2011年10月14日金曜日

被災ピアノ

いつも明るく元気に稽古場に通うSCSミュージカル研究所のメンバー。多かれ少なかれ実はみんな被災者です。
そんな中のひとり、音楽指導を担当している鈴木由美さんは、七ヶ浜町の実家が津波で流されてしまいました。
もちろん彼女のピアノも。
瓦礫のなかで、そのピアノを見つけた、レゲエシンガーソングライターのMetisさんは、そのピアノを由美さんから引き取り、修理、見事に復活させ、そのピアノを用いて都内でライブを行いました。

少し古いですが、そのときの新聞記事です。
(デイリースポーツさん、鈴木由美さんの名前が間違ってます、老婆心ながら 。)
Metisさんのブログにもこのピアノに関することが記載されています。



いろんなところで、いろんなかたちで繋がりあって
僕たちは、今日も生きています。

2011年10月13日木曜日

小さな満月。

昨夜は、今年一番小さな満月だったそうな。つまり地球からの距離が最も遠い満月だったのだそうです。
愛車のオイル交換を終えて事務所に戻る頃には明るい街なかからも、大きいのか小さいのか確かに満月を確認。

そんな中、20年来のお付き合いのある先輩からのお誘いで、月を眺めつつ足速に事務所近くにある馴染みのお店へ。
先輩の若狭湾にての釣果を味わう会。メンバーは厳選された(かどうかはわかりませんが「喰いたい」と手を上げた先着)8名。メンバーの顔ぶれは事前告知されていませんでしたが、蓋を開ければ仕事も立場も多種多様な、実に楽しい集まりでありました。

ヒロセ純、魚のことはよく分かりませぬが、旨いことはよく分かります。実に美味でございました。

雰囲気も話題も美味しく、滅多に口にしない日本酒もたらふく頂きました。
帰り道、気がつけば、満月も手伝ってか、珍しく千鳥足になっておりました。

2011年10月12日水曜日

地元応援バラエティ このへん!!トラベラー

昨夜、タイトルにあるTV番組の取材で、トータルテンボスとオリエンタルラジオという2組の芸人さんがSCSミュージカル研究所の稽古場に遊びに来てくださいました。

突然の訪問に、居合わせたマスターコースの研究生たちは大喜び!さすがプロの芸人さんたち、年齢に関係なく人を笑わせるコツを心得ていらっしゃいます。
震災後、番組が休止となっている間、この番組の出演者、スタッフは、被災地への炊き出し支援などを行って下さっていたそうです。

あったかい心を持った笑い、いいですね。
楽しい時間をありがとうございました!


2011年10月11日火曜日

SCSミュージカルQueen無事終了。皆さまありがとうございました!

9日、10日と行われた、SCSミュージカル研究所古川教室公演オリジナルミュージカル「Queen」。無事に終了しました。大崎市三本木のふれあいホールまで、足をお運びいただいた皆さま、この場をお借りして、心から御礼申し上げます。

初日、開場して間もなく、現地で震度3程度の地震がありました(福島で震度4) 。すぐに入場されたお客さまに地震の情報をアナウンスし、同時に安全確認。幸い影響は全く無く、オンタイムで開演することができました。

この公演自体、震災で延び延びになっていたもの。一瞬、ひやりとあの日のことが浮かびました。

キャストは思い切った演技でお客さまを楽しませてくれていたようでした。初日に見ていただいたお客さまで、2日目もいらしていただいた方もおいでになり、観劇しました。

下の写真2枚はリハーサル時のもの。



本番終了後、お客さまのお見送りでは、沢山の笑顔に出会いました。


最終回には、七ヶ浜のミュージカルグループNaNa5931のメンバーと、終演後の客席にて、交流会。七ヶ浜からは、バスで20名のメンバーが応援に駆けつけてくれました。本当にありがとうございます。NaNa5931も、来月本番がありますね!ともに頑張りましょう!


2011年10月9日日曜日

合唱の町

昨夜、 岩手県一関市にて開催された東日本合唱祭の交流パーティに「みちのくミュージカルシアター」のメンバーがパフォーマンスで花を添えました。
この合唱祭、20年以上続いている歴史ある合唱祭なのです。参加団体は、東北はもとより関東、関西から、そして今年はドイツからも!

華やかなパーティーの席でご披露したのはもちろんミュージカル平泉「夕焼けの向こうに」。ドイツからのお客さまには簡単な内容説明が書かれたドイツ語訳の紙も配布して頂き、皆さん熱心に観て頂きました。
客席では、一緒に踊ってくれた合唱団もあったり、大変な盛り上がりとご好評を頂きました。

こんなステキな合唱祭が毎年開かれるこの町をベースに生まれた、みちのくミュージカルシアター。どんな舞台、どんなイベントでも真摯に取り組み、着実に実力を伸ばしています。
大喝采の向こうに世界に羽ばたく姿が見えた気がしました。

会場となった一関市内にあるホテルのすぐそばでは、見事な稲穂。そしてその向こうの夕焼けが綺麗でありました。

2011年10月7日金曜日

SCF公演「Queen」公演迫る

SCSミュージカル研究所は、仙台を拠点に活動する本体のほかに、古川(大崎市)にも拠点を持ち公演活動を続けています。
その古川のメンバーが震災後初めてとなるミュージカル公演を行います。
ヒロセ純も作曲で参加していますが、音楽監督として、草薙潤一君が事実上のデビュー。彼は今回の公演では、制作や音響、演出班にも関わり八面六臂の活躍。
もちろん、仙台のSCSメンバーも応援に駆けつけ梶賀千鶴子台本によるSCSワールドを味わっていただけます。

SCSミュージカル研究所古川教室(SCF)第21回公演SCSオリジナルミュージカルQueen(クイーン)―圧倒的女子力― 



みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げます!

