2012年6月30日土曜日

ちいさなステージですが

梅雨の晴れ間、青空の下、七ヶ浜で行われるトライアスロン大会の前日祭。
同町のミュージカルグループ「NaNa5931」の有志が公民館前の広場で開催された「トライアスロン復興際」にてパフォーマンスを披露しました。
先ほど現地に赴いていたSCSミュージカル研究所指導員から、報告の写真がメールで送られてきました。


報告によれば、以前NaNa5931の本拠地である七ヶ浜国際村が避難所になっていたとき、何度か支援活動においでになっていた方がたまたま会場にいらっしゃっていたそうです。その方は、当時避難所に居たNaNa5931のこどもたちとも仲良くなっていました。
ステージに、そのときの子どもたちを発見し、パフォーマンスの中でこどもたちが笑顔で歌う「ほんとうにほんとうにありがとう」を聴きながら号泣されていたそうです。



被災地七ヶ浜は、ほんとうにたくさんの皆さんから助けていただいています。
お返しがなかなか出来ませんが、こうして私たちが出来る範囲内で、子どもたちとともにありがとうのメッセージを発信し続けたいと思います。
ステージの大小に関わり無く、ひとつひとつ心をこめて取り組んでいきます。


2012年6月26日火曜日

それぞれのドラマ

気がつくと
とうに日付は変わっていて
もう寝なくちゃ
と、思いながらも
一体今日は何人の方のお話を聞いたのだろうと
ぼーっとしながら思い出して数えてみた
宮城野区→泉区→青葉区の事務所と移動しながら
本日は社員、役員、スタッフ以外に6名

それぞれ仕事のような、人生相談のような…

ひとにはそれぞれのドラマがあるもの
ひとのいのちは必ず尽きるもの
出会いには別れが必ずやってくるもの
それは
生き別れか死に別れか
ふたつにひとつ

それを痛感させられる一日でした

こんな僕でも
今のあなたの役に立つのであれば
どんどん利用して下さい

2012年6月24日日曜日

Reading Marathon!

ミュージカルの舞台作品を創り上げていく上で、役者、ダンサー、歌手の個人的な背景、バックボーンというものは、見逃せないものです。

そのあたりを、逆手にとって実に巧妙に作品のなかに織り込まれたのが、あの名作「コーラス・ライン」でしょう。
1970年代に、SCSミュージカル研究所主宰の梶賀千鶴子は、その作品の日本版をつくるため、原作者で振付・演出を行ったマイケル・ベネット氏から、NYで直接指導を受けていました。
梶賀氏の話によれば、マイケル氏は当時「柔軟な頭脳、筋肉に宿る知性」という言葉をよく用いたそうです。

さて、今日の日曜日のお稽古場。デスクワークの手を止めて、地下の稽古場に下りてみると、玉川遥先生の声楽(歌)レッスンが、行われておりました。


来月のミュージカル「sakura」公演に向けて、毎週稽古場のテンションが上がっていくのがわかります。
歌に対する先生のダメだしも厳しくなっていきます。


一方、稽古場を離れれば、彼らは普通の小中高の生徒、大学生、社会人、家庭人。週2回程度のレッスンで、先生方のダメ出しに反応する力をつけていくことはなかなか難しいものです。
台本や歌詞はもちろん、先生方の言葉や芸術的意図を理解するための感性も磨いていかなくてはなりません
そこで僕は、彼らの稽古場以外の時間の過ごし方に目をつけ、十数年前まで行っていた SCS Reading Marathon (SCS研究生読書量コンテスト)を復活させました。


今月から、12月までの半年間、いちばん本を読んだ研究生にご褒美をあげることにしました。
どんなきっかけでもよいから、特に幼い研究生たちには読書の楽しさを知るきっかけにして欲しいとも思っています。
この企画は自由参加なのですが、さっそく、今日、小学生の女の子が読後感想文を持ってきてくれました。うれしいなぁ。彼女は松尾芭蕉の伝記を読んだのだそうだ。何でも芭蕉は伊賀の生まれで…一生懸命書いてきてくれた鉛筆の文字に親しみを覚えます。
研究生の作文は、もちろん僕は全てに目を通します。僕自身もこどもたちの感性に大いに刺激されるからです。
そういえば「芭蕉忍者説」なんてことを耳にしたことがあるなぁ…邪念の入った僕の妄想はあらぬ方向へと発展します(笑)

