2014年1月30日木曜日

パネル展

本日より藤崎デパート(宮城県仙台市青葉区)1階にて、
慶長遣欧使節出帆400年記念事業パネル展が開催されています。


お近くにお越しの際は是非、覗いてみてくださいね(^_^)
もちろん、昨年11月に上演したミュージカル「常長の祈り」のパネルもありますよ!

2014年1月29日水曜日

ちょっと健康に…

普段はあまり食事には気を使わない方なのであるが、事の流れで昨日今日とヘルシーな感じのお店に入った。

昨日は、とある撮影にお付き合いしてSS30ビル近くの「おひさまや」。」。
豆乳ココア


そして今日は、一番町にあるカレーショップ「酒井屋」さん。
チキンカレー

ここは、知る人ぞ知る体にやさしい食材を使ったお店。


どちらもおいしく頂いた。

本当に身体に良いものは、基本的においしいものなのだと思う。
しかし、何事も過ぎたるは及ばざるが如し。
年齢的にも腹八分目を心掛けなければ、と自戒。

2014年1月27日月曜日

新リア王

昨日、シェイクスピア・カンパニーのお芝居を観に行きました。

場所は仙台市宮城野区にある「能ボックス」。
倉庫を改造したなかに能舞台がある劇場です。

東北学院大学の下館和巳教授が主宰するこのカンパニー、実は立ち上げのときからアドバイザーとして関わらせていただいておりました。
今や内外からの評価も高く押しも押されぬ仙台を代表する劇団のひとつ。ゆえに小生のようなものがアドバイスするような場面はほとんどないのですが、一ファンとしてもずっと応援し続けています。

一昨日、会場へお客様をお連れしたとき、受付には、カンパニーのラベルを貼った日本酒が…


思わずケータイで撮ってしまいました。

お芝居の内容は、シェイクスピアのリア王を題材に、下館氏によって三陸のとある寿司屋の一家に置き換えられたもの。
シェイクスピアの悲劇を喜劇にすり替えていく手法は見事でした。
このカンパニーの特徴は「東北弁」でお芝居をすること。
出演者は皆アマチュアでありますが、東北弁と情熱はプロフェッショナル。
これからも、目が離せない劇団です。

このお芝居、観終わった後にお寿司が食べたくなります。
仙台公演の最終日、事務所の皆と観に行ったのですが、案の定、僕らもそのワナにはまり、観劇後はお寿司屋さんへ(笑)

このあと、被災地公演、東京公演も控えている「新リア王」。
公演情報は、シェイクスピアカンパニーのホームページまで。



2014年1月26日日曜日

海への旅

一昨日ランチのあと、別れ際に友人から1枚のチケットを頂いた。
「中村征夫(なかむらいくお)写真展」



あっ、と思った。

あの、中村郁夫さんだ。
七ヶ浜国際村の5周年のときに椎名誠さん、中村征夫さん、垂見健吾さんというメンバーによる写真展が開催された。その時の写真展のタイトルが「七ヶ浜、うみ、ひと、まち」。
思い出した。七ヶ浜の様々な美しさや温かさを切り取ってくださったその写真は、僕も観ている。

そして、僕たちは、その後七ヶ浜とのご縁が生まれ、「うみ、ひと、まち」をテーマにしたミュージカル三部作を七ヶ浜のみんなと共につくりあげた。

海好きの友人は、そんなことはつゆ知らず「好きな写真家の写真展」だからというシンプルな理由で僕に勧めてくれたのだ。不思議なご縁。
もちろん、僕は迷わず日本橋の三越へと足を進めた。

会場に到着すると、平日にもかかわらず、たくさんの人たちが姿があった。

美しく神秘的な写真に見入りながら、じっくりと順路を回り、さいごに出口で中村さんの今回の写真展のタイトルにもなっている「海への旅」という写真集を見つけて、買い求めた。

