2021年12月28日火曜日

ダイジェスト映像

ことしもいよいよ残り少なくなってきました。このところ今年を振り返るような放送が増え居ていますね。

思い起こせばこのブロブのタイトルは昔「JUN_harvest」日記というものでした。私もちょっと振り返れば、相変わらずのコロナ禍ではありましたが、多くの皆さまのお力添えを得て、今年は春と秋の2回、そのJUN_harvetのライブコンサートを行うことが出来ました。



若手スタッフがこの秋のライブの模様をダイジェスト版にしてくれました。
動いている自分を見るのはちょっと恥ずかしい気もしますが(笑)お時間のある方、是非ごらんになってみてくださいませ~。


2021年12月25日土曜日

 今週はSCSミュージカル研究所の各クラス稽古場では次々と「お稽古納め」となりました。

明日は「SCS大納会」なのですが、人数が多いので、昨年に引き続きオンラインでの納会開催となります。

お互いに皆の顔を実際に見ながらパーティをやれないのは少し寂しい気もしますが、天気予報によると明日は数年に一度の寒波だそうですから、移動交通手段に左右されないオンラインでの開催は、この時期には良いのかもしれません。オンラインならではの楽しみ方もあるもので、昨年は融資の何人かが短い動画を作ってくれて、通常の納会では「余興」に相当する部分の楽しい時間を提供してくれました。今年はどうなるのでしょう。楽しみです。

一方で、一昨日は、七ヶ浜町のミュージカルグループ「NaNa5931」のお稽古場でも、クリスマスイベントを兼ねてステージ発表が行われ、今年を締めくくりました。

コロナにも負けずに制作された短編ミュージカル動画からのナンバーも実際に披露され、20年の歴史を誇るグループによる、レベルの高いステージに場内のお客さまからも大いなる拍手が送られていました。



今年も感染症対策を施しながらミュージカルのお稽古に励んだ子供たち、研究生、スタッフにアプローズ!皆さまへの感謝の拍手と共に今年の稽古を納めていきたいと思います。


2021年12月17日金曜日

舞台作品づくりとレジリエンス

私たちSCSミュージカル研究所が20年以上にわたりミュージカルづくりのお手伝いをしている七ヶ浜町にある七ヶ浜国際村で、今年の1月から7月にかけての半年間、ホールを使って短編ミュージカル5作品の収録が行われました。

題して『七ヶ浜ストーリーズ』(作・演出・振付:梶賀千鶴子、音楽監督:榊原光裕、出演:NaNa5931)。

コロナ禍で舞台芸術の上演はほとんどできない状況が続く中で、町の劇場をどんな風に活性化せることができるのか、東日本大震災での津波被害を乗り越えてきた七ヶ浜国際村で、事業協会の皆さまが新たな挑戦を始めました。

「災害に強い劇場コンテンツ制作」「多言語化 」がキーワード。SCSミュージカル研究所の理念「ミュージカルを通じて子どもたちが活躍できる場を持続的に創出する」ことにも通じていることから、私は喜んでプロデュースをお受けしました。

作品のなかで舞台に大道具などをほとんど用いていないのは、劇場でない場所(避難所や公民館など)でも上演できるように、そして1作品あたり20分程度の長さの短編ミュージカルは、学校の授業の中などでも鑑賞や研究に活用していただきやすいようにという意図があります。 

七ヶ浜の国際交流員の方々により全編英語に翻訳されて、YouTubeの多言語化機能で、世界各国の言葉で字幕をご覧いただけます。七ヶ浜で生まれた作品がフランス語やドイツ語、イタリア語などでお楽しみいただけると思うとワクワクいたします。

近頃、また地震が多くなっている気がします。揺れる度に東日本大震災で被災した経験が否が応でも思い出されます。まさに、そんな今、津波被害やコロナ禍、予測のつかない自分たちの力ではどうにもならないような災害にあっても、しなやかに立ち上がっていく力(レジリエンス)が求められていると感じています。

連日のニュースでは世界のあちこちでの感染者再拡大という情報が流れ、そして足元の地面が揺れるたびに、子どもたちも私たちも気持ちや生活が脅かされます。しかし、私たちに出来る範囲で大人たちがレジリエンスを見せていくことで、子どもたちが未来への希望や喜びを持つことにつながってくれることを願っています。

『七ヶ浜ストーリーズ』は無料公開中です。七ヶ浜町のホームページからご覧いただけます。 


2021年12月7日火曜日

カゲレン

先週、七ヶ浜のお稽古場にて。

贅沢なことにホールを使用させていただいて地元のミュージカルグループNaNa5931のお稽古が進行しています。

最近メンバーとして加入した米国出身の国際交流員ヘザーさんと、仙台の大学に通う地元出身男子が舞台の袖で猛練習していました。



あっという間に師走になって、あっという間に一週間がたちました。歳を重ねるごとに1年があっという間ですが、こうして若い世代がメンバーとして加わって、一生懸命な姿を見ると、その「あっ」もなんだか充実してくる気分になります。

こうして、影の方で自主的にレッスンするのを私たちは影練(カゲレン)なんて呼んだりしています。二人がお稽古していたのは、クリスマスのナンバーのようです。今月23日(木)に行わっる七ヶ浜国際村での年末発表会では、二人の成果が拝見できるかな?

楽しみ~。