2013年2月8日金曜日

吹雪の中を

仙台を15時半頃に出て、本日は米沢、伝国座の稽古場へ。
 
 
気温はマイナス4度位。
何度か視界不良に見舞われながら無事市内に到着しました。
 
今日のお稽古場は、新しく出来た松川コミュニティセンター。よっていつもとルートが違います。
稽古場にはいる前にコリンズという喫茶店で腹ごしらえ。
 
毎週よねざわラーメンってのも芸がないっすからね^_^;
 
気温が低いので、稽古場前の駐車場ではまさに「雪が舞って」います。
 
 
何だか米沢らしい、いい感じ。
こんなお天気でも雪国に住む伝国座のメンバーは「普通に」稽古場に集まってきます。
 
センターに入ると正面には可愛い雛人形が飾られていました。
 
 
外は吹雪ですが、季節の移ろいを実感する一瞬です。
 
もちろん、伝国座のメンバーは元気元気!
 

公演は来月24日(日)サンパール荒川大ホールにて
気合入ってま〜す!
 

記憶に残るTKG

TKGって、何かご存知ですか?
Tamago Kake Gohanの略だそうです。
3年ぐらい前に知りました。

さて、僕の記憶の中で最高のTKGは、まだ10歳に満たない頃に食べた「たまごかけご飯」
それは、TKGなんて軽い言葉でいえるような代物ではありません。
食べた場所は父の実家。現在の山形県上山市中山地区にあった家です。
立派な茅葺き屋根だったその家の敷地内には、豚舎があったり、蔵があったり…家の中にまで「川」が引き込まれていたこともびっくり。昔はその川で洗濯や洗い物などもやっていたらしい。
あ、思い出してきた。
お風呂を湧かすための薪の匂いや蚊取り線香の匂い、どこからともなく忍び込んでくるわら焼きの匂い、冬場の掘り炬燵の炭の色。やたらと高い寒々とした天井。茶の間の空気になじんでいた猫。そうだ、母屋から離れたところにあるトイレに行くのは恐怖だったなぁ。夜は、いとこに一緒についていってもらったけ…。

農家であった父の実家では、自分のところでつくったお米を「かまど」で炊いていました。
まず、薪を使ってご飯を炊く事に衝撃。
麦を少し混ぜたお米が炊きあがると、おばあちゃんが、大きめの卵をご飯と一緒に持って来てくれます。
庭の方から鶏の声が聞こえていた記憶があります。きっとあれも産みたての新鮮なものだったのでしょう。
それに「たまり醤油」をかけていただきます。お味噌も自家製でしたから、いわゆるほんとうの「たまり醤油」です。おばあちゃんは単に「たまり」と呼んでいました。とにかくすべてがその家でとれた食材による「本物のたまごかけご飯」です。

「ご飯」「たまご」「醤油」
たった3つの材料ですが、それぞれの本物の味、そして、それぞれが食卓に上るまでどれほどの時間と人手を要するのか、それを幼い僕に「体感」させてくれた「おばあちゃんのたまごかけご飯」です。
さんざん周囲の山や川で遊んだ後で、腹が減っていた事もあったのでしょうが、それはそれは、今思い出しても涙が出るほどうまかったのです。最高の味でした。

翻ってTKG。
あの茅葺き屋根の父の実家もおばあちゃんも、今はありません。もう二度とあの本物のたまごかけご飯は食べる事ができません。
もし、あの味に近いクオリティのものを再現しようとしたら(もう、大気や水の環境から言って不可能ですが )、とんでもない高級品になることでしょう。

でも、やっぱTKGは好きなんだよね。
試しに、TKGでググってみてください。
たまごかけご飯に凝ってる人は世の中に沢山居るんですねぇ。

先週、事務所近くの居酒屋で食べたのは、そのバリエーションのひとつであろう
「スタマヨTKG」



鳥の唐揚げ、タマネギ、マヨネーズがトッピングされています。
周囲に「デブになるよ!」と脅かされながらも、ついつい全部食べてしまうのでした(ーー;)


でも皆さん、現在のTKGは、僕にとってフェイクのたまごかけご飯です。
あぁ、今の子どもたちに、あの「本物」を味あわせてあげたいものです。

2013年2月7日木曜日

カッパダ川にまつわるテーマ曲

仙台市の西部にある愛子(あやし)地区。
そこには昔、千代老堀(せんだいおいほり)という、今で言うところの生活防火用水路があったそうな。
明治の頃の絵地図にも記録として名前が残っているその川は、別名「カッパダ川」と呼ばれ、 地元の子どもたちの水遊びのスポットにもなっていたとか。

