2014年5月30日金曜日

ドキュメンタリー

今から20年ほど前、仙台放送で「今、きらめいて」というドキュメンタリー番組がオンエアされていました。新潟を含む東北7県に向けて毎週日曜日新作のドキュメンタリーを生放送するという、斬新な番組でした。まだ仙台放送のスタジオが山の上にあった頃です。

不肖ヒロセ純は、当時スタジオでの番組案内役として毎週出演させていただいておりました。その頃に出会った若手プロデューサー、ディレクターたちとは、今だに友人として交流があります。

今日は、当時のその若手ディレクターの一人(今じゃ管理職)から、メールがありました。
明日、南三陸町を舞台にしたドキュメンタリー番組が放送されるというのです。
彼が連絡してくるぐらいだから、きっと僕が何か感じると思うような内容なのでしょう。
それに個人的にも思い入れのある南三陸町のことでもあります。
これは観なければ。

放送は明日31日(土)

ひる12:58~(仙台放送)

タイトルは「祐梨、伝える ~南三陸・語り部女子高校生~」

宮城県にお住まいでお時間のある方は是非ご覧になってみてはいかが。

謎の美女五人。

岩手県盛岡市に来ています。
今日は全国的に気温が上昇しているようですね。
ここ盛岡でも予想気温が31度。
盛岡じゃ先月ぐらいから、
そんな暑い夏と寒い冬に鍛えられて育った美女5人組が出現しています。
彼女たち、まだまだ謎が多いのですが、Facebookページは出来たようですね。

https://www.facebook.com/iwate.omotenashitai

目が離せません。

2014年5月29日木曜日

余韻

初めての東京ライブということもあって、冒頭は少々MCなんかも固かった気もしますが、徐々に本来のペースでのライブを行うことができました。

当日は予想を大きく上回るお客さまに恵まれて、会場は満席状態。後で気がつきましたが補助椅子も出されるほど。 沢山の方々に支えて頂いてメンバー全員幸せな時間を過ごすことが出来ました。本当にありがとうございます。

そんな訳で満席の客席ゆえスタッフも手が回らず、残念ながら本番の写真はありませんが(友人たちが客席から撮ってくれた写真は、一部フェイスブックなどでご覧になれます)リハーサルの模様を少しご披露いたしまする。

今回は完全アカペラの曲に挑戦したので、楽屋ではしつこく最後のパート確認(笑)。


南青山曼荼羅のスタッフは、とても優秀な方々がお揃いでした。
私たちの楽曲の特徴をよくつかんでくださって、手際よく照明や音響に反映させてくださいました。



バンマスのサイトウミノルもヒロセ純も初めてギターの持ち替えなしのステージ。
これもなかなか新鮮でした。未だに新鮮な余韻を感じております。





来年もひょっとして東京ライブ出来るかな?

2014年5月28日水曜日

おかげさまでライブ無事終了

予想を遥かに上回るお客さまに恵まれて、JUN_harvest 初の東京ライブは無事に終了しました。
お客さまならびに関係者の皆さまにこの場をお借りしてこころから感謝申し上げます。

ライブの模様は明日以降このブログで紹介していきたいと思います。

追記
当日いらして頂いたトツカワ警部こと中津山氏のブログにレポート記事掲載頂きました。
ありがとうございます。
http://blogs.itmedia.co.jp/t0tsukawa/2014/05/jun_harvest---live-come-alive.html 

2014年5月26日月曜日

いよいよ明日

とういうことで、いよいよ JUN_harvest 東京ライブ 明日です。
皆さまのご来場を心からお待ち申し上げております!