経験上、芝居もダンスも歌も、全てに「読解力」が要求されます。ゆえに、各個人の読書量は稽古場の雰囲気や作品の質の向上に直結します。

SCS Readinng Marathon は、そのちょっとしたきっかけ。
先のマイケル氏のことば、「柔軟な頭脳、筋肉に宿る知性」をもって
これから先の新しい舞台づくりに、ひとりひとりの個性がきらめきますように


2012年6月23日土曜日

映画で思い出すこと

今日は朝からSCSミュージカル研究所関係者7名が
映画「じんじん」の撮影現場(松島)に向かっています。
大道芸人が登場するシーンでの撮影協力で、衣裳や小道具の一部を携えての出前(^^)
一行は先ほど仙台に戻り稽古場へ合流しました。
写真を撮るのは忘れちゃったみたいですが、
本編は来年4月公開の予定だそうです。
楽しみです!
じんじんの公式サイトはこちら

映画といえば、
最近SCSミュージカル研究所が撮影に協力しているものとしては…

パンドラの匣(2009)
本ブログ関連記事

お菓子放浪記(2011)
本ブログ関連記事    
公式サイトはこちら

などがあります。
「お菓子放浪記」は、このブログでも時折紹介してきましたが、2008年末に撮影された「パンドラの匣」は、私自身がSCSの役者に付き添って、あちこちロケ地に同行したということもあり、個人的に思い出深い映画です。そしてそのロケ地のなかでも特に、南三陸町にある旧清水小学校の校舎での撮影は鮮明な記憶として残っています。

これは旧志津川町立清水小学校の校舎前で撮影した1枚の写真。
この校舎は、津波で跡形も無く流されてしまいました。

(3年半前。僕の右隣は助監督の久保さん)

震災後、このあたりを通った時には涙が止まりませんでした。
ほんとに跡形も無く流されてしまっていました。

さて、冒頭の話題。
今日のSCS撮影協力隊。
松島からの帰り道野蒜海岸の方を通り、津波で亡くした仲間、あかねちゃん(当時9歳、SCSキッズクラス所属)に車中から手を合わせたそうです。

被災地で暮らす私たちは、ふとしたことで、未だに3.11がフラッシュバックします。

映画「パンドラの匣」は現在アマゾンなどでも、DVDを手に入れることができるようです。
ご興味のある方は是非、一度ご覧になってください。



2012年6月22日金曜日

夕焼け、国際村にて。

夏至だった昨日。
木曜日は、七ヶ浜国際村パフォーマンスカンパニーの稽古日です。
現地に到着して、何となく外が気になり出てみると、

素晴らしい夕焼け。


写真ではうまく切り取れません。
ちょっと撮影方法を変えて…


う~む、手持ちのコンデジで撮影するのは難しい。
うまく伝わるかなぁ。
しばし見惚れておりました。

さて、七ヶ浜の子どもたち、
この夏はいろんなイベントやステージにお呼ばれしています。

そのうちのひとつ。
トライアスロン復興際
昨年、震災で中止になった
トライアスロン大会が7月1日に復活します。
その前日に催されるおまつり。
そこに、七ヶ浜国際村パフォーマンスカンパニーの
Groove7(パーカッションアンサンブル)
NaNa5931(ミュージカルグループ)
がお呼ばれしてミニパフォーマンスをご披露することになりました。

