2013年10月13日日曜日

伝統の技とミュージカル

ミュージカル「常長の祈り」の制作が佳境に入ってきた。
台本は最終稿(上演台本)も完成し、作曲も急ピッチで進められ、制作スタッフは日々持ち上がる様々な課題をクリアすべく、公演事務局総動員体制で実務に追われている。

そんななか、肝心の「常長」の衣裳がまだ決まっていない。
ローマ入市式などで、着用したとされる「晴れ」の衣裳。
絵画としては残っているのだが、それをミュージカルの舞台衣装としてどうアレンジしていけばよいのか。
演出の梶賀先生も頭を悩ませていた。どうやらこれまでの衣装制作のアプローチとはまた違ったものにしいという。

ふと、思い出した。
この夏、私の故郷米沢の新聞「米沢日報」の記事を見たことを。
それは「伊達家家臣・支倉常長生誕地に案内板設置」(←クリックで記事にリンク)という記事であった。

そうだ、支倉常長が生まれたといわれる土地、支倉家ゆかりの米沢に相談してみよう!

と、いうわけで、さっそく本日米沢にクルマを走らせた。

予算のない、残り日数のないところでの無理難題の相談。果たしてそんな相談に乗ってくださるかたがいるのだろうか…。

杞憂であった。

米沢の人は、やはりあたたかい。
なんと、強力な助っ人が現れたのである。

米沢繊維協議会会長の近藤哲夫(こんどうてつお)氏、そして、米沢織の手描き染め職人、藤倉裕(ふじくらゆたか)氏のお二人である。


両氏は、我々が持ち込んだステージ衣装の実例を熱心に見入り、すぐさま伝統の「米沢織」との融合をイメージされていたようだ。
問題は、素材集めと、製作に費やすことのできる残り時間。
しかし、このお二人の協力を得れば何とかなる!急に視界が開けた気分になった。


実を言えば近藤氏とは文字通りの竹馬の友。(ほんと、急に突拍子もないお願いごめんね)そして、無理難題に立ち向かってくださるという藤倉氏は、すでに衣装デザインの概要を頭に描いておられる様子。

宮城と米沢、伊達と上杉。
伝統の技とミュージカルの融合。
実は、密接にかかわっているこの二つの土地を新しい糸でつむぐきっかけとなれれば…
そんな夢が広がった一日であった。

【オマケ】

出張の〆は、もちろん「米沢ラーメン」。
今日は「桂町 さっぽろ」


これぞ懐かしい米沢ラーメン!という味でした!(^^)!

2013年10月12日土曜日

舞台制作、音楽制作…

今日のお仕事は事務作業&音楽制作作業。


常長の祈り公演事務局としての仕事や、
七ヶ浜公演用のKIZUNAの音直しをちょこちょこと。

ああ、
今日も一日が過ぎてゆく
のであった。
昔、小椋佳と井上陽水で作った曲にそんなフレーズがあったような(笑)

2013年10月11日金曜日

「常長の祈り」PRチームが「みやぎまるごとフェスティバル」に出演します!

毎週100名近い人数で稽古に励んでいるミュージカル「常長の祈り」出演予定の皆さま。


このたび彼らによる生出演PRができることになりました。
(写真は、ある日の稽古場にて)


イベントの本番は、
10月20日(日)15:20
「みやぎますごとフェスティバル」の特設ステージ。
短い時間ですが、なんと、ステージイベントの「オオトリ」を務めさせていただきます!
入場無料ですので、秋の日曜、野外ステージのイベントもどうぞおたのしみください。
詳細は、こちらをクリックしてみてね。

http://miyagi-marugoto2013.info/


2013年10月10日木曜日

それぞれに特訓

毎週木曜日は七ケ浜国際村パフォーマンスカンパニーのお稽古日。
11月のKIZUNAⅡ公演に向けて、場面ごとの完成度を上げるための特訓が続いています。

ホールではSCS指導員のAIRI先生による「ハヤブザ振り固め」


一方、ロビーではy2先生による「ジャンベ特訓」です。


もちろん、この他、リハーサル室やギャラリーなど、施設全体を使わせていただき、梶賀先生はじめ各先生方による指導が同時に進んでいます。

みんなの元気な姿は周囲もどんどん元気にしていきます。

公演は11月9日(土) ①18:00
                10日(日)  ②11:00   ③15:00
チケットは一般大人2000円、高校生以下1500円(全席指定席)
①、②各回のお席は残りわずかとなっております。
まだ、チケットを手にしていらっしゃらない方、お急ぎください(^-^)/

いけないとは知りつつも…

今朝まで仕上げたい仕事があって、久々に一睡もせずに貫徹。
おかげで完成。

若いころはしょっちゅうあったけれど、朝まで事務所にいるのは久しぶり。
決して自慢できることではないし、
どちらかというと、体にいけないこと、とは知りながら、
やはりやり「遂げる」快感っちゅうのもあるわけでして…。

さてと、これからちょいと仮眠して再起動!

2013年10月8日火曜日

カーテンコール3回、スタンディングオベーション、こどもたちもゴキゲン!

今晩、東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)にて上演された、プラハ国立歌劇場オペラ「魔笛」。

ドイツ語での上演でしたが、字幕スーパーもわかりやすく、素晴らしい歌手のみなさんの力量を堪能できた舞台でした。
SCSキッズたちは
二幕後半部分で、有名なパパゲーナとパパゲーノによる「パパパの二重唱」 のあとに、出番がやってきました。
彼らの登場で、客席には一瞬にして和やかな空気が流れました。

1度だけのリハーサルでしたが、みんな完璧にやれました。
さらに、カーテンコールでは、リハーサルしていない動きもしっかりできました。


みんな、よくがんばりました。


私も、客席で応援してましたが、出演者の皆さんからも大人気でしたね(^_^)

2013年10月7日月曜日

SCSキッズがプラハ国立歌劇場オペラ「魔笛」に出演します!

