2015年9月30日水曜日

マクベス

日帰りでの強行軍でありましたが、様々な意味において「観なければ!」と思っていた「NINAGAWAマクベス」、観劇してまいりました。

沢山の刺激を頂き、そして大いにインスピレーションを感じ、そして勉強になりました。

市村正親さんは、相変わらずパワフルかつ圧倒的なオーラを放ち、田中裕子さんの演技には、細部にいたるまで完全に魅了されました。

同行の梶賀センセは、1980年の日生劇場における初演(マクベス=平幹二朗氏)も観ているということで、その時の話も興味深かいものでした。

蜷川先生の演出には、大いに学ぶところがあり、かつ我々の世代で為すべきことの示唆にも富んでいるように感じたのでありました。

2015年9月29日火曜日

日々是新

かつて松下幸之助氏がおっしゃった「日々是新」(ひびこれあらた)という言葉。
氏によれば、「一日の苦労は一日にて足れり」というように、きょうはまたきょうの運命がひらける。きのうの分まで背負ってはいられない。毎日が新しく、毎日が門出である。
日々是新なれば、すなわち日々是好日(ひびこれこうじつ)。素直で謙虚で、しかも創意に富む人は、毎日が明るく、毎日が元気。さあ、みんな元気で、新しい日々を迎えよう。
ということなのだそうだ。

さて、話は変わるが、この土日は中秋の名月、そして満月と、お月さまに導かれたような二日間であった。
その中秋の名月の日。少し早目なのだが、米沢にて母の四十九日法要を無事に終えることが出来た。母の戒名には(住職に月の話は一言もしていないのに)「月」の文字が入っている。図らずも法要が中秋の名月の日と重なり、不思議なご縁を感じた。

翌日、満月の晩には、お気に入りのレストランで小さな祝賀会。私が幹事を務めさせていただいた。出席の皆さま方には大変喜んでいただき、私にとっても嬉しい時間となった。

家に帰ると、世間がスーパームーンとやらで騒いでいる満月をずっと観ていた。
世間と月の隔たりは遠く感じたが、同じ月を観ている人を想いつつ私と月の距離は近く思えた。
さうして夜半に月が雲隠れするまで、明かりを消して寝室一杯に月光を招き入れた。

一夜明け今朝は久しぶりに東北大学の片平キャンパスを散歩してみた。


金木犀の香りはほとんどなくなっていて少々さびしい気もしたが、微かな残り香が秋の深まりを予感させた。

その道すがらふと浮かんだのが、表題の言葉。

近頃自分の周囲にパナソニック製品が増えてきたせい(笑)ということでもないが、昔から好きな言葉である。その通りであると思う。

2015年9月27日日曜日

開く瞬間(とき)

SCSミュージカル研究所ではマスターコース(最上級コース)に進級できるチャンスが年に2回あります。昨日はそのうちの1回、秋のオーディション直前の稽古場に潜入してみました。

受験生にとっては課題となっている少し難易度の高いダンスに、受験者ではない研究生たちも、貪欲に挑戦しています。速いテンポのダンスを速度を変えて丁寧に解説して指導してくれていたのは、来月から正式にSCSの指導員4名のうちの一人となるA先生。その指導に食らいついていく少年少女たちのまなざしは真剣そのもの。

ダンスに関する高度な技術もどんどん自分の身体に取り込もうとする「やる気」が稽古場に現れたときに、それは周囲に伝染して大きな成果となるときがあります。昨日はまさに彼らの才能が開かれるその瞬間(とき)でした。25年以上稽古場を見続けてきて、近頃ようやく得た確信のひとつです。


昨日のオーディション直前のあの貪欲なる空気感。まさに子どもたちの中で、何かすごいやる気が生まれて、それが開いていく瞬間です。もちろん本人たちがそのことを自覚することは殆どなく、数年もしくは10年以上経て、それに気づきます。
そして、そんな風に「大好きなもの」を見つけることができた子どもは、多くの場合その後の人生で幸せの果実をたくさん実らせることが出来ています。


2015年9月26日土曜日

ちょっとしたイベントこそ

昨夜は山形県米沢市に居りました。
ミュージカルグループ「伝国座」のお稽古場です。
本日行われるイベントにお誘いあり、伝国座がパフォーマンスすることになりました。
そこで、昨夜は基本レッスンの後、翌日の本番向けのお稽古が中心となりました。