日時:平成24年6月30日(土)
10:00~17:00
(国際村の子どもたちの出演は11:30頃からの予定)
会場:七ヶ浜スポーツ施設内 公民館南側駐車場

お時間のある方は、是非おでかけください。
屋台村なんかもあるようですよ。

あー、それにしても
昨日の夕焼けに
まだ感動しています。

2012年6月20日水曜日

使い古されていくことば

今朝、台風が去ったあと、
雲の切れ間を仰ぎ、
青い色を眺めていました。
曇りがちなこの時期には、
ココロの清涼剤のような青色です。

町は、風雨にさらされたあと
朝日を受けて、
その表情は何だか、
泣き止んだ直後の
こどもの気持ちに似ているなと思いました。

ふと、
3年前のちょうど今頃
僕らはCDの制作の最終段階で、
時間との闘いをしていたことを思い出しました。
「きずな」という言葉は、
今ほど使われてはいませんでした。

そしてぼくらはその2週間後、
2009年7月3日のJUN_harvestライブで
CD「KIZUNA」を世に送り出しました。


結果的に7月3日のそのライブは、
JUN_harvestのメンバー、
一ノ瀬健治にとって、
バンドのドラマーとして
2時間のフルステージを叩ききった
最後のステージとなりました。


最近は、なぜか
きずなって響きをTVラジオなどで聞くと
ちょっとうさんくさく感じてしまいます。
震災から1年以上経って
このことばは使い古されたのか、
進化したのか、
僕には、響きが変わって聞こえてきます。

しかし、
僕らの、この「KIZUNA」は、
震災後
新しい響きをもって
ステージで輝いています。

僕らのKIZUNAは
決して
使い古されることはありません。


な、健ちゃん。
忘れてないぜ!

2012年6月18日月曜日

SCSミュージカル「sakura」チラシできました!

SCSミュージカル研究所が
この夏お送りする新作ミュージカル!
「sakura」(さくら)

チラシができました(^^)

作・演出・振付:梶賀千鶴子
音楽:上田亨+ヒロセ純

出演:SCSミュージカル研究所
NaNa5931 (七ヶ浜)、みちのくミュージカルシアター(一関市)、伝国座(米沢市)の各有志メンバー

音楽は生演奏を予定しています。
JUN_harvestのサイトウミノルがバンドマスターを務めます!

詳細情報は、随時このブログでもお伝えしていきます。



チケットは、SCSミュージカル研究所(022-224-7051)
または、オンラインチケット
ローソンチケット Lコード:26800
ちけっとぴあ Pコード:421-894

で、お求めになれますよ!


震災後の支援活動の最中に
七ヶ浜町の海岸近くでみつけた桜の花がモチーフの作品です。
当時のブログ記事はこちらです。

塩水をかぶり
瓦礫の中で根っこは天を向き
それでも
いのちをつなごうと
花を咲かせるsakura
しかし
それは一生で最後の花
明かりのない被災地の真ん中で
sakura
夜空を見上げ夢を見る…




2012年6月17日日曜日

梅雨の晴れ間に

昨夜の雨が上がって、雲の切れ間からちょっぴり青空がのぞいています。
事務所の窓から見える空。


クレーンがちらっと見えていますが、ここにはビルが建ちます。
この辺のお空がまた狭くなるなぁ
世の中は日曜日。
梅雨の晴れ間を楽しんでいる方も多いんでしょうね。

しかし日曜日とはいえSCSのレッスンは、
通常通り行われています。
出社してみると、
机の上には何やらいろんなプレゼント。
お供え物状態(笑)


そうでした。
すっかり、忘れてました。
今日は「父の日」なんですね。
みささん、お気遣いほんとにありがとうございます!

しかし
僕にはこんなに子どもが居たっけ?(^_^.)

よく見ると、中にはかつての事務所猫たちからも。
そーいえば、今は台原に移住している猫たちは
みんな、お医者さんのカルテの苗字がヒロセでしたね(^^ゞ


事務所猫のひろせカムちゃん
(旧事務所にて)

果てしなくある事務仕事の合間、
ちょっとレッスンの様子をのぞきに地下の稽古場へ。

すると、子どもたちに
いつもありがとうございます!」と
挨拶されてしまいました。


やっぱ、僕にはこんなにこどもがいたんだ。
みんなほんとにかわいい。
思わず目を細めてしまいます。
プライマリークラスの彼らから見ると、
おじいちゃんの世代に近づいてきていますが、
これからももっともっとがんばらねばね。

それにしても、
こんなにこどもがいるのに
なぜか
一人暮らしの現実(笑)




2012年6月16日土曜日

ボイジャーのきもち

35年前に打ち上げられた「ボイジャー1号」が太陽系の境界に達したか、というニュースを見ました。
人工の物体で太陽系の外に出るのは、彼がはじめてなんだそうな。

思わず「彼」なんて呼んでしまいましたが、彼女かもしれませんね(笑)
2003年に打ち上げられて、2010年に還って来た「はやぶさ」のニュースでは、勝手に自分と重ね合わせて、いたく感動して、涙が出そうになったものでした。
一方、ボイジャー1号くんは、沢山のデータを地球に送り続けてくれながらも「帰還」は想定されていないのだそうです。
なんとも切ないはなし。

相手は言ってみれば「機械」でありますが、
僕には何だか彼らに感情があるような気がするのです。
例えば「そろそろ買い換えようかな」なんて思っているパソコンやクルマが、急に調子悪くなったりってことは、ありませんか?
まあ、偶然といえば偶然でしょうが。

ニンゲンの為に命尽きるまで仕事を続けているボイジャー君を想うと、日常の些事に一喜一憂している自分が小さく見えてきます。
そして「こりゃ大問題!」と想っていることも、さしたることもなく思えてきます。

それにしても、
ボイジャー1号くん、

地球に戻ることはないのに
果てしない大宇宙を
ものすごいスピードで突き抜けていく!

あなたの姿を想像して
カッコいいとと想うと同時に
とても胸が苦しくなるよ

いつか、
僕のたましいが宇宙に解き放たれたとき、

あなたの姿を観てみたい…
あなたに逢いにゆきたい…

窓の向こうから
クルマが
アスファルト上の雨を
轢いてゆく音が聞こえてくる夜
そんなことを考えてみる
鳴神月







2012年6月14日木曜日

20年前のうた

「Good-bye My Town」
1992年から約4年間、仙台放送のオープニングとクロージングで流れていた楽曲です。


作詞・作曲・歌/ヒロセ純
編曲/榊原光裕

音源は1992年当時のものを使用しています。
つまり20年前のヒロセ純の声ってことになりますね(笑)
写真は最近のライブの様子や仙台の風景など。

90年代初頭に仙台でTVを観ながら夜更かししていた方にはちょっぴり懐かしい歌かも。
お時間のある方、クリックして聴いてみてくださいね(^^)

2012年6月13日水曜日

まさにそのために

4日前に行われたミュージカル平泉「夕焼けの向こうに」大船渡公演。
昨日、岩手日日新聞に記事が掲載されたとのことで、
地元のメンバーが、事務所にその切抜きを送ってくださいました。


記事を読み進むと、
大船渡市内の仮設住宅に住む男性の感想が載っていました。
「これまでこのホールで見た中で一番。特に孫のような子どもたちの姿に胸を打たれた」というコメントです。

この一文を読んで、僕のほうが胸を打たれました。
全てが報われるような思いを持ちました。

僕らが目指している「舞台芸術による復興支援」の目的は、まさにこの言葉に集約されています。

前述のブログ記事で書いた「陸の灯台」。
オトナたちが子どもたちにとっての「陸上にある灯台」となれるよう、オトナ自らの心に「このこどもたちを守らなくちゃ」という前向きの灯をともすきっかけづくり。
そこに被災地で生きる意味、復興へのモチベーションが生まれてくると信じます。
それが僕らに与えられたミッションだと信じます。

今回は、出演者の子どもも大人も、
見事にその復興精神を
大船渡の舞台で体現してくれました。



2012年6月11日月曜日

忘れた頃に

今日は11日
そして
明日は12日。
あたりまえのようにやってくる
明日

しかし、その明日は誰もまだ見ることができません。
昨日、
明日を見たがっていて
当たり前のように来ると信じていて
見ることが出来なかった
そのひとの明日を想います

