2012年2月29日水曜日

ピアノ弾けたらなぁ~

2月も今日で終わりです。
被災地にいる僕たちにとって、来月3月は特別な意味を持ちます。

3月11日。毎週通っている七ヶ浜国際村では七ヶ浜町慰霊祭が行われます。
昨日は、その時に使用する音楽の編集を行いました。

当日地元のこどもたちが、慰霊祭の最後に2曲歌います。
1、ゴーへ(梶賀千鶴子作詞、榊原光裕作曲)
2、夜明け(梶賀千鶴子作詞、ヒロセ純作曲)
どちらも七ヶ浜をテーマにしたミュージカルからの選曲です。

そのピアノ伴奏オケをMIDIデータ化する作業を行いました。
テンポ変更や追加アレンジなどにも対応できるように、あえて、生ピアノではなく、最初からMIDIデータを作ります。

実は、キーボードを何台か所有しているにも関わらず、恥ずかしながら僕はピアノが弾けません。
正確に言うと、何度もトライしたのだが途中で諦めたってところでしょうか。未だに打ち込み作業のときに少し触れる程度です。ピアノが弾ける方を見るとうらやましくなります。曲を書くときも頭の中ではピアノが綺麗に鳴って、妄想ではベリーグッドなピアニストなんですが…現実的には手近にあるギターに手が伸びてしまいます。しかし、幸い友人たちには素敵なピアニストがたくさん居ます。

そこで今回は、とても大事な儀式の中で使う音源作成ですから、データも七ヶ浜町出身の鈴木由美さんにお願いして、やっていただきました。
由美さんには、七ヶ浜ミュージカルの音楽指導もしていただいているので、全くもって適任。さっそく事務所にある僕の机の脇が即席打ち込み場となりました。

鈴木由美さんは、ご自身のグランドピアノが津波で流され、それを歌手のMetisさんが復活させてコンサートを実施、それが話題になったりしたので、記憶にある方もいらっしゃるかもしれませんね。


生まれ故郷の七ヶ浜慰霊祭のために、
由美さん、心をこめて弾いてくれました。
僕も心を込めて音源化したいと思います。

当日は、その伴奏に乗せて
七ヶ浜で育っている子供たちの歌声が
会場から
町の中にも
海にも
そして
宇宙まで届きますように…


2012年2月28日火曜日

ありがとうの詩、続々編

本日の河北新報朝刊に「ありがとうの詩」の記事が載っています。
先月末にこのブログでもご紹介した、河北新報社の企画によるもので、3月9日に詩集と楽曲集(CD)が書店で発売されるということです。(収益は義援金として宮城県に寄付されます)


記事の中では、僕が担当した楽曲「空を見上げて」のコーラス録音の模様、それからコーラスを手伝ってくれたこどもの代表として佐藤月乃さん(仙台市)と宮崎結衣さん(七ヶ浜町)それぞれのコメントが載せられています。

河北新報がお手元にある方~是非ご覧になってみてください!

2012年2月27日月曜日

野菜不足

野菜が足りなくなると、カラダが要求するもんなんですね。

昨日は「仙秋庵」というところで、野菜をガツガツいただきました。
このお店は、バイキング形式でいろんなものがチョイスできます。
よって、本能のままに、カラダが要求しているものを…


主に、根っこもの中心。
不思議と、お肉やたまご類には手が伸びず。
麺はいつも食べる蕎麦ではなくうどんを選んでました。
携帯の写真でわかりにくいですが、
センターに見えるのは、中華おこわ。
外はちらちら雪が舞っていましたが、気持ちはあったかくなりました。

カラダは正直やのう。

2012年2月25日土曜日

積雪量、仙台でこの冬最大の13センチ(正午発表)

