2013年1月12日土曜日

米沢ミュージカル伝国座稽古始め。

昨夜は、仙台から米沢(山形県)に移動。
よねざわ市民ミュージカル「伝国座」の稽古始めです。

まずは米沢市教育委員会の村野課長から年頭のご挨拶と、3月東京公演に向けての激励を頂戴して、グループごとに梶賀先生から「技術チェック」を受けます。


年末年始にストレッチなどをサボった方は、ここでしっかりと現れてしまいます(笑)。逆に、しっかり体を調整していた人にはお褒めの声も入りました。

さて、昨日、我々指導スタッフは、いつものように暮れなずむ天体ショーを眺めながら雪の全く無い仙台から米沢へ向かいました。こんな感じ。高速道路は、一般道より高い位置にあるので、夕焼けの日は、その美しいオレンジ色の変化に官能的なものを覚えます。


しかし、栗子峠(福島と山形の県境)辺りからは、道路事情が一変。
米沢に到着する頃には、市内の様子はこんな感じ。


稽古場となっている伝国の杜に到着すると、駐車場もこんな感じです。もちろん、しっかりと除雪が行き届いております。


一方で、稽古場となっているホール内は、外の気候とは対照的に、伝国座メンバーの真剣なまなざしと熱気で溢れています。どんなに雪が降ってもほとんどお休みする人はおりません。
みんなの当面の目標である東京公演は、1100席の大ホールです。
出演者もスタッフも気合が入っております。


我々は久しぶりに会った伝国座のメンバー一人ひとりの顔を眺め、その熱い想いを感じながら21字までのプログラムを終え、稽古場を後にしました。

帰路。
おや?
米沢市内の万世町あたり、国道13号線の信号待ちをしているときに、ふとクルマの外気温計に目を移すと、なんと町なかなのに気温がマイナス9.5度!になっているではありませんか!


確かに僕が米沢に住んでいた小さい頃には、朝方の気温が氷点下15度以下になった記憶が何度かあります。昨年の2月1日には米沢で氷点下17度を記録していますから、まぁ、このあたりでは不思議でも何でもない気温なのでしょうが、帰りの栗子峠のほうが暖かい(マイナス6度)のにはびっくり。
30年以上仙台の気候に慣れてしまったカラダには、この冷え込み、驚きと同時に新鮮ではあります。仙台に戻り、マイナス2度の表示を見たときには暖かいと思ってしまいました。
ヒロセ純が米沢に住んでいた小学生から高校生までこの時期に裸足に稽古着のみで剣道の寒稽古をやっていた自分が信じられません。きっと別人です。

そんな寒さに対しすっかり弱体化した僕にとって、昨日バリバリ冷えた空気の中、平気な顔で稽古場に集まってくるメンバーに、あらためて米沢人のすごさを見たような気がいたします。雪や寒さに対して実に「自然体」なんですよね。

みんな、今年も最高の舞台が創れるようにがんばりましょうぞ! 冷えた土の下では、確実に春の準備が始まっています。きっと厳しい稽古(この冷え込み)を耐えれば、必ず春(素敵な舞台)が待っています。
(って、これは軟弱な自分に言い聞かせているような気もします)

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