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2023年12月30日土曜日

元気に育て

土の代わりに再生粉砕パルプを使用しているという「ねこ草」栽培セットを娘が買ってくれたので、早速育ててみた。

こんな紙のようなものの中から、果たして芽が出てくるのだろうかと半信半疑であったが、水をやってから5日ほどしたころだったであろうか、その紙のようなものの表面から、ぽよぽよとした芽が出て来てた。その日から彼らは毎日元気に天に向かってどんどん伸び始めた。

こんなに、毎日、植物を観察したのは人生初めてかもしれない(笑)。観察していて素朴な疑問が湧いた。彼らはどうして天の方向がわかるのだろうか?ちょっと調べてみると、どうも根っこに重力センサーのようなものがあって、そこで天を目指して芽を出すことが出来るらしい。

しかし、彼らは近い将来「食べられるために」その美しく緑色をたたえた身体を伸ばし続けているのだ。わかっているのだろうか…

考えてみると我々哺乳類は、もともと生きていたものを口にしていのちを長らえている。毎日元気に身長を伸ばしている草たちを見ていて、かなり複雑な気持ちになった。毎日見ていれば情も移る。

ふと、以前読んだ『植物はなぜ薬を作るのか』という本を読み返してみた。元素や化学物質に関する言葉も多く、読みこなすのにちょっと力の要る本であったが、あらためてページをめくると、今の私にとってその内容は多くの示唆に富んでいた。読み返しで得した気分。

何十年生きても世の中は分からないことだらけだ。当たり前と思っている事ほど奥が深い。それにしても、動物のようには動けない彼らの所作には、我々の理解を超えて「意思が」があるとしか思えない。紙を突き破る程のこのパワーの源は本当のところ、何処から来ているのか。果たして、この草たちを猫に与える時、私は悲しみや喜びや感謝の入り混じった気分になるに違いない。

植物に限らず、人間はコマーシャリズムの名のもとに、多くの生命を生産し奪う行為をし続けている。そして、正義の名のもとに、今年も相変わらず人間同士でも殺生を行う歴史が繰り返されている。
私たちは自然の一部であることを忘れてはいけないと思う。植物たちからも大きな恩恵を受けながら生かされている。平和を願い、そのために私たちに何ができるのか、ねこ草に「元気に育てよ」と声をかけつつ、世にある様々な矛盾で混濁した脳みそが自問自答する年末晦日。



2023年8月8日火曜日

立秋

  仙台七夕最終日。結局地元に居ながら七夕見物はせずじまいの2023年夏。あっという間に過ぎてゆきそうです。

 立秋とは名ばかりで、今しがたラジオから流れてきたニュースでは熊本の方の明日の予想最低気温が30℃だとか。「最低気温が30℃?」と耳を疑ってしまいました。

 このところの連続酷暑、迷走する台風…自然の仕業に人間は非力です。どうか皆さまご安全に。お大事に。

 写真は今朝ほど出会った地域ねこちゃん。朝からぐったりの様子。「暑いねぇ」と言われたような気がしました。この暑さでも数日前からトンボの姿も見られるようになりました。

 季節は確実に移っているようです。



2023年1月23日月曜日

マメちゃん

 現在の事務所に移る前、私の旧い事務所には、いわゆる保護ねこが5匹いました。



彼らは「事務所ネコ」として当時のスタッフやお客様みんなに可愛がって貰っていました。そのうちの一匹、マメちゃん(写真)。
思い起こせば2003年5月に某専門学校研修の生徒引率で、名取市閖上(ゆりあげ)地区の海岸を訪れた時に、かすかな鳴き声が私の耳に届き、林の中の段ボールに一匹だけで居たところを見つけて保護した猫。どれぐらい放置されていたのか、脱水症状など酷く、私はすぐ病院に連れて行きました。
抱き上げた時全身真っ黒で掌に乗るほど小さかったので、「黒豆みたいだ」と私が言ったとこからついた名前がマメちゃん。上の写真はその後一週間ほど入院加療し元気になって退院出来た時の一枚。