今日であれから15ヶ月
そして
明日は宮城県沖地震から
34年

昨日の朝、大船渡で見つけました
ホテルのそばにある建物の壁に


「災害は忘れた頃にやってくる」
昭35.5.24
チリ地震津波水位表
と読めます

52年前の記録

周囲は鉄筋の建物を残し全て無くなっていました

僕が泊ったホテルの窓からは、
こんな景色が見えました
写真右手の駐車場(であったろう)部分には
カモメたちがたくさん(浮いて)休んでいました


前の晩、ホテルの明かりがついているのに、
ナビの地図が無ければ、なかなかたどり着けないという経験をしました

ホテルの明かりは
あたかも
陸の灯台のようでありました

今日があれから15ヶ月であったことを
忘れそうになっている自分がいました

人間は忘れる動物です
忘れることで、救われること
言い換えれば
時間が人を癒すこともあるでしょう
しかし
私たちの経験を
正確に後世に伝えていくことも
大切な仕事であると感じています

2012年6月10日日曜日

ミュージカル「夕焼けの向こうに」大船渡公演、無事終了。

朝、目覚めると
昨日の東北南部梅雨入りの発表に続き、
岩手も梅雨入りしたのでは?
と思わせるような天候。

僕らが宿泊したホテルは2階まで津波が来ていたそうです。
周囲はこんな状態でした。


何も無くなってしまった大船渡の中心部では、
地元の方でさえ、時折「ここはどこだっけ?」と道に迷いそうになるんだそうです。

そんな津波の被災地、かつ雨模様の中、
整理券はすべて出券している状態とはいえ、
「入場無料」のこのミュージカル公演に
お客様はおいで下さるのだろうか…
一抹の不安を抱えながら、ゲネプロの時間を過ごしていました。
しかし、ご覧ください!
会場となった大船渡のリアスホールは、
たくさんのお客さまで客席が埋め尽くされました。


さらにダブルアンコールを頂くなど、大きな拍手を頂きました。



お客様の中にはこのミュージカルを一目見ようと
遠方からいらした方も沢山いらっしゃいました。
お客様以外でも、ボランティアで、
会場受付や整理のお手伝いを買って出てくださった方も大勢。

その中のお一人、米国からいらした、
レイモンド・ハーランさんからは、
「私たちが想像していたレベルをはるかに超える素晴らしいパフォーマンス。東北の人たちはすごい!」
と絶賛して頂きました。


後で知ったのですが、このお方はNHKの番組などに出演しているパックンのお父さまだったのですね。
びっくり。遠いところをありがとうございました。

一方、出演者で最高年齢のひとり「蝶子さん」は今日が74歳のお誕生日。


蝶子さん曰く「わたし、震災後の大船渡で、こうして舞台に立つために生まれて来たのかも。今日はとても幸せ。」
実は彼女、ここ大船渡のご出身です。
蝶子さん、演技もドイツ公演以上に磨きがかかって素敵でしたよ。


なにはともあれ、無事終了。
この場をお借りして、ここまでの出演者のがんばりに敬意を表し、関係各位のご尽力に感謝申し上げます。

2012年6月9日土曜日

ミュージカル平泉「夕焼けの向こうに」大船渡公演、いよいよ明日開幕!

河北新報社の広域交流版に
ミュージカル平泉「夕焼けの向こうに」
大船渡公演の記事を載せていただきました。








河北新報社さん、丁寧に取材していただき
ありがとうございます。
この公演の関係者にとっても励みになる記事。
この場をお借りして感謝申し上げます。









一方、現場では、リノリウムを敷き終わり
平台組が始まりました。
勿論、照明、音響、
同時進行で仕込みは続きます。









このチーム、動きに全く無駄がありません。
それもそのはず、各ポジションのチーフクラスが自ら動いてます。
少数精鋭のプロチーム。
またの名を梶賀組(^ー^)ノ





2012年6月8日金曜日

久々のJUN_harvestメンバーネタです

今週末
 「東日本大震災復興祈念 台日文学者交流会」
という催し物が盛岡で開かれます。

JUN_harvestではベース奏者として活躍するタダやんこと只野展也(ただののぶや)が、上記イベントでは得意のシンセサイザーを駆使し、詩の朗読の伴奏を行います。

