昼食はメキシコで、ディナーはタイ。
半日で太平洋を巡りました。
と言っても、お食事の話。
友人のナビゲートで充実の21世紀江戸ライフでありました。
MUCHO -MODERN MEXICANO-(丸の内)にて
近代的なたたずまいのなかに、陽気で明るいスポットが出現しているような印象でした。
昼も夜も大盛況のお店のようです。
そして、夜は…
プァンタイ (新宿)にて
昨夜のお料理、すべて私の口に合いました。
誘ってくださった友人たちに感謝感謝!
一方、プァンタイの家庭的な雰囲気に誘われたのか、お店の入り口に来客が。
「写真撮っていいですか」と話しかけると、
「いいけど、きれいに撮ってね」と言われた気がしました。
すいません、ちょっとピンボケでした(笑)
まねきねこだったのでしょうかね。
新宿の大久保駅近く、不思議なアジアンテイストに包まれた一夜でした。
2015年2月18日水曜日
2015年2月17日火曜日
新印象派
雨の東京を歩くのもいいものです。
以前から少し気になっていた「新印象派」という展覧会に行ってきました。
絵はほとんど描けないし、絵画の知識があるわけでもありません。しかし、絵を見ることは好きなのです。
珍しく館内で「音声ガイド」なるものを利用してみました。
門外漢でありますから当然と言えばそうなのでありますが、知らないことや、新たな発見の連続でした。
いろんなことを知るということは、大変楽しく感じます。そして「美」に触れるときはなおさら。
絵を見て回るうちに、若い頃から、もっともっといろんな知識に貪欲に、敏感になるべきであったと、少々自責の念を抱きつつ、残された時間で精一杯のことはしようと、なんだか決意にも似た気持ちが湧いてきました。
もっともっと知りたい、観たいと思う感情は、
ある種、恋心にも通じるものがあります。
恋心は理想と現実の狭間をたゆたうファンタジーです。
それはいつの時代も気持ちを若返らせ、血を沸かせ、
無意識にその人をリフレッシュする力となっているのかもしれません。
なぜか抹茶アイスが飲みたくなり、カフェで休憩。
外の雨を眺めながら、そんなことを考えていました。
以前から少し気になっていた「新印象派」という展覧会に行ってきました。
絵はほとんど描けないし、絵画の知識があるわけでもありません。しかし、絵を見ることは好きなのです。
珍しく館内で「音声ガイド」なるものを利用してみました。
門外漢でありますから当然と言えばそうなのでありますが、知らないことや、新たな発見の連続でした。
いろんなことを知るということは、大変楽しく感じます。そして「美」に触れるときはなおさら。
絵を見て回るうちに、若い頃から、もっともっといろんな知識に貪欲に、敏感になるべきであったと、少々自責の念を抱きつつ、残された時間で精一杯のことはしようと、なんだか決意にも似た気持ちが湧いてきました。
もっともっと知りたい、観たいと思う感情は、
ある種、恋心にも通じるものがあります。
恋心は理想と現実の狭間をたゆたうファンタジーです。
それはいつの時代も気持ちを若返らせ、血を沸かせ、
無意識にその人をリフレッシュする力となっているのかもしれません。
なぜか抹茶アイスが飲みたくなり、カフェで休憩。
外の雨を眺めながら、そんなことを考えていました。
肉欲
どうしても、食べたくなって行ってしまう場所がある。
ただし、一人で行くことはなく、たいてい友人と出向く。
本塩釜駅前の「ひょうたん」。
昨夜は幻のメニュー「アブラ」にありつけた。それを七輪の網の上に載せれば、あっという間にメラメラと燃え上がる肉欲(笑)
カリッと表面が焼きあがった頃、この味は最高潮に達する。これは単なるホルモン焼きである。しかし、このお店のそれは格別で、ひと月も食べないでいたら、少しイラつく。なぜなのかはわからない。ひょっとすると電車に乗ってホルモンを喰いに行くという行為が好きなのかもしれない。
肉欲を満たした後は、行きつけのバーで終電まで友人たちと語りあう。昨夜は、日本の音楽と絵画談義で盛り上がった。
バーを出て、駅に向かう途中、冷たい風のなかにちょっぴり春の匂いを感じた。
仙石線各駅停車で本塩釜駅から仙台まで。30分程度の短い旅だけれど、私にとっては何とも言えない心地のよい時間なのであった。
ただし、一人で行くことはなく、たいてい友人と出向く。