このマメちゃんが今日未明、天国に旅立ちました。
あと3ヶ月で20歳というところでしたから、もう少し生きて欲しかったのですが、事務所ネコたちのなかでは一番長く生きて、私たちにたくさんの思い出を残してくれました。

ありがとうマメちゃん。

あっちに行ったら、また先輩事務所ネコたちと走り回って遊んでね。
そして、いずれ私たちがそっちに行った時、また会えるといいなぁ🐈‍⬛覚えていてくれたら嬉しいなぁ。




2021年6月19日土曜日

梅雨入り

ラジオから東北地方が本日梅雨入りとのニュースが流れた。
こどもの頃と違って、近ごろ雨はそれほど嫌いじゃない。

しかし一方で、今日のような雨の日はもちろん、風が強かったり、ちょっと寒かったり、まして雪なんか降る日ニャアもう、散歩でたまに出会うノラネコさんたちがどんなふうにそれらをやり過ごしているのか、気になってしょうがなくなる。




T・S・エリオットの『キャッツ - ポッサムおじさんの猫とつき合う法』[The Old Possum's Book of Practical Cats]でも、読み返してみようかななどと思う雨の一日。


2020年3月9日月曜日

粛々と対策を

猫たちの表情を見ていると、時折彼らが哲学者に見えることがあります。
今日出先で出会ったにゃんこも、そんな感じでした。
実は、以前もここで会ったことがある猫さん。
その時は車の中から発見したのですが、今日も同じ場所にいらっしゃいました。


私が近づいても逃げるそぶりもなく、堂々としています。
しばし、話を聞いてもらいました。
なんだか、Let it be. と言われたような気がしました(笑)
まぁ、気のせいですが。

事務所に戻り夕刊を拡げると、なんだか不景気な文字が並んでいます。


未知のウイルスは恐ろしいですが、日本の医療技術は世界でもトップレベル。
その高度な医療技術と知識を総動員して最先端で戦っている医療従事者の方々への敬意をはらいつつ、私たちはむやみに慌てず今日の猫さんのように落ち着いて、粛々と自分たちに出来うる対策を講じていくことが大切ですね。


2019年3月20日水曜日

メルローちゃん

年に何度か税理士法人事務所を訪ねます。
昨日も月例の会計監査を兼ねて、弊社顧問税理士のT先生とお昼をご一緒しました。
弊社は今月が決算月。それだけではなく、実は今回T先生の事務所にニューフェイスが登場!という情報を得て、その彼女との面会も重要な用件のひとつでありました。

その彼女とは…


生後4か月のメルローちゃん!
この子に逢うために、猫好きの梶賀センセと社員K君が同行したことは言うまでもありません。 幸い、私にもすぐになついて遊んでくれたりしたので、会計監査が終わった後のとても良い癒しの時間となりました。

癒しといえば、その帰り道(と言えなくもない)我々3人が 立ち寄ったのはここ。


かっぱは居ませんでしたが、心身ともに癒されて帰途につきましたとさ。

忙裡偸閑。



2018年9月3日月曜日

『キャッツ』のこと

今日出張先から事務所に戻ると劇団四季さんから情報誌「ラ・アルプ」が届いていました。
表紙はミュージカル『キャッツ』(=^・^=)


今回の東京公演チケットを入手した幸運な友人たちの何人かはすでに今回の新しい専用劇場での『キャッツ』を堪能してきたようです。
皆興奮した口調で感想を述べていましたが、かくいう私も幸運なことに先月鑑賞する機会に恵まれました。とにかくそれは一言では言い表せないあらゆる面で圧倒的な舞台。キャストは日本最高レベルの方々と言って過言ではありません。そして、何よりも観客全員を楽しませるエンターテイメント性の高い仕掛けがあちこちに見受けられて、客席に居る私はあっという間に『キャッツ』の世界に引きずり込まれました。

思い起こすと『キャッツ』に関しては、1988年に私が梶賀千鶴子センセと仙台で出会った頃にキャッツの『オーバーチュアー』を聴く機会があり、何か今までに触れたことのない音楽のように感じ、衝撃を受けた記憶があります。
なんとその5年ほど前に梶賀センセは『キャッツ』日本語版初演の演出補をされていたことを後になって知るわけですが、最近SCS事務所で古い資料の整理中に35年前の初演(1983年)パンフレットを見つけました。