お年寄りがたくさんいらっしゃる場所でのイベント参加です。
短いパフォーマンスですが、気を抜けません。
短くて小さなステージこそ、ちょっとしたイベントでこそ、出演者のクオリティが問われるものです。

それをことのほか身体て感じている梶賀センセや指導員たちは、真剣なまなざしで出演予定者に目配り、気配り。


一夜明けて本日、仙台の事務所で仕事している我々に、米沢からメールが入りました。
写真付きです。
うまくいったようです!
お年寄りの皆さんも大喜びしていただいたとのこと。
今日は仙台のお稽古場ではSCSミュージカル研究所マスターコースオーディションが行われたため、我々指導員はイベント会場へは向かえませんでしたが、とにかく成功おめでとう(^^♪



何よりも嬉しい報告を頂戴しました。
これでいいのだ。

2015年9月24日木曜日

司会

珍しくワタクシ「司会」というクレジットでお仕事させていただきます。
歌やダンスは、選りすぐりのメンバーにて。
10月3日(土)16時、
JR仙台駅は1時間だけのミュージカルワールド(^-^)v


お楽しみに。

追記:以下のページでも情報をご覧いただけます。

http://www.ejrcf.or.jp/concert/ 



 

2015年9月23日水曜日

予測不能

川の流れをじっと見ていると
沈んだばかりの太陽の残照のおかげで
鏡のような水面に、時おり「輪」が広がっているのがわかります
よく見ると、魚が跳ねた水の輪っかです

豪雨のあとの恐ろし気な表情は嘘のように
なぜかエメラルド色の水面に広がる
いのちの波動
不規則に、予想もつかないところに
広がります


次はこの辺かなと目を凝らしていると
自分の視野の端のほうで輪っか!
予測は常に裏切られてしまいます

いのちの営みは
予測不能

そんな結論に達した
お散歩でのひととき

昔、稽古場や事務所のあった辺り
愛宕大橋にて

2015年9月22日火曜日

アンケート

毎回お客さまからいただくアンケート回答用紙はすべてに目を通しております。
今回は、いつもより少し回収率が上がっています。その分、心を動かしてくださったお客さまが多いということでありましょうか。特に今回は少々実験的ともいえる太宰治×ベートーベンの音楽劇は、予想以上に高い評価を頂きました。再演も視野に入れなくてはと感じた次第です。


公演翌日。比較的ゆったりとした時の流れの事務所にて、ずっしりとした束となったアンケートの重みを感じつつ、一枚一枚全て読ませて頂きました。
特に感想を書いて下さったお客さまの言葉は、ひとつひとつがあたたかく、これは出演者、スタッフにとって大いなる励みになります。
この場をお借りして、アンケートにご回答くださったお客さまは勿論、ご来場の皆さまお一人お一人に、心より御礼申し上げます。

文芸倶楽部2015舞台写真その2

昨日に引き続き、公演写真のご紹介でございます。







とりあえず、今回はここまで。
お楽しみいただければ幸いです。
また、劇場にてお会いしましょう。

次回SCSメンバーが皆さまの面前に登場いたしますのは、10月3日(土)16時よりJR仙台駅構内ステンドグラス前特設ステージにて、約1時間のパフォーマンスを行います。
入場無料。お楽しみに。

(C)2015 Kiyoshi Kashiwaya & SCS Musical Theatre Cmpany All rights reserved

2015年9月21日月曜日

文芸倶楽部2015舞台写真

お蔭様でたくさんのお客様に恵まれて、SCSミュージカル研究所公演文芸倶楽部シリーズ「ともだち」&「DANCE DAISUKI」公演は、無事に終了しました。
この場をお借りして、お客さま並びに関係各位に心から感謝を申し上げます。ありがとうございます!