本塩釜駅前の「ひょうたん」。
昨夜は幻のメニュー「アブラ」にありつけた。それを七輪の網の上に載せれば、あっという間にメラメラと燃え上がる肉欲(笑)
カリッと表面が焼きあがった頃、この味は最高潮に達する。これは単なるホルモン焼きである。しかし、このお店のそれは格別で、ひと月も食べないでいたら、少しイラつく。なぜなのかはわからない。ひょっとすると電車に乗ってホルモンを喰いに行くという行為が好きなのかもしれない。
肉欲を満たした後は、行きつけのバーで終電まで友人たちと語りあう。昨夜は、日本の音楽と絵画談義で盛り上がった。
バーを出て、駅に向かう途中、冷たい風のなかにちょっぴり春の匂いを感じた。
仙石線各駅停車で本塩釜駅から仙台まで。30分程度の短い旅だけれど、私にとっては何とも言えない心地のよい時間なのであった。
2015年2月16日月曜日
ダンスパーティー
20年近いお付き合いのある知人Sさんから、ずいぶん前にセンセとともにご招待を受けていたダンスパーティー。昨日参加しました。といっても踊ったわけではありません(笑)
写真は、参加された一般の方々がダンスを楽しんでおられる様子です。
会場には、恐らく200名近い方がおられたのではないでしょうか。お目当ての知人の演技は、独創性と品格を併せ持ち、客席からブラボーが飛び交うほどの素敵な表現でした。このパーティーの最後には、プロの先生方のデモンストレーション演技がありました。
目の前で繰り広げられるプロの方々ならではの圧倒的な美しさや楽しさをダンス表現を楽しませて頂きました。
実のところ、生まれて初めて「社交ダンス」のパーティーに出かけたのですが、非常に勉強になりました。ディナーも含め5時間近いプログラムでしたが、飽きの来ない内容。とても楽しめました。
主催の先生からは競技ダンスについてのお話なども少し伺うことが出来て、大変ためになりました。
不肖ヒロセ純、プロデューサーとしてはまだまだ修行の身。古今東西様々な分野の様々な表現、そしてそこにどんな楽しさが存在しているのか、死ぬまで勉強を続けなければと感じた一日でありました。
写真は、参加された一般の方々がダンスを楽しんでおられる様子です。
会場には、恐らく200名近い方がおられたのではないでしょうか。お目当ての知人の演技は、独創性と品格を併せ持ち、客席からブラボーが飛び交うほどの素敵な表現でした。このパーティーの最後には、プロの先生方のデモンストレーション演技がありました。
目の前で繰り広げられるプロの方々ならではの圧倒的な美しさや楽しさをダンス表現を楽しませて頂きました。
実のところ、生まれて初めて「社交ダンス」のパーティーに出かけたのですが、非常に勉強になりました。ディナーも含め5時間近いプログラムでしたが、飽きの来ない内容。とても楽しめました。
主催の先生からは競技ダンスについてのお話なども少し伺うことが出来て、大変ためになりました。
不肖ヒロセ純、プロデューサーとしてはまだまだ修行の身。古今東西様々な分野の様々な表現、そしてそこにどんな楽しさが存在しているのか、死ぬまで勉強を続けなければと感じた一日でありました。
2015年2月15日日曜日
仙台にもやってくる!「むかしむかしゾウがきた」
標記のミュージカル「むかしむかしゾウがきた」がいよいよ仙台にやってくるのだそうです。
台本の梶賀千鶴子(SCSミュージカル研究所主宰)センセにご挨拶ということで、昨日は事務所に劇団四季の方々がお見えになりました。
この作品、私も拝見しておりますが、登場する実物大のゾウは本物ではなく、いわゆる人形、パペットであります。
それで思い出したことがありました。
昨年秋に都内で友人の大学関係者M氏と、演劇関係者O氏と3人で別件にて会談した折、私が ロンドンで見てきたWar Horseの話をしたところ、O氏もそれをご覧になっていて、日本の文楽を思い出したということでした。
そのことに端を発し、3人でパペット劇の論議に。
その中で、演劇業界に40年以上も関わっているO氏が「むかしむかしゾウがきた」の「道行(みちゆき)」の場面は、梶賀さんが作ったもの中でも、もっとも秀逸な場面の一つですね、ということを仰っていました。
