雨の東京を歩くのもいいものです。
以前から少し気になっていた「新印象派」という展覧会に行ってきました。
絵はほとんど描けないし、絵画の知識があるわけでもありません。しかし、絵を見ることは好きなのです。
珍しく館内で「音声ガイド」なるものを利用してみました。
門外漢でありますから当然と言えばそうなのでありますが、知らないことや、新たな発見の連続でした。
いろんなことを知るということは、大変楽しく感じます。そして「美」に触れるときはなおさら。
絵を見て回るうちに、若い頃から、もっともっといろんな知識に貪欲に、敏感になるべきであったと、少々自責の念を抱きつつ、残された時間で精一杯のことはしようと、なんだか決意にも似た気持ちが湧いてきました。
もっともっと知りたい、観たいと思う感情は、
ある種、恋心にも通じるものがあります。
恋心は理想と現実の狭間をたゆたうファンタジーです。
それはいつの時代も気持ちを若返らせ、血を沸かせ、
無意識にその人をリフレッシュする力となっているのかもしれません。
なぜか抹茶アイスが飲みたくなり、カフェで休憩。
外の雨を眺めながら、そんなことを考えていました。
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