2012年10月31日水曜日

ふたり月

震災後につくった僕の歌に「ふたり月」という曲があります。
歌詞の中に「十六夜(いざよい)の月」という部分があるのですが、
詞を書いているときは、単純に十五夜の次のお月さん、という認識でした。

しかし、昨日友人との会話の中で
「今日は満月だよね、昨日が十五夜」
と、僕が話すと、
「えっ!十五夜は満月の時じゃないの?」
との答え。
「そうだよ、今日は満月だけど十六夜」
と答えたものの、
少々不安になりました。何となく十五夜=満月ではないという知識はあったけれど、
そーいえば、何で十五夜=満月じゃないんだろ、と、
帰宅後、ちょっとネット上を検索したら、
同じ疑問をお持ちの方がずいぶんといらっしゃるんですねぇ。
夜中にお月さんのことを調べるのに夢中になってしまいました。

いろいろなサイトを読んでみて、理由がわかったような、解らないような…
そんなこんなしているうちに、昨夜の月例会計監査のためか、数字を沢山観たせいか、
もともと数字に弱いせいか、睡魔が…。

眠くなるサイクルも宇宙の摂理の一部なのでしょうね。
逆らわずに眠りました。
睡魔にさえ神秘の宇宙を感じた昨夜。

ところで、さきの「ふたり月」という歌。
震災後、歌う気分になれず、半年を過ぎてようやく書いた曲。
何故、月をテーマにしたのか、今もわかりません。
しかし、3.11以降、以前にも増して空を見上げるようになったことは確かであります。
震災から1年を経た頃、作曲家の上田亨さんのコンサートにお呼びいただき、六本木の俳優座劇場にて上田氏のピアノ伴奏でこの歌をご披露したときも、頭に浮かんでいたのは、会えなくなった友人、生徒、知人、そして被災地で観た様々な月の表情でありました。
書いてから半年後にその理由がすこし解ったような瞬間でした。

月も星も、太陽も、そして、地球も
めぐりめぐってゆきます
夜空を見上げていると
僕らのいのちも
かたちを変えながら
宇宙をめぐっていくように思えます。


今年、5月7日の明け方に寝室から見えたスーパームーン。

2012年10月30日火曜日

おしょうしな

「天満天神梅酒大会」で日本一に選ばれた小嶋総本店の「東光 吟醸梅酒」。

先日、この貴重な梅酒を米沢のとある方から頂きました。


もったいなくて、まだ開封していませんが、
今日あたりから、寝酒にちびちび飲もうかな。


Mさん、
おしょうしなっし」※

※「おしょうしな」は米沢地方の方言で「ありがとう」の意味。
「おしょうしなっし」と言えば、どうもありがとうございますと、ちょっと丁寧なニュアンスになります。


2012年10月29日月曜日

【七ヶ浜ミュージカル】追加公演決定!チケット発売は11月4日午前9時から。

このブログでもチケットの売れ行きが好調とお知らせしておりました、七ヶ浜国際村パフォーマンスカンパニーによる「ゴーへ」公演。

おかげさまで、予定しておりました3公演のチケットが完売状態となり、追加公演を決定いたしました。

これは、急遽つくって頂いたチラシです。


今回の公演は、この夏、NaNa5931による名古屋(名古屋大学豊田講堂)、東京(日生劇場)公演はじめ、Groove7による横浜や鎌倉・七里ガ浜公演という一連の県外公演の凱旋公演という位置づけ。

追加公演は11月17日(土)14:30開演。
チケット(全席指定)の発売開始日時は11月4日午前9時
前回の発売日には、 朝6時から国際村窓口に並んでゲットした方もいらっしゃるとか。
まだ、チケット入手されていない方は、今回の追加公演、チャンスですよ~。

2012年10月28日日曜日

今日の稽古場

今日は「第30回全日本大学女子駅伝対校選手権」が仙台で開催されています。
SCSミュージカル研究所の稽古場前も、ちょうどそのコースに当たっています。


SCS主宰の梶賀センセはイベント大好きですから、見逃すはずはありません。
稽古場に居合わせた子どもたちも、当然、師匠に見習って(笑稽古場を飛び出しました

仙台の街なか、ビルの谷間に、子供たちの「がんばれ~~」の声が響き渡る日曜日の昼下がり。

写真はSCS事務所の窓から。
手前は旗を振って応援するプライマリーコース日曜クラスの子どもたち。
なぜか「白バイがんばれ~」パトカーがんばれ~」と警察車両にも応援する5歳児に、おまわりさんたちも笑顔で応えてくれてました。 
 

2012年10月27日土曜日

SCSプライマリーコースを覗いてみた。

土日の稽古場はにぎやかです。
今日はSCS「プライマリーコース」をちょっと覗いてみました。

プライマリーコースは、毎週土曜日と日曜日、どちらかのクラス、もしくは両方のクラスがプログラムされています。
プライマリーコース以上の研究生は、SCSが主催する舞台やその他のステージにキャスティングされるチャンスがあります。
また、SCSにオファーが来た映画やCMなどへの出演のチャンスも広がります。

今日は、梶賀センセから11月11日(日)15:00にSCSマスターコース編入のオーディションがありますよ。
というお話を聞きました。


マスターコースは、SCSミュージカル研究所の最上位クラス。規定のオーディションに合格しないと、マスターコース研究生にはなれません。オーディションは、毎年春と秋に、概ね年2回実施されています。5歳以上であれば、誰でも受験できるのですが、歌、踊り、演技、面接などがあり、ちょっとハードルは高いです。

マスターコース研究生は、稽古場使用権や、他のコースの無料受講権などを獲得できます。しかし同時に、質実剛健、文武両道…おっと、ちょっと言葉が硬すぎました。平たく言えば、学校とミュージカルの両立がさらに要求されます。
場合によっては、学校の成績が下がるとセンセから「もう稽古場に来なくてよいです」と三行半を言い渡される場合も。

でも、何事もチャレンジ精神は大切。
マスターコース研究生からは、この20年間で、プロの俳優、女優になった子もおりますが、何より、志望の高校や大学に一発合格する子が続々と出ています。
センセのお話を聞いて、すでに興味を持った子がちらほら。
チャレンジする子には、精一杯の応援しますよ。
がんばれ~~!

