2020年3月29日日曜日

【公演延期のお知らせ】

【公演延期のお知らせ】

昨日夕方の首相会見をはじめ今般の新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、当研究所が主催し4月18日〜19日予定しておりました「キッズクラス発表会」ならびに「JUN_harvestライブ」について、上演を延期いたしますことをお知らせ致します。
ここまでご尽力、ご協力いただきました関係の皆さまには心から感謝申し上げますとともに、ご迷惑をおかけ致しますことをお詫び致します。関係の皆さま並びにお客さまの安全と安心のための苦渋の決断でございます。何とぞご理解の程お願い申し上げます。
尚、延期となった公演については今後の社会情勢などを注視しつつ改めて日程をお知らせいたしますので、それまでしばらくお待ちください。

2020年3月29日
SCSミュージカル研究所
代 表   廣 瀬  純

2020年3月24日火曜日

ファン心理

昭和の時代に「伴淳三郎」という、たいへんな人気を誇ったコメディアンがいらっしゃいました。いまでは、その名前を覚えていらっしゃる方もだんだん少なくなってまいりましたが…。

父は、その伴淳三郎(通称、伴淳)さんの大ファンでありまして。
若いころに一緒に撮ったという写真を額に入れて、今も後生大事に持っているのです。


写真中央が伴淳さん、右端が父。父は当時「シルバーピジョン」というスクーターのトップセールスマンだったらしく、一緒に写真に納まることができたのだとか。
まだ世の中一般に「マイカー」が普及する前の時代ですね。中央奥の額縁には、上杉謙信公の肖像。伴淳さんは、米沢市生まれなのでありました。
父はこのとき、伴淳さんとお話をして「一生懸命やり続けると、必ず結果が出るものです、がんばりなさい」というお言葉を頂いたのだとか。 その言葉を支えに頑張り続けたと。

実は今日、彼岸も過ぎておりますがとんぼ返りで米沢へ行ってきました。なかなか母の墓参もできぬことを詫びに、父を連れて母の眠るお寺に行ったのでありました。
一通りお参りを済ませると、父が向かったのは「伴淳さんのお墓」。傍に米沢市が伴淳さんの解説版を掲げていますね。母のお墓の近くの大きな木とシンメトリーな位置にあります。そう、父は伴淳さんと同じお寺の墓地に自分のお墓をつくりました。


ファン心理、かくの如し。

ふと、母から、昔、父が「池内淳子」(こちらも昭和の時代の名女優)さんの大ファンであったと聞いたことを思い出しました。そういえば、私の名前の「ジュン」という字は、漢字こそ違えど伴ジュンさんと池内ジュン子さんから…などというギモンが生じてきました。
まあ、このことは、父には聞かずにおきましょう(笑)


2020年3月21日土曜日

視点を変えて

新型コロナウイルスのために、いろいろと調子が狂っている今日この頃。
そんななか、大学生有志たちの誘いを受けて、なんと十数年ぶりに「イチゴ狩り」に参加しました。有難いお誘いでしたので、喜んで運転手役をかって出ました。
行った先は亘理町のとあるイチゴ園。

真っ赤に熟した美味しいイチゴを、練乳片手にたくさんいただきました。
私が熟したイチゴを探しつつ食べることに熱中しているとき、姿は見えねど幼稚園児らしい男の子の声で「ママ、お花のそばに真っ赤なイチゴあるよ、お花のそばに」という声が聞こえてきました。


はっとしました。
お花!。私は魅力的な「赤いイチゴ」しか見ていなかったのです。
視点を変えれば、イチゴには、かわいいお花も緑の葉っぱもたくさん付いています。
お花も、葉っぱも、見えない根っこも、そして土、お日さま、水、空気…何一つかけても、この美味しい赤いイチゴは存在しないのです。 あたりまえのことですが。
コロナウイルス騒ぎで、ココロが硬直しそうなときに、何か大きなヒントをいただいたような気がしました。

子どもの感性には大人たちへの気づきの示唆があり、いつも感心します。そして、ほんとうに自然は最高の先生ですね。
あ、もちろん、そんな気づきがあったものの、私が引き続き赤いイチゴをほおばり続けたことは、皆さまのご想像通り。

それにしても…
パンデミックを起こしている世界のニュースに触れるたびに胸が痛みます。
クルナウイルス!

