2014年9月11日木曜日

3.11 三年半

9.11からは13年も経つのか。
友人からのメールで気づかされた。まだ青葉区土樋(つちとい)に事務所があった頃。事務所猫も一緒にニューヨークから配信されるTVの画面にかじりついていたっけ。
当時は、町なかにいて突然「命の危険」 が訪れることなど、想像すらできていなかった。

そして、わが身に起こった2011年3.11の出来事。

あの日から3年半の今日…
七ヶ浜のお稽古場を1時間早く切り上げた。
夕方仙台にも「大雨洪水警報」が発令されたからだ。
七ヶ浜国際村スタッフと私たち指導員の判断で、
集まった子どもたちを早く家に帰すことにした。

折からの激しい雷雨は、稽古が始まって間もなく、すっかり上がっていて、子どもたちを早退させる判断はいわゆる「空振り」だったかもしれないけれど、それはそれでよかった。

3年半前のことは、だんだん僕たちの記憶から薄れていく。
けれども危険があると分かったときの「早め早めの判断と行動」
これだけは、被災地で3年半を過ごした我々の頭から決して離れることはない。

「警報」に関しては敏感である。
敏感であることに越したことはない。


2014年9月10日水曜日

お取り寄せ

初めての経験でありましたが、本を海外からお取り寄せしてみました。
このブログ9/7の記事の続編みたいな感じですけれど、Unbeaten Tracks in Japan というペーパーバックスです。この本はいろんなエディションが存在しているようですが、まずは手に入りやすいものから。ということで、アマゾンを通じてロンドンの本屋さんに注文。現地で発送したよという連絡から9日目の昨日手元に届きました。


もうパブリック・ドメインと化している書物なので、インターネットで検索すれば、無料で英語版は読めるんですね。しかし本として手元にあるということは、何だか全然感覚が違います。単に「所有する」ということだけではなく何か愛着のようなもうが湧いてきますね。

ちょうど3時になったので、頂きものの文明堂のカステラでコーヒーブレイク。


事務所の最年少スタッフTさんが「人数分、ちょうど5等分しました~」と言って持ってきてくれました。「ほほう、きれいに切れましたね」と応えると、隣のK君に「それ、はじめからカットされて箱に入ってました」とすかさず突っ込みを入れらていました。まあ、初めからネタはばれていたわけですが、些細なことでも笑い声が絶えない事務所です。

外からは秋っぽい日差しが入り込む、ほのぼの時間。
9月の十六夜月を待つオフィスにて。

2014年9月9日火曜日

飽食じゃなくて豊食

私の拙いブログでも熱心に読んで頂いている読者のお一人から「一体ヒロセ純は最近何を喰っているのだ?ブログに食べ物あまり出てこないぞ」というご質問(ご指摘)を頂きました(笑)

確かに、最近食べ物ネタが減っていましたね。
でも、ご安心ください(?)。お陰様で相変わらず豊かな食を楽しませて頂いております。
飽食などとんでもない。出されたものはペロっと平らげ、着実にぷよっとなりつつあるわが身でございます。

先週は兄貴の家におよばれして「天ぷら」パーティ。
何でも、英国に行く前から頭の中でず~っと準備していたメニューが、天ぷらだそうなのです。
兄貴が誰であるか、このブログをご覧の皆さまにはお察し頂けることでしょう。


題して「♪浴衣の教授が天ぷら三昧」←(旅の宿のメロで)

人生初挑戦とのことでしたが、ご覧ください。
見事なエビ天!
子どもたちは箸をもったまま、キッチンカウンターに並んでいました。
つくりたて、揚げたてはたまりませんね。


自家製フィッシュアンドチップスにも挑戦!


素晴らしい味でした。兄貴はCod(鱈)の大きさに不満があったようですが、それ以外は英国のそれを凌駕しています。
チップス(じゃがいも)は、かなり野性的に皮がむいてあります。
ホクホクあつあつで、塩味が実にいい塩梅です。


ところで、このCod, 何でも、いつもの魚屋では、大きな鱈は手に入らなかったそうな。しかし「イギリスのあれね、手に入ったら電話すっから」と店のご主人に言われたそうです。兄貴は「(いつも刺身ばかり頼んでいる)魚屋がイギリスのフィッシュアンドチップスの鱈の大きさを認識していた!」と半ば興奮気味に話しながら天ぷらを揚げておりました。
このほか、先週の印象的な食べ物に「回鍋肉定食」があります。が、これは、以前書いたような気もするので割愛。

週が明けた昨夜は、SCSの梶賀主宰、藤田主任、そして私の3名が、そのキャラクターに関するコンセプトメイキングやネーミング、指導プログラムなどで協力を続けてきた「岩手まることおもてなし隊」のデビュー前最後のレッスン日でした。

一区切りということで、打ち上げも兼ねてお邪魔したのが盛岡の名店「ぴょんぴょん舎」。


お肉はもちろんですが、ここのホルモンも絶品なのです。ライスとの相性が抜群です。


名物の「盛岡冷麺」、しっかりフルで頂きました。


そんなこんなで、相変わらずの生活ですが、目下の目標として「粗食をいかに楽しむか」ということも考えております。しかし、一方で、せっかく頂いた人生、ショクといえば、食も職も色も楽しませずして、何をか楽しまんや、という考えも根強くあるわけでありまして…。あ、これはあくまで私の個人的考えですが。