ふと、会計カウンターの隣に目をやると、中村さんが本にサインをされているではないか。
僕も、その列に並び、サインをお願いした。
「七ヶ浜国際村の皆さまへ」と書いてもらった。
快くサインをしてくださた中村さんは「随分昔のことになってしまいましたが、七ヶ浜の皆さんには大変お世話になりましてね、どうかよろしくお伝えください」とおっしゃっていた。
笑顔が印象的な方であった。

翌日、国際村へ、その写真集を届けに行ったことは言うまでもない。
震災によって、中村さんに撮って頂いたころの七ヶ浜とは、だいぶ様子が変わってしまっているけれど、いまの七ヶ浜の海の中はどんなんだろうか。

その晩僕は写真集のなかの、美しい海中写真に見とれながら、
泳げない僕には一生見ることができないであろう
海の中の世界に想いを馳せた。


中村征夫公式ホームページ

2014年1月25日土曜日

兆し

昨日は一日東京にて充実した時間を過ごした。
お昼に東京駅近くで震災直後から仲良くさせて頂いている友人たちと雑談しながら頂いたインドカレー


ナンをおかわりしてしまうほどの美味と楽しい話題。
ナンとも元気がでる味であった。

一方今日は、友人の作曲家が東京から仙台へ訪ねてきてくださった。
ご要望を受け、久しぶりに七ヶ浜町を案内した。
友人も私もお気に入りのお店に立ち寄ったところ、思いがけず「まぐろの中落ち」を頂く機会を得た。

極上の味。
あの日、このお店にも津波が押し寄せた。
窓の外は、津波の爪痕が未だ生々しいけれど、お店のオーナーとの会話からも僕たちは、復興へとつながる、何か明るい兆しと力強さを感じながら、沿岸部を後にして来た。

美味しいものを通じて、友人たちのこころの暖かさを身にしみて感じた二日間。
ありがたきは友。

2014年1月24日金曜日

感恩的心

昨夜の七ケ浜国際村。




NaNa5931のメンバーは、神戸遠征での疲れも全く見せずに、新曲に挑戦していました。
曲のタイトルは「感恩的心」。
中国語で感謝の気持ちって、意味なのかな。
なかなか美しい曲でありました。
NaNa5931は、今月末と来月頭に町内外でまたまたゲスト出演のステージが予定されており、歌の練習の後は、すぐにイベント向けのリハーサルに突入!

一方、ロビーでは、Groove7のメンバーが、マリンバの特訓中。


Groove7は、打楽器のグループですがマリンバのテクニックを身につけることによって打楽器演奏のバリエーションがぐんと広がります。


子供たちの上達速度は目を見張るものがあり、3月末のミニ発表会も楽しみです。

2014年1月23日木曜日

くまもん

今日は仙台にくまもんが来ている
という情報を得た事務所女性陣は、
いそいそと藤崎デパートへと出かけていきました。

送ってきてくれた写メを見ると…


うむ、確かにかわいらしい


男性陣はさすがに出かけることをしなかったのだが、
この女性心理、奥が深いものがある。

ちなみに、現場はすごい人だかりで、
くまもんは、20分ぐらいのショーをやったとか。
よく見ると、写メを撮っているお客さんの
携帯ストラップもくまもんだ。

事務所の芸術監督センセにも
「ブログに載せて」と言われたので、
載せてみた。

ふと、幼いころにデパートの屋上へ
「ウルトラマンショー」を観に行った記憶がよみがえった。
今はすっかり、ゆるキャラブーム。

この機に乗じて我がみやぎの「むすび丸」くんにも益々の活躍を期待したい!