日本初のミュージカル専用劇場でかつロングラン公演を成功させた当時のパンフレットを開いてみると、スタッフが記してあるページがありました。


これをみると劇団四季代表の浅利慶太先生から数えて梶賀センセは3人目にクレジットされていますね。2番目は(公社)日本照明家協会前会長の沢田祐二先生。初演時メインスタッフの中でも、大変重要な位置で梶賀センセが活躍されていたことがうかがえます。

しかしながら、現実のセンセは、とにかく猫好き、キャッツ大好き。劇場に近づくにつれ「楽しみだねえ、楽しみだ」と何度もつぶやき、はしゃぎ気味。専用劇場の中へ入るとグッツを買いまくり、『キャッツ』を知り尽くしている立場でありながら、客席ではまったく一般客と同じように声をあげて楽しんで鑑賞されていました。


センセいわく、なんでも1981年のロンドン初演を観たあと浅利慶太先生に「『キャッツ』を四季でやりましょうよ」と申し出たところ「この猫キチ(笑)が」と一笑に付されたんだとか。しかしその後、劇団四季が『キャッツ』を手がけることなり、日本のミュージカル界においても大きな出来事となったことは皆さまご承知のとおりであります。

とにかくセンセは今でもかわらず猫好き。スタッフが気づいたときにはすでに遅く、事務所の壁や棚などいたるところにねこちゃんの写真やイラストが所狭しと貼り付けてあります。

2016年3月14日月曜日

おかげさまで会社設立25周年(=^・^=)

お陰さまで、SCSミュージカル研究所の管理運営会社である(有)純クリエイションは、本日25周年を迎えました。平成2年(1990年)の10月にSCSミュージカル研究所を立ち上げ、翌年の3月に管理運営会社を設立しました。

今日は、創立記念日ということで会社は休みなのですが、稽古場には「どうしても自主稽古がしたいのでお願いします」というSCSマスターコース研究生たちが朝からちらほら。みんなほんとに稽古熱心です。

思い起こせば、長いこと稽古場と事務所は別々にありました。事務所は、広瀬川沿いのマンションの3区分を借りて、一部衣裳部屋にも使用してました。

今は稽古場も事務所も同じオフィスビルに入居していて室内には植物と人間しかおりませぬが、当時はオフィスに「事務所ねこ」たちがおりまして、よく仕事を手伝ってくれたものです(笑)


↑事務所猫の長老だった故「ロクさん」。僕の仕事はいちいち細かくチェックしてくれていました。ロクさんの向こうに見えるのは甘えん坊だった故「カムちゃん」。


↑やんちゃ坊主のくろねこ「まめ」。ちょっと目を離すとキーボードを打ちまくり、画面は意味不明な状態に(-_-;)。 この「まめ」と白猫の「あお」は、今でも梶賀先生の自宅で元気ににゃん生を謳歌しています。


↑これは、貴重な写真かもしれません。創作の現場です。日付から推察するに、クリスマス公演の台本執筆作業かも。
向こう側で梶賀センセが、広告かカレンダーか何かの裏紙にマシンガンのごとく原稿を書いて、それを流れ作業でPCに打ち込み、台本化している現場。
こんな時もロクさんは、作業が終わるまで、しっかりと見守っていたものでした。
そして、こんな風にして書かれた新作台本(もちろん上演されたもの)は、25年で150本以上になりました。不肖ヒロセ純もこれまで何曲書いたのやら…すでに忘却の彼方。

そんなこんなを思い出しながら、比較的静かな一日を過ごした創立記念日。

今月は弊社の決算月であり年度末でもあります。明日からは次の25年へ向けてのスタートです。
なぜか来年度以降も引き続き「ねこ」にはご縁がありそうな予感がしています。


2016年3月9日水曜日

ヨネザアド幻想

手元に置きたいものだと
ずっと思っていた本。

先週、私たちが通う伝国座(山形県米沢市)のお稽古場に、米沢市のM課長さんが、わざわざ届けてくださいました。
先月これを注文しようとしたときに、ねこきちセンセが、すかさず「あたしのぶんも」と言うので、しっかり2冊購入させていただきました。



