4日午後8時20分頃岩手県北部の金田一温泉にある旅館「緑風荘」が全焼してしまったそうである。
実はこの旅館、劇団四季のミュージカル「ユタと不思議な仲間たち」(梶賀千鶴子台本)の原作舞台とも言われ、緑風荘の「槐(えんじゅ)の間」は「座敷わらしが出る」「座敷わらしに出会うと幸せになれる」との口コミで全国的な人気を呼び、数年先まで予約で埋まるほどの人気だったのだそうだ。
SCS主宰の梶賀千鶴子は「ユタと不思議な仲間たち」の台本執筆以降、何度か宿泊したことがあるそうな。筆者はついぞ訪れる機会がなく、全焼というニュースには、残念至極。
ご承知のように「ユタと不思議な仲間たち」は、劇団四季ミュージカルの中でも人気作品のひとつ。
最後に歌われるミュージカルナンバー「夢をつづけて」(梶賀千鶴子作詞、三木たかし作曲)は歌手の森進一さんも気に入りカバーしたほど。
今年JUN_harvestのメンバーも深く関わった、ミュージカル平泉「夕焼けの向こうに」を梶賀が執筆するきっかけとなったのも、梶賀が幼少の一時期、岩手に住んだことや、「ユタ~」という作品の存在があったことは否定できない。
それにしても、全焼というショッキングな状態にも関わらず、全員無事であったということは、ひょっとすると、座敷わらしのおかげだったのかも…
写真は劇団四季ミュージカル「ユタと不思議な仲間たち」パンフレット(2004年版)
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