Live Come Alive!
ちょっぴりホロ酔い気分で、オトナサウンドをお楽しみください(^_^)
それぞれの音楽分野でプロとして活動するメンバーが集結したJUN_harvest。
今回から作曲家の上田亨氏が加入して5人となりました。

5月27日(火)@南青山マンダラ
19:00スタート!
チケット:¥4,000(ワンドリンク付き、消費税込)

MEMBER
ヒロセ純 Jun Hirose (Vo., Guitar)
サイトウミノル Minoru Saito (Guitar, Cho., Band Master)
只野展也 Nobuya Tadano (Bass, Cho, Programming)
黒瀬理知 Michotomo Kurose (Drums, Perc. Cho.)
上田亨 Toru Ueda (Vo., Piano)

■問い合わせ・チケットのお申込み

純クリエイション
022-213-6789
juncreation@nifty.com


念のためもう一度譜面をおさらいしています(^_^)

 

2014年5月25日日曜日

日曜日

近頃のサラリーマンの方々は日曜日ってどんなふうに過ごすのだろうか。
今となってはすっかり忘れてしまっているが、今日はふと思いだした。

二十代のある時期にサラリーマンをやっていた頃は、サザエさんのテーマ曲が、つけっぱなしのTVから流れると「ああ、また一週間が始まるなぁ」と、何となく週の区切りがついていたものだ。
当時も仕事は楽しかったから、月曜の出社はそれほど苦にならなかったが、自分でたてた目標がなかなか進まないときには、土日も出社して提案書を書いたりしていた。
昔から土日関係なく働いていたのかな(笑)

今はTVをつけっぱなしにすることも、サザエさんを観ることもなくなったが、今夜は仕事をしていて軍師官兵衛を見逃してしまった。
実は密かに軍師官兵衛、観ている。

先週は携帯のワンセグで観た。
ここ数週間、日曜日は、珍しくハマっている。

観終わると、
サラリーマン時代の日曜日夜の空気感を少し思い出す。

2014年5月24日土曜日

ミュージカル「常長の祈り」~米沢にて一部ご披露いたします

7月3日(木)に開催される予定の全国田んぼアート・サミット・イン米沢(山形県)に「常長の祈り」出演者の一部がお招きをいただきました。

(チラシはダブルクリックで拡大できます)





田んぼアートに関わる方々が全国から集結するサミット。当日はアトラクションとして、地元のミュージカルグループ「伝国座」メンバーが加わってのステージが繰り広げられます!
仙台からも茅根利安(ちのねとしやす)、藤田和正(ふじたかずまさ)、亀井貢(かめいみつぎ)など、「常長の祈り」オリジナルキャストが応援俳優として参加予定です。


もちろん、ヒロセ純、常長役として、当日喜んで歌わせて頂きます!
どうぞお楽しみに(^_^)

2014年5月23日金曜日

記憶

人間の記憶はほんとうにあいまいなもので、
そして人間は忘れる動物である。
しかし、忘れることをしなかったら、とんでもなくしんどいことになるんだろうな。

一方、近頃少しずつある勉強をしているのだが、
覚えようとしたことはなかなか覚えられない。
気分転換にドライブしていたら藤の花を見つけた。
夜だから写真は撮らなかったけれど、
あぁ、去年も見つけたっけなぁ、と思った。

そういえば、
桜が散って、街路樹の萌える緑色が鮮やかな短い時期の直後だったような。
今がそんな季節か。
ちょっとしたことで連鎖的に思い出す記憶というものは、ニンゲンの脳みそのどこに隠れているのだろう。

 (写真は去年の藤)

ニンゲンは死ぬまでに脳みその機能を全部使うことはないということを聞いたことがある。
しかも、記憶と忘却を簡単にはコントロールできない。
そうなっているのも何か理由があるにちがいない。

2014年5月22日木曜日

教室にて

天気予報の表現を借りれば「4月上旬の気候に逆戻りしたような」肌寒い気温。
おまけに外は雨。
僕が学生だった頃は、こんな日に必修じゃない授業に出かけるのはかなり億劫だったなぁ…。
しかし、そんな冷たい雨にもめげずに、学生たちは真面目に教室へ足を運んでくれた。
相変わらず熱気を感じる教室。

昨日は私がメインでの講義であった。


講義の進行に沿って、創作ミュージカルで使用した歌も披露しちゃうのであった(笑)

普段はゲストに質問を投げかける形で議論を進めるのだが、昨日は下館教授から質問を受けたりしながらの講義で、何だか新鮮。


実はここ、東北学院大学は私の母校。
その昔土樋の校舎で英文学を専攻していた。優秀でも優良でもない学生だったけれど、今も鮮明な記憶に残るよき先生方に恵まれた。私が卒業時のグループ担任をしてくださっていた遠藤健一先生には文学の面白さを、平河内先生には音声学のカッコよさを教わり、柴田良孝先生の中世英語は別世界にいるようで楽しかった。
谷藤ゼミでは、ブロンテ姉妹の作品を通じて英国の陰鬱な感じの描写にちょっと憧れた。
もとより音楽漬けで不良学生の私を卒業に導いて下さった先生方へのご恩は忘れまい。

