2012年4月11日水曜日

支援活動の仲間と

宮城県にある歌津町が志津川町と合併されて南三陸町となるまでの11年間、我々SCSミュージカル研究所スタッフは小学生ミュージカルの指導で歌津に通っていました。
震災後、たくさんの知り合いや仲間がいる歌津には、当然、物資の搬入や炊き出し、ミュージカルの出前など、様々な形で支援活動を行ってきました。

今年に入ってからは、やはり歌津への支援活動を行なっている「歌津応援倶楽部」からの依頼で、折り鶴つくり一部を、仙台のSCSメンバーがお手伝いし、出来上がったものを歌津に送りました。
今日、そのお礼状と、綺麗に飾られた折り鶴たちの写真が送られてきました。
歌津応援倶楽部のみなさん、ありがとうございます。


僕たちも大好きな歌津が一日も早く復興を遂げられることを願っています。

また、今週はじめには、友人の提案で、震災後南三陸町や七ヶ浜町などに一緒に支援活動した某保険会社のメンバーなど8名と、仙台市内の居酒屋で会食。約1年ぶりに再会し、それぞれの1年について語り合いました。

ある方は、月に2回、休みを利用して昨年12月までボランティア活動を続けていたとか。
また、ある方の阪神大震災の時の経験と今回の経験の比較なども興味深いものがありました。
それぞれが、現在も引き続き、出来る範囲での復興支援を行っていることがよくわかりました。
大きな会社ということもありますが、組織としては、これまでに延べ1,000名以上のボランティアを被災地に派遣したということで、びっくり。
頭が下がります。

話題になったのは「組織力」と「人間力」、そして「これからの支援のあり方、その難しさ」などでした。
被災地のパチンコ店が大繁盛している現実もあります。

久しぶりの集まりで、とても楽しい雰囲気の会合でした。

刺身がおいしかった(^^)


しかし、情報交換のなかでは、いろいろと考えさせられることもあり、
短い時間でしたが、今後、自分が何をやっていけるのかということを考える上でも、大変有意義な会食になりました。

私たちも含めて、復興、そして発展へ向けて日々の積み重ねの重要さをつくづく感じるこの頃です。

0 件のコメント: