2018年6月28日木曜日

お芝居

先週、劇団四季の『恋に落ちたシェイクスピア』というお芝居を観る機会を得ました。
ミュージカルではない劇団四季の作品を拝見するのは久しぶりで、かつ新作ということもあり、とてもワクワクした心持で劇場へと向かいました。

この作品はすでに映画でも舞台(筆者ロンドン滞在中のこちらのブログ記事ご参照頂ければ幸いです)でも拝見していたので、なおさら期待感が高まります。


概して期待度が高い作品は観た後の感動が薄まる可能性があるものですが、先週の舞台は違いました。幕が下りた瞬間から手のひらが痛くなるほど拍手を送りました。
劇団四季俳優陣の表現力の高さは圧倒的なものでした。ダンスレッスンなどにも下支えされているのでしょう。演技における所作が大変美しいのが印象的でした。
ストレートプレイでこんなに楽しんでかつストーリーにハラハラドキドキし、最後に何分間も拍手をし続けたのは、初めての経験でした。

東京公演は8月26日まで、その後、京都劇場での公演が9月7日から30日まで予定されているそうです。
俳優さんはもちろん、プロの世界を目指す方々はスタッフも含め、この上質な演劇作品を必ず観ておくべきだと感じました。

2018年6月17日日曜日

感謝

所用でちょっと事務所を留守にし再び夕方に戻ると、
机の上にこんな可愛らしい団扇が…

「父の日」だからと、お稽古場の研究生たちが、感謝の気持ちを込めて寄せ書きならぬ「寄せ純さん似顔絵」を書いてくれたのだそうです。



感謝するのは私のほうです。
こんなに沢山の子どもたちに気に留めてもらっているということだけで、幸福感をいただいています。

どんな人にも父と母がいます。そして、人が道を歩むうえでは、時に父のような存在、母のような存在に出会い、 励まされ、助けられることもあるものです。

子どもたちが書いてくれた似顔絵を眺めながら、自分はそんなふうに父のような存在になれているのかどうか、自問自答いたしました。
そんなきっかけを与えてくれた子どもたちに感謝します。

きょうは感謝の気持ちでいっぱいの日となりました。


2018年6月11日月曜日

散歩道

わりとよく通るメタセコイヤの短い並木道。
私の散歩道の一つでもある。

冬にはすべて葉を落とし、まるで枯れた大木のようにも見えた木々たちは、今まさに青々と…。

ふと思い出したのは、なぜ緑色なのに青いと表現するのか。それはその昔、色を表す日本語は赤、白、青、黒の四つしかなかったことに由来すると、何かで読んだ。
そして、木漏れ日が地面を染める様子は、まるで舞台照明の一部のよう。
「生きた化石」と呼ばれるメタセコイヤの姿は大昔からこんな風だったのだろうか…。


歩きながら、いろいろと頭の中をよぎる。
年齢とともに経験も重ねているから、まぁ雑念のようなものも増えるのであろう。
散歩中に目や耳に飛び込んでくるふとした刺激で、いろいろなことを思い出す。
たまにはそれらが有機的に結びついて、仕事のヒントになることもある。
めったにあることではないけれど。

何も考えずに散歩できるようになればリフレッシュの達人にでもなれそうであるが、あまり心身の変化に逆らわず、凡々とした気持ちでブラブラするのが私には気持ちがいい。

 

2018年6月3日日曜日

ミュージカル『時代の裂け目に鬼が出る』チラシできました!

来月末のSCSミュージカル 
『時代の裂け目に鬼が出る』
遅ればせながら、ブログでもそのチラシをリリースさせていただきます!


公演は
7月28日(土)~29日(日)
会場は電力ホール仙台市)。
生演奏にての上演です。
 
作・演出・振付:梶賀千鶴子
音楽監督:サイトウミノル
照明:塚本悟
出演:ヒロセ純、藤田和正ほかSCSセレクション


チケットはS席3500円、A席3000円
お問い合わせは
SCSミュージカル研究所
info@scsmusical.com
電話:022-224-7051





↑チラシは右クリックでダウンロードできます。

2018年6月2日土曜日

ひめさゆり

7月末のSCS本公演(@電力ホール)の準備は着々と進められているところですが、その一環として昨日「ひめさゆり」という花の取材に関係者3名で出かけました。
場所は山形県の大江町と朝日町。


ヒメサユリは大変貴重な花で、絶滅危惧種にも指定されています。
東北地方の南部などの亜高山帯に自生していて、芽が出てから花が咲くまで5〜6年かかると言われています。

非常に可憐なピンク色の花。


今度のSCSミュージカルでは、この可憐な花がどんな形で取り上げられるのか、どうぞご期待下さい。

因に取材の帰り道、しっかりと朝日町の「りんご温泉」でリフレッシュさせて頂いたことは言うまでもありません(笑)