2018年4月30日月曜日

ソング&ダンス65

昨夜は劇団四季の『ソング&ダンス65』の観劇にでかけました。
会場はトークネットホール(仙台市民会館)です。

到着するとロビーから夕陽が見えました。


思い起こせば、僕がミュージカルと関わるきっかけとなったのは1989年にこの市民会館で上演された仙台市制100周年記念ミュージカル『OH!ZEI』という作品でした。
稽古や準備が始まったのはその前年ですから、もう30年になるのかぁ…
あの時と同じ場所に立ち、そんなことを思い出しました。

さて、肝心の劇団四季の舞台。
一言でいうなら「圧巻!」。
すべての場面での完成度は言うことなしの超一流。

数年前にロンドンでいくつか芝居を観た時に「英国の役者は楽器演奏したりするんだぁ」とか、「英国のミュージシャンは役者にもダンサーにもなるんだぁ」などと、英国俳優の層の分厚さに驚いたものでしたが、昨夜の劇団四季の舞台はまさにそんなことを思い出させるものでした。
『ソング&ダンス65』。
ミュージカルやダンスパフォーマンスに興味のある方は必見の作品ですね。


2018年4月29日日曜日

チューリップ

先日訪れた実家にて。
もう手入れの行き届かなくなった庭の片隅で、チューリップが咲いていました。


父にたずねると、
「ああ、あれはお母ちゃんが植えたものだべ」
とのこたえ。

チューリップは植えっぱなしだと翌年はなかなか花を咲かせないと聞いたことがあります。庭にはちょっと離れて黄色い水仙も。


母の居ない三度目の春。
ひょっとして、
どこかでお花の世話をしていたのかしらん(笑)

2018年4月28日土曜日

夜遅くまで

平成3年3月に会社を設立したときには、不肖ヒロセ純、若干29歳でありました。
弊社は3月の決算でありますから、会計の期は設立の当月1か月も1期と数えますから、設立期で数えると今期で29期目。

そして先月までの28期目決算報告の山場がまさに4月のこの時期というわけです。
今週は弊社顧問税理士の筒井先生においで頂き月例の会計会議を行いました。

筒井先生には入念に経理処理のチェックをしていただきます。月例の会計監査は営業時間にあまり影響のないように、夕方からということが多いので、どうしても夜遅くまで事務所での作業が続きます。
(先生に座っていただいている私の机、いつもながら整理されていなくてすみません!)


先生とのおついあいも随分と長くなりましたねぇ。出会いにさかのぼるとお互いに学生時代ということになります。 おかげさまで来年は記念すべき弊社30期を迎えます。
「創作ミュージカルをつくる」ことを基幹業務としたこの会社が、営業を継続していけるのも筒井先生のおかげです。
引き続き末永く、どうぞよろしくお願い申し上げます!

2018年4月26日木曜日

色はにほへど 散りぬるを

いわゆる「いろは歌」は、解釈がさまざまあるといいます。つまり、謎ということですね。
「謎」は想像力を掻き立てます。

色はにほへど 散りぬるを


写真は先週日帰りで訪れた松島の近くにある「湯之原温泉元湯」で撮影したもの。

散ったばかりの桜が、誰にも踏まれずに、
ひとひらひろひら、
見事に美しい感覚で散らばっていました。

ちりぬるを…

木の枝と地面にひろがる桜の花びらを見ながら、
いろは歌のように、
謎のままでも存在し続けるものがあることを知るのでした

謎は拡散の源
なのかもしれませんね。

2018年4月22日日曜日

深き礼

とても良い天気となった仙台。
稽古場から300メートルほど東にある大きな通りでは、羽生結弦選手の凱旋パレードが大々的に行われていました。報道によれば11万人の人出だったとか。
時を同じくしてお稽古場では通常通りのレッスンが行われておりました。


羽生選手はほんとうに仙台の誇り、東北の復興にも大きな希望を与えてくれています。
オリンピック2連覇、ほんとうにおめでとうございます。
羽生選手も、きっと練習を積み重ねること、加えて目標への執念が様々な幸運をも引き寄せて大きな結果へと結びつけることができたのではと想像しています。