この本に出てくる、風景も言葉も、
私の心と身体には、すう~っと入ってくるのです。

ふるさと。
もうそこで母の声を聞くことは叶いませぬが、
そういう場所があるだけでも幸せなのかもしれません。

2015年3月28日土曜日

尾行

仙台の桜はもうすぐ咲きそうです。
東北大学片平キャンパスの桜はこんな感じ。


実は、この写真の撮影に至るまでにはちょっとしたストーリーがありました。

年度末の様々な雑事で事務所にこもりっきりだったので、ちょっとでも運動を!という思いもあり、ふらっと散歩に出ました。

いい天気だなぁ、しかし、桜の蕾がうまく撮れそうなポイントはないものかなぁ、と案じていたところ、目の前を一匹の猫が通り過ぎました。


若い猫ではなさそうです。
少し、距離を縮めてよく見ると、ちょっとグリザベラ(ミュージカル・キャッツに出てくるキャラクター)を想起させるような毛並み。


何となく「ついてきな」と言われた気がして、そのグリザベラの後を追うことにしました。
文字通り「尾行」です。


しばらくすると彼女はエアコンの台の下にもぐり休憩に入りました。
少し私を警戒しているようですが、私が静かに話し始めたのをじっと聞いています。
少しづつ、私への警戒心を解いているようでした。
よかった。話をわかってくれて。


どうやら、この辺りを縄張りにしているようです。

「この冬は去年ほどじゃなかったけど、結構雪が降って、食べ物を探すのが大変だったよ」
と言っているような気がしました。

「ここのコンクリートの上、茶色い錆があるでしょ。これを舐めて、ちょっとした鉄分と塩分の補給をするのよ」
などと、地元猫ならではの特産品解説も。


「あ~それにしても今日のような天気の日は気持ちがいいわ。ひなたぼっこは、にゃん族世界共通のレジャーなんだよ」

「ところで、桜の蕾の写真撮りたいんなら、いい場所教えてあげるわよ」

「こっちにきて、この角を曲がるわよ」


「こっちよ」


なんと、ここは友人K氏が居ると思われる研究室の近くじゃないですか。
そうか、K氏にはしばらくご無沙汰していました。
彼女は何か彼に連絡をとれとでも言っているのでしょうか。
再会の約束がうっちゃったままになっていたことを思い出しました。

そして、次の瞬間、角を曲がったところで、彼女を見失いました。
尾行はそこで終了。

しかし、その建物の向こう側に回ると、
いつも散歩で歩く道が広がっているではありませんか。


なんと、そこにある桜の木々は、やさしげなふくらみを湛えた蕾を持っていました。
それが、冒頭の写真です。

灯台下暗し。

あのグリザベラのような猫は、そんなことを教えたかったのかもしれませんね。

不思議な猫でありました。
私も猫目線になって、ふと足もとに目をやると、小指の爪の先ほどの小さな、それでいて誇らしげな紫色の花が、春の空に向かって背伸びをしていたのでした。
目線を変えたり、視点を変えたりすると、いたるところに「発見」は無限にあるものなのですね、グリザベラさん。



2014年12月8日月曜日

日比谷ネコ

彼と出会った刹那に、ぱぁ~っと、大量の事柄について対話したような気がしました。

普段の私ならばおそらくタクシーに乗って移動していたであろう距離。しかし、歩数計携帯効果でしょうか、私はホテルをチェックアウトすると、「歩いて」友人との待ち合わせ場所に向かっていました。

気持ちの良い初冬の朝。東京駅、坂下門、二重橋…と歩いて日比谷公園に差し掛かった時、
そのカレと出会ったのでした。
あとでワタシはカレに日比谷ネコと名前をつけました。

ワタシ: おっと、急に目の前を横切るとは、ビックリだ。日比谷公園に猫がいるとは!

日比谷ネコ: 失礼な言い方だな、君、僕はもう長いことここをねぐらにしているのだよ。君のほうこそ、こんな天気のいい、しかも月曜の午前中に公園を散歩とは… 仕事していないのか?