身内のこと乍ら嬉しく、実際昨年暮れに同作品に改めて触れる機会があったとき、その言葉を思い出しながら観ていて、なるほど、と納得したものでした。最後は、観ていてホロっとしてしまった昨年暮れのミュージカル「むかしむかしゾウがきた」。その作品が仙台もやってきます。
公演は5月2日(土)(東京エレクトロンホール宮城)。
台本の梶賀千鶴子(SCSミュージカル研究所主宰)センセにご挨拶ということで、昨日は事務所に劇団四季の方々がお見えになりました。
この作品、私も拝見しておりますが、登場する実物大のゾウは本物ではなく、いわゆる人形、パペットであります。
それで思い出したことがありました。
昨年秋に都内で友人の大学関係者M氏と、演劇関係者O氏と3人で別件にて会談した折、私が ロンドンで見てきたWar Horseの話をしたところ、O氏もそれをご覧になっていて、日本の文楽を思い出したということでした。
そのことに端を発し、3人でパペット劇の論議に。
その中で、演劇業界に40年以上も関わっているO氏が「むかしむかしゾウがきた」の「道行(みちゆき)」の場面は、梶賀さんが作ったもの中でも、もっとも秀逸な場面の一つですね、ということを仰っていました。
身内のこと乍ら嬉しく、実際昨年暮れに同作品に改めて触れる機会があったとき、その言葉を思い出しながら観ていて、なるほど、と納得したものでした。最後は、観ていてホロっとしてしまった昨年暮れのミュージカル「むかしむかしゾウがきた」。その作品が仙台もやってきます。
公演は5月2日(土)(東京エレクトロンホール宮城)。
2015年2月14日土曜日
新解釈「ヴェニスの商人」あっぱれ
東北学院大学教養学部「俳優修業ゼミ」。
その「口頭試問卒業公演」にお邪魔してきた。
芸術大学ではないところ、しかも「教養学部」でのシェイクスピア劇の上演である。
学生たちが2年間かけてシェイクスピア劇を翻訳し、翻案する。さらにそれを「上演」するというところまで。彼らにとっては未体験ゾーンの連続。まさに「修行」に近い状態だと思うのだが、これは人気のゼミ。
その証拠に、昨日に引き続き泉キャンパス内に出現した学生たちの「劇場」は、開場前からお客さまが並び満席。
さらに今日は立見席まで出た盛況ぶりであった。小雪がちらつく天気にも関わらず、大勢のお客様に足をお運びいただいた。このゼミの芸術顧問を拝命している立場から、この場をお借りして皆さまに心からの感謝を申し上げる次第である。
学生たちが練りに練って翻案した作品。演出にも演技にも光るものがあった。アンドロイドが登場したことも新鮮。一見奇抜に思えることもやってみることが、未来をつくる彼らの大切な作業である。
ひょっとすると、彼らが老人となる頃には、家事や介護はアンドロイドがやっているかもしれない…などということがチラっと脳裏をかすめた。
学生諸君、2年間の集大成、とにもかくにも「あっぱれ」でありました。そして千秋楽おめでとう。
このあとには下館教授による恒例の自家製ラーメン&マグロの握りの打ち上げが待っていますよ~
(^^)/。
その「口頭試問卒業公演」にお邪魔してきた。
芸術大学ではないところ、しかも「教養学部」でのシェイクスピア劇の上演である。
学生たちが2年間かけてシェイクスピア劇を翻訳し、翻案する。さらにそれを「上演」するというところまで。彼らにとっては未体験ゾーンの連続。まさに「修行」に近い状態だと思うのだが、これは人気のゼミ。
その証拠に、昨日に引き続き泉キャンパス内に出現した学生たちの「劇場」は、開場前からお客さまが並び満席。
さらに今日は立見席まで出た盛況ぶりであった。小雪がちらつく天気にも関わらず、大勢のお客様に足をお運びいただいた。このゼミの芸術顧問を拝命している立場から、この場をお借りして皆さまに心からの感謝を申し上げる次第である。
学生たちが練りに練って翻案した作品。演出にも演技にも光るものがあった。アンドロイドが登場したことも新鮮。一見奇抜に思えることもやってみることが、未来をつくる彼らの大切な作業である。
ひょっとすると、彼らが老人となる頃には、家事や介護はアンドロイドがやっているかもしれない…などということがチラっと脳裏をかすめた。
学生諸君、2年間の集大成、とにもかくにも「あっぱれ」でありました。そして千秋楽おめでとう。
このあとには下館教授による恒例の自家製ラーメン&マグロの握りの打ち上げが待っていますよ~
(^^)/。
2015年2月13日金曜日
魔法を捨てたマジョリン