直前になってしまいましたが、明日10月8日(火)東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)にて上演される、プラハ国立歌劇場オペラ「魔笛」において、SCSキッズが8名出演いたします。


詳細は河北新報社のHP、こちらをご覧ください。

以下、HPからの情報です。

1887年創立の伝統を誇る、プラハ国立歌劇場の6年ぶりの仙台公演。
モーツァルト最晩年の傑作オペラ「魔笛」の上演です。
原語上演、日本語字幕付き 。


日にち:2013年10月8日(火)

時 間:18:30開演(18:00開場)

会 場:東京エレクトロンホール宮城

入場料:S席15,000円 A席13,000円

    ■■当日券は18:00から会場窓口で販売します■■
    ※B席、C席は完売しました。


主催:河北新報社

問い合わせ:河北チケットセンター
℡022(211)1189【平日10:00~17:00】

備考:※未就学児の入場はお断りします。

2013年10月6日日曜日

元気だ。はらいっぱいだ。

SCSミュージカル研究所、毎年秋恒例となった「芋煮会」をやりました。


東北、特に宮城、山形で盛んなこの会、先日、カナダの友人から「レシピ教えて~」と問い合わせがきたほど。(そういえば、聞いてきたDavidくん、カナダで芋煮つくったんだろか?)

山形風(しょうゆ味)と宮城風(みそ味)の2種類の大なべは、あっという間に空になりました。


中には、「6杯以上たべた!」いう強者(しかも女の子!)も。


ご参加いただいたご家族とも、貴重な交流のひとときでした。
大人たちは、芋煮をサーブしたり、その喰いっぷりに目を細めたり。


あいにく霧雨模様の天候ではありましたが、とにかく子供たちは元気。


遊ぶ遊ぶ。


お稽古場以外でのめったにない交流の時間です。


「常長の祈り」参加メンバーも加わってくださった秋の一日、楽しい時間でした。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございます。
そして、段取りしてくれたF君、お疲れ様!

また来年もやろうね。
あ~腹いっぱい!(^_^;)

2013年10月5日土曜日

【お知らせ】「常長の祈り」フェイスブックページ開設

このたび、

ミュージカル「常長の祈り」公演事務局

というフェイスブックのページを立ち上げました!
 
URLは、
https://www.facebook.com/Prayer.of.Tsunenaga
です。

このページから、ミュージカル「常長の祈り」のフレッシュな情報を発信して参りたいと思います。
時々ページを見に来てね(^_^)


みなさまのたくさんの「いいね」の応援もよろしくお願い申し上げま~す!
ポチってしてね(^_^)

2013年10月4日金曜日

裏の畑、夕焼け、恩師

二日続けてやって来た米沢。昨日は時間の関係で実家に立ち寄ることはかなわなかったけれど、今日は少し早めに仙台を出て、久々に両親の顔を見た。
ほんの30分程度の滞在時間であったが、茶の間でお茶を飲んでいると、台所のほうから母親の「空のてっぺんまで赤いよ」という声が聞こえた。


母親の少し興奮気味の声に、僕はすぐさまカバンからコンパクトカメラを取り出して、急ぎ裏の畑に出て見た…
家の中からは「お父ちゃんにも見えるかもしれないから、ホラ、早く」と母親の、目が不自由になりつつある父親を夕焼け空の下に連れ出そうとする声が聞こえてきた
老いてゆく親を見るにつけ何かしら人生の不条理というか戸惑いのようなものを感じる。そしていつか必ず来る別れを思うと、泣けてくる。

それにしても、何という夕焼けであろう。
写真ではうまく表現できていないが、見たこともないような赤い色が周囲を包み込んでいた。
美しかった。
あまりに美しいので、sky-freak friend に写メを送ってみたところ、仙台の空も凄かったらしい。それは帰宅後にチェックしたFacebookで友人たちが夕焼け写真をupして興奮したりセンチメンタルになっている記事からも確認できた。

さて、そんなサンセットショーの後、向かったのは中学校の50周年記念パーティー。
写真は、担任をして頂いた伊田稔先生(写真左)とのツーショット。実は、伊田先生の奥様(残念ながら若くして亡くなられている)明子先生には、小学校時代に担任をして頂いている。不思議なご縁のある先生だ。
先生とお話をさせて頂くうちに、小学校低学年の頃、やんちゃが過ぎた私を、明子先生がギュッと抱きしめて諭してくださったことや、稔先生の個性的な板書、明るい授業などが思い出されてきた。


伊田先生のほかにも、英語の高梨先生、社会の高橋先生など、大好きだった先生方とお会いできた。
こうして、久しぶりに恩師とお話しさせていただいていると、自分が子供達や学生たちを前にした時、無意識にこうした恩師の先生方のマネをしているような時があることに気付いた。
素晴らしい先生方に恵まれていたのだと、今頃になって気づく。そんな相変わらずダメ生徒で、先生、ゴメンナサイ。

仙台へ戻る車中、ハンドルを握りながら、恩師のありがたさ、ふるさとのありがたさをかみしめていた。

あの真っ赤な夕焼けは、
あっという間に夜の闇という姿に変えるけれど、
美しいその色は褪せることなく、
記憶の中にある。

さても

時の流れの速さに少々戸惑いながら、
あの劇的に燃えていた夕焼けに象徴されるような一日であった。