ワタシ: いや、待ち合わせ場所に行く途中なんだよ。

日比谷ネコ: カメラぶら下げて、仕事か?

ワタシ: これは趣味だ。

日比谷ネコ: 人間ってのは、記憶やノスタルジーに固執する生き物なんだな。

ワタシ: ??? …ところで、1枚撮ってもいいですか?

日比谷ネコ: かまわぬが、撮ってどうするのだ。

ワタシ: ブログに載せようかと。日比谷公園のネコちゃん♡なんてね。実は今、一枚撮らせていただいたんですが、ちょっと手前の葉っぱが気にかかるんで、もう一枚!

日比谷ネコ: くだらん。(移動し始める)

ワタシ あ、一枚だけ、こっち向いてください!

日比谷ネコ:(振り向かずに) 我々は決して後へ戻ることはしない生き物なのだよ。


カレは、あっという間に木の陰へと消えて行ってしまいました。公園では、お昼に向かう太陽浴びて、もうすぐ葉が落ちそうな紅葉が、キラキラしておりました。


2013年8月7日水曜日

経理、ねこ、仕掛け物

大雨警報も出された仙台七夕まつり初日。
お祭りといっても、会社は平常運転。
七夕班は朝から、仕掛け物のスタート準備で稽古場集合。

一方私は月に一度の「会計監査」
午前中、珍しく、大崎市にあるT先生の事務所に、我々経理担当班がおじゃまいたしました。
Tセンセ曰く「せっかくおいでいただいたので」ということで、
何と、なぎくんと私はゴージャスなお寿司を昼食に頂いてしまいました。


君鮨さんのにぎり、やはりうまい!。ごちそうさまでした。

T先生の事務所におじゃまするときの楽しみに、この子と逢えるということがあります。


相変わらず、品格ある愛らしさ。
何度も僕の手の甲にすりすりしてくれました。
以前よりちょっと甘えん坊になっているかな。

一連の会計監査をして頂き、我々は再び一路仙台へ。

夕方近くからは仙台も結構雨が降ってきました。
しかし、一番町フォーラス前での七夕「仕掛け物」には
SCSミュージカル研究所の子どもたちも応援に駆けつけ、最後の曲で沢山の観客を前にダンスを披露していました。


子どもたちの声に立ち止まったご婦人2人組の声が私の耳に届きました。
「あら~めんこいごだぁね~」
「むかしは、こいなの仕掛け物いっぱいあったっけね~」
「お化け屋敷みでなのもあったっちゃねぇ~」
「なつがしいごだぁ~」

ほっとするような感想を聴くことができました。
そして、今日は七夕二日目。
昨日とはうって変わって青空が広がり、暑い一日となりそうです。

2013年1月9日水曜日

時空を超えた感謝

朝起きると一面真っ白な雪景色となった仙台。
今日は、かつての事務所の長老であった猫のロクさんが天国に召されてからちょうど1年。
この1年の出来事をいろいろと振り返ってみる日になりました。
昔は、僕がちょっと席をはずすと、すかさずこうしてロクさんは僕の椅子で瞑想にふけっていたものでした。


まるで「ちゃんと仕事しなさいよ」と、言われているようで、いつしか事務所のみんなは「哲学者」と呼び、必ず「さん」付けで彼を呼ぶようになっていました。
今日は、天国のロクさんと会話する日でもあります。
ロクさんのことは、いまでも近くに感じています

昼前に、昨日このブログでも告知したFM仙台の番組を聴きました。事務所のラジオがあまり調子よくないので、ドコデモFMというスマホアプリをダウンロードして聴きました。
今時は、こんな風にしてラジオを聴けるんですね。
曲名まで表示されています。


震災後の「ありがとう」は、本当にいろんなところで聞かれます。
自分とかかわりのある全てのいのちに感謝の気持ちを忘れずにいたいものです。

さて、業務の合間を縫って、SCS研究生たちが提出してくれた大量の読書感想文にコメントを書きました。


昨年半年間にわたり行ったReading Marathon の成果物です。

子どもたちの純粋な、時には微笑ましい文章に触れていると、なぜか自分のほうがいろいろと教えられているような気分になります。
こうして、子どもたちの感性と向き合う瞬間があることを幸せに思います