尚、マスターコース・オーディションの詳しいお問合せは
022-224-7051(SCSミュージカル研究所)まで。




宝塚歌劇団星組郡山公演

来月11月6日(火)に、宝塚歌劇団が福島県郡山市にやってきます。


月組の公演で、演目は

ミュージカル
「愛するには短すぎる」

ファンタスティック・ショー
「Heat on Beat!」

詳細はこちらのページ
今回の公演では、SCS卒業生の「蓮つかさ」さんも出演予定です。

みなさん、是非、応援してあげてください!


2012年10月25日木曜日

豪華ランチパーティー!

米沢から、高級米沢牛
一関の農園からパプリカ
親父が作ったしし唐
利府産のあまくて大きい「かおり」という梨…

これだけ頂き物がそろえば、 パーティーしかありません!


事務所のミーティングルームには、急遽鉄板が登場。
震災直後の事務所自炊作戦班長、F君の手腕を見込んだセンセが彼にに昨夜発注したものです。

さすがF君、段取り完璧。
インドアでアウトドア気分を味あわせていただきました。

本当は、米沢からいただいた高級梅酒もあったのですが、仕事中ですからもちろん我慢しました。
ただし、しばらくオフィスの換気が続いたことは言うまでもありません(笑)

いやぁ~、牛肉も野菜もおいしく、デザートの梨も甘くて大満足!
このあとのお仕事も大満足。

しかし、実は、昨夜も少々贅沢な夕食をいただいてしまい、またブログを見た親しい友人からは、深夜のラーメンは控えた方が…とのご指摘。

確かに。
せっかく落とした体重、
あんまり調子に乗りすぎると元の木阿弥だっちゃね。

2012年10月24日水曜日

忘れないで

突然、ある場所から20年前の春に書いた手書きの譜面が出てきました。
JUN_harvestのライブや、SCSミュージカルでも人気の曲「忘れないで」のメロ譜です。
この頃はまじめに、手書きで書いていたんですね。


ところで先月、ご縁があって新宿でとある学会のシンポジストを務めました。
その名も「自殺予防学会」。


何とも怖い感じの名称ですが、専門家でもない僕がなぜに学会でおはなしすることになったのか。
理由は簡単。東日本大震災後の、舞台芸術を通じた私たちの復興支援活動に着目されたある精神科のドクターのお招きによるものでした。

素人ながら支援活動のなかで感じたり、見つけたりしたことなどをお話させていただきました。
具体的には、このブログの「地震」」タグでお伝えしてきたようなことをまとめた内容です。

震災復興でも、自殺予防でも、僕たちに出来ることは、 限られた小さなことかもしれませんが、何年経っても、僕たちのメッセージは変わりません。
写真の譜面の最後の歌詞は…

生きていることの
その素晴らしさ
忘れないで

(SCSミュージカルMOTHERより、梶賀千鶴子作詞、ヒロセ純作曲)


2012年10月23日火曜日

〆のラーメン

一昨日仕事の〆に食べたラーメン。
青葉区川内にある「さわき」のスタミナラーメン。


30年ぶりくらいに食べました。
昔、向山にあったころ、バンド仲間と食べに行った記憶が。
ニンニクばっちり。ほうれん草を練りこんだという緑色の麺です。
帰りにアイスがもらえます。
客層はほぼ東北大学の学生、かな。

そして、昨夜は事務所近く、いろは横丁の「すけぞう」にて
ちょっと前までは隠れメニューだった特製のあさりラーメン。


スープが絶品です。
基本は日本酒のおいしい名店なのですが、遠方からのお客様などをお連れすると、「こんなうまいラーメンはじめて!」と絶賛されます。
マスターのすけぞうさんは、20年来のおともだち。

夜、〆のラーメン食べると太ることは、分かってるんですが…
さすがに、2日連続の夜ラーメン、反省。


2012年10月21日日曜日

何年ぶりかな、SCS芋煮会。

少し風は冷たいものの、晴れた秋の日曜日。
数年ぶりで、SCSミュージカル研究所の大芋煮会を開催しました。
今年の参加者は、約40名。


秋保でやることが多かったのですが、今日は仙台から山形方面、作並温泉手前にある「仙台ハイランド」です。
ここでは、すぐそばに遊園地もあるため、午前中は子どもたち、そこで思いっきり遊んだみたい。
みたい、というのは、午前中は仙台でキッズクラスのお稽古がありましたから、我々キッズクラス関係者は昼に稽古場を出て合流。

写真は右が宮城風の「トン汁風芋煮」、左が山形風の「すきやき風芋煮」


里芋を入れるのは共通。
しかし、それぞれ、豚肉で味噌味牛肉でしょうゆ味
甲乙つけがたいおいしさです。
みんな、何杯もおかわりして、大きな鍋2つ分はあっという間に空に。

仙台に戻る48号線は結構な渋滞。
行きの倍くらいの時間がかかりました。

山の木々が少し色づき始め、青い空に白い雲。
帰りの車中では遊び疲れた子どもたちが、
ぐったり、熟睡…
秋らしい休日が暮れてゆきます。