2012年10月31日水曜日

ふたり月

震災後につくった僕の歌に「ふたり月」という曲があります。
歌詞の中に「十六夜(いざよい)の月」という部分があるのですが、
詞を書いているときは、単純に十五夜の次のお月さん、という認識でした。

しかし、昨日友人との会話の中で
「今日は満月だよね、昨日が十五夜」
と、僕が話すと、
「えっ!十五夜は満月の時じゃないの?」
との答え。
「そうだよ、今日は満月だけど十六夜」
と答えたものの、
少々不安になりました。何となく十五夜=満月ではないという知識はあったけれど、
そーいえば、何で十五夜=満月じゃないんだろ、と、
帰宅後、ちょっとネット上を検索したら、
同じ疑問をお持ちの方がずいぶんといらっしゃるんですねぇ。
夜中にお月さんのことを調べるのに夢中になってしまいました。

いろいろなサイトを読んでみて、理由がわかったような、解らないような…
そんなこんなしているうちに、昨夜の月例会計監査のためか、数字を沢山観たせいか、
もともと数字に弱いせいか、睡魔が…。

眠くなるサイクルも宇宙の摂理の一部なのでしょうね。
逆らわずに眠りました。
睡魔にさえ神秘の宇宙を感じた昨夜。

ところで、さきの「ふたり月」という歌。
震災後、歌う気分になれず、半年を過ぎてようやく書いた曲。
何故、月をテーマにしたのか、今もわかりません。
しかし、3.11以降、以前にも増して空を見上げるようになったことは確かであります。
震災から1年を経た頃、作曲家の上田亨さんのコンサートにお呼びいただき、六本木の俳優座劇場にて上田氏のピアノ伴奏でこの歌をご披露したときも、頭に浮かんでいたのは、会えなくなった友人、生徒、知人、そして被災地で観た様々な月の表情でありました。
書いてから半年後にその理由がすこし解ったような瞬間でした。

月も星も、太陽も、そして、地球も
めぐりめぐってゆきます
夜空を見上げていると
僕らのいのちも
かたちを変えながら
宇宙をめぐっていくように思えます。


今年、5月7日の明け方に寝室から見えたスーパームーン。

2012年10月30日火曜日

おしょうしな

「天満天神梅酒大会」で日本一に選ばれた小嶋総本店の「東光 吟醸梅酒」。

先日、この貴重な梅酒を米沢のとある方から頂きました。


もったいなくて、まだ開封していませんが、
今日あたりから、寝酒にちびちび飲もうかな。


Mさん、
おしょうしなっし」※

※「おしょうしな」は米沢地方の方言で「ありがとう」の意味。
「おしょうしなっし」と言えば、どうもありがとうございますと、ちょっと丁寧なニュアンスになります。


2012年10月29日月曜日

【七ヶ浜ミュージカル】追加公演決定!チケット発売は11月4日午前9時から。

このブログでもチケットの売れ行きが好調とお知らせしておりました、七ヶ浜国際村パフォーマンスカンパニーによる「ゴーへ」公演。

おかげさまで、予定しておりました3公演のチケットが完売状態となり、追加公演を決定いたしました。

これは、急遽つくって頂いたチラシです。


今回の公演は、この夏、NaNa5931による名古屋(名古屋大学豊田講堂)、東京(日生劇場)公演はじめ、Groove7による横浜や鎌倉・七里ガ浜公演という一連の県外公演の凱旋公演という位置づけ。

追加公演は11月17日(土)14:30開演。
チケット(全席指定)の発売開始日時は11月4日午前9時
前回の発売日には、 朝6時から国際村窓口に並んでゲットした方もいらっしゃるとか。
まだ、チケット入手されていない方は、今回の追加公演、チャンスですよ~。

2012年10月28日日曜日

今日の稽古場

今日は「第30回全日本大学女子駅伝対校選手権」が仙台で開催されています。
SCSミュージカル研究所の稽古場前も、ちょうどそのコースに当たっています。


SCS主宰の梶賀センセはイベント大好きですから、見逃すはずはありません。
稽古場に居合わせた子どもたちも、当然、師匠に見習って(笑稽古場を飛び出しました

仙台の街なか、ビルの谷間に、子供たちの「がんばれ~~」の声が響き渡る日曜日の昼下がり。

写真はSCS事務所の窓から。
手前は旗を振って応援するプライマリーコース日曜クラスの子どもたち。
なぜか「白バイがんばれ~」パトカーがんばれ~」と警察車両にも応援する5歳児に、おまわりさんたちも笑顔で応えてくれてました。 
 