午後からは、旧友のお見舞いに出かけました。
彼は、必ず快復すると不思議に確信を得、
彼の笑顔に二十数年前の懐かしい空気を感じ、
夕焼けの丘を越えて事務所に戻ってきました。

一見変わり映えのしないような一日、
しかし、
生きているということに、
時空を超えた感謝の念を抱いた一日。


2012年10月17日水曜日

今日、カムちゃんは、ロクさんのところへ駆け上がってゆきました。

SCS事務所が現在の一番町へ移転する前までの10年間、
事務所猫としてみんなを癒してくれていた猫のカムちゃんが、
本日未明、12年のいのちを全うしました。


名前の「カム」は、SCSが10周年を迎えた2000年に当時の事務所近くの側溝に落ちているのを梶賀センセが発見。保護するときに、SCSスタッフのカズ君の小指を噛んで、そのままぶら下がって引き上げられたことに由来します。

とにかく、事務所猫たちの中では一番の甘えん坊でした。
おんぶと抱っこが大好きで、小さい頃は、オス猫のロクさんのおっぱいをちゅうちゅうと吸いまくり、ロクさんのおなかは、血だらけになったことも。
それでも、ロクさんは、やさしい目でカムをなめてあげていました。
以来、ロクさんが亡くなるまでべったりの生活。

今年1月に、カムが大好きなロクさんを失ってから、みるみる体調を崩し、7月から入退院を繰り返していましたが、ついに力尽きてしまいました。

お世話になったみなさん、ほんとうにありがとうございました。
そして、カムちゃん、君の美声は、一生忘れないよ。

今頃、きっとロクさんのおなかあたりに顔をうずめて甘えていることでしょう。

きっと。


2012年6月17日日曜日

梅雨の晴れ間に

昨夜の雨が上がって、雲の切れ間からちょっぴり青空がのぞいています。
事務所の窓から見える空。


クレーンがちらっと見えていますが、ここにはビルが建ちます。
この辺のお空がまた狭くなるなぁ
世の中は日曜日。
梅雨の晴れ間を楽しんでいる方も多いんでしょうね。

しかし日曜日とはいえSCSのレッスンは、
通常通り行われています。
出社してみると、
机の上には何やらいろんなプレゼント。
お供え物状態(笑)


そうでした。
すっかり、忘れてました。
今日は「父の日」なんですね。
みささん、お気遣いほんとにありがとうございます!

しかし
僕にはこんなに子どもが居たっけ?(^_^.)

よく見ると、中にはかつての事務所猫たちからも。
そーいえば、今は台原に移住している猫たちは
みんな、お医者さんのカルテの苗字がヒロセでしたね(^^ゞ


事務所猫のひろせカムちゃん
(旧事務所にて)

果てしなくある事務仕事の合間、
ちょっとレッスンの様子をのぞきに地下の稽古場へ。

すると、子どもたちに
いつもありがとうございます!」と
挨拶されてしまいました。


やっぱ、僕にはこんなにこどもがいたんだ。
みんなほんとにかわいい。
思わず目を細めてしまいます。
プライマリークラスの彼らから見ると、
おじいちゃんの世代に近づいてきていますが、
これからももっともっとがんばらねばね。

それにしても、
こんなにこどもがいるのに
なぜか
一人暮らしの現実(笑)




2012年5月29日火曜日

食べちゃいたいにゃ

に見えますか?


実はこれ全て、クッキーです。

SCSの研究生のママ、通称ラムちゃんママの作品。
彼女はお菓子作りのプロであります。
先週の「ロクさん奮闘記」公演の際、上演作品にちなんだ差し入れとしていただきました!


よく見ると、すべて表情が異なります。
舞台をよくご存知の方による、愛情溢れる作品。
もちろん、梶賀センセから終演後の出演者、スタッフ、ひとりひとりに分配して頂きました。

型にはまらない、ひとつひとつの個性が光るこのお菓子。
食べたいけれど、もっと眺めていたい。
なんとも悩ましい時間が過ぎてゆきます。

2012年5月25日金曜日

ミュージカル「ロクさん奮闘記」いよいよ明日開幕!

