2015年11月7日土曜日

蕎麦を啜りて

過日、とある蕎麦屋にて。
蕎麦を啜りつつ、ふとその店の庭先に目を移せば、秋の日の木漏れ日の美しくちらちらと植木の葉を揺らしていた。
一瞬遠い日の祖父の姿を見たような、何故だか少しの懐かしき安心を得た。
味覚は、その場の環境や色、香り、そして先入観などで大きく印象が変わることは、ここまで生きて体得済みである。
私にはどれだけの時間が残されているのか。
然り気無い日常の幸福に敏感でありたいと切に願う。

2015年11月6日金曜日

Chizukoセンセ 執筆中!

梶賀千鶴子センセを私たちスタッフがSNSで紹介するような場面で、今までに決して撮らなかった場面が是です。

「執筆中」の写真。


何やら分厚い本を広げていますね。これは台本執筆のネタ、そのピースとなったものについて、史実の裏付けをとっているところです。

この梶賀センセの日常、稽古場では何時間も振付をし、オフィスでは場合によって徹夜で台本(ホン)を仕上げます。その体力たるや一体彼女は、何歳なのだろう、というのが巷のウワサです。

ある取材記者がその日常の様子に関して、
「先生はまるで魔女のようですね」
と言ったところ、
「いいえ、魔女はもう卒業して、今は妖怪に興味があります」
と回答していました。
なるほど「魔法を捨てたマジョリン」を書いた頃は、もう遠い昔のことという訳ですね。

実はここ、事務所の「応接スペース」なの(もちろん、センセには事務所内に自分の机もございます。しかし資料本などが山積)ですが、現在センセに占拠されてしまっています。
現在、事務所にお見えになるお客さまには別室の事務机で対応させて頂いておりまして、お茶をお出しするのも事務机という失礼の段、なにとぞお赦しください。

何しろセンセは30年以上前に、劇団四季によるミュージカル「キャッツ」日本初演時の演出補の経験を持ち、当時の役者たちに猫の立ち居振る舞いを説いたという猫族の一人であります。したがって、気が付けば我々が使いたいなと思う場所や部屋の中のあったかい場所を占拠しているという習性がございます。猫は部屋の中を次々と居心地の良い場所を見つけ移動する習性がございます。
さすがに広げた新聞に飛び乗ることはありませんが、事務所の新聞を読もうとすると、既に切り抜かれていることはしばしばございます。稽古場では言葉の猫パンチが飛び交い、外に出れば、またたびの代わりに、お酒を召されます。

研究生や新人のスタッフにとっては、その習性には、びっくりすることもあろうかと存じますが、私の人生の半分にあたる27年の付き合いの中で、いつしかセンセの行動予測が若干可能となり、あまりびっくりしなくなりました。ある意味、修行の成果です。

一方のセンセも、不肖ヒロセ純の習性にはすっかり慣れてしまい、たいていのことではびっくりしなくなっているようでございます(笑)


2015年11月5日木曜日

ああ、こんな時間に

いけない、いけないと思いつつも、
東龍ラーメン@多賀城
七ヶ浜から仙台への帰り道。

夕食の時間がとれて無かったからねぇという自分への言い訳を唱えながら、ほんとうは時々無性に食べたくなるラーメンのひとつであります❗

2015年11月4日水曜日

秋の日は釣瓶落とし

数日前のブログに朝方の影法師の写真を載せたら「足が長い」と好評でしたので(笑)調子に乗って、あしながおじさん夕方バージョン!


さすがに昨日あたりからは雪国生まれのワタクシも、コートを羽織って外出しています。
仙台市内もどんどん秋が深まっていきますね。

「秋の日は釣瓶落とし」
この季節は母がいつもそう言っていたことを思い出します。
子ども心に、その語感が、日が暮れてしまうと自分も釣瓶のように井戸の底に落ちてしまうのではと、少々おっかなくて、早めに帰宅していました。懐かしき思い出。


2015年11月3日火曜日

海が見える

泳ぎはからきしダメなくせに、海を見るのが好きである。
今日は、今月公演予定の七ヶ浜ミュージカル「ゴスタン」のお稽古指導で、七ヶ浜町にある国際村にお邪魔していた。

毎週この町に通って子どもたちと共にミュージカルづくりを始めてもう14年になる。
その拠点となっている七ヶ浜国際村の敷地内。
以前は、この場所からは海が見えなかった。しかし、ご覧のように今はここから海が見える。


かつて視界を遮っていた山は、震災後削られて、その代わりに高台移転の新しい家々が見えている。
新しい土地で、人々の新しい生活が始まっているのだ。

一方、いつも海が見えていた海岸近くは高い堤防が建設されて、直接海を見ることが出来なくなってしまった。海に近づく程海が見えてくるってのが、これまでの私の自然な感覚だったから、何だか少し戸惑っている自分がいる。