2012年10月27日土曜日

SCSプライマリーコースを覗いてみた。

土日の稽古場はにぎやかです。
今日はSCS「プライマリーコース」をちょっと覗いてみました。

プライマリーコースは、毎週土曜日と日曜日、どちらかのクラス、もしくは両方のクラスがプログラムされています。
プライマリーコース以上の研究生は、SCSが主催する舞台やその他のステージにキャスティングされるチャンスがあります。
また、SCSにオファーが来た映画やCMなどへの出演のチャンスも広がります。

今日は、梶賀センセから11月11日(日)15:00にSCSマスターコース編入のオーディションがありますよ。
というお話を聞きました。


マスターコースは、SCSミュージカル研究所の最上位クラス。規定のオーディションに合格しないと、マスターコース研究生にはなれません。オーディションは、毎年春と秋に、概ね年2回実施されています。5歳以上であれば、誰でも受験できるのですが、歌、踊り、演技、面接などがあり、ちょっとハードルは高いです。

マスターコース研究生は、稽古場使用権や、他のコースの無料受講権などを獲得できます。しかし同時に、質実剛健、文武両道…おっと、ちょっと言葉が硬すぎました。平たく言えば、学校とミュージカルの両立がさらに要求されます。
場合によっては、学校の成績が下がるとセンセから「もう稽古場に来なくてよいです」と三行半を言い渡される場合も。

でも、何事もチャレンジ精神は大切。
マスターコース研究生からは、この20年間で、プロの俳優、女優になった子もおりますが、何より、志望の高校や大学に一発合格する子が続々と出ています。
センセのお話を聞いて、すでに興味を持った子がちらほら。
チャレンジする子には、精一杯の応援しますよ。
がんばれ~~!

尚、マスターコース・オーディションの詳しいお問合せは
022-224-7051(SCSミュージカル研究所)まで。




宝塚歌劇団星組郡山公演

来月11月6日(火)に、宝塚歌劇団が福島県郡山市にやってきます。


月組の公演で、演目は

ミュージカル
「愛するには短すぎる」

ファンタスティック・ショー
「Heat on Beat!」

詳細はこちらのページ
今回の公演では、SCS卒業生の「蓮つかさ」さんも出演予定です。

みなさん、是非、応援してあげてください!


2012年10月25日木曜日

豪華ランチパーティー!

米沢から、高級米沢牛
一関の農園からパプリカ
親父が作ったしし唐
利府産のあまくて大きい「かおり」という梨…

これだけ頂き物がそろえば、 パーティーしかありません!


事務所のミーティングルームには、急遽鉄板が登場。
震災直後の事務所自炊作戦班長、F君の手腕を見込んだセンセが彼にに昨夜発注したものです。

さすがF君、段取り完璧。
インドアでアウトドア気分を味あわせていただきました。

本当は、米沢からいただいた高級梅酒もあったのですが、仕事中ですからもちろん我慢しました。
ただし、しばらくオフィスの換気が続いたことは言うまでもありません(笑)

いやぁ~、牛肉も野菜もおいしく、デザートの梨も甘くて大満足!
このあとのお仕事も大満足。

しかし、実は、昨夜も少々贅沢な夕食をいただいてしまい、またブログを見た親しい友人からは、深夜のラーメンは控えた方が…とのご指摘。

確かに。
せっかく落とした体重、
あんまり調子に乗りすぎると元の木阿弥だっちゃね。

2012年10月24日水曜日

忘れないで

突然、ある場所から20年前の春に書いた手書きの譜面が出てきました。
JUN_harvestのライブや、SCSミュージカルでも人気の曲「忘れないで」のメロ譜です。
この頃はまじめに、手書きで書いていたんですね。


ところで先月、ご縁があって新宿でとある学会のシンポジストを務めました。
その名も「自殺予防学会」。


何とも怖い感じの名称ですが、専門家でもない僕がなぜに学会でおはなしすることになったのか。
理由は簡単。東日本大震災後の、舞台芸術を通じた私たちの復興支援活動に着目されたある精神科のドクターのお招きによるものでした。

