2020年12月30日水曜日

 今年のSCSミュージカル研究所納会は「非接触型」で行いました。ビデオ会議システムの「Zoom」を使って。

納会の中では、研究生が制作した余興動画5作品(これが非常におもしろかった)や、現在プロとして活躍している先輩俳優4名からのメッセージ、また、今年制作した動画の翻訳作業などで協力を頂いた友人2名がカナダから参加してくださるなど、大変盛り上がりました。そうそう、お約束のSCSリーシングマラソン2020の結果発表も。

ことばや国境を越えて納会を行うことができたことも、リモートならでは良さともいえるかもしれません。私は司会を兼ねながら、Zoomの共有機能を利用し写真でこの一年を皆と振り返ってみました。

創立30年目にしてパンデミックの中での活動を体験することになるとは。あらためて、激動の一年であったことを感じました。 ダメージも大きかったけれども、いろんな意味で未来へつながる確信をもった瞬間も時々あって、総じて得るものも多くあった一年でありました。

今年も残すところあと48時間。

心しずかに明るい年の滑走路になれるような時間を過ごしたいと思います。

 

2020年12月24日木曜日

クリスマスの色

今朝出会った、クリスマスカラー。


May peace and Joy be yours at Christmas and throughout the new year.

 

2020年12月18日金曜日

ただただ嬉しい

感染予防策の一環で、広いお稽古場をお借りしました。そして今週末に迫った舞台のお稽古です。

子どもたちとお稽古場にいると、ふと自分が子供だった頃の感覚が微かに戻ることがあります。私はかなり真剣な表情になっていますが、内実なかなか楽しいんです。




それもそうだけれど、子どもたちとのお稽古は理由抜きで、ただただ嬉しいのであります。
とてもシンプルな感情を共有できる瞬間です。

2020年12月16日水曜日

対策

世界的にコロナウイルスの感染終息が見えないばかりか、収束の糸口も見えない状況が続いていますね。

私たちに出来ること、毎日考え続けています。東日本大震災からの復旧、復興(それすらまだ道半ばですが)とは異質の、得体の知れない敵と戦っている感じがいたします。

きっと、復旧や復興といった「もとに戻す」感覚を捨てなければならないのかも知れません。捨てることで見えてくる新しい未来を目指さなくてはなりません。

時間という薬を服用しながら。

ちょっと感染防止対策状況動画を作ってみました。


https://youtu.be/Ox7MVjs9l7w

この秋に行った私のライブの時に行った感染防止対策状況です。
動画では触れていませんが、アンケート用紙も廃止して、パンフレットに印刷したQRコードを任意でスマホで読み込んでもらいアンケートにお答えいただく方法をとったり、場内の常時換気は勿論、出演者の控え室も会場に隣接する広いギャラリーホールを使用したりなど、出来うる対策を可能な限り講じました。

2020年3月以降、何をするにも一手間もふた手間も増えた感じですが、私たちは決して舞台を諦めず、さまざまな方法を模索しながら、お客さまと出演者の安全対策を行なっていきます。

また、私たちのこれら小さな取り組みが、少しでもどなた様かの参考た力になれるのなら幸いです。


2020年12月12日土曜日

水のかたち

 関山大滝。

数えきれないぐらい何度も国道48号線を通っているのに、この滝を初めて見ました。


あらためてそんな事を想いました。
この時代に必要な極意かもしれません。

そういえば、先日観た『鬼滅の刃』に「水の型」ってのがありました。

会得してみたいものです。





2020年12月6日日曜日

うつせみ

 30年前につくった曲を、この秋のコンサートで歌った。空蝉の殻の中に在るものは、未だに何も変わっていないような実感を持った。時代はずいぶん変わったのに、それは、変わらないのか、私が成長していないのか…。

一方、日めくりはあっという間に12月の数枚が剥がれた。過ごした実感のないような2020年が、非接触のまま、目の前を通り過ぎてゆく。