珍しく仙台では朝から雪。
交通渋滞や高速道路の通行止めが相次いでいるようです。

国公立大2次試験の受験生たちは大丈夫だったのだろうか。
お仕事で移動の皆さんも大変だろうなぁ。
無事を祈ります。


写真は、午後3時現在のSCS稽古場前。
幸い研究生たちはみんな元気に通ってきています。

雪国生まれの僕には大したことのない積雪ですが、普段積雪のない仙台ではダメージ大きいっちゃね。この辺で普段ヒマそうに客待ちしているタクシーが1台も見当たりません。

2012年2月24日金曜日

最期のSAKURA

昨年の4月24日に書いたブログ記事「最後の桜~生命力」。
これが発端でした。

津波で倒され、流されてたその場所で、倒れたまま、最後の花を咲かせた桜の木。
避難所となっていた七ヶ浜国際村へ向かう途中、菖蒲田海岸近くで見た桜の花です。

実は、その木をモチーフにしたミュージカルを創ろうと、昨年の夏から構想を練ってきました。
昨年の暮れに、台本を梶賀千鶴子氏、音楽を上田亨氏に依頼しました。

仮のタイトルはミュージカル「SAKURA」。
今年の7月28日(土)~29日(日)に仙台の電力ホールで初演予定です。
当日はJUN_harvestメンバーを核として生演奏を予定しています。
大手商業演劇のように「制作発表」のようなことは出来ませんが、このブログで作品を創っていく過程を少しでもご紹介出来ればと思っています。

そのとき、僕が撮った写真です。
震災から1ヶ月を過ぎて、けなげにも最期の花を咲かせるSAKURA。



半年後、同じ場所を訪れると、こんな風になっていました。


…枯れていました。
あまりに暑かった夏。
潮をかぶって、根っこがむき出しになったSAKURAが生きられるわけがありません。
再び僕の目から涙が溢れてきました。

秋が来て、この桜の木は、チェーンソーで短く切られていました。現在は、この倒れた桜の木も、左にチラッと見える流されてきたトラックの荷台も、跡形も無く片付けられています。

しかし、僕の胸には、あの時に見たSAKURAのメッセージがしっかりと刻まれています
なぜか震災直後より、現在のほうが時々悲しい気持ちになります。
きっとこれは今やるしかないのだと思います。

このSAKURAを舞台化すること。震災の記憶を舞台作品を通じて風化させないこと。それが、被災地となったこの地で創作ミュージカル制作に携わってきた者としての使命のように感じるのです。

2012年2月23日木曜日

嵐のあとの…七ヶ浜

今日は七ヶ浜でのレッスン日。
現地に着くと、何やら子供たちがいつもよりちょっと賑やか。
小生「楽しそうだね、おはよう!」
生徒1「 おはようございます!あのね、純さん、昨日ここに嵐が来たの!」
某スタッフ「昨日はそんなに天気悪くなかったよね、今朝は雪だったけど」
生徒2「5人でライブやったんだって! あたし、知らなかったぁ!」
小生「え~~!ほんと?!僕も知らなかった!すごいね。」

なんと、嵐の5人組が被災地支援の一環で、ここ七ヶ浜国際村にいたんだそうな。ここに来る直前には、町内の仮設住宅をまわって、励ましていただいたとか。
ありがとうございます。
しかし、今をときめく人気グループですから、国際村の職員の皆さんも様々な対応が大変だったのでは、とお察し申し上げます。お疲れ様でした。
なお、今回のミニライブの模様はメンバーの櫻井翔さんが総合司会を務めて、震災復興支援のメッセージを送る日本テレビ系3時間音楽特番「音楽のちから2012」(3月7日夜7時)で放送されるということです。

一方、今日の国際村では、何事もなかったかのように、NaNa5931とGroove7のレッスンが進められています。



そうだよね、今の時間はレッスンの方が大事。こどもたちは、結構気持ちの 切り替えが上手いようです。
僕も見習わなくては…


2012年2月22日水曜日

4月のライブ、チラシできました!

