2021年12月25日土曜日

 今週はSCSミュージカル研究所の各クラス稽古場では次々と「お稽古納め」となりました。

明日は「SCS大納会」なのですが、人数が多いので、昨年に引き続きオンラインでの納会開催となります。

お互いに皆の顔を実際に見ながらパーティをやれないのは少し寂しい気もしますが、天気予報によると明日は数年に一度の寒波だそうですから、移動交通手段に左右されないオンラインでの開催は、この時期には良いのかもしれません。オンラインならではの楽しみ方もあるもので、昨年は融資の何人かが短い動画を作ってくれて、通常の納会では「余興」に相当する部分の楽しい時間を提供してくれました。今年はどうなるのでしょう。楽しみです。

一方で、一昨日は、七ヶ浜町のミュージカルグループ「NaNa5931」のお稽古場でも、クリスマスイベントを兼ねてステージ発表が行われ、今年を締めくくりました。

コロナにも負けずに制作された短編ミュージカル動画からのナンバーも実際に披露され、20年の歴史を誇るグループによる、レベルの高いステージに場内のお客さまからも大いなる拍手が送られていました。



今年も感染症対策を施しながらミュージカルのお稽古に励んだ子供たち、研究生、スタッフにアプローズ!皆さまへの感謝の拍手と共に今年の稽古を納めていきたいと思います。


2021年12月17日金曜日

舞台作品づくりとレジリエンス

私たちSCSミュージカル研究所が20年以上にわたりミュージカルづくりのお手伝いをしている七ヶ浜町にある七ヶ浜国際村で、今年の1月から7月にかけての半年間、ホールを使って短編ミュージカル5作品の収録が行われました。

題して『七ヶ浜ストーリーズ』(作・演出・振付:梶賀千鶴子、音楽監督:榊原光裕、出演:NaNa5931)。

コロナ禍で舞台芸術の上演はほとんどできない状況が続く中で、町の劇場をどんな風に活性化せることができるのか、東日本大震災での津波被害を乗り越えてきた七ヶ浜国際村で、事業協会の皆さまが新たな挑戦を始めました。

「災害に強い劇場コンテンツ制作」「多言語化 」がキーワード。SCSミュージカル研究所の理念「ミュージカルを通じて子どもたちが活躍できる場を持続的に創出する」ことにも通じていることから、私は喜んでプロデュースをお受けしました。

作品のなかで舞台に大道具などをほとんど用いていないのは、劇場でない場所(避難所や公民館など)でも上演できるように、そして1作品あたり20分程度の長さの短編ミュージカルは、学校の授業の中などでも鑑賞や研究に活用していただきやすいようにという意図があります。 

七ヶ浜の国際交流員の方々により全編英語に翻訳されて、YouTubeの多言語化機能で、世界各国の言葉で字幕をご覧いただけます。七ヶ浜で生まれた作品がフランス語やドイツ語、イタリア語などでお楽しみいただけると思うとワクワクいたします。

近頃、また地震が多くなっている気がします。揺れる度に東日本大震災で被災した経験が否が応でも思い出されます。まさに、そんな今、津波被害やコロナ禍、予測のつかない自分たちの力ではどうにもならないような災害にあっても、しなやかに立ち上がっていく力(レジリエンス)が求められていると感じています。

連日のニュースでは世界のあちこちでの感染者再拡大という情報が流れ、そして足元の地面が揺れるたびに、子どもたちも私たちも気持ちや生活が脅かされます。しかし、私たちに出来る範囲で大人たちがレジリエンスを見せていくことで、子どもたちが未来への希望や喜びを持つことにつながってくれることを願っています。

『七ヶ浜ストーリーズ』は無料公開中です。七ヶ浜町のホームページからご覧いただけます。 


2021年12月7日火曜日

カゲレン

先週、七ヶ浜のお稽古場にて。

贅沢なことにホールを使用させていただいて地元のミュージカルグループNaNa5931のお稽古が進行しています。

最近メンバーとして加入した米国出身の国際交流員ヘザーさんと、仙台の大学に通う地元出身男子が舞台の袖で猛練習していました。



あっという間に師走になって、あっという間に一週間がたちました。歳を重ねるごとに1年があっという間ですが、こうして若い世代がメンバーとして加わって、一生懸命な姿を見ると、その「あっ」もなんだか充実してくる気分になります。

こうして、影の方で自主的にレッスンするのを私たちは影練(カゲレン)なんて呼んだりしています。二人がお稽古していたのは、クリスマスのナンバーのようです。今月23日(木)に行わっる七ヶ浜国際村での年末発表会では、二人の成果が拝見できるかな?

楽しみ~。



2021年11月22日月曜日

刹那の彩り

週に一度担当している郡山での講義を終えて、大学の敷地を出ようとしたとき、赤い色が目に留まりました。

手前が椿で奥が楓でしょうか。

若く瑞々しく、滾るエネルギーを感じる赤、一方、枯れて落ちようとしている赤、同じ赤でも立場の違う色合いに、しばし見入りました。

 


落葉樹は葉を落とさなければなりません。花は咲かなければ種子をつくれません。どちらも彼らにとっては大切な、いのちをつなぐ行為です。そして、それぞれの一生の、とある刹那に、それぞれに美しい彩りを見せてくれます。

これらの赤い色が見えなくなると、いよいよ本格的に冬がやってきます。言い換えれば春に向かう準備の季節です。

自然は偉大な、最高の先生です。


2021年11月17日水曜日

おかげさまで無事に

 七ヶ浜ミュージカルの20周年を記念して上演された『七つのはまのいき物語』
おかげさまで、無事に4回公演終了することが出来ました。


 