2014年1月22日水曜日

佇む

一日一日と日没の時間が遅くなっている

夕暮れ時、街なかで
ふと空を見上げる


予報通り「変わりやすい天気」だった一日を象徴するように

雪雲の奥の方に夕焼雲

クルマに乗っていたのでは気づかないだろう
飛ぶことのできない私は
重力に従い地表に立ち
佇む

二度と同じ形になることのない雲や
次の瞬間に変わってゆく空の色
すべては心に刻まれる色

生命が誕生しニンゲンが発生して
地動説の時代から
天動説の時代になって

「反物質がどうして宇宙には殆ど存在していないのか」
などと考え続けている人も居る時代

どこまでも謎に包まれたままの宇宙にいて
私はほんの一瞬だけ
地球におじゃましているような気になってくる

佇むことによって
時折私は
時空を超えていくような感覚を得る

会いたい人や会えない人と
この空で繋がっているような感覚を得る

2014年1月21日火曜日

八仙

東京からのお客さまを案内して、久しぶりに八仙へ。

まずは、名物の焼き餃子!


この他に、
水餃子、とうみょう…
圧巻だったのは、
4人で3人分の炒飯をまとめて出してもらった、
この大きさ。



全部美味いんだなぁ。

はい、ダイエットは明日からにします。



2014年1月20日月曜日

ブログって

ネタに困ったことは無いけれど、
忙しくても書きたい時は、隙を見つけて書くけれど、

書きたくない日もある。

その程度のもの。

2014年1月19日日曜日

サプライズ(^_^)

いつものように、賑やかな日曜日のお稽古場。


しかし、
マスターコースのレッスン時間になった瞬間、
突然みんなが整列した。


「CD持ってきて~」と3階から稽古場に呼ばれたなぎちゃん、
稽古場に入るなり、
皆が整列していることにびっくりして一瞬フリーズ。
次の瞬間、居合わせたみんながお祝いのコーラス。

♪Happy birthday to you, happy birthday dear Nagi-chan!

事務所の同僚が小さなケーキを用意してくれていた。
(いやぁ、Tちゃん気が利くねぇ)

みんなも笑顔、
なぎちゃんもいつもの笑顔。

外は雪がちらちら舞っているけれど
なんだかあったかい
1月のお稽古場


2014年1月18日土曜日

神戸のみなさま、ありがとうございます!

昨夜遅く、神戸からメールが届きました。
七ヶ浜のミュージカルグループNaNa5931のメンバーは、立派に感謝のパフォーマンスを務めたそうです。随行してくれた指導員のYさんからの報告写メでした。

神戸市長田区の西神戸センター街で開催された、震災復興フリーライブ「ONE HEART」に出演するために、七ヶ浜町から派遣されたNaNa5931。子どもたちは、町の教育委員会、学校から出演のための公欠を頂くなど、特段のご配慮を頂戴してのパフォーマンスです。
七ヶ浜を当日の早朝に出発するという厳しい日程にも関わらず、笑顔で元気な演技を見せてくれたとのことでした。
会場に設置された座席には、寒い中にも関わらずたくさんのお客さまに座って応援をしていただそうです。



この場所は、19年前のあの日、商店街の8割が焼失したといわれている場所です。
長田区の皆さんのこれまでの取り組みは、私たちの復興へのヒントとなるものが沢山あるに違いありません。今後も引き続き何かしらのつながりのなかで、教えていただくことも多いように感じています。
近ごろは被災地に居る私たちの近くでさえ、風化という言葉がささやかれています。
しかし、未だに避難者の数は全国に27万4千人(復興庁調べ)もあります。
私たちは、現在震災中であることに違いありません。

私たちのふるさとでも、時間経過とともに、復興や支援に関わるニーズや取り組みは変化していきます。
しかし、人のあたたかさ、やさしさ、それらに支えされて生まれてくる、生きていくための「やる気」
それは復興に関わらず、私たちにとっていつも必要なのですが、被災地には今、特にその「やる気」やモチベーションが必要とされていると感じています
。今回、神戸の皆さんにお世話になった子どもたちや私たちスタッフは、皆さまに支えられて、復興に向かう気概を新たにしなければということを実感しています。

さっき、ネットでちょっと検索したら、
神戸新聞さんにも取り上げて頂いていたようです。
直接応援に行けなかっただけに、何だか記事になっているのを拝見するとうれしくねります。
ありがとうございます。
記事はこちら

【追記】
先ほど「無事に七ヶ浜に到着しました!」との報告メールが
随行してくださった職員のOさんから入りました。


このあと全員元気に帰宅したそうです(^_^) !
みんないい顔してますね。スタッフの私たちも安心しました。
長旅、お疲れ様でした!