次回のJUN_harvestライブ、チラシができました。

「こころとこころのハーモニー」と題しまして
マリンバファンタジーとの合同で2部構成のコンサート。

会場は七ヶ浜国際村ホール。

詳細は、随時このブログでも情報発信してまいります。
4月21日(土)みなさまのお越しをお待ちしておりま~す!


2012年2月20日月曜日

3月10日「復興元年 未来への手紙」に出演が決まりました。

河北新報社(協力:宮城県)による「ありがとうの詩」プロジェクト。
また新たな展開です。

以前、このブログでもお伝えしてきたとおり、ヒロセ純は、その企画で「空を見上げて」という詩に曲をつけさせていただきました。
来月、その「ありがとうの詩」詩集とCDが出版される予定ですが、その曲をチャリティーコンサートの中でご披露することが決まりました。

復興元年「未来への手紙」と銘打たれたチャリティーコンサートです。

日時:2012年3月10日(土)
午後5時開演(午後4時半開場)
会場:東北大学百周年記念会館・川内萩ホール
入場料:入場無料・1,000人をご招待

ヒロセ純の出演詳細は、新しい情報が入り次第、このブログでもお知らせいたします。
当日のコンサート鑑賞申込みについては、
河北新報社のイベントページをご覧ください。

河北新報社のHPに」よりますと、主な出演者は、朗読で滝田栄さん、同じく「ありがとうの詩」の朗読で涼風真世さん、歌の贈り物でスターダストレビューの皆さんらが予定されています。

ヒロセ純は、SCSミュージカル研究所(仙台市)とNaNa5931(七ヶ浜町)の選抜ミュージカルキッズ約20名と「空を見上げて」を歌わせていただく予定です。


上の写真は、当日一緒に歌ってくれる予定の子どもたち@七ヶ浜国際村
今から楽しみです!
お時間のある方は、是非おいでください!

このイベントに関するお問い合わせ先は…
河北新報社事業部 ℡022(211)1332 【平日9:30~17:30】まで。

<参加申し込み方法>
ハガキ、EメールまたはFAXで受付。
■氏名 ■年齢 ■電話番号 ■参加希望人数(2人まで)を明記ください。 
◇申し込み先  河北新報社事業部「未来への手紙」係
【ハガキ】 〒980-8660(住所不要)
【FAX】 022(211)1221
【Eメール】j-oubo@po.kahoku.co.jp 【件名を明記ください】
締め切り 2月24日(金)必着
応募多数の場合は抽選。招待券の発送をもって発表に代える。

2012年2月19日日曜日

塩竈夢ミュージカル「風のあしあと」

JUN_harvestでベースを担当している只野展也。
彼は優秀なコンポーザー&アレンジャーでもあります。
その彼が音楽監督を務める塩竈夢ミュージカル「風のあしあと」を観てきました。

七ヶ浜国際村ミュージカルグループNaNa5931の子供たちも一緒です。
NaNa5931の子供たちは、先週のえずこホールに続き、2週連続での舞台鑑賞プログラムです。


見ごたえがありました。
震災を扱った内容でしたが、満席となった塩竈の会場「游ホール」は、ビルの1階まで津波が押し寄せた場所。
劇中、モノローグで、台詞に反応して涙を拭いながら舞台に見入る観客も。
特に後半の流れは秀逸でした。塩竈のたくさんの皆さんに支えられているこのグループ。これからも微力ながら応援していきたいと思います。

もちろん、只野展也の音楽も、随所できらきらと輝くものが…只やん、長時間の生演奏、お疲れ様でした。
この作品の作・演出の丹野久美子さん(IQ150主宰)いわく、「只野展也は天才」。僕もそう思います。しかし、この作品を観ながら、あちこちで丹野さんの非凡な才能も発見していましたよ。

丹野さんには、暮れのSCSミュージカル研究所クリスマス公演に客演していただきましたが、これがまた大変な好評でした。今後もいろんなかたちで表現活動の共同作業がむにゃむにゃもやもや楽しく実現出来ればなぁと思っています。

七ヶ浜の子供たちも2週連続での舞台鑑賞で「お芝居」という観点から大変勉強になったのではと思います。
先週の渡部ギュウさん、そして今回の丹野久美子さん、両演出家ならびに関係者の皆さまに心から感謝申し上げます。おつかれさまでした!