当時はまだ教養学部はなかったけれど、今こうして後輩諸君たちと時間を共有出来ることは兎にも角にも幸せである。
少しでもご恩返しができれば、と思っている。




2014年5月21日水曜日

ミッドナイト・リハ

一昨夜、昨夜と2日間連続25:30までのバンドリハーサルを敢行しました。
(そんな訳で昨日はブログを書くのを忘れてました、ごめんなさい)


それぞれの音楽分野でプロとして活動するメンバーが集結したJUN_harvest。
今回から作曲家の上田亨氏が加入して5人となりました。

5月27日(火)@南青山マンダラ
19:00スタート!
チケット:¥4,000(ワンドリンク付き、消費税込)

Live Come Alive!

みなさん、お待ちしてますよ~
ちょっぴりホロ酔い気分で、オトナサウンドをお楽しみください(^_^)

MEMBER
ヒロセ純 Jun Hirose (Vo., Guitar)
サイトウミノル Minoru Saito (Guitar, Cho., Band Master)
只野展也 Nobuya Tadano (Bass, Cho, Programming)
黒瀬理知 Michotomo Kurose (Drums, Perc. Cho.)
上田亨 Toru Ueda (Vo., Piano)

■問い合わせ・チケットのお申込み

純クリエイション
022-213-6789
juncreation@nifty.com

オンラインチケットは
ローソン Lコード 74318
チケットぴあ Pコード 227-728
で、お求めになれます!



加えて会場となっております南青山MANDARAでもチケット販売しておりま~す!

2014年5月19日月曜日

ビル木漏れ日

どんどん狭くなっていく事務所の窓から見える空。
今日から3カ月後に結果が出る(はずの)あるプログラムをはじめてみた。
結果が出たらブログにでも書いてみるかな。

さて、午後のひと時、気分転換にギターをいじっていたら、
あっという間に時間が経って
いつの間にか、ギターに陽があたってきた。

この季節は、奇跡的にビルの間から陽がこぼれる。
そして、街路樹の間を抜けて、
事務所の窓辺にある植物の葉影がギターのボディに映し出された。
夏になれば、この時間に陽が忍び込んでくることはなくる。


季節の移ろいはこんなところにもやってくる。

Life is short, sing hard.

2014年5月18日日曜日

マリボール国立歌劇場「カルメン」

マリボール国立歌劇場「カルメン」仙台公演

に、SCSミュージカル研究所の子どもたちを中心とした選抜メンバーが出演することが決定いたしました。

稽古場ではその歌稽古などが始まっています。
演奏は、スロヴェニア マリボール国立歌劇場管弦楽団
演目は、

G.ビゼー作曲「カルメン」 全4幕

[原語上演・日本語字幕付き]
です。

カルメン役は、米国オペラ界の新星、オクサナ・ヴォルコヴァが演じる予定。

"ウィーンの奥座敷"とも称えられるマリボールの精鋭たちによる絢爛の舞台です。 
皆さま、是非足をお運びくださいませ!
詳細は下記の通りです。

■日にち
2014年6月10日(火)
■時間
18:30開演(18:00開場)
■会場
東京エレクトロンホール宮城
■入場料
全席指定 S席15,000円 A席13,000円 B席11,000円 C席9,000円
 ※未就学児の入場はお断りします。
■主催
河北新報社、宮城県民会館管理運営共同企業体、宮城県
■プレイガイド
藤崎、仙台三越、チケットぴあ(Pコード:224-488)、ローソンチケット(Lコード:25985)
東京エレクトロンホール宮城、河北チケットセンター(電話受付のみ)
■問い合わせ先
河北チケットセンター ℡022(211)1189 【平日10:00-17:00】