2011年10月6日木曜日

18年前。

直近のブログ記事で書いたように、この度は「国際交流協会」という名前のつく団体3つとボランティア活動を通じて関わらせていただきました。突然何ゆえにヒロセ純が国際交流?と不思議に思われた方もいらっしゃるかも知れません。
とゆーことで、ちょっとしたエピソードを。
震災前のこと。友人から「ある冊子を偶然発見」とのメールを頂きました。
1993年に宮城県国際交流協会(MIA)様が発行した小冊子の一部。

中を開くと、宮城県では国際交流の先駆者と言ってもよい伊達藩士の支倉常長のミュージカル「ビバ!支倉」について取材していただいたときの記事です。英文併記で、実に丁寧に取材していただいていたことがわかります。この年、SCSミュージカル研究所としては、この取材に先立って、宮城県知事や仙台市長の親書を携え、オリジナルミュージカル「TAROH」のトロント公演、それに伴った子どもたちの交流事業も行っていました。
つまり、国際交流ってことでいえば、以外に昔から関わりがあったわけでして…。

取材を受けるヒロセ純32歳。髪長げーな。
年を減らすことは出来ませんが、体重だけは、もう少しでこの当時に戻せそうです(^^♪

仮設住宅でハワイアン

宮城県国際交流協会ならびに国際交流協会ともだちin名取からのご依頼で、名取市にある仮設住宅集会所2箇所でハワイアンバンドとフラのチームによるイベントのコーディネイトのボランティアをしました。

調布市国際交流協会の会員でもいらっしゃるハワイアンバンド「オタッシャーズ」。平均年齢は70歳を超えてらっしゃるとのことです。しかし、元気で演奏されて集まったお客さまを楽しませていらっしゃいました。

僕の役割はその「オタッシャーズ」の演奏に合わせて踊ってもらうフラチームのコーディネート。仙台からフラの指導者3人(mii, kashii, hikaru)の3名と、恐らく仙台では唯一の男性フラチーム「フラ男子」の2グループにお願いし、現地で合流していただきました。

一昨日初日は、名取市の美田園(みたぞの)仮設住宅。



仮設住宅の向こうに日が沈み、美しい夕焼けです。


華やかなフラとバンドの演奏で、会場に集まったみなさんの顔が自然にほころんでいきます。


昨日2日目は同じ名取市の愛島(めでしま)にある仮設住宅。



オタッシャーズのみなさんは、被災地のみなさんへということで、沢山の支援物資も持ってきてくださっていました。被災地に住むものとして、心から御礼申し上げます。支援物資をお渡しする前に、バンドの演奏とフラで楽しんでいただきます。


 「フラ男子」のパフォーマンスに、会場は大いに沸きました。


両日とも、イベント終了後に「いいなぁ、こういうの。癒される」「楽しかった、ありがとう」といった言葉を集まった方々からかけていただきました。大したことはしていませんが、その言葉を聞くだけで、2日間お手伝いできて良かったと、心から思います。
そして、協力してくれた仙台のフラチームの皆さん、本当にありがとうございました。

2011年10月4日火曜日

月例の…

当社顧問税理士のT先生による会計監査。というわけで昨日は一日中デスクワーク。
純クリエイションの音楽出版業務担当社員K君も熱心に質問していました。
写真は私の机で監査中のT先生。

2011年10月2日日曜日

いわて花巻空港スカイフェスタにて

みちのくミュージカルシアター(MMT)のメンバーが、いわて花巻空港スカイフェスタ2011に招待され、ステージでのアトラクションを務めました。


少し肌寒い天候でしたが、メンバーはりっぱにステージをこなし、さかんな拍手を頂いていました。


ミュージカル平泉「夕焼けの向こうに」から、2時間の作品を20分ちょっとに凝縮した内容でご披露いたしました。


MMTのステージが終わるとすぐに空ではアクロバット飛行が!


こどもたちは、歓声を上げながらしばし大空に繰り広げられるショーに見入っていました。


とんぼ返りで仙台に戻ると、SCSミュージカル研究所の稽古場では、来週公演のミュージカル「Queen」の真っ最中。
岩手でも宮城でも子どもたちは次のステージに向けて、一生懸命に汗を流しております。

さらに、一昨日の30日には、米沢のミュージカルグループ「伝国座」が新たな産声をあげたというニュースが飛び込んできました。
詳細は随時お知らせしてまいりますが、宮城、岩手、山形と3県にまたがって、ヒロセ純もまた少し忙しくなりそうです。嬉しい悲鳴であります。