2014年1月17日金曜日

よねざわ「伝国座」レッスン本格開始!

キーンと冷えた空気。
月も星も美しい冬の晩。

米沢のミュージカル劇団「伝国座」の稽古場へ


今年初めての訪問。

みんなの元気な顔に再会して、こちらも元気になってくる。
「今年も頑張ろうね!」

2014年1月16日木曜日

神戸に向けて

明日は1月17日。阪神淡路大震災が起こった日です。

当時甚大な被害を蒙った神戸の長田地区。その商店街のイベントに、七ヶ浜のNaNa5931のメンバーがお招きを頂きました。

今夜は七ヶ浜国際村で、明日派遣される選抜メンバーによるリハーサル。おそろいのジャンパーを新調してもらいました。

みんな、明日は心を込めて元気に歌ってきてくださいね。

沢山のご支援を頂きました神戸の皆さまへの感謝とともに。

 

2014年1月15日水曜日

お勉強

近頃読んでいる本たち。

 

 

今日、友人を見舞いに行った折、スマホやiPadでの読書について話題になった。

入院している友人への差し入れは、本人のリクエストで「めぐリズムの蒸気でホットアイマスク」。

 

光源となる部分の文字を読み続けるのは、目が疲れるらしい。

同感。

 

最近、自分の読書が自然にリアル本に戻りつつあるのは、そのせいかな。

それにしても、

いくつになってもお勉強は終わらない。

ま、日々是楽し。

2014年1月14日火曜日

はだか

1月14日。仙台はどんと祭の「はだか参り」の列をまちなかで見ることができます。

夕暮れ間近、事務所の窓越しからは、こんな風景が。


不肖ヒロセ純も20代と30代の前半にそれぞれ3年間づつ、これをやったものでした。
20代は学生寮の仲間たちと。30代はミュージシャンやSCSの仲間たちと。
ある年は、雪がしんしんと降っていて、はだかの肩に雪が積もるような日も。そんな日は、ぐちゃぐちゃに濡れて凍り始める足袋の冷たさは格別。思い出すと今でも、ブルっときます。

それにしても、なんで服を脱ぐのか。
考えれば考えるほど、わからないなぁ。
今日は少し風があるから、きっと体感温度は氷点下。
はだか参りのみなさん、気合でがんばってね。

13年前の1月14日は、生まれて初めて救急車を自分で呼んだ。自宅に救急隊が駆け付けたところまでは記憶にあるが、その後は激痛で気を失っていて記憶が無い。結局その後胆のう摘出手術。

今年の1月14日。
寒い思いも、痛い思いもせずに、
もう、きっとあんなふうに自分が裸参りすることはもうないだろうなぁ
などと考えつつ、日常という名の本日が過ぎてゆくのでありました。


2014年1月13日月曜日

素数

数学は大きらいなのでありました。
この映画を見るまでは。


出かける予定がフイになったので、カウチポテト(古っ)。
本日は「博士の愛した数式」
DVDを取り出して久しぶりに観ました。
私にとっては何度も観たくなる数少ない映画の一つです。

寺尾聡氏のチャーミングな演技もさることながら、これまでは映画の中に出てくる「友愛数」にロマンティシズムを感じていました。原作も読んでいるので、映像以外の妄想も加味されていたかもしれません。

子供の頃にこんな授業を受けていたら、理系に進んでいたかな、もしくは科学者か哲学者になっていたかも…いやいや、歴史に if はありません。これまでの沢山の出会いや選択の結果、今の私が必然的にあるのですから。

さて、今回は、映画の中に出てくる「素数」が、やたらと気になってしまいました。

調べてみると、今世紀の素数年は、2003, 2011, 2017, 2027, 2029, 2039, 2053, 2063, 2069, 2081, 2083, 2087, 2089, 2099の14年。