そして、いつも感じるのですが、羽生選手の応援者に対する深々とした礼は、とても印象的です。
「礼」は愛の表現です。

今日の稽古場の研究生たち、指導員たちも、少なからず羽生選手を地元の誇りと感じていることでしょう。
上空にはヘリコプターが旋回し、その音が稽古場にもかすかに聞こえてきます。
そんななか、すぐ近くで行われているお祭りのようなパレードの誘惑にも負けず、熱心に稽古場で努力を重ねる彼らの姿はとても輝いていて崇高なものにすら感じられました。
ひとつのものに打ち込む姿は、尊く美しいものです。

気が付けば、私自身が羽生選手のように、彼らに深く礼をしたい気持ちになっていたのでした。


2018年4月21日土曜日

冷たいラーメン

一見、普通の中華そばのようですが、冷たいんです。
「米沢ラーメン」の風味とちぢれ麺を生かしつつ、いわゆる冷やし中華とはまた違った味わいがあります。


ここ2日間ぐらいは、このラーメンのおいしさが引き立つ気温です。

故郷の米沢市にある「日の出食堂」にて。


2018年4月16日月曜日

SCSキッズクラス発表会舞台写真(2)

4月14日(土)から2日間にわたり上演いたしましたSCSミュージカル研究所キッズクラス発表会『のどけき春の らうたし キッズ』(構成・演出・振付:梶賀千鶴子、音楽監督:ヒロセ純、出演:SCSキッズクラス、マスターコース応援隊、プライマリーコース応援隊)の公演の様子を、いつものように2回に分けてご紹介いたします。お楽しみください(^^♪
沢山のお客様においで頂きました。この場をお借りして心から御礼申し上げます。
(撮影:柏谷潔氏)
尚、このブログに掲載している写真の無断転用は著作権法により禁じられておりますのでご注意ください。









2018年4月15日日曜日

SCSキッズクラス発表会舞台写真(1)

『忘れたい、忘れない』公演写真 1

昨日から2日間にわたり上演いたしましたSCSミュージカル研究所キッズクラス発表会『のどけき春の らうたし キッズ』(構成・演出・振付:梶賀千鶴子、音楽監督:ヒロセ純、出演:SCSキッズクラス、マスターコース応援隊、プライマリーコース応援隊)の公演の様子を、いつものように2回に分けてご紹介いたします。お楽しみください(^^♪
(撮影:柏谷潔氏)
沢山のお客様においで頂きました。この場をお借りして心から御礼申し上げます。

尚、このブログに掲載している写真の無断転用は著作権法により禁じられておりますのでご注意ください。
 







2018年4月9日月曜日

わがまちのオーケストラ

私のまちには「仙台フィルハーモニー管弦楽団」というプロのオーケストラがあります。
昨日は、その仙台フィルさんが子どもたちのために企画された「オーケストラとあそんじゃおう!」という特別演奏会に出かけてきました。



会場施設いっぱいを使った様々な体験コーナーが実施されているのですが、どのコーナーも子どもたちの長蛇の列。


その後行われた音楽会では、鵜木絵里さん(ソプラノ)、宮本益光さん(バリトン)のハイレベルな歌と、突き抜けた演技が会場の子どもたちを大いに沸かせていました。
オーケストラの皆さんは終演後に、出口にあつまって子どもたちの「送り出し」もされていました。仙台フィルさんが子どもたちを想うとても素敵な取り組みに大きな感動を覚えました。団員の方々はみんな笑顔で子どもたちに接していました。
とにかくみんな笑顔!

