2013年3月2日土曜日

バスマリンバがやってきた!

先週、七ヶ浜で活動するパーカッショングループ「Groove7」(グルーブセブン)のメンバーに、とっても嬉しいプレゼントが届きました。

「バスマリンバ」


いくつか種類のあるマリンバという打楽器のなかでも、主に低音を担当する楽器です。

七ヶ浜に住む子どもたちで構成されているGroove7は、震災後、もちろん自分たちも被災者でしたが、避難所となった国際村で、避難者のケアをするボランティア活動に励みました。
また、自分たちの演奏で避難者の皆さんを励ましたいと、数々の演奏活動も行ってきています。

そんななかで、ひとつの悩みは「自分たちのマリンバを持っていない」ということでした。
練習も本番も、講師の先生のご好意でマリンバを提供して頂いていました。

そこについに、マリンバを支援してくださる企業が現れたというわけです。
Groove7の主任指導員の星律子先生が、昨年の夏に、プルデンシャル生命保険株式会社という会社を訪れ、Groove7の実情をお話しする機会がありました。
その時の話が発端となり、プルデンシャル生命様から、支援のお申し出をいただくことになりました。同社の皆さんは、震災後、七ヶ浜町だけでも、のべ500人の社員の皆さんが、ボランティア活動で訪れてくださっています。


そして、今回のご支援。Groove7のメンバーは、それはそれは飛び上がって喜びました。
先日私がこのニュースを伝えたときには、涙目になって嬉しがるメンバーも。
一生懸命避難所などでの演奏に取り組んできたことを高く評価していただいてのご支援です。
プルデンシャル生命様のご支援に加えて、マリンバの専門メーカー、KOROGI社様も、特別の価格でこのバスマリンバを製作してくださいました。

Groove7の監督者の一人として、こんなに嬉しいことはありません。
この楽器を使って、七ヶ浜のこどもたちは、益々有意義な活動に邁進することでしょう。
そのパワーは、きっと大人たちにも伝わって、復興の後押しとなるに違いありません。

お礼に、メンバーが贈呈式においでいただいたプルデンシャル生命保険の方々に、新しいマリンバを使っての演奏をプレゼントいたしました。
(写真、左から2番目がバスマリンバ)



「はじめて手にする自分たちのマリンバ」
彼らにとっては最高のご支援です。
プルデンシャル生命保険の皆様、KOROGI社の皆様、ほんとうにありがとうございました。

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