2015年11月1日日曜日

黒塚

喜多流能楽師の粟谷明生(あわやあきお)先生、能楽師の野村萬斎さんらの出演する第1回「仙台萩能」を堪能させて頂きました。


粟谷先生には、昨年、SCSミュージカル研究所のお稽古場にお招きして、子どもたちを含めて能楽体験講座を開催したご縁もあり(詳しくは下記のブログ記事をごらんください)

昨年12月2日のブログ記事

今回は、学生席などで研究生たちもこぞって拝見させて頂きました。

一方、野村萬斎さんの舞台は昨年も拝見していて(これも下記アドレスご参照頂ければ幸いです)、今ブログを読み返すと、その当時からずっと「萩能」を楽しみにしてしていたことがわかります。

昨年12月12日のブログ記事

さて、昨日の番組は「黒塚」と「清水」。
二つとも「鬼」が出てくるお話でした。奇しくもSCSはこの夏の今年25周年記念公演にて「カミナリム」という、東北の鬼を題材とした新作ミュージカルを発表しましたから、そこに重ねての不思議なご縁を感じているところです。

1部でのトークショーは、大変面白く、かつためになる内容でした。思わずたくさんメモをとってしまいました。その中で、萬斎さんがおっしゃっていた鬼に対するコメントの中で「顔は厳めしいがじつのところなかなか人間味がある」というお話が印象的でした。

日本の伝統的な芸能に触れることはすがすがしい気持ちになると同時に、我々日本人が舞台に接するときに忘れてはいけないものを改めて思い起こさせて頂く良い機会になっています。

写真は幕間におふるまいいただいたお菓子とお茶。喜久福!!大好物!(笑)


実行委員会の皆さまのご活躍に敬意を表すとともに、第2回の萩能のが実現されることを楽しみにしております。

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