各方面よりのリクエストにお応えして、舞台写真をいくつか、本日と明日の2回にわたってご紹介いたします。
(尚、オリジナル写真より解像度を下げて掲載。また本ブログに掲載の写真の無断転載・転用は法により禁じられておりますのでご注意ください) 
それでは、舞台をご覧になった方も、 残念ながら今回はご覧になれなかった方も、それぞれにどうぞお楽しみください(^_-)-☆







(C)2015 Kiyoshi Kashiwaya & SCS Musical Theatre Cmpany All rights reserved
 

見つめる

薄暗い舞台の袖から
先輩たちの演技を
じっと見つめる

この世に生を受けたものたちは
どんないのちだって
ニンゲンならばなおさら
見つめる方も見つめられる方も
愛しさが増す行為だ

中学生の女の子が正座をした
5歳の男の子も真似をする

二人とも
言葉を交わすこともなく
じっと
舞台を見つめている







2015年9月20日日曜日

ゲネプロ写真いくつか

SCSミュージカル研究所、文芸倶楽部シリーズ「ともだち」&「DANCE DAISUKI」公演。
お陰さまで2日目の2公演を無事に終えました。

ゲネプロ(ドレスリハーサル時)の写真ですが、いくつかご紹介いたしましょう。








明日はいよいよ千穐楽です。
既にチケットを入手済みのお客さま。
どうぞお楽しみに!


2015年9月19日土曜日

初日

お陰さまでSCSミュージカル autumn special @エル・パーク仙台公演開幕いたしました。
満場のお客様に恵まれましたこと、出演者、スタッフを代表して心より御礼申し上げます。

写真はリハーサル時の1枚。


個人的には、奇しくも今日が母の最初の月命日でありましたから、リハーサルを観ながら、もう一月経つのか、と感慨深く、特にモリコーネの音楽や、モーツァルトのレクイエムに振り付けられたダンス表現が心に染みました。

一方、第一部の「ともだち」は太宰治とベートーベンという組合せの舞踊劇。

アンケートによれば、走れメロスとクラシック音楽がとても馴染んでいたこと、それと男性キャストの演技が好評を頂いたようです。

明日は2回公演。15時の回のみチケット僅かにございます。
お問い合わせは(公演中は電話が繋がりにくくなりますので)
Info@scsmusical.com
までお気軽にどうぞ。


2015年9月18日金曜日

いよいよ

明日から3日間にわたって開催されるSCSミュージカル研究所公演、豪華二本立て「ともだち」「DANCE DAUSUKI」。
朝から舞台スタッフによる仕込み作業が続き、先ほどから出演者たちも劇場入りしました。
このblogでも少しずつ劇場のようすをアップしていきたいと思います☺

2015年9月16日水曜日

今年の七ヶ浜ミュージカルは、11月21日(土)~22日(日) ゴスタン!

今週は仙台にてSCSミュージカル研究所公演がございますが、ここ仙台から東へ約20キロちょっとのところにある海沿いの町、七ヶ浜町にある「七ヶ浜国際村」にて行われるミュージカルも、着々と制作が進められています。

と き:2015年11月21日(土) 18:00~
             22日(日) 11:00~ ③15:00~

ところ:宮城県七ヶ浜国際村ホール(宮城県宮城郡七ヶ浜町花渕浜大山1−1)

タイトル: Go Astern (ゴスタン)

既に今年の芸術銀河のパンフレットには情報がちらと載っています。



震災後に七ヶ浜町から発信されたオリジナルミュージカル「ゴーへ~Go Ahead」。震災の翌年には東京公演(日生劇場)も成功させました。今年は先月の名古屋で公演をさせていただき、その興奮も冷めやらぬところですが、いよいよこの秋は、梶賀千鶴子の書下ろしにより、「ごーへ」と対をなすタイトルにて制作・上演される新作ミュージカルが再び七ヶ浜町発信でお目見えいたします!

出演はNaNa5931(なな・ごー・きゅー・さん・いち)+SCSマスターコース・セレクション
音楽は不肖ヒロセ純+y2コンビにて担当しております。

チケット(全席指定席予定)発売日、入手方法などについては追って、このブログでもお知らせいたします。
七ヶ浜国際村ビレジャーズ会員様については先行発売がある予定です。


2015年9月15日火曜日

季刊まちりょく

天気予報を見ていたら「北海道の大雪山系・黒岳から、初雪の便りが届きました。紅葉も見頃…」
そんな今日、手元に届いたのが「季刊まちりょくVol.20」。



仙台市市民文化事業団が発行する季刊誌です。表紙を見ると10月~12月と書いてありますから、冒頭の北海道の話題とあいまって、もう今年も残すところ…(笑)という気分になります。