東京エレクトロンホール宮城 ℡022(225)8641

2014年5月17日土曜日

仙台で「さんさ踊り」堪能

もともと人ごみが苦手なのに加えて、何とも肌寒い天気。
普通なら事務所で仕事を続けていたことでしょう。
ところが、なんとさっき事務所を抜け出し、一番町つっきって出かけてきました。
向かった先は市役所前の市民広場。
今日明日と開催されている「仙台青葉祭り」のメインステージです。
私のお目当てはこれでした。

盛岡さんさ踊り。


かわいらしさ、力強さ、美しさ、祭りの高揚感、
すべて兼ね備えた踊りです。


印象に残る東北のお祭りでは、秋田の西馬音内(にしもない)盆踊りの妖艶さに忘れ難いものがありますが、この盛岡さんさ踊りは、ある種の明るさや不思議な高揚感が漂っています。


もともと東北地方に伝わる鬼の伝説から発祥しているのだそうで、SCSミュージカル研究所の最初の作品は「鬼」題材にした「TAROH]というミュージカルだったことを連想。そんなわけで少々親近感を持ち 、寒さも忘れ、最後まで見入ってしまいました。

今晩拝見したのは地元盛岡で活動を続ける「さんさ好み」という団体だそうですが、メンバーはずいぶん美男美女が多いように感じました。もちろん、踊りも演奏も美しくまとまっていて、みんなめんこがったよ。
昨日私たちは盛岡に居たのですが、思いがけず仙台でも盛岡の雰囲気を味わうことができました。

夏の山形、秋田、岩手…東北をめぐってお祭りを観にいきたくなりました。

2014年5月16日金曜日

出張の愉しみ

盛岡で仕事をした後、久しぶりに皆で焼肉いただきました。


盛岡駅前の盛楼閣さんにて。

あ、もちろん冷麺も。


ここは、盛岡でも1、2を争う冷麺の名店と、地元の方から伺いました。
初めて来たお店ではありませんが、あらためて、おいしさを堪能致しました。

食べることは生きることであります!
明日もまたがんばらねば。

巷じゃ

黒髪が流行っていると聞いていたんですが

SCS事業部のみなさんは、ちょっと違うようで…

今どき茶(金)髪な、三世代の図

事務所じゃ毎日誰かが話題を提供してくれます。
笑いが絶えませぬ

そういえば、大昔、私がまだ学生の頃、ロックバンドをやっていて、金髪にするお金がなく、ポスターカラーの金をつかって髪を染めたところ、本番中に汗で顔中金色になったことを思い出しました。
コンビニなどで手軽にカラーリングの材料が買える今じゃ、そんなことする若者はほとんどいないでしょうなぁ。(笑)

2014年5月15日木曜日

雨を観ながら考えた

七ヶ浜国際村にあるアンフィシアターを囲む水面
コリドーの灯りを、雨があちこちに散らしている


毎週ここに集まって来る子供たちは、みんな震災を体験している




水面を観ながらいろいろ考えた

レッスン終了時、終わりの会で
子供たちに
もしも最後だとわかっていたなら
という話をした

雨脚はいつの間にか弱くなって
仙台に着く頃には
満月を過ぎた月がちぎれた雨雲を照らしていた


2014年5月14日水曜日

Come Alive! いよいよあと2週間後

JUN_harvest の東京LIVEまで、いよいよ残り2週間を切りました。
お酒を飲みながら、着席してゆっくり楽しんでいただけるオトナのLIVEでございます。
美味しい料理もございます。


皆様のお越しを、メンバー一同ココロよりお待ち申し上げておりまする〜

2014年5月27日(火) Open 18:00 Start 19:00
南青山MANDARA(東京都港区南青山3-2-2 MRビル TEL:03-5474-0411
料金:4,000円(税込、ワンドリンク付き)

■出演
JUN_harvest (ヒロセ純、サイトウミノル、只野展也、黒瀬理知、上田亨)

■問い合わせ・チケットのお申込み
純クリエイション
022-213-6789
juncreation@nifty.com

オンラインチケットは
ローソンLコード 74318
チケットぴあPコード 227-728
で、お求めになれます!