さて、仙台市青葉区にある広瀬市民センターでは、昨年からその「カッパダ川」をキーワードにさまざまな地域活性化の取り組みが進められています。
昨夜は、その取り組みのひとつ「カッパダ川にまつわるテーマ曲作り」のお手伝いをしましたでのこの企画はCDにするという方向性が与えられており、僕は制作の進捗状況に応じ様々な場面での「役割」を担います。(前回はMIDIデータづくりでした)
昨夜の役割は「録音技師」。


実は小生、公募された曲の選考委員(楽曲部門)の一人でもありました。
魅力的な作品ばかりでしたが、最終的に選出されたのは、地元の小学6年生山﨑君の詩、さらに公募された作曲では、地元の高等専門学校1年の三浦さんの作品が選ばれました。
そのキラキラとした原石とも言うべき曲を、これまた地元の大人たちがカタチにしていきます。
昨夜は、地元の女声合唱団「フリューゲルあおば」の皆さんにご協力を頂き、その「原石」を、まずはいろいろな方々に聴いて頂くための「歌入れ」なのでした。

生まれたばかりのこの歌が、これからどんな道を辿って行くのかと想像すると、何だかわくわくします。

尚、楽曲としては、地元の音楽家、平川敬子先生のご協力を得ながら、
平成25年2月17日(日)広瀬文化センターにて行われる講座「ひろせ学習フェア(10:00〜15:30)のフィナーレで初演される予定です。
お時間のある方は、是非足をお運びになってみてくださ〜い。


2013年2月6日水曜日

がらけー

「うっ、純さん、まだガラケーなの?」
とよく訊かれる事があります。
ガラケーとはガラパゴス携帯の事。
これは、現在使用している携帯電話を手に入れた当時の写真。


2008年3月のことですから、もうかれこれ5年になります。
もちろん現在はかなり年季の入った状態になっています。
たった5年でも生きた化石呼ばわりされてしまいます。

どうやら、質問の主は、僕がコンピュータ業界に居た事や、いつもiPadなんか使っているのを見て、てっきり、ボクはいち早くスマホに手を出しているタイプと思っていたらしいのです。
先入観や見た目で人を判断してはいけません(笑)
意外に一途なのであります。
ボクの携帯はガラケー。電話はこれで充分ですから。
でも、明日スマホにしているかもしれません。
明日の事は誰にもわかりませんから。

ガラケーで思い出しましたが、
実は、死ぬ前に一度でいいから行ってみたいところがあります。
それはガラパゴス諸島。

「海イグアナ」にどうしても会ってみたい。
会って話がしてみたいのです。
いろいろと…。

追記:
「今はどれくらい年季の入った状態?」との問合せがありましたので、現状を特別掲載!


この5年間、さまざまな困難も喜びもともに経験してきた携帯。
なかなかヴィンテージの味わいになっておるでしょ(笑)

2013年2月5日火曜日

みらいを創る子どもたちのために

そう題された小冊子が、事務所に届きました。

昨年の夏、日生劇場で七ヶ浜の子どもたちがミュージカルを上演した様子が、なんと4ページにわたり記事になっています。この冊子、本来は、昨年の公演をサポートしてくださった日本生命様の社内向けレポートですが、 特別に送って頂いたものです。


こどもたちの上演を支えて下さった関係者の皆さまのあったかい言葉がたくさん並んでいます。
掲載された写真をよく見ると、当日満員のお客さまが終演後ロビーいっぱいに。(右下)


そういえば、殆どのお客さまが終演後、出演者に声がけされていました。
私は上演の当事者でしたので、この角度からお客さまの様子をながめることは出来ませんでしたから、あらためて、上演当時を思い出し、感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。

こうして、引き続き「みんな、ずっときみたちをみているよ〜」というメッセージを頂ける事に感動しています。きっと子どもたちにも皆さまのあったかいお気持ちは伝わって、文字通り「みらいを創って」いってくれるものと信じます。

ほんとうにありがとうございます!
小生も頑張り続ける勇気をいただきました!

いまだにキツいぜ

打ち合せでひとりハンドルを握り
七ヶ浜町に向かう途中、
みぞれが降ってきた。
「あぁ、あの日もこんなみぞれが降ってきたっけ」
町内の菖蒲田浜あたりにさしかかった頃、
突然いろんなことを思い出し、頭がグルグル。

クルマを左側に寄せた。

あの娘の家はどの辺だったかな。


ここは向こう側の海が全く見えないほど立派な松林が続いていて…


ここに流れ着いて咲いていた桜はどこにいったんだろ。

前方が滲んで見えなくなり、
しばらくクルマを発進できなかった。

もうすぐ2年になろうとするのに、
まったく、
こんな日は、
いまだにキツいぜ。

打ち合せを済ませ、仙台に戻って仙石線に乗った。
塩釜の駅前で友人と音楽の話で終電まで酒盛り。
地震の話、津波の話は一切しなかった。
友人はありがたい。
少しは自分をこちらに戻せたかな。