巻頭シリーズは当研究所主宰の梶賀千鶴子


無料で配布されていますので、機会があれば是非手に取ってみてください。梶賀に関しては5ページにわたる記事。SCS誕生以前の話題も書かれていますよ。

この期間に開業予定の地下鉄東西線に関わる記事も興味深いものがありました。

季刊「まちりょく」について…

<おもな配布場所> 
 仙台市役所1階「市民のへや」、各区役所、
 日立システムズホール仙台、イズミティ21、せんだいメディアテーク、
 仙台文学館、仙台市歴史民俗資料館、地底の森ミュージアム、
 仙台市縄文の森広場、せんだい演劇工房10-BOX、市内主要ホール、
 市内各区図書館、市内各区中央市民センター ほか

<お問い合わせ>
 仙台市市民文化事業団 総務課 Tel 022-727-1875

2015年9月14日月曜日

地下鉄東西線

2つ前のブログ記事で、今年12月6日に開業予定の仙台市地下鉄東西線の話題をとりあげたことも頭にあったのでしょうか。今日は、昼過ぎ所用でちょっと事務所から出た折に青葉通りと一番町が交わるあたり、地下鉄東西線「青葉通り一番町駅」となるあたりで立ち止まりました。


カメラを取り出し、一枚撮影。この写真の左手、新しい建物が、一番町駅の出入り口となります。ちょうど、藤崎デパートの向かい側あたり。

試しに、手元の電話をストップウォッチ代わりにして、ここからSCSミュージカル研究所の稽古場まで歩いてみました。
写真奥の赤い看板マクドナルドのところを左に入って、サンモール一番町を抜け南町通りに出ます。 途中、1箇所だけ交差点を渡るので、そこでちょっと信号待ちをしました。
結果的に地下鉄駅の出入り口から稽古場入口に到着するまで、私の足で3分50秒ぐらいでした。信号に引っかからなければ稽古場まで3分ちょっとで着くかな。

この駅を利用すれば稽古場まではアーケードを抜けて、雨の日も傘をさす距離は、ほんのわずかですみますね。地下鉄東西線の青葉通り一番町駅、稽古場に通う研究生諸君にとっても、かなり便利になりそうです。
この冬の開業が楽しみです(^^♪


2015年9月13日日曜日

おでん

少しづつ季節が移ろいで、秋っぽくなってきています。
おでんが美味しく感じるようになるわけでありまして…

以前は気の置けない相手と、仙台の銘店、三吉あたりでカウンターにつかまりながら、はんぺんと玉子にビールってのが楽しみのひとつでありました。人間はせっかく言葉や文字を使えるのですから、会話するってことは大切なことなんだと、自分に言い訳しつつね。

さて、昨日はひさびさに兄さんから「純ちゃん、今晩あたり、ぽわ~んとすねすか?」とお誘いアリ、
いつものように、ビールをぶら下げ出かけました。

兄さんがつくってくださったおでんを肴に一献。
外のおでん屋で一杯というのも良いけれど、これはある意味贅沢なおでん。


話題は文学的というより、哲学的、宇宙的な広がりを見せ…
大笑いしたり、真剣になったり、シュンとなったり、忙しき心の旅 しばし。
ま、要するにぽわ~んと酔っているわけですな。

左様に続くは、無目的な会話を目的とする時間(笑)

あっという間におでんを平らげ、
あっという間に時は過ぎ、
慌てておいとまのご挨拶。

少し火照った頬で歩く帰り道、
さまざまな言葉やフレーズが頭の中を去来していました。
魯迅の下宿の前あたり、
頬をなでる風には、
微かに虫の声が混じっていたような…。