2003も2011も私にとっては転機と出会いの意味深い年でありました。

それから支倉常長が、ヨーロッパに向けて出帆したのは、1613年。これも素数の年だったんですね。
その17世紀最初の素数年、1601年に伊達政宗は、地名を「千代」から「仙臺(仙台)」に改めています。いわば「仙台」がはじまった年ですね。シェイクスピアが「ハムレット」を初演したのもこの年といわれているそうで、素数年にこじつけていろいろと歴史を紐解いていくのも面白いものです。

それにしても、

311

911

2011

これらがみんな素数であるとは…。

しばし考え込んでしまった。

次の素数にあたる年は、2017。
災いではなく、
豊かな出会いと美しい歴史が始まる
素数年となりますように。

DVD鑑賞からはじまって、
数字の持つ「宇宙」を感じながら、
素数をめぐる摩訶不思議な世界へと浮遊した一日でありました。


因みに素数については下記のURLで確認できます。

http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_prime_numbers#The_first_500_prime_numbers

 「素数」って「数字の原子」とも言われているんだそうな。
一方、数字に疎い私には、この漢字、ずっと見ていると「素敵」という字に見えてきちゃいます。
皆さんも、数字を観ながら、妄想宇宙を旅してみてはいかが?

2014年1月12日日曜日

鷹山公と伝国座

お正月の米沢で、こんなポスターを頂く機会がありました。


今週木曜日の夜に NHKのBSプレミアムにて、上杉鷹山公のお話しがあるそうな。
ケネディ女史の発言から、このところ再び鷹山公にスポットが当たっているようですね。
米沢出身の小生としては、何となく嬉しい気持ちになります。

さて、鷹山公と言えば、私たちが指導でおじゃましているよねざわ市民ミュージカルの名前が「伝国座」というのですが、これは鷹山公が遺された「伝国の辞」からいただいたネーミングです。

伝国の辞(でんこくのじ)とは、鷹山公が35歳の時に、次期藩主・治広に家督を譲る際に申し渡した3条からなる藩主としての心得と伝えられています。


一、国家は先祖より子孫へ伝え候国家にして我私すべき物にはこれ無く候
一、人民は国家に属したる人民にして我私すべき物にはこれ無く候
一、国家人民の為に立たる君にて君の為に立たる国家人民にはこれ無く候
        右三条御遺念有間敷候事
        天明五巳年二月七日  治憲 花押

            治広殿  机前


専制君主制の世にあって、このような民主主義の基本のようなことを、短い文で次のお殿様に伝えるというあたりに、鷹山公の先見性と人間としての素晴らしさを垣間見る思いです。
鷹山公の発言とされるものでは「なせば成る~」というのが有名ですが、この伝国の辞は、21世紀を生きる我々に、未だに多くの示唆を与えてくれているような気がしています。

私たちが米沢に通ってつくっている舞台芸術、その母体となっている伝国座。公演活動は現在のところ自治体が主体となっているものの、日常的な活動は「市民の手」によって進められています。
よねざわという土地は、この上杉家はもちろんのこと、その前の伊達家の統治時代から昭和の時代に至るまで、様々な名将を輩出してきました。

ちょっと大げさかもしれませんが、こうした名将を生み出してきているこの土地が持つ見えない力を私たちなりに少しでも具現化していくこと、それに挑戦しつけることが、伝国座と私たちに課せられたミッションかもしれません。

だいぶ、話が逸れてしまいました。
さて、この番組、七ヶ浜での稽古時間と重なっている…
そーいえば自宅のTVは、BSが観られない(笑)

それにしても「心の壁を打ち破れ」とは、そそられるサブタイトル。
何とか観る手だてを考えないと。




2014年1月11日土曜日

喜びも哀しみも幾年月のケータイ

昨年の暮れに携帯電話会社から事務所に電話が入った。
6年も同じ機種をお使い頂きありがとうございます
という内容だった。

また電話代が安くなりますとかスマホに換えてくださいという営業かと思って、軽く聞いていたら、どうやら法人向けの特別キャンペーンで、追加費用なしで新しいガラケーに交換してくれるというのだ。携帯電話としての機能性とバッテリーの持ち時間から、もし次回機種変更するとしてもガラケーかな、と思っていたタイミングであった。現に事務所スタッフのうち2名が、この半年のうちにスマホからガラケーに機種変更している。