SCSオリジナルミュージカル「ロクさん奮闘記」いよいよ明日開幕です。
当日パンフレットも完成し、事務所スタッフは、準備の最終チェックに入りました。


今回の主演は、藤田和正。ロクさんの役です。
藤田は92年のSCSミュージカル「TAROH」トロント公演において主演を務め、現在は(有)純クリエイションSCS事業部の主任として、古川教室の主任指導員としての業務はもちろん、舞台俳優でもあります。
そして、彼はSCS創設メンバーのひとりであると同時に、「ロクさん」が事務所にやってきた当時から亡くなるまでをよく知るスタッフのひとりでもあります。ゆえに、ロクの性格を熟知した彼の演技は、時折ロクさんそのもののような表情をみせます。
小生も稽古場で何度かニヤリとしました(^^)

明日明後日の公演、そのあたりも是非ご堪能あれ!

写真は、10年ほど前のもの。


事務所ネコ1号のベンジーくんと、2号のロクさん(左)

「ロクさん奮闘記」詳細は…
こちらの関連記事、是非ご一読を!
5月5日5月2日 5月22日



2012年5月22日火曜日

ミュージカル「ロクさん奮闘記」本番まで、いよいよ残り一週間!

SCSミュージカル研究所古川教室(通称SCF)公演まで、残すところあと一週間となりました。
土日の稽古場は、役者たちの最後の仕上げ。

「ロク」とは、今年のお正月に
推定年齢20歳で亡くなった、
かつてのSCS事務所猫。
事務所猫の長老として、
父親代わり、母親代わりとして、
後輩事務所猫の面倒を見続け、
そして、かつて青葉区土樋に
SCS事務所があった頃のスタッフたちを癒してくれました。

たかが猫というなかれ、
ミュージカルの舞台にも出演した事がある猫なのです。
ロクさんがくれた沢山のシアワセを
舞台いっぱいに
SCSメンバーが表現していきます(=^・^=)


今週の土日、三本木のホールにて。
みなさまのお越しを心からお待ち申し上げております。

こちらの関連記事も是非ご一読を!
5月5日5月2日



 SCSミュージカル研究所 
古川教室(SCF)第22回公演
オリジナルミュージカル
ロクさん奮闘記
~ぼくのおうちはどこですか?~
◆日時:  
2012年
5月26日(土) ①18:30
     27日(日)  ②12:00 ③15:00
(開場:開演20分前)

◆場  所:
大崎市三本木総合支所
三本木保健福祉センター ふれあいホール

(大崎市三本木字大豆坂24-3 電話0229-52-2114)

◆チケット:
前売1,000円 当日1,200円(全席自由、消費税込)
ローソンチケット  Lコード 26352
チケットぴあ Pコード 420-981 
(オンラインチケットは5月2日より取り扱い開始)

◆おはなし:
 不幸なトラブルから迷子になった猫のロク。今はニンゲンのおうちに拾われ快適な生活を送る毎日。住人たちはロクに様々なことを語り始めます。──「ロクはいいよなあ」。するとロクの脳裏に、失われた記憶が少しずつよみがえってくるのでした……。苦難の迷い猫から超快適なSCS事務所猫へと転身し、14年を経た今年、推定年齢20歳で大往生したロクさんの、波乱万丈のニャン生を描くオリジナルミュージカル!

◆スタッフ:
作・演出・振付 梶賀千鶴子
音楽監督  草薙潤一
 

音響 片山こうき
照明 山口清史(彩創屋)
美 術 今泉 淑(美研)
衣 裳 SCSミュージカル研究所衣裳部

制 作  廣瀬 純(純クリエイション)

◆出演: 
SCSミュージカル研究所古川教室
友情出演:ODC、SCSミュージカル研究所ドリームキャスト

◆主催
SCSミュージカル研究所古川教室(SCF)

◆お問合せ
有限会社純クリエイション / SCSミュージカル研究所
電話022-224-7051 FAX. 022-213-7789
URL www.scsmusical.com Eメール info@scsmusical.com

2012年5月5日土曜日

うつくしいみどり

5月の木々のようすは一日たりとも目が離せません。
すくすくと伸びていく緑色に、いのちのきらめきを感じます。
お日様の角度によって、緑の輝きが違います。
こどもたちも同じなのかもしれません。

