、そこにあることばは、こどもたちのいのちを育み、時には彼らが直面する困難から救い出すこともあるからです。

「良き書物を読むことは、過去の最も優れた人達と会話をかわすようなものである。」(デカルト)


2019年1月3日木曜日

あけましておめでとうございます。

大晦日から元旦にかけては、故郷米沢市にある白布高湯温泉にてゆっくりさせていただき、明日までお休み。5日の稽古初めから本年の業務開始であります。

今年も沢山のみなさまとの出会いがありますように。
みなさまに楽しんでいただける舞台作品がつくれますように。
そして、みなさまとともに健康でありますように。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

平成三十一年 元旦
廣瀬 純