2015年11月6日金曜日

Chizukoセンセ 執筆中!

梶賀千鶴子センセを私たちスタッフがSNSで紹介するような場面で、今までに決して撮らなかった場面が是です。

「執筆中」の写真。


何やら分厚い本を広げていますね。これは台本執筆のネタ、そのピースとなったものについて、史実の裏付けをとっているところです。

この梶賀センセの日常、稽古場では何時間も振付をし、オフィスでは場合によって徹夜で台本(ホン)を仕上げます。その体力たるや一体彼女は、何歳なのだろう、というのが巷のウワサです。

ある取材記者がその日常の様子に関して、
「先生はまるで魔女のようですね」
と言ったところ、
「いいえ、魔女はもう卒業して、今は妖怪に興味があります」
と回答していました。
なるほど「魔法を捨てたマジョリン」を書いた頃は、もう遠い昔のことという訳ですね。

実はここ、事務所の「応接スペース」なの(もちろん、センセには事務所内に自分の机もございます。しかし資料本などが山積)ですが、現在センセに占拠されてしまっています。
現在、事務所にお見えになるお客さまには別室の事務机で対応させて頂いておりまして、お茶をお出しするのも事務机という失礼の段、なにとぞお赦しください。

何しろセンセは30年以上前に、劇団四季によるミュージカル「キャッツ」日本初演時の演出補の経験を持ち、当時の役者たちに猫の立ち居振る舞いを説いたという猫族の一人であります。したがって、気が付けば我々が使いたいなと思う場所や部屋の中のあったかい場所を占拠しているという習性がございます。猫は部屋の中を次々と居心地の良い場所を見つけ移動する習性がございます。
さすがに広げた新聞に飛び乗ることはありませんが、事務所の新聞を読もうとすると、既に切り抜かれていることはしばしばございます。稽古場では言葉の猫パンチが飛び交い、外に出れば、またたびの代わりに、お酒を召されます。

研究生や新人のスタッフにとっては、その習性には、びっくりすることもあろうかと存じますが、私の人生の半分にあたる27年の付き合いの中で、いつしかセンセの行動予測が若干可能となり、あまりびっくりしなくなりました。ある意味、修行の成果です。

一方のセンセも、不肖ヒロセ純の習性にはすっかり慣れてしまい、たいていのことではびっくりしなくなっているようでございます(笑)


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