2012年2月16日木曜日

渡辺貞夫さんが七ヶ浜においでになりました!

日本ジャズ界の巨人、サックス奏者の渡辺貞夫さんが七ヶ浜国際村にお見えになりました。


来月行われるSHARE THE WORLD ~チャリティーコンサート2012 in KOBE~の中で、七ヶ浜の子供たちもご招待を受けて演奏いたします。
今日は、そのための事前顔合わせ&練習ということで、渡辺貞夫さん、そして、パーカッショニストのンジャセ・ニャンさんが国際村にいらっしゃいました。また、そのコンサートをサポートされる、時蔵、次代の創造工房、ヒーローズエデュテイメント各代表の方々もおいでになられました。


いきなり子供たちの前でンジャセさんと2人、演奏をご披露いただいて、あっという間に周囲はは渡辺貞夫ワールドに。圧巻であります。


子供たちを巻き込み、すぐに楽しげな雰囲気。
言葉を殆ど交わさぬうちに、子供たちは打ち解けていくように感じられました。
偉大なミュージシャンたる所以です。
続いて、子どもたちがお二人を前に、当日演奏候補のオリジナル曲数曲を披露。


さらに素晴らしいことは、この世界的ミュージシャンお二人に、子どもたちが、直接ご指導をいただいたことです。


すごい経験になったことと思います。


津波被災地の七ヶ浜では、瓦礫の片付けは進んでいますが、一瞬にして失われたものに対する、こころの復興はこれからです。そうした意味では、子供たちの今日の経験は、年月を経るごとにじわじわと「すんごい応援を頂いているんだ」と心に溶け込んでいくにちがいありません。

今日の経験を糧に、こどもたちは、来月のコンサート、精一杯のチカラで演奏してくれることと思います。
渡辺貞夫さん、関係者のみなさま。
指導者グループを代表し、この場をお借りして心より御礼申し上げます。

(尚、本件のブログ記事化については渡辺貞夫さんご本人から掲載の承諾を頂いております。掲載内容、写真等の無断転載・複製を禁じます) 

2012年2月15日水曜日

大雪

ニュースによれば、今年の雪は戦後2番目の死者を出した平成18年豪雪に迫る記録的豪雪とのことです。
僕も今週の始め、ちょっとだけ除雪作業をしてきました。
写真は僕が生まれた家(米沢市)の玄関付近。


道路はブルドーザーが除雪してくれますが、細い道などは大変な状況です。
それから、雪下ろしをしたあとの雪片付けも。
この雪に関する死者は先月末で100名を超えたと聞いています。
雪を片付けても片付けても天からは容赦なく降り続く雪。
これは文字通り、紛れもなく天災です。

雪は、2月の半ばになってもまだ続きそうな気配。
雪国では「雪が降るのは当たり前」という準備がある程度なされていますが、こんな雪が仙台や、沿岸部の被災地で降ったら、と思うとぞっとします。
「想定外」だとは、思うのですが、震災後は、その想定外のことが気にかかります。仙台市では大雪対策ってあるんでしょうかねぇ…。


子どもたちの舞台鑑賞交流〜AZ9ジュニアアクターズ

先週土曜日に宮城県の南部に位置する大河原町にある、えずこシアターに出かけてきました。
「フレンズ」というお芝居。
演じるのは、児童劇団AZ9ジュニア・アクターズ。仙南圏域の将来を担う人材を育成することを目的に平成5年に結成されました。メンバーは小学4~6年生の約40人。結成以来、200名以上のメンバーが巣立っていったということです。
毎年観劇していますが、卒業生たちが裏方で一生懸命サポートしたり、お父さんやお母さんたちが、大道具や衣装のお手伝いをしたりですてきなつくりにいつも関心しています。

七ヶ浜国際村のミュージカルグループNaNa5931のメンバーと一緒に観劇しました。

今年のお芝居は、震災が扱われていました。
渡部ギュウさんの演出が光ってました。
最後の場面では、大きな大漁旗。これは、七ヶ浜国際村が所有するものをお借りしたもの。


えずこシアターと七ヶ浜国際村の劇場同士の協力です。

子どもたちが、お互いの作品を鑑賞しあうという試みは、とても有意義なものです。


お芝居のあとに、短い時間ですが、七ヶ浜のこどもたちと、AZ9ジュニアアクターズのメンバーで交流会が開催されました。
お芝居の中で震災を扱ったということもあり、子どもたちの言葉に、彼らなりの深い思いがあることが感じられた交流会でした。


2012年2月14日火曜日

舞台照明家の皆さまと

昨日は公益社団法人日本照明家協会の主催による「全国舞台照明技術者会議」のシンポジウムに参加してきました。
僕は照明技術者ではありませんが、SCSミュージカル研究所の顧問をしていただいている舞台照明家の塚本悟先生も仙台にいらっしゃるということで、会場へ駆けつけました。
塚本先生は、本日の東北特別企画への参加ですが、
写真は昨日行われたシンポジウムの第4部の模様。
右から、林光政氏、沢田祐二氏、勝柴次郎氏、進行役の服部基氏。
ちょっと、興味のある方は、それぞれのお名前をググッていただいただけでも、すんごいメンバーであることがお分かりいただけると思います。
とてもためになるお話をいろいろと聴くことができました。


昨夜は、塚本先生はじめ関係者数名にて、一献。
東北の復興に向けて今後は、何が必要か、何が出来るのかなど、舞台人という立場から、熱の入った意見交換をすることが出来ました。

ありがとうの詩。続編

 県外に住む知人から「ヒロセくんの載った記事見たよ」って、今頃になって連絡が。
何でも河北新報社さんの「ありがとうの詩」のページからpdfファイルで見れるんだとか。
で、見てみたところ、確かに。
「楽曲制作の様子を紹介した紙面をご覧いただけます」ってところをクリックしたら、1月31日の対談記事キレイに見れました。

対談といえば、先週発売の婦人の友3月号に、小生が勝手に兄貴のように敬愛している旧友、下館和巳さん(東北学院大学教授、シェイクスピアカンパニー主宰)の対談記事が載っています。
「大震災から1年 未来をつくる子どもたちへ」というタイトルで大日向雅美さん(発達心理学)との対談です。早速本屋さんで買ってきて読んでみました。こちらも、興味深い内容、さすが兄貴のコメントは深いです。


是非ご一読を。

2012年2月11日土曜日

ミュージカル「ズボン船長」(神戸発)

事務所に、大阪で大学生をやっている渡邉寿宏君からチラシが届きました。
神戸から発信するミュージカル「ズボン船長」。
今月2月18日~19日の公演です。


原作は魔女の宅急便の角野栄子さん。
SCS出身の高橋卓爾、渡邉寿宏両君が出演します。
みなさん、是非、応援してあげてください!

2012年2月9日木曜日

雪の米沢。

打ち合わせで日帰り米沢出張してきました。
噂どおり、すごい雪でありました。
東京からいらっしゃるお客さまの新幹線も20分以上遅れましたが、無事合流。


ちょっと、駐車したクルマのドアミラーにはあっという間のつららが。


打ち合わせの前に「粉名屋小太郎」という、江戸時代から続く暖簾のお店で板そばをいただきました。


満足。


帰り道、上杉神社の近くを通ったら、上杉雪灯篭まつりの準備、最後の追い込みのようです。
この週末は幻想的な「上杉雪灯篭まつり」。
こうして、ベニヤ板で囲って灯篭を造って行くんですね。
知らなかった…


みなさんも、是非、お出かけになってみては。

2012年2月7日火曜日

七ヶ浜のGroove7が渡辺貞夫さんらのコンサートに出演!