さ、歌をつくらねば。

2013年2月3日日曜日

稽古場恒例豆まき(^^♪

2月3日。
節分ですね。
寒い寒いと思っていても、先ほど仙台市内のメインストリート「二番丁通り」の中央分離帯に植えられている「もくれん」がしっかりと蕾をつけていることを確認。
確実に春が近づいていることを感じました。
でも、どうやって植物たちは1年を感じているのだろう。
神秘です。

さて、稽古場ではレッスンの合間に恒例の豆まきです。
鬼に扮するのは例によってF主任。



今年の豆は、東京の劇場関係者から送って頂いた千葉県産の高級品。
年の数だけ、食べていいからね~
ということで、あっという間に食べ終わる子どもたちを横目に、オトナは高級品をそれなりにいっぱい食べるのでありました。

こどもたちの空気がいつもと違った刺激でほぐれた後は、またレッスン開始です。
小さなイベントですが、子どもにとってはず~っと覚えている一瞬かもしれませんね。

一方事務所では、稽古場で残ったお豆を、其々のスタッフへめがけて投げつける梶賀センセの姿が。
「鬼は~外~!」
突然の行動に、スタッフは
鬼が豆まいちゃダメっすよ~」と。

爆笑の節分。

よねざわ「伝国座」東京公演のチラシできました!なんとプレゼントが当たる特別公演!

よねざわ市民ミュージカル
「Faith」(フェイス)
~未来をつむぐ実験室~
東京公演のチラシができました!


 2013年3月24日(日)
14時開演(開場は1時間前)
会場:サンパール荒川大ホール


今度の公演はなんと
ご来場の皆様に抽選で
小野川温泉河鹿荘提供のペア宿泊券
そして
米沢牛お米(つや姫)などが当たります!

すごいですね~
今回、初めて地方のミュージカルを共催してくださる荒川区の皆さまの意気込みももさることながら、
よねざわ、太っ腹です(^^♪ 
個人的にもと~っても興味ある抽選ですが、関係者なので遠慮しなくては(汗)
まずは、公演成功に向けて、スタッフと共に準備に集中!

荒川区の皆さま、東京の皆さま、是非この機会に
米沢ミュージカル
そして、米沢の味をご堪能くださいませ。

また当日ロビーでは米沢の
Apple
Beaf
Carp
の物産展も開催!

Faith東京公演のお問合せは、
荒川区区民生活部文化交流推進課
03-3802-3111(内線2521)
または、
米沢市教育委員会文化課
0238-22-5111

2013年2月2日土曜日

ラッセンさん、再びありがとう。

クリスチャン・リース・ラッセンさん。
イルカと美しい海の絵で、有名なアーティストです。
彼が七ヶ浜にやってきてくれたのは昨年10月の事。
その様子はこちらのブログ記事でも紹介いたしました。
またNHKのBS1で放送されましたので、ご覧頂いた方もいらっしゃるかと思います。

さて、その時に一緒にいらっしゃった、東京のアールビバン株式会社の方から、ある冊子を送って頂きました。
同社友の会会員向けの雑誌という事で、一般には販売されていないということですが、数ページにわたって、ラッセンさんと七ヶ浜との交流の様子が特集されています。
大変美しい冊子です。



番組に出演した七ヶ浜の子どもたちの分も送って頂いたので、稽古場で配布しました。
子どもたちは大喜び。
こうして「みんなを忘れてないよ、ちゃんと見ているよ」って、メッセージをいろいろな形で頂くことができるということは、有り難く、「心の復興」への大きな意味を持っていると感じています。


2013年2月1日金曜日

支えられて

米沢の稽古場、今日は市民文化会館です。
聞くところによれば、昨日今日と、だいぶ冷え込んだようで、朝方の米沢は-12〜13度になっていたとか。
そんな冷え込みももろともせず、よねざわ市民ミュージカル「伝国座」のメンバーははつらつと稽古に臨んでいます。


一方、外の積雪は、すごい。
さすが米沢。


ところが、除雪は完璧です。
これも、さすが米沢

しっかりと除雪をして頂いているので、駐車スペースにも困りません。
忘れていけないのは、こうして、除雪をしてくださっている皆さんがいらっしゃるということ。
おそらく、僕らは顔も存じ上げない方々の努力のおかげで、こうして稽古の進行がスムーズにできるというわけです。

雪国では当たり前のことかもしれませんが、先日ラーメン屋さんの店先で、雪でクルマがスタックしたときも、店の方はもちろん、近所の方がすぐに飛んで来てくれて無事脱出!ということがありました。
「助け合い」 がごく自然に行われる現場に遭遇すると、じ〜んと感動します。

見知らぬ皆さんに「支えられて」僕たちは存在している、生きているのだと感じてしまうわけです。
ふだんは気づかない、もしくは、忘れているんでしょうね。

最近は、そんな「気づき」の連続です。