そのようのなことを日々たらたら考えるのみで、進歩も発展もないようなわが人生ではございますが、こんなブログでも熱心にご覧くださっている読者の皆様に感謝、感謝でございます。気が向いたら、また、ショクの話でも書きましょうぞ。

ぁ、楽しみににしていてね、K支店長!(^_^)

2014年9月8日月曜日

野外劇場〜ウエスト・エンドの断片(2)

7月の最終日、2人のパパと4人の娘たち、そして日本からいらした1組のお客さまが合流した8名のチームは、2台の車に分乗して滞在先のCastleを出発した。

目指したのはイギリスの西の果て、文字通りランズ・エンドと呼ばれる場所。
そこにあるのが「ミナック・シアター」。
劇場のホームページはこちら
一人のイギリス人女性がコツコツと石を運んで作り上げたという伝説の劇場であると同時に、いつも満席で当日券を入手するのはなかなか難しいという人気劇場だ。

その日は雨の予報に反して開演の頃にはピーカンになった。
この劇場へたどり着くまでの道は、日本では考えられないぐらいの細道。対向車が来ると何度もバックを余儀無くされた。そんな辺鄙な環境の岬の先端に、一体何処から集まって来たのだろうという大勢の客で客席はあっという間に埋め尽くされた。


皆の熱中症を気にしながら観劇したのは「プロデューサー」というブロードウェイミュージカル。


何がビックリしたって、袖も幕も照明も無い、石造りの野外劇場で「ミュージカル」をやってのけるという現実だ。



さらにビックリしたのは、圧倒的な役者の力量!一流の役者という印象は勿論、全員「歌って踊れるのが当然」ということを、全ての年齢層の役者達によって「当然のごとく」断続的に提示されてゆく。無いはずの照明効果や、舞台装置までも見えてくる。
そして、観客席はといえば「芝居を楽しもう」という自然な空気で溢れているた。それは、直射日光でギンギンにヒートアップした客席の私に、英国演劇の歴史の深さと分厚い観客層を実感させていた。


2014年9月7日日曜日

読破なるか。

注文してあった本がアマゾンから届いた。

全集のような本を買うことはめったにないことなのだが、思い切ってポチった。


明治の頃、英国の夫人が私の故郷、置賜盆地(山形県南部、米沢盆地とも)「東洋のアルカディア(理想郷)」と称賛してくださったことは知識としては知っていたけれど、文字通り「聞いたことがある」程度であった。本を買うとか、調べるというようなモチベーションは無かった。

しかし…、

1、この夏の英国旅行で感じたイギリスの風土、空気感の反芻。
2、新幹線のなかで見た雑誌「トランヴェール」でこの本の原作者イザベラ・バート(Isabella Lucy Bird)が取り上げられていたこと。
3、東洋のアルカディアという表現は、英国人の彼女と東北の土地に何かしらの共通性や郷愁を感じた故のことではないかという興味。

などが購入意欲を掻き立てたのかもしれない。

それと、もうひとつ。
身内のことを書くのはこそばゆいが…明治生まれの祖父(吉村啓作:興譲国民学校校長、興譲小学校校長、米沢市の初代教育長などを務めた、いわゆる先生ですね)が、地理学が専門だったこともあって、幼い記憶ながら遠い国の話や、地球上の土地はどんなふうにして出来たのかなどという話を思い出していたからだ。
祖父の家とは地続きの家に住んでいた私は、出来の悪い分だけ可愛がられた。私が高校生の時、祖父が亡くなったときの悲しみは筆舌に尽くせない。

恐らく私は、そんな祖父が生まれた明治の頃の置賜を「アルカディア」と呼んだ英国夫人とその頃の風土が記されている「日本奥地紀行」に、半ば自分のルーツを探るような思いで、惹かれていったというわけであろう。

正確に言えば、祖父は明治37年(1904年、イザベラが亡くなった年)鮎貝村(現白鷹町)の生まれであるから、この本の著者のイザベラ・バードは、祖父が生まれる25、6年前に米沢近郊を訪れていることになる。

とするならば、この本に出てくる「子ども」は、私の曽祖父の姿かもしれない。

さて、読破成るか、気長に読んでいこう。
時空を超えて、旅に出るようなワクワク感だ。

2014年9月6日土曜日

カッパダ川ダンス部員

最後の夏の気配でしょうか。
クルマの外気温計は30.5℃を指していた仙台市青葉区愛子(あやし)地区。


この地区にあるコミュニティ施設、広瀬市民センターに行ってきました。
以前にもこのブログで触れた「カッパダ川」の楽曲。
今日はそのカッパダ川「ダンス部」の部員オーディション。


市民センターの旗振りによって、この地区で生まれた曲を、合唱バージョンのみならず、ダンスバージョンもつくろうという企画です。私はこの企画の当初から関わらせて頂き、足掛け3年になります。
今回は、JUN_harvestの只野展也がダンス曲にアレンジ。SCSの梶賀千鶴子とメンバーが親しみやすい振付を行いました。

オーディション合格者は早速10月に行われる市民センター主催のイベントでお披露目があるそうです。楽しみです!