写真ではわかりにくいですが、客席通路に面した席は使用不可とし、さらに1席ずつ間隔を空けて客席をつくって、お客さまをお迎えしました。

換気は劇場の換気能力を3倍まで上げていただき、もちろん入場時の検温、毎回の客席消毒も。細やかで慎重な感染予防対策を施して頂いた主催者の皆さまのご尽力に心から感謝申し上げます。

さらにチケットはLINEチケットのシステムを活用していただき、販売から入場まで非接触型のチケット扱いが可能となりました。初めての経験でしたが、入場時の混乱などなくスムーズな入場をしていただくことが出来ました。 




これは見せ場のひとつ。ゲネプロ時に私が撮影したものです。演出的にはネタバレですが(笑)

写真のように、ホリゾント幕を開くと、美しい七ヶ浜の海が見えるという素敵な劇場。
震災前からずっと見ているこの角度からの町。
震災前、震災直後、そしてあれから10年を経た景色。

瞼の記憶も一度に飛び込んでくる感じがして、何だか涙が自然に出てくるのでありました。

たまたま当日県外から七ヶ浜国際村を訪れて面白そうとチケットを買って観たというお客さまから、帰りにとても感動して、泣けた。皆さんとてもお上手でびっくりしたとお声がけ頂き、20年間のNaNa 5931の皆さんの努力の果実を頂いたような気分になりました。

今回の公演においで頂いた全てのお客さまに、この場をお借りして心から御礼申し上げます。

2021年11月9日火曜日

いよいよ実現

 この一週間は、舞台を使わせてもらってのリハーサルが続いている。なんともぜいたくな環境である。

ミュージカル『七つのはまのいき物語』の舞台となる七ヶ浜国際村ホール。なんと舞台の奥、すなわちホリゾントの向こうにはこんな景色が広がっているのだ。さらにぜいたくな環境。



20年以上通っているこの場所とこの景色は、もうすっかり自分に馴染んで、実に癒される。 いつまでも眺めていたい。

しかし、10年前はこのアングルで、画面の左手には山があって、その向こうの海岸沿いはまだ瓦礫の山で茶色い光景が続いていた。

私は、そのことも同時に思い出す。

震災後、この町の人たちと劇場の灯火を復活させたように、コロナ禍でも負けずに、みんなの知恵と力を寄せあって、昨年実現出来なかった公演を、いよいよ今週末に実現させる。

皆の心は、この海の向こうの空のように晴れている。


2021年10月30日土曜日

駆け足で

数日前、所用で通りかかった近所の商店街では、イルミネーションの電飾作業が行われていました。



もう10月も終わりですから、商店街では11月になればクリスマス🎄や年末商戦に突入、その準備でしょうか。

私も自分の舞台を終えるやいなや、七ヶ浜町で開催するミュージカル公演の準備で連日現地入り。

駆け足で季節が過ぎていくように感じています。



2021年10月26日火曜日

おかげさまで

 感染症予防策の一環として客席を半数以下に減らして、1回当たり80席限定での開催となったミュージカル・ピクチャー・ブック『注文の多い料理店』。

おかげさまで全公演ほぼ定数のお客さまにおいで頂き、無事に終了することができました。

 


ご来場のお客さまはじめ、本公演開催にあたりご尽力頂きました全ての皆さまにこの場をお借りして心より感謝申し上げます。

尚、公演の写真の幾つかがSCSのInstagramにてご覧頂けます(^^)


2021年10月20日水曜日

レイトリー

すっかり更新をサボってしまい早2週間が過ぎてしまいました。
此の間、仕事はサボっていたわけではないのですが、とにかく一日が矢のように過ぎていきます。合間に温泉に浸かるのは忘れていませんが(笑)

今週末のライブコンサートに備えてギター弦の交換などもやりました。



今回私はナイロン弦のギターを使います。もちろん相方のサイトウミノルはエレキギター、フォークギター、クラシックギター、コンピュータ(今やコンピュータも楽器ですね)を駆使して全体を支えてくれます。

サンドイッチ形式でお送りするライブパフォーマンスの「具」に当たる部分は『注文の多い料理店』。芝居部分の音楽はほぼサイトウミノルの作品です。先日の稽古場では藤田和正と眞坂祐貴の演技が光っていました。役者やダンサー、子どもたちにも大いに支えてもらいながら上演する『Musical Picture Book』(チラシは前回記事に掲載してあります)、どうぞお楽しみに!


一方、11月には七ヶ浜でミュージカルで上演。チケットの発売も開始されて、順調な滑り出しを見せています。演目は『七つのはまのいき物語』今回は七ヶ浜町のミュージカルグループ「NaNa5931」の結成20年を記念して、これまでの人気キャラも登場する面白いオリジナルミュージカルになりそうです。

今回は、現場の劇場で梶賀センセが場面をつくりながら、台本を同時執筆していくスタイルです。もちろん振付も同時進行していきます。



こちらの情報も折を見てこのブログでも紹介していきますね。


2021年10月6日水曜日

今月のライブ・コンサート

今月、JUN_haevest のライブやります。Musical Picture Book (ミュージカル・ピクチャー・ブック)と銘打って、この春に開催した新しいスタイルのステージの第2弾です。

今回は宮沢賢治の『注文の多い料理店』をモチーフに、ライブの間にミュージカル風のお芝居をサンドイッチするという Musical Picture Book ならではの一風変わった構成です。

サイトウミノルと私ヒロセ純の共作で全曲オリジナルの音楽をギター2本+αの構成でお届けします。




緊急事態宣言やまん延防止等重点措置は解除となっていますが、念のため、客席を半分に減らしての上演です。したがって、みなさまゆったりとお楽しみいただけます(笑)

みなさまぜひぜひお越しくださいませ~。劇場にてお待ちしておりま~す。