震災を経験している身としては、バッテリーの持ち時間は携帯電話に限らず重要なチェックポイント。
電話の向こうの説明を一通り聞き、条件に不満は無かったので、先方の(恐らくauアウトソーシング女子)の申し出を受け入れた。

で、昨日その新しいガラケーが届いた。



昨日まで使っていた相棒とお別れである。
そんなわけで、今日は一日、別れを惜しみつつの移行作業。

嬉しい会話がいっぱいあった
悲しく辛い会話も何度かあった
同じ季節を6度も一緒に過ごした 

何より、あの震災を共に乗り越えたやつ
この電話を握りしめて、
手が震えるような会話が何度もあった
何度か涙を流した
今日であれから2年10ヶ月だ

なんだか単なる「物」とは思えない。
生まれた子供が小学校へ入学するくらいの時間、ずっと「携帯」していたのだ。
これまでの6年間、喜びも悲しみもいつもこいつと一緒にあった。

ありがとう。
そして、お疲れさま。











2014年1月10日金曜日

国際村パフォーマンスカンパニー、今年も元気に始動!

国際村パフォーマンスカンパニー
NaNa5931(ミュージカル・グループ)
Groove7(パーカッション・アンサンブル・グループ)

小生がプロデュースを拝命しているこの2つのグループが今年のお稽古を元気に開始しました。

今年のお稽古を開始するに当たり、七ヶ浜国際村の高橋事務局長から楽しいお話をいただきました。


子どもたちの目もキラキラしています。
外は冷えてきていましたが、お星さまもキラキラ。

私たちが七ヶ浜に通い始めて、今年で13年目になります。
干支を一回りして、新たな12年のはじまりです。。

みんなで楽しい一年にしようね!

2014年1月9日木曜日

こどものえ

午前中「広瀬文化センター」にお邪魔しておりました。
なんでか?
それは、このブログの記事としても、過去にこんな記事や、あんな記事、そしてこんな記事でもご紹介してきた「カッパダ川」にまつわる寄り合いのため。


カッパダ川については、広瀬市民センターの講座レポートに詳しいので、ここでは省きますが、仙台市青葉区愛子地区を流れる(流れていた)この川をめぐって、昨年ひとつの楽曲ができました。

それをCD化するにあたり、地元の幼稚園に通うこどもたちに、絵を書いてもらいました。
CDジャケットにするためです。
今日はその選考会なのでありました。


園児のみんなが書いてくれた絵は、どれも明るく夢があるものばかり。
選考員はみな「迷っちゃうね~」「これも、あれも素晴らしいね~」と、子どもたちの感性に関心しきり。そして「何だかこっちが元気になるみたいだね~」などという感想を口にしていました。

でも、選考は厳正にいたしましたよ(^^)
ご安心を。

震災後の自分の活動軸を「こどもたちの笑顔」に据えている小生といたしましては、実に楽しいひとときでした。これらの絵を書いているときの子どもたちの顔を想像するだけで、こちらの顔の筋肉が緩んでくる感じ。
どんなCDジャケットになっていくのか、今から楽しみです!