2015年9月11日金曜日

新しい電車

初体験の特別警報のおかげで
昨日からほとんど外に出ていないことに気が付き
カメラを手に、ぽや~んと夕方散歩

一番町から青葉通りに抜け
大橋にさしかかったところ
仲ノ瀬橋の手前あたり
乗客のいない電車が走るのを見た


ほう
今年の暮れに開業する地下鉄東西線だ
車窓に人影はなく
試運転かな

地味な夕焼けを背景に
この車両
空に向かって飛ぶのでは
などと、一瞬妄想

眼下には
昨夜の豪雨の力を残した広瀬川
まだ恐ろし気な表情を見せている
夕焼けがほんのりと
それを薄める

そういえば
地下鉄工事が始まった頃
ここにくる手前の交番わきにサクラの木があった
けっこう好きな形の立派な木だった

けれども
そこに駅が出来るから切り倒されるのだときいて
ちょっぴり哀しい気分で
咲かせた最後の花を観に来たことを思い出した

そのサクラも
一緒に観てくれた人も
もう居ない

あれから
ずいぶんと時が経つ
そして
あの日から
今日で4年半経つのだから
そんな風に
ノスタルジーの世界に引き込んで
思い出してもいいのかな
と、想う

新しい電車は
あっという間に視界から消えた

「きらり」としたものは
突然現れて
無常に消える



一夜明けて

昨夜は、携帯にエリア警報メールが何度も来て、眠れない夜をお過ごしの方も多かったのではないでしょうか。
とにかくすごい雨の量でした。 警報メールの音で何度も3.11の晩を思い出してしまいました。

一夜明けて、宮城県内では、あちこちでがけ崩れや浸水、道路の冠水情報なども入っておりますが、この時間(10時過ぎ)になると、このあたり、仙台市中心部では、アスファルト路面も少し乾き始めてきました。

心配された地下にある稽古場への浸水は全く無く、また事務所への被害もありませんでした。
SCSミュージカル研究所周辺は比較的落ち着いている感じです。
しかし油断禁物。SCS関係者には間接的に被害を受けたり、避難中の方もおります。まだ宮城県内には、気象特別警報が出たままです。

先ほど仙台の北の方にある大崎市というところでの堤防決壊のニュースが入ってきました。
被害が少ないことを祈るばかりです。

仙台市内も小・中・高が、休校となっている今日、
気象情報、災害情報に気を配りつつ、不要不急の行動は控えたほうが得策のようです。




2015年9月10日木曜日

【連絡】七ヶ浜町 NaNa5931, Groove7関係各位

【本日夜のレッスン中止】

本日夜の七ヶ浜町でのNaNa5931&Groove7のレッスンは、
現在東部仙台大雨警報発令中ということもあり、中止となりました。(文責:廣瀬純)

七ヶ浜国際村事務局からの連絡もあるかと思いますが、念のためブログでもお知らせいたします。

2015年9月9日水曜日

特別練習

もともと「男子クラス」という名称の時間だった今夜のこのコマは、今では小学生から○0才までまでのメンバーが参加する、ファンキーな(笑)時間となっています。
SCSミュージカル研究所の藤田主任による指導のもと、文字通りの基本動作のレッスンが中心。

基本の反復が本番での自信や表現力に繋がります。

JUMPも気合い入ってますなぁ。

2015年9月8日火曜日

忘我、法悦

普段、客席から様々な舞台作品を観るときには、商売柄というか悲しい性というか、ほとんどの場合、邪念が入る。

例えば、
役者やダンサー、そして歌手たちの練習量や稽古場の様子を想像したり、節回しや台詞回しが気になったり、メロディーの癖が気になったり…しまいには舞台美術や衣裳の予算が気になったり(笑)

そうなると、殆ど「楽しむ」という感覚からは、ほど遠いものになってしまう。観客失格。そして、邪念に負ける自分の修行不足を毎度痛感することになる。

しかし、

今夜のミュージカル「クレイジー・フォー・ユー」(劇団四季@イズミティ21大ホール)は、違った。
初めて観た作品でもないのに、我を忘れて楽しんでしまった。
気が付いたら、スタンディング・オベーションをしている自分がいた。


周囲のお客さんも「もっと観たい!」と、興奮気味。

このところ、いろいろとあったせいか、我を忘れるような時間を持てたことは、大変によかった。

客席の心を震わせる、邪念を寄せ付けない、あっぱれな演技、パフォーマンスとともに、客席を楽しませるという「エンターテイメントの神髄」を見せて頂いたような気分であった。

2015年9月7日月曜日

福利厚生費?