帰り道、会場の隣、地下鉄旭ヶ丘駅そばの公演では、桜がもうすぐ満開の気配。


こどもにもおとなにも楽しい音楽を届けてくれるわ仙台フィルのみなさん。
わがまちにこんなオーケストラがあることがなんだか誇らしく、気分も春めいて嬉しくなりました。


2018年4月7日土曜日

親から離れて

SCSミュージカル研究所のキッズクラスはお稽古場に保護者の同席が可能です。
しかし、発表会を1週間後に控えたお稽古場には保護者の姿はありません。
本番に備え、送り迎えの時以外は出演者だけで過ごす空間に慣れてもらうためです。 この取り組みは先週からはじまりました。


子どもたちはちょっとしたきっかけで急激な成長をみせることがあります。もちろん個人差はありますが、先月までチョー甘えん坊だった子が積極的に稽古に参加している姿も見られます。
今日は、午前中から当日サポートしてくれる指導員のお兄さんお姉さんも加わって、幼稚園の入園式を終えたばかりの子から社会人までにぎやかなジェネレーション構成。家族の同席がない、出演者だけの空間で子どもたちは「自分で表現する」重要な術(すべ)を学んでいきます。ちょっぴり狭く感じるお稽古場ですが、楽しい音楽にのせて元気なリハーサルが進行していました。

来週の14日(土)、15日(日)エル・パーク仙台で行われるキッズクラス発表会、SCS指導員のお姉さんお兄さんたちも実際稽古場でやっている掛け声なども再現しながら指導の様子をご披露するナンバーも含まれています。
すでにチケット入手されたお客さま、当日の舞台では、お稽古場での子供たちのリハーサルの様子を連想しつつ、そのあたりもお楽しみいただければ幸いです。

【追記】
お昼には、みんなで楽しい「お弁当タイム!」。
本番の日も、長時間の集団行動ですから、そのリハーサルもいたします(^^♪



2018年4月4日水曜日

お木に入り

桜の季節には必ず、そうではなくても時々、この木に会いに来ます。


年を重ねている木ですが、話しかけるといろいろと相談に乗ってくれそうな、美しくも頼りがいのある木です。

そして…


夜ともなれば、なかなか妖艶な姿を見せてくれています。


2018年4月2日月曜日

いのちはいのちをたすけ

桜の便りに誘われふらふらいつものお散歩コースのひとつ、東北大学片平キャンパス。

放っておかれたらきっと倒れて枯れてしまいそうな桜の老木。
その木をおんぶするように、若い木が、背骨をまげて支えています。
さらに、そのふたりを助けるようにニンゲンによる木製の優しい杖。
そんなふうに沢山のいのちの支えを得て、
その老木は天に近いところで美しく嬉しそうに花を咲かせておりました。


植物には感情があるとか、植物は弱っている仲間を助けるとかという話を聞いたことがあります。
それには様々議論の余地もあろうかと思いますが、私は、植物たちが人間には想像つかない方法で互いに交信する手段を持っているような気がするのです。
地球上には樹齢数千年の樹木が存在するといわれています。私たちの平均寿命とは2桁違います。
もし、彼らが言葉のようなものを持っているとすれば、人間の耳には、植物界のことばがテープに録音した100分の1のスピードの超スローモー再生音で聞こえてくるようなものでしょう。一方、植物世界の生き物にとっては、100倍のスピードで話しかけられているようなものかもしれません。理解できないのが当たり前かも。

しかし、未来のいつか、そのお互いの会話の速度をシンクロナイズさせて翻訳する強力な機械などが発明されたら、夢のような平和な世界の幕あけがくるかもしれません。

なにしろ、本来いのちはいのちを助けるものなのです。

私は人間以外の動物たちを見るたびにそう思います。
いつものお散歩コースなのに、今までこんなふうな思いでこの桜の木を見なかったのは、彼らの言葉を理解しようとしなかったせいでしょう。
今日は青空に映えるピンク色の桜の花の美しさが、私の顔を上げさせて、この木の全体を観察させてくれました。
そういう意味では、桜の花が、何か私に気づかせようと信号を送ったのかもしれません。

おっと、このブログをお読みいただいている専門家の皆様におかれましては、浅学の身故の勝手な物言いご容赦を。

2018年4月1日日曜日

新年度初日

4月1日。
日曜日のSCSミュージカル研究所は仙台市と七ヶ浜町で同時レッスンを行っております。
私は本日午前中、七ヶ浜のお稽古場に立ち会いました。
今日からNaNa5931第一期生の愛里先生が七ヶ浜のNaNaキッズクラスの主任指導員としてレッスンスタートです。


子どもたちの明るい声に包まれて、新年度のスタートです!