2016年8月1日月曜日

日生劇場にて

今回はとんぼがえりでしたが、久々にお江戸に行きました。
毎年、夏になると、 「日生劇場ファミリーフェスティヴァル」と銘打たれたクラシックコンサートやバレエ、ミュージカルなどが、日生劇場で繰り広げられます。
子どもたちが、本格的な劇場で様々な作品に触れることができる絶好の機会。子供たちのみならず不肖ヒロセ純も毎年楽しみにしている企画です。

さて、一昨日はそんなファミリーフェスティヴァルのなかのミュージカル人形劇『ぼくは王さま』を拝見してきました。
劇場に入ると、もうこんなふうに、作品に関わるロビーでのショーも行われていて、子どもたちがワクワクしている様子がうかがえます。



実は、この作品の音楽を担当されているのが、作曲家の上田亨(うえだ・とおる)さん。SCSの作品でも大変お世話になっておる先生です。来年春に米沢市(山形県)で上演するミュージカル『梵天丸』 の音楽もお願いしています。上田さんは平泉ミュージカル『夕焼けの向こうに』(岩手県)、ミュージカル『常長の祈り』(宮城県)と、SCS主宰、梶賀千鶴子(かじか。ちづこ)とのコンビによって、東北での大型創作ミュージカルを次々と成功に導いて頂いています。
思い起こせば、上田さんと梶賀さんの出会いも、この日生劇場40周年記念公演(2003年『みどりのゆび』)での新作ミュージカル公演でした。

さらに遡れば、かつて「ニッセイ名作劇場」と銘打って、日本生命様の提供により、ここから生まれたファミリーミュージカルは、今も劇団四季さんによって、全国で上演され続けられています。
まさに、この劇場は、50年以上にわたって、子どもたちの想像力を掻き立てる作品を提供し続け、日本のオリジナルミュージカル誕生のメッカと言ってもよいでしょう。

尚、日生劇場ファミリーフェスティヴァルについては、下記のURLをご覧ください。
http://famifes.nissaytheatre.or.jp/

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