また、会場となっております南青山MANDARAでもチケット販売しております。


食べ歩いているわけでは…

昨夜は塩竈でホルモン焼きをたらふく。
一方今夜は飯田橋駅の近くで何故か「大阪王将」、餃子をたらふく(^_^)

いや、別にJR利用しまくって毎日食べ歩いているわけではありません。
今夜は、東京理科大学の授業にお招きいただき、お話ししてきました。



初めて入った大阪王将。
写真撮り忘れたけど、美味かったなぁ。
あ、ちゃんとお仕事したあとです。
食べ歩いているつもりはないのですが、
結果的にはそーなんかな。

友人たちとの楽しい語らいと、旨い食べ物は、最高の時間です。

2014年5月12日月曜日

深夜のイケナイ行動

昨夜遅く、どうしても食べたくなった「さわ木」の名物スタミナラーメン。
気がついたらハンドルを握り、川内亀岡方面へ。

ところが店内に入ってから、壁のメニューをみて気が変わった。
「チャーハンメン」。
すかっりその文字面に引き込まれて、
スタミナラーメンというつもりが、
チャーハンメン!と口走っていた。

以前から気になっていたこのメニュー、ついに口にする日がやってきた。




要はチャーハンの上に焼きそばが乗っているだけなのだが、傍に添えられたマヨネーズが不思議にマッチしている。
ペロッといただき実に満足感溢れる時間となった。

深夜のイケナイ行動、しかしチラリと楽しい。

2014年5月11日日曜日

行ってきました!

仙台駅で行われた「杜の都コンサート」
事務所を抜け出し2日連続で「駅コン」堪能させて頂きました。


写真は昨日のものです。
携帯で撮影したので、ちょっと判りにくいですが、はるか奥に仙台フィルハーモニーの皆さん。いや〜昨日も今日もすんごい聴衆の数でした。

久しぶりにオーケストラの音を楽しませて頂きました。
駅の構内でフルオーケストラの音が聴けるなんて、仙台駅くらいでしょうか。
地元仙台フィルの奏でる美しい音が、駅構内の独特のノイズと混じり合って、建物全体が素敵な音楽に包まれているようでした。そして、今回のお目当てだった、日高哲英さんのアレンジも圧巻!



2014年5月10日土曜日

直伝

昨夜は「伝国座」のお稽古で山形県米沢市へ。
昨日のお稽古場はしない中心部から少し離れた愛宕コミュニティセンター。

到着したのはちょうど日没の頃。
盆地ゆえ、周囲はどちらを向いても山々…。
なぜか昨日は西の空より南側の空の方がほんのりあかね色。


気温は10度ぐらいで肌寒かったけれど、空の色はちょっぴり夏色が混じっているようにも思えた。
故郷の空は時間の流れをゆっくりと感じさせてくれる。

さて、陽が沈むと稽古場ではストレッチの後、久しぶりに梶賀先生の直接指導が始まっていた。
レッスンを受ける伝国座メンバーの真剣なまなざし。


そして、自らの身体全体を使っての「直伝」が繰り広げられる。
SCS本体の研究生もなかなか受けられないような貴重な直接指導の時間だ。


それにしても、梶賀さんのこの体力は一体どこからくるのだろう。
周囲のスタッフたちにとっても謎である。

舞台芸術の分野に限らず、どんな世界でも「本物に触れる」ことは大切なことと考えている。
梶賀さんと東北で舞台づくりのコンビを組んでもうすぐ四半世紀。
西に舞台づくりをしたいという人が居れば、行って創ってやり、東に計画がうまくいかないという人が居れば、行って一緒に悩んでやり…という、宮澤賢治の詩の一節のような毎日。

いつまで続くかはわからないけれど、体力の続く限り「梶賀千鶴子とゆかいな仲間たち」は、このあともあちこちに通い続けるのでありましょう。


2014年5月9日金曜日

記録

昨夜は、七ヶ浜でのお稽古。
国際村の事務局で、写真のような冊子を頂戴した。

ページをめくるにつれ、あの日がつい先日のような、
そして随分と昔のような、ふしぎな感覚になってくる。


この冊子は、主に震災による被災状況を七ヶ浜町が「記録」としてまとめあげたものだ。
記録が中心であり、当然復興の途上にある町の子供たちや被災地に住む方々のココロの状況については殆ど触れられていない。淡々と事実が示されていく。それはそれで震災前の町の姿を知る身には胸に迫るものがある。
一通り頁を捲ったあとに、ふと思った。
(この冊子に記録された町の子供たちと表現活動するため)毎週この町に通う僕たちに、今、何らかのミッションが与えられている…ように感じるのは気のせいだろうか。それとも考えすぎだろうか。