かつて子どもだった僕は(笑)、
当時、そんなことを気づくはずもなく
今となっては、記憶もあいまい。
当時の感性を呼び起こすのは不可能に近く、
現在、自分の創作現場では、
それでも子どもの感性に近づきたい
と、願う瞬間が多々あります。


青空に緑がきれい@東北大学片平キャンパス前

夕方からは、稽古場で「ロクさん奮闘記」の稽古を見ました。
身内のことながら、この芝居、言葉がおもしろい。



事務所にゃんこのロクさんをテーマにしていのちの輝きを感じさせる内容。
5月、この季節にぴったりの作品です。

そうそう、この作品にも出演する岩崎真奈さんが「河北ウィークリー」に載っていました。


彼女は大崎にある寒梅酒造のお嬢さん。
小さな頃からミュージカルをやっています。
日本酒作りも、日本の四季が密接に関係していますね。

うつくしいみどりの季節、
いのちにもいろんな季節があるように感じた一日でした。

2012年5月2日水曜日

「ロクさん奮闘記」オンラインチケット発売開始!

ロクさん奮闘記のオンラインチケットが発売になりました!
前売1,000円 当日1,200円(全席自由、消費税込)
ローソンチケット (Lコード)26352
チケットぴあ(Pコード)420-981 
沢山の皆さまとお会いできますことを楽しみにしています!


上の写真は、わがままチビすけカムちゃんに、自分のごはんを譲ってあげる瞬間をとらえたものです。1999年秋、事務所にて。
この頃、ロクは、捨て猫のカムがおっぱい欲しがるので、雄なのに、カムが気が済むまでおっぱいをあげていました。しまいには、ロクさんの胸から血が流れて…それでもロクは逃げずに、カムの背中をなめてあげながら、寝かしつけていました。

ロクは、他の事務所猫たちみんなに、そして人間たちにも最後まで優しい態度をとり続け、時にはおちゃめで、時には男らしい猫でした。
素晴らしいヒトのことを「人間が出来ている」なんて表現することがありますが、ロクの場合「ネコが出来ている」という言葉がぴったりくる、といつも思っていました。


 SCSミュージカル研究所 
古川教室(SCF)第22回公演
オリジナルミュージカル
ロクさん奮闘記
~ぼくのおうちはどこですか?~
◆日時:  
2012年

5月26日(土) ①18:30
     27日(日)  ②12:00 ③15:00
(開場:開演20分前)

◆場  所:
大崎市三本木総合支所
三本木保健福祉センター ふれあいホール

(大崎市三本木字大豆坂24-3 電話0229-52-2114)

◆チケット:
前売1,000円 当日1,200円(全席自由、消費税込)

ローソンチケット  Lコード 26352
チケットぴあ Pコード 420-981 
(オンラインチケットは5月2日より取り扱い開始)

◆おはなし:
 不幸なトラブルから迷子になった猫のロク。今はニンゲンのおうちに拾われ快適な生活を送る毎日。住人たちはロクに様々なことを語り始めます。──「ロクはいいよなあ」。するとロクの脳裏に、失われた記憶が少しずつよみがえってくるのでした……。苦難の迷い猫から超快適なSCS事務所猫へと転身し、14年を経た今年、推定年齢20歳で大往生したロクさんの、波乱万丈のニャン生を描くオリジナルミュージカル!



◆スタッフ:
作・演出・振付 梶賀千鶴子
音楽監督  草薙潤一
 


音響 片山こうき
照明 山口清史(彩創屋)
美 術 今泉 淑(美研)
衣 裳 SCSミュージカル研究所衣裳部


制 作  廣瀬 純(純クリエイション)

◆出演: 
SCSミュージカル研究所古川教室
友情出演:ODC、SCSミュージカル研究所ドリームキャスト

◆主催
SCSミュージカル研究所古川教室(SCF)

◆お問合せ
有限会社純クリエイション / SCSミュージカル研究所
電話022-224-7051 FAX. 022-213-7789
URL www.scsmusical.com Eメール info@scsmusical.com