この手の本は、めったに買わないのだけれども、
先日とあるカフェで手にし、内容に感銘を受けたので(笑)
ついアマゾンでポチってしまいました。


事務所メンバーはみんな猫好きということもあり、梶賀主宰曰く、
「社長、こーゆー本は、社員が癒されて、仕事の効率があがるんだから、福利厚生費で経費になるんじゃない?」

はて、どーなんでしょう。
今度、弊社の顧問税理士センセに相談してみてはと申し上げました。

私は、福利厚生費っていうには無理があると思うのですが…

因みに相談相手の税理士センセも長年事務所に猫がいらっしゃる、大の猫好き、一方、相談者の梶賀センセは1983年に新宿に出現した、劇団四季「キャッツシアター」オープン時の演出補。すなわち筋金入りの猫族の皆さま(笑)


2015年9月6日日曜日

ほんのり文化的

今週は、先輩音楽家が事務所に見えて、突然貴重なCDをくださったり、週半ばは劇団四季のミュージカルを視察させて頂いたり、昨日は市内の中学校の文化祭を拝見したり、夜は県民会館でオペラを観たり…
どれも写真は無いけれど(笑)記憶に残る時間を頂きました。
沢山の方々との繋がりの中で、支えられ、励まされ、生きている感じがいたします。

2015年9月4日金曜日

いも焼酎

いも焼酎の味を教わったのは、作曲家の上田亨さんからだったかな。
今日は、男同士の会。元気な親方がいる居酒屋「やんちゃぼうず」で、お湯割りにてスタート。

などと書くといかにもお酒の味を知っていそうで格好が良いけれど、お酒が呑めるようになったのは40過ぎてから。

30代までは、お酒が美味しいと思ったことはありませんでした。それまでは、旨そうに酒を飲む自分の姿など想像もつかず…
しかしながら(未だに量はいけませんが)諸先輩のお力添えもあり(笑)、美味しい肴で、ちびちびは行けるようになりました。

人生、何が起こるかわからんもんですなぁ。

2015年9月3日木曜日

奥州街道の真ん中で

久しぶりの青空に刺激され
事務所の近所で
道路の真ん中に立ってみた


ここはかつての仙台藩城下を南北に貫く一本道
国分町(こくぶんちょう)通である
すなわち旧奥州街道
百数十年前まで仙台藩では一番の繁華街であった通りだ

現代ではこの先、広瀬通、青葉通り、勾当台通りを横切って、青葉神社に続く直線道
グーグルマップなどで確認していただくとお分かりになると思うが
仙台市内を貫く直線道としては一番長いかも

平成の今やこの通りの北側は歓楽街と化しているけれども
南側は日本銀行はじめ金融機関、保険会社、旧国営電話局などお堅い系の会社が立ち並んでいる

時は巡る

白河以北
ふと江戸時代に
この通りを行き来していた旅人が
今しがた
私を追い抜いて行ったような…

不肖ヒロセ純
奥州街道の真ん中で
青空見上げ

一瞬詩人になったような気分(笑)



2015年9月2日水曜日

JR「駅コン」初、ミュージカルナンバー特集!

皆さんの中には仙台駅や上野の駅でオーケストラや、様々な演奏家たちによるクラシック音楽が演奏されているのをご覧になった方がいらっしゃるかも知れません。

たぶんそれは、公益財団法人 東日本鉄道文化財団様の主催により、東京駅と仙台駅のコンコースで、春と秋に開催されている「上野の森コンサート」(上野駅)と、「杜の都コンサート」(仙台駅)です。毎回、大勢のお客さまが駅構内での音楽に酔いしれる人気のイベント。

さて、その人気コンサートの今年秋のプログラムでは、仙台で開催される3日間のうちの2日目に、なんと、このシリーズでは初めてのミュージカル特集が企画されました。

内容は梶賀千鶴子の構成・演出により、SCSミュージカル研究所が担当するというもの。不肖ヒロセ純は進行役を務めさせていただきます。

歌や演奏のほか、もちろんダンスもご披露いたします。皆さんおなじみのウェスト・サイド・ストーリーや、アニー、そしてSCSのオリジナルナンバーも演奏される予定です。
出演者はみんな杜の都にゆかりのある若手メンバー。秋の午後をミュージカル音楽に浸って、ダンスも観て楽しんでいただこうという趣向です。

みなさまどうぞ、お見逃し無きよう!

(チラシはダブルクリックで拡大できます)


■と き:10月3日(土)
   14時~公開リハーサル 16時~17時本番
■ところ: JR仙台駅2階ステンドグラス前 特設ステージ
■料金:入場無料

■出演:SCSミュージカル研究所選抜キャスト、佐藤直幸(テノール)、打音座(パーカッションユニット)ほか。

・公開リハーサルでは、安全確認などのために進行を一時止める場合があります。
・当日の椅子席には限りがございますので予めご了承ください。