いや、感じたままに行動することが正解に違いない。
十数年通ってきたこの町が大好きだからね。
好きだという気持ちには無限のパワーが秘められている。そして何より、この冊子の記録の先に見えるべき未来の町の姿の基礎を築いていくのは、今僕たちが出会っている子供たちなのだから。

以前このブログでも誓ったように、子供たちの笑顔を軸に行動あるのみ。






2014年5月8日木曜日

ちょっとお腹がねぇ…

今年に入ってから3キロ程体重を落としたものの、やっぱおなかがねぇ…
写真を見てそう思いました。


昨夜は、事務所を出ようとしたときに、電話が鳴りました。
今週金曜日から仙台駅で行われる「杜の都コンサート」(通称駅コン)のために仙台を訪れている作曲家・編曲家の日高哲英氏からで、「一杯やりましょか」ということになり、やって来たのがSCS事務所近くにある居酒屋きりん。
ここは、契約農園から仕入れた新鮮な野菜中心のメニューが素敵なところです。


とりあえずオーダーしたのはこんな感じ。

そして、旬の山菜、あぶらなとたらの芽の天ぷら。


それもこれもみんな美味しい!
いくら野菜中心とはいえ、やっぱ、食べたら太るわなぁ。

日高さんは旧知の仲、昨年のSCSミュージカル「繭姫」では音楽監督も担当して頂きました。すばらしい作・編曲の才能をお持ちの音楽家です。
今週末からの仙台駅は楽しい音楽であふれそうです。
演奏は仙台フィルハーモニー管弦楽団。
お時間のある方は是非足をお運びになってはいかが?
チラシはこちら

2014年5月7日水曜日

みどりきらきら

連休最終日は、出社はしたものの比較的ゆったりとした一日。
夕方からは、東京から訪ねてくれた友人たちとワインなんぞ頂いておりました。

今日からまたはりきってお仕事に向かいます。
空は青空、葉はみどり。
仙台に住み始めて30数年、毎年連休明けのこの時期が、この街の一番美しい季節と感じています。


先月楽しませてくれたサクラたちも、元気なみどり色を見せてくれています。

2014年5月5日月曜日

立夏

こどもの日
会社は久しぶりのお休み

午後に友人宅ホームパーティーに参加させて頂いた
今日は立夏だからというわけではないけれど
この夏の計画などを話題に子供たちとの時間を共有

少しはこどもの日らしいことが出来たかな

沖縄では梅雨入りとのニュースがラジオから聴こえてきた
雨の日も悪くないものだ
今夜は静かな音楽を聴きながら眠ろう



2014年5月4日日曜日

ちょっとお出かけ

お天気に恵まれた連休の中日。
七ヶ浜町まで出かけてきた。
連休中は、
七ヶ浜国際村インターナショナルデイズ2014「タイ・癒しの楽園」
というイベントをやっている。


大勢のお客様が詰めかけていた。

おいしいタイ料理も食べられます。


私の今日のお目当ては、タイの劇団B-Floor Theatreのステージ。
【Taste of Curry】と【ユーディの冒険 Adventure of Dee】という作品を拝見した。

特にユーディの冒険は、子どもたちの心をしっかりとつかんだ秀逸な内容であった。
幼稚園から小学校の低学年向けであろうか。
ワークショップ的な要素も盛り込まれ、子どもたちの表情が生き生きとしていたのが印象的であった。


このイベント、明日5日(月・祝)が最終日。
朝10:00から夕方16:00まで。
食べ物は早めに行かないと売り切れるかも。
会場は七ヶ浜国際村(宮城県七ヶ浜町花渕浜字大山1-1)
入場料は無料(体験等は一部有料)
詳しくは七ヶ浜国際村のページへ。
http://www.shichigahama.com/kokusai/info/f01-127.html

子どもの日の明日、七ヶ浜のきれいな海と、タイの府に気を味わいに、みなさま是非お出かけになってみては?