しかし今日の海は、国際村の建物と海がうまく調和して、秋の陽の美しい表情を見せてくれていた。


2015年11月2日月曜日

回鍋肉定食

回鍋肉定食、ほいこーろー定食、トゥワイス・クックド・ポーク…

会社の健康診断の結果が出て、昨年の「メタボ予備軍」から「メタボ正規軍」に昇格してしまっていた。昨年春に煙草を止めてからの体重増が止まらない。食べた分だけ太る感じ。

しかし、うまいものはうまい。
学生の頃から大好物のランチがこれだ。幸運にも昨日もありつけた。


事務所近くのビルの地下にある中華料理屋さん「天山」での回鍋肉定食。
昼時は行列が出来るこのお店のそれは、とにかく絶品なのである。
以前このブログで紹介したような気がするけれど、また載せたくなってしまった。

…さて、
このカロリー分の消費は、どこでなにをしましょか(^^♪

2015年11月1日日曜日

黒塚

喜多流能楽師の粟谷明生(あわやあきお)先生、能楽師の野村萬斎さんらの出演する第1回「仙台萩能」を堪能させて頂きました。


粟谷先生には、昨年、SCSミュージカル研究所のお稽古場にお招きして、子どもたちを含めて能楽体験講座を開催したご縁もあり(詳しくは下記のブログ記事をごらんください)

昨年12月2日のブログ記事

今回は、学生席などで研究生たちもこぞって拝見させて頂きました。

一方、野村萬斎さんの舞台は昨年も拝見していて(これも下記アドレスご参照頂ければ幸いです)、今ブログを読み返すと、その当時からずっと「萩能」を楽しみにしてしていたことがわかります。

昨年12月12日のブログ記事

さて、昨日の番組は「黒塚」と「清水」。
二つとも「鬼」が出てくるお話でした。奇しくもSCSはこの夏の今年25周年記念公演にて「カミナリム」という、東北の鬼を題材とした新作ミュージカルを発表しましたから、そこに重ねての不思議なご縁を感じているところです。

1部でのトークショーは、大変面白く、かつためになる内容でした。思わずたくさんメモをとってしまいました。その中で、萬斎さんがおっしゃっていた鬼に対するコメントの中で「顔は厳めしいがじつのところなかなか人間味がある」というお話が印象的でした。

日本の伝統的な芸能に触れることはすがすがしい気持ちになると同時に、我々日本人が舞台に接するときに忘れてはいけないものを改めて思い起こさせて頂く良い機会になっています。

写真は幕間におふるまいいただいたお菓子とお茶。喜久福!!大好物!(笑)


実行委員会の皆さまのご活躍に敬意を表すとともに、第2回の萩能のが実現されることを楽しみにしております。

2015年10月31日土曜日

カレー

私には一人だけ「甥」が居る。その彼が20歳を過ぎ、お酒も飲めるようになったというので、仙台でははじめて一緒に食事をしてみた。


友達も誘っていいよと言ったら、明朗闊達な好青年と一緒に来てくれた。
呑みっぷりも食べっぷりも若者らしく、私にも急に息子が出来たような気分になって、楽しい時間を過ごした。

一緒に食べたカレーがすごくうまかった。

日ごろこの年代の青年たちと接する機会も多いが、舞台やミュージカルと関係のない青年たちとの話も、なかなかに面白く、教えられることも多かった。



2015年10月29日木曜日

ごちゃごちゃすり抜けて

昨夜、友人との会食会場へと急ぐ途中の藤崎デパート前あたり。 仙台市の地下鉄東西線の開業まであとひと月余りとなった青葉通りでのこと。
その工事のために歩きにくい舗道を気にしながら「それにしてももう何年もこんな状態、早く元の爽やかな印象の青葉通りになってほしいものだ」などとちょっぴり機嫌を損ねていたところ…

なんと美しいお月さんと出会った。


「Woo!きれいなお月さん、こんばんは。こんな通りの景色でも、君の顔が見えるだけでなごむよ。 ありがとう」

私は少し機嫌が良くなった。

ごちゃごちゃした通りをすりぬけて、
しばらく歩いてたどり着いた馴染みのお店。
友人との情報交換も兼ねた会食は、
有意義で楽しいものとなったのはいうまでもない。

2015年10月28日水曜日

足もとを見る

「足元を見られる」とか「足元をすくわれる」というと、マイナスイメージな言葉でありますね。一方、ビジネスの世界では「景気は足元堅調」なんて表現も…。

てなことを考えながらの出社途中、
自分の足元を何気なしに見てみました。

ほう!
朝の光を背に受けて、自分の影が地面にくっきり。


これを見れば、不肖ヒロセ純、
結構足が長いじゃあ~りませんか(笑)
理想の体型

そんな夢想を抱きつつ、爽やかな秋空のもと、


現実の足元確かめながら、一歩一歩進んで行こうと思うのでありました。