2014年1月8日水曜日

四人ばやし

「ノッテカルマ」という名のイタリアンレストランに集ったオトコ4名。
私以外はかつてTV番組の制作などで、お世話になったディレクターたちである。
前日に「久々に飲むすか?」ということで、急に話がまとまった。 

あれから20年。
それぞれ個人的に酒を酌み交わしたりしていたものの「4人が一同に会するのはひょっとして初めてだよね!」と盛り上がった。

当時、毎週新作ドキュメンタリー番組の案内役として局の女性アナウンサーとともに出演していた。生放送だったので、毎週日曜は早起きしてスタジオ入りしていた。
朝が苦手な私には少々大変なこともあったが、番組づくりに関わることは楽しく、視聴者から届く便りも、励みになっていた。
生放送中ではなかったものの、番組を放送している期間に阪神淡路大震災も発生したっけ…そうかぁ、あれから来年で20年経つのか。

いろいろな経験をさせて頂いた貴重な仲間、すでに各人がそれなりに責任ある職についているものの、立場を超えて話題は昔のように縦横無尽に広がる。ギョーカイの話題、クリエイティブな話、全くクリエイティブじゃない話、プライベートトーク…。
さながら4人ばやし
おっと、そんなことより、昨夜のこのお店「ノッテカルマ」。
すべての料理の盛り付けもおしゃれである。かつ、すべて美味。
写真のパスタは、青のりが練り込んであるものだそうだ。


みんなでゼロからものを作り上げてきた。多分、あんな経験はもう出来ない。
その経験で繋がっている我々のキズナは、なかなか太いものがある。
グラスを傾け、パスタを味わいつつ、よき時代を共有していることを再認識した宵であった。
4人ばやしのうちの1名は、今年、新たな世界を切り開く。
これからの展開が楽しみである。

2014年1月7日火曜日

少しずつ復興

昨日、お誘いを受けて七ヶ浜町の「年賀会」に参加させていただきました。
七ヶ浜町長や国会議員、県会議員の皆さんのお話を聞く機会も得、また七ヶ浜の商工関係に携わるみなさんのお話しに触れることもできました。


パーティのなか、様々なお立場の方々との会話は、現在の七ヶ浜の抱える問題点や、復興への道のりなどを知るうえで有意義な時間となりました。

七ヶ浜の国際村に通い始め、文化的な活動に関わるようになって今年で13年目。干支でいえば二回り目に入ります。
わたしたちの文化活動においては、町の現在における状況を知ることや、町の皆さんとの関わりは大変重要です。そのうえで、大好きな七ヶ浜町の皆さんや町の将来のお役にたてるようなプログラムを実施していく必要があります。

会場では、地元の大人たちの今年にかける意気込みがあちこちで話題になっておりました。被災地の復興への道のりはまだまだ長く、その中心的世代となる現在の子どもたちと、直接「七ヶ浜町の文化創造」に関わる仕事をすることは、被災地における子どもたちの「自信と誇り」を高めていくことでもあります。地元の子どもたちの元気は大人たちの元気へとつながっていくと信じています。
道のりは容易ではありませんが、子どもたちとともに、今年もここで頑張っていかなければ。

私にとっては、ここ七ヶ浜に通い始めて二回り目の始まった区切りの年。
年賀会に参加させていただき、そうした思いや決意をさらに強く心に刻みました。


2014年1月6日月曜日

青空ギター

カレンダー的に仕事始めの今日は、我が事務所にも様々な来客がある。
有難いこと。
お互いに「今年もよろしくおねがいします」と笑顔であいさつ。

ふと、事務所の外に目をやれば、
雪が時折舞う寒さながら、
すがすがしい青空。

傍にあったギターをかざしてみた。
青空とギター。

なかなか、いいんでないかい。
音が聞こえてきそうだ。


今年は、もう少し自分の音楽をやってみたい。
そう、思った。

2014年1月5日日曜日

お稽古始め

明日から仕事始めという企業の多いなか、SCSミュージカル研究所では、本日からお稽古始めです。

事務所では、始業時間から年頭あいさつ、年始のミーティングを行いました。
その後稽古場では、午前中に、キッズクラス、午後からプライマリークラス、マスターコースと、各クラス次々に「あけましておめでとうございます!」の大きな声から、お稽古がはじまりました。


昼時間には、指導員会議も行われ、何やら仕事始め初日から密度の高い一日です。


子どもたちの声が響く稽古場は、年末年始の様子とはうって変わって、稽古場自体が息を吹き返したようにも感じられます。

さあ、みんな、今年も楽しい舞台をたくさんつくろうね!