2014年5月3日土曜日

そのまま

いつの頃からか「言葉になる前の言葉」が気になっていた。
脳内に発生するいろいろな概念が、地球上に存在する様々な言語で、瞬時に単語や会話となったり、歌となったり、叫びとなったり。
ニンゲンという生き物特有の表現だ。

さて、昨日はSCSミュージカル研究所の精鋭チームで宮城県利府支援学校に小さなミュージカルの出前に出かけた。
学校に到着して、体育館の近くのあぜ道を見ると、タンポポが誇らしげに咲いている。


少し視線を先に延ばすと、こちらでは咲き終えた花たちが風を待っている。


陽当たりも土も同じように見える環境でも、それぞれ違う佇まいをみせている。
どちらもタンポポである。
つまりはこれら環境も含め全部がそのままの自然であることを感じる。

案内された駐車場にもタンポポがあった。
踏まないように注意して注射したけれど、他の草花は踏んでしまっている。


…ごめんね。
おまけに、ここに生きているタンポポ以外の草花の名前も知らぬ浅学者。

開演時間が近付くにつれて、体育館には沢山の児童生徒、職員の皆さんが集まってこられた。
校長先生のお話によれば、在籍している生徒数約260名、職員数は約150名にのぼるそうである。
あっという間に400名以上の観客で体育館は埋め尽くされた。
ここ利府へは、まだ養護学校と呼ばれていた時代から芸術鑑賞会にお招きいただいている。
私たちは、ここへお邪魔するのを今年も楽しみにしてきた。
普段制作担当のスタッフも出演し、梶賀先生は幕の開け閉めの係りを自らかってでる。
SCS創成期の自分たちの姿を思い出す。


ひょっとすると、これが私たちの自然体なのかもしれない

幕が開くと、体育館の子どもたちの反応は、実にストレートで清々しく、こちらまで楽しくなってくる。


頭の中に生まれてきた「楽しい」という概念を、そのまま体じゅうで表現してくれている。
まったく「そのまま」の表現は、私に痛いほどに突き刺さり、表現に対する日ごろの怠慢を反省させられる。

出演者たちにとっても、文字通り役者冥利に尽きること。

やはり究極の表現は「思った通りのそのまま」が良いのであろうと感じていた。


2014年5月2日金曜日

童心

さて、私は何をしているのでしょう?


答えはコレ。


綿菓子完成!
楽しいことはよき事。
なんで童心に還りたくなったのか、
今日はもう眠くなりました。
明日あたりに書きましょう。

2014年5月1日木曜日

ギターシンセ

仕事をしたようなしなかったような不思議な一日。
久しぶりにギターシンセサイザーを弄っている。

私が初めてギターシンセサイザーを手に入れたのは1994年。
ローランド社のGR-09という機種であった。当時は28音ポリフォニックのギターシンセということで、驚愕しながらいろんな音を出してみて楽しんでいたものだ。
しかし、ギターシンセを録音やライブで使用するとなると、機材や音色の癖を掴んだうえで余計な音が混じらないように演奏しなければならず、私のギターテクニックでは猫に小判状態だった。

それでも、キーボードの苦手な私は、ギターシンセによって、打ち込み(MIDIプログラミング)の効率がだいぶ向上したこともあり、 現在でも、もっぱら打ち込みの補助機材として使用している。

写真はGR-09の何世代か後継機種にあたるGR-20という機種。発売は2004年だから、この機種ももう10年選手。
しかし相変わらずMIDIデータ入力用である。


今日は久しぶりにこの機種の内蔵音源を聴いた。昔の機材に触れるとき、時代や機材が変わっても、大切なのは音楽に向かうときの発想や感性の瑞々しさなのだということを再認識させられる。

今度はライブでもちょっと使ってみようかな。

雨の夜にはフィロソフィー

仙台の街なかにいることを忘れてしまいそうな、 不思議な空間である。


オジーノカリーヤ。
今じゃ完全予約制の欧風カレーレストラン。


今日の授業でお世話になった阿部先生の
「自分のいのちは自分で守れ!」
というメッセージは強烈なリアリティだったなぁ…

こんな雨の夜は、ちょっと気取って
兄貴たちと哲学なんかを語り合いたくなる。