仙台の老舗劇団、IQ150が主催したお盆の会におじゃましました。
会場のIQ150稽古場には、以前「浮人形」という同劇団の芝居で用いられたセットが復元され、特に今回の震災で亡くなられた方々に対して劇団ならではの思いが施されておりました。
16日には劇団メンバーがお焚き上げのうえ供養してくださるというので、僕は短冊にあかねちゃんの名前を書いてきました。
お盆の会といっても、まぁ、飲み会のようなものです、友人たちとJUN_harvestの元ドラマー、故一ノ瀬健治君の思い出話をしたり、地震の体験を語り合ったり、ミニライブ演奏などで楽しみました。
料理の殆どは、恒例のIQ150主宰丹野久美子氏の手作り。IQの宴会名物です。
家族的なほのぼのとした雰囲気の中、僕も何曲か歌いました。丹野氏のミニライブもあり、久しぶりに丹野さんの歌声を聴きました。バックを務めるのはサイトウミノル&只野展也。
丹野さん、歌はもともとかなりの実力をお持ちです。さらに昨夜のお声は実に若々しく20代の女の子の声のように聞こえました。しかし歌う姿はご覧のように、みんなのために天ぷらを揚げていたまんまの格好で一升瓶を抱えて…そんな彼女のつかみ所のないような、それでいてやさしく、突き抜けた感性は、この劇団の大切な原動力なのでしょう。大好きな劇団ですから、ずっと応援していこうと思います。
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