ヒロセ純は当日、大船渡での平泉ミュージカル上演のプロデュースで同じ岩手県にはいるのですが盛岡までは行けず(泣)一方、JUN_haevestメンバーのサイトウミノル(g)と黒瀬理知(d)は、7月に電力ホール(仙台)で行われるミュージカル [sakura]のバンドメンバーとしての参加が決まりました。
音楽(作曲)は上田亨氏、編曲は日高哲英氏が担当。当日の生演奏をどうぞお楽しみに!

最近「ライブやんないの?」というお問い合わせを頂く事がありますが、一応JUN_harvestメンバーそれぞれ日常の活動を精力的にこなしている状態。
JUN_haravestライブは現在計画進行中。
決定情報は、このブログで真っ先にお知らせする予定です。

さて、そのタダやんの盛岡でのイベント概要は以下の通り。
きっと彼独自の世界観を繰り広げてくれるはず。
入場無料とのことですので、お近くの方は是非応援に行ってみてください。
詩の朗読とどんな絡み合いが行われるのでしょうか。
昨年、インドで演奏して来た経験が爆発するステージになるのでは!

●6月10日(日)
台日文学者交流 II 18:30~20:30
おでってホール(プラザおでって3F)
テーマ:「音楽を交えた台日交流」
        只野展也の伴奏による台日文学朗読等


台湾側文学者:向陽(詩人)、陳育虹(詩人)、白霊(詩人)
林黛嫚(小説家)、横路啓子(翻訳家)、
陳義芝(詩人)
日本側文学者:原田勇男(詩人)、谷口ちかえ(詩人)
森三紗(詩人)、松平盟子(歌人)
柏崎驍二(歌人)、照井翠(俳人)
渡辺通子(俳人)

合唱:松園シルバー・ダックス(合唱団)
 東日本大震災、石川啄木、宮澤賢治に関わる歌曲

●主催:台北駐日経済文化代表処 
●共催:国際啄木学会、盛岡大学


2012年6月7日木曜日

いよいよ大船渡公演が迫ってきました。

事務所に、みちのくミュージカルシアターのメンバーから
岩手日日新聞さんの記事切り抜きが送られてきました。
今週月曜日の記事だそうです。
(写真をクリックで拡大できます)


地元の新聞の応援も受けて、震災復興支援公演、
いよいよ秒読みとなりました。

こうして、地元のマスコミに取り上げていただくことは、
出演者や実行委員、そして、
公演地にとっても大変励みになることであります。
そして、記事を読ませていただきながら、
この作品のプロデュース開始からもう4年も経つのか…
と、ちょっと感慨深いものがありました。

本番は、10日(日)
入場整理券は、既に全て配布されているとのことで、
新たなお客さまをお誘いできないのが残念ですが、
整理券を入手されたお客さまのご来場を
心からお待ち申し上げております!

2012年6月6日水曜日

名古屋にて

NaNa5931名古屋公演実現へ向けて、
日帰りの弾丸視察ツアーを敢行しました。

予定されている会場は、名古屋大学豊田講堂。
約1000の座席を有する、素晴らしい場所です。
 
 
迎えてくださった名古屋の皆さんも
素敵な方々ばかりで、打合せも有意義なものでした。
 

但し、ここは「劇場」ではなく、
「講堂」であります。
 
講堂としては、ほぼ完璧な設備を備えた
魅力的なスペースですが、
NaNaの作品を上演するには、
多くのハードルを越えなければなりません。

今日お会いした名古屋の皆さんの
暖かいお気持ちに応える為にも
ひとつひとつ丁寧に
そのハードルをクリアしていこうと思います。
 
 
弾丸ツアーの帰路、名古屋駅にて、
視察男組4名は、地元の方に教えて頂いた
「世界の山ちゃん」にて
手羽先&ビール!
これ大事。

いやぁ~、噂通り
美味しい手羽先
堪能させていただきやした(^-^)
 



 
帰りの新幹線の車窓からは浜名湖付近で
美しい夕焼け。

当初、天気はあまり良くない予報でしたが、
適度な風もあり
気持ちの良い弾丸ツアーでありました。

あ、間もなく仙台到着!
 