素人ながら支援活動のなかで感じたり、見つけたりしたことなどをお話させていただきました。
具体的には、このブログの「地震」」タグでお伝えしてきたようなことをまとめた内容です。

震災復興でも、自殺予防でも、僕たちに出来ることは、 限られた小さなことかもしれませんが、何年経っても、僕たちのメッセージは変わりません。
写真の譜面の最後の歌詞は…

生きていることの
その素晴らしさ
忘れないで

(SCSミュージカルMOTHERより、梶賀千鶴子作詞、ヒロセ純作曲)


2012年10月23日火曜日

〆のラーメン

一昨日仕事の〆に食べたラーメン。
青葉区川内にある「さわき」のスタミナラーメン。


30年ぶりくらいに食べました。
昔、向山にあったころ、バンド仲間と食べに行った記憶が。
ニンニクばっちり。ほうれん草を練りこんだという緑色の麺です。
帰りにアイスがもらえます。
客層はほぼ東北大学の学生、かな。

そして、昨夜は事務所近く、いろは横丁の「すけぞう」にて
ちょっと前までは隠れメニューだった特製のあさりラーメン。


スープが絶品です。
基本は日本酒のおいしい名店なのですが、遠方からのお客様などをお連れすると、「こんなうまいラーメンはじめて!」と絶賛されます。
マスターのすけぞうさんは、20年来のおともだち。

夜、〆のラーメン食べると太ることは、分かってるんですが…
さすがに、2日連続の夜ラーメン、反省。


2012年10月21日日曜日

何年ぶりかな、SCS芋煮会。

少し風は冷たいものの、晴れた秋の日曜日。
数年ぶりで、SCSミュージカル研究所の大芋煮会を開催しました。
今年の参加者は、約40名。


秋保でやることが多かったのですが、今日は仙台から山形方面、作並温泉手前にある「仙台ハイランド」です。
ここでは、すぐそばに遊園地もあるため、午前中は子どもたち、そこで思いっきり遊んだみたい。
みたい、というのは、午前中は仙台でキッズクラスのお稽古がありましたから、我々キッズクラス関係者は昼に稽古場を出て合流。

写真は右が宮城風の「トン汁風芋煮」、左が山形風の「すきやき風芋煮」


里芋を入れるのは共通。
しかし、それぞれ、豚肉で味噌味牛肉でしょうゆ味
甲乙つけがたいおいしさです。
みんな、何杯もおかわりして、大きな鍋2つ分はあっという間に空に。

仙台に戻る48号線は結構な渋滞。
行きの倍くらいの時間がかかりました。

山の木々が少し色づき始め、青い空に白い雲。
帰りの車中では遊び疲れた子どもたちが、
ぐったり、熟睡…
秋らしい休日が暮れてゆきます。

2012年10月20日土曜日

あのChristian Lassen氏が七ヶ浜の子どもたちと!

イルカと美しい海の絵で有名な、クリスチャン・ラッセン氏が先月、七ヶ浜町の子どもたちを訪ねてくださいました。


そして、なんと子どもたちと絵を一緒に描いてくださるというライブアート・パフォーマンスも実現。


ラッセンさんは、子どもたちのリクエストに応えて、いろんな海の動物の絵などもその場で描いて楽しませてくださいました。


ラッセンさんのあったかいお人柄に子どもたちは終始笑顔。
ご自身もサーファーであり、海をこよなく愛するラッセンさん。「どうか海を嫌いにならないでね」という彼のメッセージは、津波被災地、七ヶ浜の子どもたちの心の奥に響いていったような時間でありました。

この様子の一部は、来月11月6日(火)14:00から、NHK-BS1にて放送されます。
Tomorrowという番組です。
この番組は、前日、英語版が世界に向けて放送されます。

詳細はこちらをご覧ください。

American artist Christian Riese Lassen, recognized for his illustrations of the oceans and their inhabitants, visits the beach town of Shichigahama, Miyagi, to clean up the rubble and help with recovery from the disaster. Lassen’s work is a window on the relationship between humans and the ocean environment. In Shichigahama he meets with surfers and draws pictures with children, who thank him with a song.
(NHKのホームページより)