このブログ記事でも度々ご登場いただいておりますSCSミュージカル研究所主宰、梶賀千鶴子センセ。
彼女の台本によるミュージカル「魔法を捨てたマジョリン」東京公演がいよいよ来月3月21日(土)から開幕です。
劇団四季ミュージカルのなかでも、何度も再演されている人気作品のひとつ。 梶賀センセ本人曰く「はるか昔に書いた作品」なのだそうです。しかし、はるか昔って、一体いつのことなのでしょう…最近SCS内部では「マジョリンって、ほんとはセンセ?」なんてウワサも(笑)
せっかくなので、ちょっぴり宣伝をさせていただきます。詳しくは下記チラシをご参照くださいませ。
またYouTubeにて、プロモーションビデオも視聴できるようです。
お時間のあるかたは、こちらもぜひご覧あれ。
彼女の台本によるミュージカル「魔法を捨てたマジョリン」東京公演がいよいよ来月3月21日(土)から開幕です。
劇団四季ミュージカルのなかでも、何度も再演されている人気作品のひとつ。 梶賀センセ本人曰く「はるか昔に書いた作品」なのだそうです。しかし、はるか昔って、一体いつのことなのでしょう…最近SCS内部では「マジョリンって、ほんとはセンセ?」なんてウワサも(笑)
せっかくなので、ちょっぴり宣伝をさせていただきます。詳しくは下記チラシをご参照くださいませ。
またYouTubeにて、プロモーションビデオも視聴できるようです。
お時間のあるかたは、こちらもぜひご覧あれ。
2015年2月12日木曜日
English Tea
昨年の夏はよく飲んだのだけれど、近頃、紅茶を飲む機会が少なくなっていました。
そこで、昨日、気の合う友人と建国記念日の話(笑)をするのに利用したお店。
POLLY PUT THE KETTLE ON
家庭的な雰囲気のなかでイングリッシュ・ティー&スコーン。
以前友人の英国人と待ち合わせで一度来たことのあるお店です。
メニューには料金をポンドでも併記してあって(ポンドでも支払可能らしい)、仙台に居ながら英国情緒をちょっぴり味わえます。
英国茶に興味のある方は訪ねてみてはいかがでしょう。仙台の木町通小学校の近く。上の店名をクリックすると情報ページに飛びます。紅茶の味は、まさに英国そのもの。
昨日の仙台は、雲の多い天気だったのですが、英国っぽくてそれも良かったかな(笑)
そこで、昨日、気の合う友人と建国記念日の話(笑)をするのに利用したお店。
POLLY PUT THE KETTLE ON
家庭的な雰囲気のなかでイングリッシュ・ティー&スコーン。
以前友人の英国人と待ち合わせで一度来たことのあるお店です。
メニューには料金をポンドでも併記してあって(ポンドでも支払可能らしい)、仙台に居ながら英国情緒をちょっぴり味わえます。
英国茶に興味のある方は訪ねてみてはいかがでしょう。仙台の木町通小学校の近く。上の店名をクリックすると情報ページに飛びます。紅茶の味は、まさに英国そのもの。
昨日の仙台は、雲の多い天気だったのですが、英国っぽくてそれも良かったかな(笑)
2015年2月11日水曜日
稽古場にモニター
マスターコース研究生たちのリクエストに応じて、
お稽古場にモニターを設置いたしました。
今日は休日だというのに、熱心な研究生たちはお稽古場に集まっています。さっそくマスターコースのお姉さんたちがセンセとともに画面を観ながら振付けの研究を行っています。
こうした振付け研究などは、いままで3Fの事務所に集まってもらってやっていたのだけれど、 考えてみれば、こうして稽古場にあったほうが断然良いよね。
いままで気づかずごめんね。
思う存分活用してくださいませ〜
お稽古場にモニターを設置いたしました。
今日は休日だというのに、熱心な研究生たちはお稽古場に集まっています。さっそくマスターコースのお姉さんたちがセンセとともに画面を観ながら振付けの研究を行っています。
こうした振付け研究などは、いままで3Fの事務所に集まってもらってやっていたのだけれど、 考えてみれば、こうして稽古場にあったほうが断然良いよね。
いままで気づかずごめんね。
思う存分活用してくださいませ〜
2015年2月10日火曜日
Bushido: The Soul of Japan
