久々に(何年ぶりだろう、乗り降りの仕方、運賃の支払方がよくわからなくて少々うろたえましたが)市営バスに乗りました。
向かった先は、大崎八幡宮。
いわゆる「どんと祭」です。
正式には、松焚祭と呼ばれ、三百年の歴史を有す、全国でも最大級の正月送りの行事で、正月飾りや古神札等を焼納する正月送りの行事なんだそうな。
事務所や稽古場のお正月飾りを御神火で焚き上げていただきました。
大崎八幡宮のHPによれば、この火は正月の間に各家庭に訪れていた神々を送る「御神火」として、あたると心身が清められ、一年間無病息災・家内安全の加護を得るという言い伝えがあるんだそうです。
さらに同HPによれば「また、この「御神火」を目指して参拝する「裸参り」があります。これは厳寒時に仕込みに入る酒杜氏が醸造安全・吟醸祈願のために参拝したのが始まりとさ れ、江戸時代中期には既に定着していたと言われております。現在においても、白鉢巻き・白さらしを巻き、口には私語を慎む為に「含み紙」と呼ばれる紙をく わえ、右手には鐘・左手に提灯を持ち、市内各所より数千人が参拝するさまは、杜の都・仙台の冬の風物詩として全国に知られております。
尚、平成17年度には仙台市の無形民俗文化財にも指定されました。」
とありあます。
僕も、学生時代は寮の連中と、30代前半の頃には友人たちとこの「裸参り」をやってました。
寒いのを通り越して、確かに厳粛な気分にはなれるのですが、とにかく身体の芯まで冷える感覚はやった人にしかわからないでしょう。
何せ、ある年の裸参りでは、雪の降りしきる中、冷え切った裸の肩に雪が積もりだしたのを覚えています。
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