2012年10月17日水曜日

今日、カムちゃんは、ロクさんのところへ駆け上がってゆきました。

SCS事務所が現在の一番町へ移転する前までの10年間、
事務所猫としてみんなを癒してくれていた猫のカムちゃんが、
本日未明、12年のいのちを全うしました。


名前の「カム」は、SCSが10周年を迎えた2000年に当時の事務所近くの側溝に落ちているのを梶賀センセが発見。保護するときに、SCSスタッフのカズ君の小指を噛んで、そのままぶら下がって引き上げられたことに由来します。

とにかく、事務所猫たちの中では一番の甘えん坊でした。
おんぶと抱っこが大好きで、小さい頃は、オス猫のロクさんのおっぱいをちゅうちゅうと吸いまくり、ロクさんのおなかは、血だらけになったことも。
それでも、ロクさんは、やさしい目でカムをなめてあげていました。
以来、ロクさんが亡くなるまでべったりの生活。

今年1月に、カムが大好きなロクさんを失ってから、みるみる体調を崩し、7月から入退院を繰り返していましたが、ついに力尽きてしまいました。

お世話になったみなさん、ほんとうにありがとうございました。
そして、カムちゃん、君の美声は、一生忘れないよ。

今頃、きっとロクさんのおなかあたりに顔をうずめて甘えていることでしょう。

きっと。


2012年10月16日火曜日

七ヶ浜「ゴーへ」公演チケット好調。

10月6日付けの本ブログでもご紹介いたしました、七ヶ浜国際村パフォーマンスカンパニー「ゴーへ」の公演、おかげさまでチケットの売れ行きが好調です。
現時点で各公演共に8割程度の席が埋まっている状況です。



まだチケットを入手されていない方はお急ぎくださいませ~。
公演の詳細はこちら
お問合せは
022-357-5931(七ヶ浜国際村)

さて、その七ヶ浜国際村は本日休館日。
お休みを利用した関係者のBBQ懇親会にお呼ばれして行ってきました。

晴天に恵まれて、外は暑いくらい。

年に一度の野外懇親会。
楽しい時間を過ごさせていただきました。


それにしても、ビール片手に火起こしから焼きまで、手際よくこなしていくY係長の姿には、あらためて脱帽。

2012年10月15日月曜日

伝国座について

2010年に創られた市民ミュージカル「Faith」。
山形県山形県米沢市においては、はじめて創られた市民参加の本格的ミュージカルでした。

米沢と東京の公演会場を満席にした作品が、この12月に再び米沢で上演される運びとなりました。
チラシが出来上がりました。
大正時代、米沢で人絹の研究に当たり「テイジン」の創設者の一人でもある秦逸三教授の物語です。
今回は、その秦教授が教鞭を執っていた山形大学工学部(旧米沢高等工業学校)も共催として名を連ねて頂いています。



2年前とは全く違うといってほど、出演者のレベルは向上しています。
「継続は力なり」という諺が英語で Practice makes perfect.というのもうなずけます。
しかし、パーフェクトではありません。パーフェクトを目指すのが稽古場。
稽古場は日々進歩と成長を目の当たりにする現場です。


先週の稽古場では、第一次キャスト発表がありました。
発表された後、梶賀先生のお言葉に熱心に耳を傾けるメンバー。
この作品に出演する「伝国座」のメンバー約40名は、我々が指導にお邪魔する日以外にも、自主練習と称して、毎週稽古を欠かさず行ってきました。
その成果をいかんなく発揮して皆様にご覧いただく機会を再び得たということです。

「伝国座」というグループの名前は、米沢藩主上杉鷹山が家督を譲るに当り、藩主の心得として伝授した『伝国の辞』と、グループの活動の本拠地となる『伝国の杜』の双方からいただいたものです。
ミュージカルグループをあえて漢字で表したのは、伝国の杜には立派な能舞台を備えていることから、米沢の精神文化を独自の手法で表現できるグループに育って欲しいという願いが込められているからです。お能や歌舞伎も日本が誇る素敵なミュージカル、というのが僕の立ち位置です。

現在のところ、この活動は米沢市教育委員会の全面協力を得て続けられています。
しかし、まだ芽が出たばかりのこの活動。
たくさんの皆様のご協力を必要としています。

一番の応援は、まず舞台をご覧いただくこと。
一人でも多くの皆様のご来場を心から願っております。
そしてまた、再び、満席の会場でよねざわのDNAを持つステージを発信できますことを。 