 2月3日付け本ブログ記事の続報です。
七ヶ浜国際村のパーカッショングループGroove7が、神戸で行われる世界的サックス奏者、渡辺貞夫さんらのコンサートに出演します!

SHARE THE WORLD チャリティコンサート2012 in KOBE

日時:2012/3/18(日)
14:00 開演 ( 13:15 開場 )    

会場:神戸文化ホール 大ホール (兵庫県)

[出演]
渡辺貞夫 / 平原綾香 / 神戸市立住吉小学校合唱部 / FCT郡山少年少女合唱団 / Groove7 / エスコーラジャフロ / macha / 紙ふうせん


[司会]赤坂泰彦

[チケット]全席指定 3,500円

未就学児は無料。但し、お席が必要な場合は有料。
公演などに関するお問い合わせ先
キョードーインフォメーション:06-7732-88

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因みに、渡辺貞夫さんは、震災後にリリースされたご自身のアルバム「 カム・トゥデイ」のなかで、

「痛みの度合いは 喜びの深さを知るためにある」 

と、チベットの格言を引用してコメントされています。
心にしみてくるフレーズです。
あの日、津波が押し寄せた七ヶ浜町。そこで活動するGroove7の子どもたちの音と渡辺貞夫さんの音楽がどんな奇跡を生み出していくのか。
今からワクワク、楽しみであります!



2012年2月6日月曜日

拡張。

今月から事務所のスペースを2倍にしました。
主に、衣裳の保管場所を確保するためですが、実はもうひとつの理由が。

来月、新たに仲間と共同で純クリエイションに関連する会社を立ち上げる予定です。
そのための新しい机と椅子が運び込まれてきました。



新会社にて行う事業内容は、もちろん舞台に関連した内容となっています。
新年度からは、組織的にもスタッフ的にもこれまでに増してしっかりとした体制で臨めるようになると思います。

株式会社○○○って社名については、登記が済み次第皆さまにもお知らせする予定です。
ところで、「有限会社」って、2006年に有限会社法が廃止されてからは、もうつくれないんですね。
ということは、現在存在する有限会社ってのは、最低でも7年以上の歴史のある会社ってことになりますね。おかげさまで、SCSミュージカル研究所設立の翌年に立ち上げた「有限会社純クリエイション」も 来月で満20歳を迎えます。

責任も増えますが、わくわく感はそれを上回ります。
そして、机が2つの狭い場所ですが、無限の可能性を感じています。
とにかく、楽しいことは全部やるっちゃね。

2012年2月4日土曜日

午後8時、仙台。

今日は朝がたちょっと良い天気かなと思ったんですが、昼頃から雪がちらちら。
夜になっても、仙台市内は雪が舞っています。

こんな日は自分のために時間を使って、曲の構想でも…


2012年2月3日金曜日

え、ほ~なんだ。

本日は節分。
大阪発祥の風習が、この事務所にも押し寄せてきました。
持ち込んだのは、もちろん巨匠カジカセンセ。


社員全員で、突然恵方マキをほおばることに。
小生も、ちょっとだけ東北人のプライドを捨てて、ご相伴にあずかりました。
「北北西の方向いて食べるんだよ」と指導を受け、僕は相槌を打ちました。

「え、ほ~なんだ」

連日のオヤジギャグ、申し訳ありません。

夕方からの稽古場では、シンクロナイズド・スイミングの選手たちを相手に、社員F君が鬼になって「鬼は~そと!」
事務所に戻ってきたFくん、背中に紛れ込んでいたマメを取り出してパクっと口に入れ、たった今退社。
ちなみにFくん、恵方巻は、食べやすい大きさに切って食べてました。
節分行事あれこれ、おつかれさんでした!

七ヶ浜のGroove7が、神戸へ!