2014年1月4日土曜日

年賀お手紙

楽しみにしていた初舞台を翌日に控えた2011年3月11日。
SCSミュージカル研究所キッズクラスに所属していたあかねちゃん(9)は、東松島市で津波によって命を奪われた。

SCSミュージカル研究所の稽古始は明日からなのだが、事務所に出てポストを覗いてみると、他のはがきに交じって一通の封書があった。
早速開けてみると、あかねちゃんが小さいころに通っていたのびる幼稚園は、津波で流された園舎の「再建」に向かっているという明るい内容が記されていた。
そして、さらに手書きのメッセージが添えれていた。
幼稚園から仲良しだった親友の女の子のお母さんによるものだった。
 
その女の子は、
震災直後に偶然瓦礫の中から見つけた親友あかねちゃんの名札を、自分のランドセルに入れて、毎日学校へ通っていたという。
そしてこの春に小学校を卒業予定だと。
名札は卒業後にあかねちゃんのおかあさんにお返しするのだそうだ。


私の涙腺は崩壊した。


毎日、あかねちゃんのことを忘れずにいてくれたその子の優しい気持ちが嬉しくて、嬉しくて…
メッセージの最後は「あかねちゃん、ありがとう。という気持ちで今年も頑張りたいと思います。」で締めくくられていた。
私もまったく同じ気持ちである。そして、SCSミュージカル研究所のメンバーもきっと同じ。


あかねちゃん、
すっかり、あの日で時計は止まっていたけれど、
今年は、中学生になるんだね。
仲良しのお友達がずっと一緒に居てくれて、
ほんとによかったね。

あかねちゃん、
私たちも今年一年、あなたを忘れずに、
あなたの分もがんばって舞台をつくります。
あなたが立ちたがっていた舞台ですからね。
どうか見守っていてください。

2014年1月3日金曜日

二日蕎麦、三日とろろ

米沢の実家では、毎年
元旦にお雑煮、二日蕎麦、三日とろろ…と、
メニューが決まっているのですが、
今年は、二日蕎麦じゃなくて、二日米沢ラーメン(笑)を食べたのち間もなく移動。


そんな訳で昨日二日にはもう仙台に戻ってお仕事モードに突入しておりました~。
やりたいことが沢山ある幸せ。

本日、三日とろろは、食べてないけれど、
今年も元気で仕事が出来そうな予感。

2014年1月2日木曜日

遊びたいココロ

短い米沢の実家での滞在時間ですが天候の変化はめまぐるしく、かつなかなか楽しいものです。
大晦日から元旦にかけては、雪もほとんど無く、米沢らしくないお年越し。
ところが、今朝目覚めてみると、昨夕から降り始めた雪が、クルマの上に20センチくらい。
やっぱ、正月はこうでなくちゃ、米沢らしくない。

写真は、お向かいのおうちの柿の木。


はっきりとは、わからないかもしれませんが、左下の向こうの方は、吹雪いて、撮影場所は、雪が舞っているものの陽が射しています。
こんな日は、雪の白がまぶしくて、思わず目を細めてしまいます。

吹雪になったり、陽が射したりと、変わりやすい天候にもまたこの季節ならではの味わいがあります。
それにしてもこの柿は、最終的にどうすんだべ(気になる)

雪に反射する太陽の光がまぶしい感覚は、何だか懐かしく、よくスキー場に通っていた少年の頃の冬を思い出していました。
もう何十年も雪と遊ぶことをしなくなっている自分。

「雪と遊びたい」というココロは、子供じゃなくても大切だよなぁ
と、大人になった私は、思っていました。

そんなココロを取り戻したいと、
ココロに刻んだ正月二日。


2014年1月1日水曜日

明るい一年に

今年は歌をもう少し作りたいな…などと、自分のことはさておき、

今年関わってくださるすべての皆さんにとって
明るい一年になりますように!

というより、そうなるね、
きっと。

と、突然預言者になるワタシ