 

部分月食

月曜の夜、手持ちの安物一眼レフで部分日食を撮影してみました。

 

あまり良い写真ではありませんが、ほぼ食のピーク時の写真です。 右下の黒い部分が僕らの住む地球の影だと思うと、何だかすごく感動してしまいました。

自分のちっぽけさを感じるとともに「生きている」という感覚や不思議な嬉しさがこみ上げてくる美しい夜でした。


2012年6月4日月曜日

今夜は

条件が良ければ
部分月食
というものが観測できるんだそうな。
午後6時59分から午後9時7分ごろまで観測することができるらしい。
食のピークとなる午後8時3分には月の約4割が欠けて見えるんだそうな。

宇宙のリズム、
自然の摂理に、
僕たちは抗うことは出来ないけれど

「不思議だな」
「美しいな」

と感じる心は、常に保ちたいものです。

写真は、先週撮影した七ヶ浜国際村のとある場所。


2012年6月3日日曜日

仕上りは上々。

ミュージカル平泉「夕焼けの向こうに」大船渡公演へ向けての二日間にわたる稽古を終えました。


 

キャストの仕上がりは上々です。

6月10日の本番、どうぞご期待ください。

 

 

2012年6月2日土曜日

平泉弁当(駅弁)

一関のお稽古場に、実行委員長からスタッフに夕食の差し入れ。「平泉」弁当!


フタを開けると、中尊寺の金色堂をモチーフにした食材の配置。


ウニやアワビが贅沢に用いられ、見た目も味も最高です。
JR一関の駅で販売されているとのこと。(1300円)
東北本線一関駅開業時から構内営業されているという老舗「あべちう」さんのお弁当です。

いやぁ~、うんまかった(^O^)
美味しくいただいた後は、夜のお稽古。

本日は夜9時までの予定。
そして、明日はまた朝9時からの最終稽古です。
美味しいものを頂いて、このあとも頑張れそうです!



大船渡公演まで一週間! ミュージカル平泉「夕焼けの向こうに」

東日本大震災復興支援と銘打ち、被災地大船渡市にて「夕焼けの向こうに」の無料公演を決めたミュージカル平泉上演実行委員会。準備も着々と進められています。

そして、出演するみちのくミュージカルシアターのメンバーは、今日、明日と最終の仕上げ稽古です。


今日はいつもと違う稽古場、真柴コミュニティセンターというところ。

とても良い天気。

稽古場を吹き抜ける風が心地良い(^-^)



2012年6月1日金曜日

豪華弁当(^^)

年齢とともに望んでいることではないのですが「理事」とか「評議員」とかの役を仰せつかることがあります。
基本的にノーギャラ、無報酬のものに限ってお引き受けするのですが、報酬とまでは言えないものの、たまにこんなおいしい思いをすることもあります。


本日は某学校法人の役員会。僕は評議員となっております。
そこで会議のあとにいただいたお弁当。
これが、実に美味しかった。

お魚を一口いただいたあとに
「あ、これは記念写真撮っておかなくちゃ」
と、慌てて撮影。
右の奥に見えるのは、クジラです。

クジラ云々という輩はたくさんいるようですが、
その論理で言ったら、かわいい動物たちを食べちゃいけない。
まして、人工的に増やして食べるなんて、自然の摂理に反する。

まぁ、めんどくさいことは考えずに、
単純に、僕はクジラ、好きですね。
「いのちがいのちに繋がるように」
しっかり、全部おいしく頂きました。

今日いただいたいのちたちのためにも
一生懸命生きなければなりませんね。