木曜日は七ヶ浜町にて、国際村パフォーマンスカンパニーのお稽古です。
カンパニーだからという訳ではありませんが、寒波です。
親父ギャグですいません。


ご覧のように施設内のプールは完全に凍っています。外気温マイナス5度。
しかし、お稽古場は熱気にあふれています。

まず、ミュージカルグループのNaNa5931。


そして、パーカッショングループのGroove7。 


そのGroove7に、昨夜は東京からお客さまがお見えになりました。


なんと、来月3月18日に、Groove7が、神戸でビッグアーティストとの共演できるという素晴らしいお話を携えて!! 

その、大物アーティストとは誰か! 
詳細は随時このブログでお知らせして行きます。 
お楽しみに。 ん~どんどん楽しくなりそうな予感。

2012年2月2日木曜日

馴染みのお店にて

昨日夕方、先輩のY氏が事務所に見えて、お土産と頂いた、石巻の十三浜でとれたワカメ。

去年の10月くらいにタネを付けたものだそうです。少しづつですが、みんな頑張ってもとに戻ろうとしているんですね。復興の味です。

馴染みのお店で、Y先輩と一献。そして、親方にワガママ言って、件のワカメを調理してもらいました。

うんまい!

 

2012年2月1日水曜日

考察、12分の1。

今日から2月。一年の12分の1を過ぎました。
昨日の河北新報座談会記事の反響は大きく、様々な方面から「CDが楽しみ」というような反響をいただきました。皆さまからの感想やご声援、本当にありがとうございます。
JUN_harvestのサイトウミノル、只野展也両氏の協力を得て、本日、無事に完パケ納品しました。

考えてみれば、12というのは、不思議な数字。
もちろん音楽の世界でも、音階や旋律(スケール)には不可欠な数字です。
ほかにお月様や、星座にも関係ありますね。

約数が6つもあるから、分けやすい数字ともいえます。
そういえば、音楽著作物に関しての利益分配も12を基本としています。
それから、1ダースって単位もあります。
変わったところでは干支とか、オリュンポス十二神とか、キリストの12人の弟子とか(これはあんまり関係ないのかな)

ところで、みなさんは「一年」と言われたときに何を想像しますか?
一年を見渡すとき、ぼくはよく時計の文字盤を見ます。

恐らく小さい頃に茶の間の柱時計を見続けたせいもあるかもしれません。
こう見えても、小さい頃は虚弱だったらしく、小学1年生で「胃潰瘍」の診断を受けるほど。
10歳で剣道を始めるまでは、部屋に居ることが多かったようです。
小学校低学年のときのあだ名は「あおびょうたん」。
自分の記憶でも、柱時計の文字盤を眺めながら、(薬を飲む時間が来るのがいやなので)1日が早く過ぎないかと思ったり、時間を止められないかと考えたり、というようなことが多かった気がします。

それから、当時、文字盤をじっと見ていると、数字とその間に季節の色がついているように思えました。
冬は白、春はピンク、夏は青、秋はオレンジ。
文字盤の5だけは綺麗な緑色に見えてきたっけ。

さしずめ今の季節は、ほんのりとピンク色に変わり始めるころ。
便宜上、時間も数字で表しますが、僕にとっての時間は、小さい頃に見た時計の文字盤のようにグラデーション。

仮に、僕が80歳まで生きるとしましょう(明日のいのちは誰にもわかりませんが)。
1月1日に生まれて、大晦日に死ぬとすれば、それを時計の文字盤に当てはめると、
40才で「6」のあたりになります。

さすれば、僕の今の年齢は「7」を過ぎたあたり。
そう、小さい頃に見た美しい「青」の季節です。
夏まっさかり。

そんなわけで、活発な動きをするヒロセ純は、 今月もみなさまに様々な楽しい出来事をご報告できるよう「絶え間なく」突っ走ります!


事務所の壁時計に色塗ってみました(^^)


なんだか本日は、取り留めの無いひとりごとになっちまいましたね。