おっと、それからもうひとつ。
この地区で話題になっているもの。
「田んぼアート」です。

いよいよその収穫作業の日が近づいてきました。
稲刈り体験参加者募集だそうです。


広瀬市民センターの佐藤館長には、この夏米沢で行われた全国田んぼアートサミットにもご参加いただきました。そういう意味でもこのむすび丸がデザインされた仙台の田んぼアート、なんだかとっても親しみがわいてきます。
私も稲刈り参加してみようかな!(^^)!

2014年9月5日金曜日

チラシ~ウエスト・エンドの断片(1)

せっかくこの夏はイギリスを旅したので、
「ウエスト・エンドの断片」と題して、
もう少しその記憶を書き留めておこうと思う。
現地からこのブログに書き込んだ出来事もあるけれど、書きたいことは無限と言っていいくらいにある。

まずはこの「ウエスト・エンド」という言葉。
基本的には、ロンドンの中心部から見て西側の地区をさす言葉であるけれど、そのあたりは劇場街でもあり、ニューヨークのブロードウェイと対照させて、ロンドンのミュージカルをウエスト・エンドと称することもある。

そのウエストエンドあたりを歩くと、すぐにこんなふうなチラシを手に入れることができる。
ためしに手元のチラシで比較的メジャーどころを机の上に並べてみた。


ちょうどA4の紙を三つ折りにしたような大きさ。
もちろん、この写真にある演目よりもはるかに多くの作品が日常的に上演されている。日本の演劇事情、劇場環境と英国のそては大きく異なるということが、チラシや演目の多さでもすぐにわかる。
そして、世界的にヒットしているミュージカルの多くは、ロンドンが初演地である。

この夏の私の旅は、演劇作品を観ることが目的ではなかったけれど、それでもいくつかの作品は観た。これまでのブログ記事に加えて、コラム的に、不定期になるかと思うが記憶を書きだしてみようと思う。
もちろん、ウエストエンドという地区のことに限らず、異国で過ごしたこの夏の記憶や感覚を全般的に。

2014年9月4日木曜日

Groove7 今年もJazz Fes. に出演しま〜す


今年も仙台にこの季節がやって来ました。
定禅寺通りストリートジャズフェスティバル。
パンフレット入手。


七ケ浜町のパーカッショングループ、Groove7(グルーブセブン)も出演いたします。


おっ、パンフにカラーで写真が載っていますね!



皆さんの暖かいご声援、演奏者、関係スタッフ共々お待ちいたしておりま〜す(^-^)


2014年9月3日水曜日

三十数年ぶり、三十数年来

一昨日は、30数年ぶりに旧友2人と再会し盃を交わしました。
お互いに出逢ったころは、まだ18,19歳の頃。それぞれ青森、秋田、山形生まれの3人は、将来への夢など語り合ったものでした。同じ釜の飯を喰って過ごした日々。今でもそれは宝物です。

30数年経って3人集まれば、それぞれ医学部の教授や会社の経営者になっていました。職業的にはみんな異業種の関係ですが、翌日になって思ったのは、3人とも何か新しいものを創る、生み出す、という仕事に関わっているという共通項があることでした。
そんな男が3人。いろは横丁あたりで乾杯が始まりました。私以外の2人は当時から凄い秀才でありましたから、記憶力も抜群。ゆえに私が忘れているような当時のエピソードも次々と飛び出して、可笑しいやら楽しいやら。

外のそぼ降る雨とは裏腹に、昔と変わらず哲学、宗教、医学、文学、政治と、縦横無尽の話題で盛り上がった我々は「また逢おう」と約束して、別れたのでありました。

一方、同じように30数年前に出逢って、未だにお付き合いの続いている税理士のT先生。
昨晩は弊社の月例会計監査においで頂きました。
T先生も独立されて20年になるのだそうです。早いものです。
一通りの監査を終了し、担当社員も交え「月に一度の贅沢」。


ダイエットは明日からにしようっと(笑)

50も半ばに差し掛かろうとするこの歳に、20歳前後に知り合った友人たちとお付き合いが続いていること。それは、不思議な感じと共にありがたく、ひとたび逢えば、若い頃のように、自分たちの将来に無限の可能性を感じてしまう感覚となる貴重な時間でもあります。


2014年9月1日月曜日

読書会

昨日は The Shakespeare Company の読書会にお邪魔いたしました。
主宰の下館和巳東北学院大学教授の他、宇野毅明治大学教授も同席され、私はカンパニーメンバー向けに、この夏のイギリス研修の報告をさせていただきました。
(会議の途中、自分で撮った写真なので、椅子に上着しかありませんが(笑))


下館先生の読書会の内容は勿論、宇野先生はイギリス社会論のご専門だけあってアドバイスをお願いすると、非常に興味深いご発言を頂き勉強になりました。

久しぶりに大学ゼミのような気分!おもしろかったなぁ。