最後に上杉鷹山公の「伝国の辞」は

一、国家は先祖より子孫へ伝え候国家にして我私すべき物にはこれなく候

一、人民は国家に属したる人民にして我私すべき物にはこれなく候

一、国家人民のために立たる君にし君のために立たる国家人民にはこれなく候


という短いものです。
現代にも通じる国家論。
「国家」 をいろんな言葉に置き換えて読んでみると、皆さんの中にはまた新しい発想が起きるかもしれませんね。


2012年10月14日日曜日

十月を超えて

仙台の演劇界の重鎮のひとりであるTheatreGroup“OCT/PASS”主宰石川裕人さんが逝ってしまいました。
今夜はお通夜に参列してきました。
会場の外まで弔問の人でいっぱいでした。

僕らがSCSミュージカル研究所を立ち上げた1990年の時点で、OCT/PASSの前身である「十月劇場」は既に10年近いキャリアを持ち、仙台での人気劇団のひとつでありました。
90年頃にはSCSも稽古場がなく、定禅寺通にあった十月劇場のアトリエを一度お借りした事もありました。
夫人で喪主の絵永けいさんとは、SCSを立ち上げる以前、僕がまだ20代の頃、仙台の繁華街、国分町のライブハウスで毎週弾き語りをしていた頃からの知り合いです。

石川さんと一緒にお仕事する事はついにありませんでしたが、彼の作品は十月劇場の頃から時折拝見していました。
これから、何かの仕事でご一緒できる機会がきっと来ると信じておりましたのに…
大河原のえずこホールを拠点とするAZ9ジュニアアクターズの公演は、七ヶ浜のミュージカルグループNaNa5931が近年よく交流をさせていただいていました。AZ9の作品はほとんどが石川裕人さんの台本です。

まだまだたくさん作品を書いて頂きたかった。

石川さん、本当にこの十月に
十月を超えて、次の新しい世界へ行ってしまわれたのですね。

心からご冥福をお祈りいたします。



2012年10月12日金曜日

川上屋の栗きんとん

想い続けると
いつかそれは叶うものです。

舞台関係の友人から聞いて、以前から食べたい食べたいと思っていた
川上屋の栗きんとん。

なんと、本日事務所にお越しのお客さまからいただきました(^^♪


栗きんとんって、大好物のひとつですが、
これは今までに食べたことのないおいしさ。
とても控えめで上品な甘さと新鮮な栗の味。
水を一切使わず少量の砂糖だけで炊き上げ、ひとつひとつが手絞りなんだそうです。
うまい!
こりゃ、なかなか手に入らないのがわかります。
Tさん、ありがとうございます。
立て続けに2つ堪能させて頂きました。



2012年10月11日木曜日

SCS出身者の舞台2つ

昨日はお芝居を2つ観てきました。
一つは「橋からの眺め」
SCS出身の高橋卓爾(たかはし・たくじ)君が設立メンバーにもなっている響人(ひびきびと)の舞台です。
 
素晴らしい俳優陣で、本格的なストレートプレイを堪能できました。
出演者には、宮菜穂子さんも。宮さんとは、数年前にブロードウェイ・パペット・ミュージカル「みつばちマーヤの冒険」(オリエンタルランド社製作)で、声優としてご一緒させていただいたことがありました。宮さんはマーヤ役、僕はモス役でした。
久々に満足度100パーセントと言っていい質の高い舞台で、さらに懐かしの再会も果たした有意義な時間となりました。
 
さて、中野のテアトルbonbonから有楽町の日生劇場へ移動し、2つ目の舞台作品はミュージカル「ジェーン・エア」(松たか子主演)。
やはりSCS出身の安室夏(やすむろ・なつ)さんが出演しています。
さすが松竹製作の舞台作品だけあって、品格のある舞台でした。
 
 
主演の松たか子さんの演技と歌が実に完成度が高く、思わず作品に引き込まれていく自分が居ました。
安室さんも、素晴らしい演技力を発揮していました。
 
一日で2つの作品鑑賞は少々強行軍でありましたが、観終わってもそれぞれの作品の余韻を感じながら、そしてまた、卓爾くん、安室さんそれぞれが益々活躍してくれることを念じつつ、頼もしくも爽やかな気持ちで帰路に就いたのでありました。
 
SCSを離れても、みんなのことはいつも応援しているよ!
 