2020年3月14日土曜日

できることから

もう半月も稽古場はとじたままです。
子どもたちの居ない稽古場ほど寂しいものはないと思っていたところ、今日から指導員のおねいさんたちが、自宅で退屈している研究生たちのレッスン用にと動画づくりをはじめてくれました。



私も早速手持ちの機材をかき集めて、にわかカメラマン、そして慣れない動画編集ソフトとの格闘をはじめました。SCSのオリジナル曲を使用しての小さな動画作品づくりです。研究生向けに限定公開する予定です。

普段やりたくてもなかなかやれなかったことに手を付けるチャンスですね。
僕たちは創り続けることしかできませんから、まずは出来るところからはじめていきます(^^♪

2020年3月12日木曜日

【レッスン休講期間延長のお知らせ】

SCSミュージカル研究所のすべてのレッスンクラスを先月末に3月1日から14日まで休講としたところですが、今般の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する様々な情報から総合的に判断し、休講期間を令和2年3月21日(土)まで延長することといたしました。

2020年3月11日水曜日

想います

健康維持のためと称して近頃ハマっている日帰り温泉。
数日前に行った温泉旅館にて。

風呂からあがって車に戻ろうとしたとき、二羽の雀が近くにやってきました。


せっかくなので、私はじっとして小さく声をかけてみました。
すると二羽は尾を振りながら、とてもきれいな声で鳴いてくれました。


「ご夫婦なのすか?、あ、デート中がや?」などと、いろいろと質問してみたのですが、当然応えてくれるはずもなく(笑)しかし、結構長い時間(おそらく二分以上)お互いに向き合って交互に声を掛け合うことができました。

余談ながら、鎌倉時代中期に藤原重房から始まるとされる上杉家の家紋「竹丸に二羽飛雀」。仙台藩伊達家の「竹に雀」も、もとは上杉家の家紋に由来しています。両家とも故郷米沢に深いゆかりのある御家です。そういえば、この宿のそばを流れる川のあたりには、竹がたくさん生い茂っていました。竹と雀の組み合わせは縁起が良いのだとか。
まっすぐに伸びる竹。そして雀は穀物を食べることもありますが、害虫(というのは人間本位の言い方ですが)もたくさん食べてくれますね。
ちょうど、目や耳に見入ってくるものが新型コロナウイルスのことばかりで気分も下がり気味でしたので、この二羽の雀が目の前に現れたことを深読みしてみました。

さて、今日は東日本大震災発災から九年。
私の頭の中で、九年経った今も混乱はまだかすかに続いています。
天に昇らざるを得なかったいのちたちを静かに想います。
あの日、鳥たちはうまく逃げることができたのだろうか。
家族同様だった犬や猫、たくさんの動物、生き物たちのいのちのことも想います。
人間よりも長生きできるのに天に昇った植物たちのことも想います。

祈りの一日です。
生きとし生けるものすべてが深いところで全てつながっているように感じられてきます。


2020年3月9日月曜日

粛々と対策を

猫たちの表情を見ていると、時折彼らが哲学者に見えることがあります。
今日出先で出会ったにゃんこも、そんな感じでした。
実は、以前もここで会ったことがある猫さん。
その時は車の中から発見したのですが、今日も同じ場所にいらっしゃいました。


私が近づいても逃げるそぶりもなく、堂々としています。
しばし、話を聞いてもらいました。
なんだか、Let it be. と言われたような気がしました(笑)
まぁ、気のせいですが。

事務所に戻り夕刊を拡げると、なんだか不景気な文字が並んでいます。


未知のウイルスは恐ろしいですが、日本の医療技術は世界でもトップレベル。
その高度な医療技術と知識を総動員して最先端で戦っている医療従事者の方々への敬意をはらいつつ、私たちはむやみに慌てず今日の猫さんのように落ち着いて、粛々と自分たちに出来うる対策を講じていくことが大切ですね。


2020年3月6日金曜日

街なか散歩

散歩をしていると、目の高さにあるものや地面の草花などが気になります。
しかし、アーケード街を散歩して交差点に出た時などは、つい空を見上げます。
この辺りも高い建物が増えて、空が狭くなった気がします。
今日は、暮れかかりつつもまだ明るい空に浮かんだお月さまの上をジェット機が白い線を残して過ぎていきました。


ふと、100年前には誰もが想像もしなかった風景を見ているのだろうなと思いました。
そして仮に100年後の人がこの写真を見ることがあるならば、撮影した私は、ウイルスで日本中の学校がお休みになったこの時代のただ中にいた人となるのだろうな、と思いました。

街の中は普段より人出が少なく、ほとんどの人がマスク姿です。


今日はここまでで8300歩。
全身で前進!(などとオヤジギャグを考えつつ)


2020年3月1日日曜日

オオイヌノフグリ

午前中、去年の落ち葉を上をシャリショリ音を立てながら散歩してみました。
天気の良い日は気j持ちの良いものです。
しかし、気を付けなければなりません。
うっかり可愛いちいさなお花を踏んでしまうところでした。


えーと、この子の名前は何だっけ?
確か以前、友人に教えてもらったような…

「オオイヌノフグリ」
 
写真を撮って草花に詳しい友人に送ると、すぐに名前が判明。
便利な時代になったものです。
コバルトブルーの綺麗な花びらの色は
空の青を映しているようでもありました。
それにしても、こんな可愛らしい花をつけているのに
名前がオオイヌの「フグリ」とは。

ちょっぴりにやけたやよいついたち。