新渡戸稲造博士が1900年(明治33年)に米国で発表されたとされる表題の本、日本においては矢内原忠雄先生の翻訳による「武士道」という書物で有名である。私は10歳から18歳まで、ほぼ毎日のように剣道に親しんだせいもあってか、学生時代にこの書物に夢中になった記憶がある。
先日SCS「おとなクラス」の稽古終了後、SCSメンバー最高齢の松野豊先生と立ち話をしていた。先生のお母様が1900年生まれで、先生は1930年生まれ、そして結婚したのが1960年…、実に30年ごとの区切りなのです。というお話をされて笑っていらした。
ちなみに私が生まれたのは1961年。先生とのお話のなかで1900年代と私の体感距離が狭まったように感じた。さて、そのことが伏線となっていたのかどうか、その1900年に発表された「武士道」をそれこそ、30年ぶりに買い直し、先日から読み直している。
すると、若い頃には全く気が付かなかった深みが見えてきた。感動したセンテンスは数多くあって、紹介を始めたら際限がなくなるからここではやめておこう。しかし、この書物に出てくるサムライたちと、この30年間で、舞台制作やミュージカルで関わってきたことには驚いた。伊達政宗、支倉常長、上杉鷹山…ミュージカルではないけれども、上杉鷹山公は、我が母校、米沢興譲館の創始者でもある。インプリンティングされてことが沢山ある。またプロデューサーを拝命している米沢のミュージカルグループ「伝国座」の名前も鷹山公の「伝国の辞」から頂いている。そんな折、ジョン・F・ケネディ大統領のご令嬢キャロライン駐日大使が就任され、彼女の口から鷹山公の名前が出てきたときには驚いた。そのことは、地元の米沢でもそれまで確証が無いと、公の場で口にすることははばかられてきたからだ。
読売新聞(2013.11.27記事)より
(以下引用)
父ジョン・F・ケネディ元大統領が、江戸時代の米沢藩の名君とされる上杉鷹山を尊敬し、「あなたが国家に対して何ができるかを自問してほしい」と述べた就任演説に代表される考え方に影響を与えたと紹介した。
(以上引用 )
どんな時代のどんな偉人にも師となる人や先達は居たのである。
私たちが舞台作品や音楽を作ろうとするときに、その学びに素直に導かれてよいのであろう。
先人、先達の知恵や哲学、その生き方に学ぶことは多い。
先日SCS「おとなクラス」の稽古終了後、SCSメンバー最高齢の松野豊先生と立ち話をしていた。先生のお母様が1900年生まれで、先生は1930年生まれ、そして結婚したのが1960年…、実に30年ごとの区切りなのです。というお話をされて笑っていらした。
ちなみに私が生まれたのは1961年。先生とのお話のなかで1900年代と私の体感距離が狭まったように感じた。さて、そのことが伏線となっていたのかどうか、その1900年に発表された「武士道」をそれこそ、30年ぶりに買い直し、先日から読み直している。
すると、若い頃には全く気が付かなかった深みが見えてきた。感動したセンテンスは数多くあって、紹介を始めたら際限がなくなるからここではやめておこう。しかし、この書物に出てくるサムライたちと、この30年間で、舞台制作やミュージカルで関わってきたことには驚いた。伊達政宗、支倉常長、上杉鷹山…ミュージカルではないけれども、上杉鷹山公は、我が母校、米沢興譲館の創始者でもある。インプリンティングされてことが沢山ある。またプロデューサーを拝命している米沢のミュージカルグループ「伝国座」の名前も鷹山公の「伝国の辞」から頂いている。そんな折、ジョン・F・ケネディ大統領のご令嬢キャロライン駐日大使が就任され、彼女の口から鷹山公の名前が出てきたときには驚いた。そのことは、地元の米沢でもそれまで確証が無いと、公の場で口にすることははばかられてきたからだ。
読売新聞(2013.11.27記事)より
(以下引用)
父ジョン・F・ケネディ元大統領が、江戸時代の米沢藩の名君とされる上杉鷹山を尊敬し、「あなたが国家に対して何ができるかを自問してほしい」と述べた就任演説に代表される考え方に影響を与えたと紹介した。
(以上引用 )
どんな時代のどんな偉人にも師となる人や先達は居たのである。
私たちが舞台作品や音楽を作ろうとするときに、その学びに素直に導かれてよいのであろう。
先人、先達の知恵や哲学、その生き方に学ぶことは多い。
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