2012年10月10日水曜日

観劇上京。

今日はSCS出身者が出演する舞台作品2本を観るために江戸へ。
 
江戸へ向う為に待つ仙台駅で、こんなお弁当見つけました(^_^)
 
 
そういえば、来年は仙台藩士、支倉常長が月の浦(現石巻市)からローマへ向けて出帆して、ちょうど400年に当たる年です。
 
20年前、僕らはミュージカル「ビバ!支倉」を宮城県内5カ所で上演しました。
当時は宮城県の「みやぎオリジナルステージ」という枠組みの中での制作でした。
何しろ支倉常長のお話は国際的ですから、
宮城県在住の外国人にも大勢キャストとして参加して頂いたっけ。
大所帯で楽しかった思い出があります。
もちろん、外国人の中には未だに交流のある友人もおります。
 
あれから20年かぁ…
何だか感慨深いものがあります。
 
さて、来年は。
 

2012年10月9日火曜日

稽古場にて

一昨日、一関市からみちのくミュージカルシアター(MMT)のメンバーが12名、SCSのお稽古場に梶賀先生のレッスンを受けに来てくれました。


先月、平泉で上演されたミュージカル「夕焼けの向こうに」の際に会って以来の彼らの顔は、まだひと月も経っていないのに何だか懐かしい感じがしました。

それにしても、彼らと出会った頃から比べたら、みんなの成長ぶりには目を見張るものがあります。
特にダンス力の進歩はめざましいものが。

さらにこうして、その技術や表現力を磨こうと、仙台まで通ってくる意気込みには頭が下がります。
稽古の終わりに「SCSミュージカルを成立させる5つの要素」という話をしました。
みんなの情熱を受け止めるべく、僕らも精一杯の努力をしなくてはと感じた稽古場でした。

2012年10月7日日曜日

お芝居観てきました(^_^)

仙台の老舗劇団、IQ150 (アイキュー・イチゴーマル)。
彼らの久々の新作を観てきました。
「それでも明日はきっとくる」
 
 
いや〜、面白かった!
宮城野区文化センターのこけら落とし公演ということもあり、随所にこのセンター付近の固有名詞が登場していました。
舞台上のケーキ、美味しそうだったなぁ。
それにも増して、主宰の丹野久美子さんの体当たりの演技はうまかった
テンポ良く、暗転を用いず、終始 客席を引きつけておりました。
 
この劇団、仙台の宝の一つと言って良いでしょう。
 

2012年10月6日土曜日

七ヶ浜ミュージカル【ゴーへ】凱旋公演チラシ出来ました!

待ちに待った七ヶ浜国際村パフォーマンスカンパニー公演

「ゴーへ」のチラシが出来上がりました!

公演日は
11月17日(土)~18日(日)


チケットの発売は
国際村ヴィレジャーズ先行発売が
10月13日(土)9:00~
一般発売は
10月17日(水)9:00~

この1年、数々の県外公演を経て
「ゴーへ」が地元に還ってきました!

お見逃しなく!



2012年10月5日金曜日

七ヶ浜、話題、記事。

残暑が厳しかったこの夏もあっという間に面影を潜めて、キンモクセイの香る季節となりました。

この夏、七ヶ浜国際村パフォーマンスカンパニーの面々は、このブログでもお伝えしてきたように、宮城県外のあちこちで公演を行うことが出来ました。

沢山の皆さまからのご支援の賜物です。
この場をお借りして関係各位にあらためて御礼申し上げます。

さて、そんな様子が、地元の「広報しちがはま」に掲載されています。


ウェブからもご覧いただけます。
http://www.shichigahama.com/benricho/joho/d86-578.html

表紙のほかに、中ほどでは2ページに渡ってNaNa5931とGroove7の県外公演の活動の様子が報告されていますよ。


また、10月1日に発売になった週間東京経済臨時増刊号の30ページでも、前面でNaNa5931東京公演(日生劇場)の様子が記事になっています。


是非読んでみてくださいね。

2012年10月2日火曜日

1986年のことあれこれ

先日ふと友人と「仙台市の市外局番っていつから3桁になったんだっけ」という話題になって、気になっていたので調べてみたら1986年のことでした。
26年前のことだったのですね。
もちろんケータイやネット環境などない時代のことであります。

さらに調べてみると、その年、巷では、中森明菜「DESIRE -情熱-」 、少年隊「仮面舞踏会」、TUBE「シーズン・イン・ザ・サン」、テレサ・テン「時の流れに身をまかせ」なんかが流行っていたんですね。
まだJ-POPなんて言葉もなかったなぁ。
洋楽のチャートに目を向けると
Greatest Love Of All (Whitney Houston)
Stuck With You (Huey Lewis & The News)
などが記憶に残っています。

ヒューイ・ルイス(Huey Lewis & The News)は、前年の 1985年に大ヒット映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の主題歌「パワー・オブ・ラヴ」が全米1位の大ヒットを記録しています。

そして、なんとそのヒューイには、それから約10年後1997年に発表したヒロセ純のアルバム「Secret Plan」ではEVERY TIMEとういう歌のバックボーカルを担当して頂きました。
ヒューイにバックボーカルやってもらうなんて、今考えるととんでもないことをやってましたなぁ(汗)

一方、その年の新聞記事で「11月15日、伊豆大島の三原山が209年ぶりに噴火。21日、全島民に避難命令。約1万人が1ヵ月にわたって島外避難した」という記述を発見。
26年も経つとすっかり忘れてしまっているようですが、仙台で昨年の大震災を経験し、ひょっとしたら富士山も噴火するかもよなどと騒がれている現下において、ちょっとドキっとする記述。
26年は人間にとっては長いですが、地球の歴史ではほんの一瞬ですよね。

よく「振り向かないのが信条」という人がいます。しかし、過去の出来事から現在の状況に対応するための策を練ることは重要だと感じています。特に災害に対する自分の認識は昨年の3月11日以来一変しましたから。

さて、ヒロセ純は当時25歳。
その歳になってもまだ学生なんぞやっちょりました。
親には本当に申し訳ない(ーー;)

調子に乗っていろいろ調べだすと面白いことが沢山出てきました。
この年の僕は、さらに、当時YAMAHAの主催する「ポピュラーソングコンテスト」(通称ポプコン)なんぞに出演したりしておりました。

写真は1986年5月に行われたポプコン全国大会「つま恋本選会」の様子。
左から2番目がヒロセ純。


拡大してみると…


グループ名は確かJJニューヨークだったかな。
なんかちょい恥ずかしい名前だな(笑)
そういえばメインボーカルとってたアスカは元気かなぁ…。

一応東北地区代表だったのですが、入賞は逃しました。
そして「ポプコン」もその年に終了。
ま、当時賞なんかもらっていたら、勘違いして人生の選択を誤っていたかもしれません。
今も、この道が正しいのかどうか正直不安です。
四十にして惑わずなんていいますけど、五十過ぎても迷ってばかりいる気がしています。

しかし、迷うってことはまだ「生きてる」ってことで、
これもまた楽しからずや
だっちゃね。

いずれ迷うことなく天に昇る時が必ず来るのでありますから。

2012年10月1日月曜日

ガンバの大冒険

先週、小学生向けの劇団四季「こころの劇場」公演にご招待頂き観劇してきました。
場所は、宮城県七ヶ浜町にある七ヶ浜国際村ホール。
この町のパフォーマンスカンパニーの指導で毎週通っているホールには町内の小学校6年生が招待を受けて集まっていました。
NaNa5931の6年生メンバーのすがたもちらほら。

今回観劇したのはミュージカル「ガンバの大冒険」。


この作品はSCSミュージカル研究所主宰の梶賀千鶴子が劇団四季時代に台本や演出、作詞で深く関わってきた作品です。

開演すると、小学生たちは真剣なまなざしで舞台に見入っていました。
客席は物語が進むにつれて、ときにシーンとしたり、笑ったり、
子供たちのどきどきわくわく感が伝わってくる良い舞台でした。
パンフレットによると「こころの劇場」は、2012年度、この作品のほか、「王様の耳はロバの耳」「桃次郎の冒険」の3作品で全国56万人の児童が招待されるとのことです。

そうそう、その「王様の耳はロバの耳」にはSCS出身の柏谷巴絵さんも出演中です。
一番近い公演は

10月6日(土) 13時開演
府中の森芸術劇場どりーむホール


お近くの方は是非足をお運びになってみてください。